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国内外製エアソフトガンを、詳細にレビューしています。

KSC  HK45 スライド・ヘビーウエイト ブローバックガスガン

 

レビューページ メニュー

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

 

KSC  HK45 スライド・ヘビーウエイト ブローバックガスガン

 

KSC HK45 スライドHW ブローバック

ブローバックガスガン

可変ホップアップシステム

全長   204mm

重量   900g

装弾数     29発

価格   21,600円 (税込み)

KSC  HK45 スライド・ヘビーウエイト ブローバックガスガン

 

外観レビュー

KSCさんのブローバックガスガンの楽しみの一つは、通常タイプに加えてヘビーウエイト仕様もモデルアップしてくれるところ。

全てのモデルで、とはいきませんがね。

でも、同じモデルで違った質感や撃ち心地を味わえるのは、選択肢も増えるし楽しいです。

このHK45も通常タイプは、すでにレビューしていますので合わせて見てもらえばいいかな。

なので省略させてもらう箇所もありますので・・・。

今回のスライドヘビーウエイトモデルは、ポリマーフレームオートのスライドとフレームの質感のコントラストが、見た目のリアリティという点で通常タイプより格段に良くなってますね。
KSCのヘビーウエイトの質感は、表面のザラザラ感が特徴なんですが今回はそのザラザラは若干控えめ。

その風合いは、手に持って眺めているだけでも、所有する満足感を満たしてくれるものです。

これは、例えば金属感バリバリのウエスタンアームズのカーボンブラックとはまた違った質感で、ワインで言うならフルボディとミディアムボディみたいな違いか。

って全然伝わってないかな?

KSC  HK45 スライド・ヘビーウエイト ブローバックガスガン
KSC  HK45 スライド・ヘビーウエイト ブローバックガスガン

そしてリアルな刻印類も、KSCエアガンの醍醐味のひとつ。

エキストラクターも別パーツで、実銃の雰囲気を見事に再現しています。

 

KSC  HK45 スライド・ヘビーウエイト ブローバックガスガン

リアルと言えば、左側のスライドストップレバー・シャフトは実銃通り右側スライドストップレバーを貫通しています。

なので分解時に左側スライドストップを抜くと、写真の様にぽっかり穴があきます。
(マルイ製は非貫通のダミー)

KSC  HK45 スライド・ヘビーウエイト ブローバックガスガン

ヘッケラー&コックと言えば、この実銃の世界でも珍しいセイフティとデコッキングが一体化してる、コントロールレバー。
KSCでも完全に再現されています。

このレバー、あまり横に出っ張っていない様にも見えますがグローブを填めた指でも操作性は上々。

KSC  HK45 スライド・ヘビーウエイト ブローバックガスガン

グリップの滑り止め加工は、実銃とは模様が異なるものの、そのきめ細かさは近い物があります。

マルイ製は、もっと目が粗いです。

バックストラップはMサイズとSサイズに交換可能。

いくら最新のポリマーフレームオートのグリップと言えど、45口径の大型拳銃だけに、握り心地はやはりグリップの大きさを感じてしまう。

なので私の様な手が小さい人には、交換出来るバックストラップは少しでもフィット感をせ高めるには有り難い。

KSC  HK45 スライド・ヘビーウエイト ブローバックガスガン

グリップ内側には銃の操作をロックできるキーがあります。

子供さんがおられる家庭や、他人が興味本位で触る事での誤射による怪我や破損事故を防ぐことが出来ます。

また この銃は実銃と同様に、スライドを引いてチャンバーに初弾を送り込む操作をしないと、撃つ事が出来ない「リアルライブオペレーシヨン」を搭載しています。

なので弾とガスが装てんされてるマガジンを銃に挿しただけではダブルアクションのトリガーを引いても、ハンマーを起こしてトリガーを引いてもハンマーが「パチン」と落ちるだけ。銃は射撃アクションを起こしません。

普通のガスガンなら空撃ち状態でブローバックアクションをしてしまいます。

これはリアル感と安全性を兼ね備えた、凝ったシステムだと思います。

KSC  HK45 スライド・ヘビーウエイト ブローバックガスガン

ホップアップ調整は専用パーツをチャンバーに挿し、回転させて行います。

銃を分解しなくてもホップ調整が出来て便利ですがスライドをこの開きぐあいでキープしておくのが、少し面倒。

KSC  HK45 スライド・ヘビーウエイト ブローバックガスガン

マガジンリリースレバーはアンビ(両側操作可能)タイプ。

レバーを押し下げるとマガジンのロックが解除され、抜け落ちます。

一般的なボタンタイプに馴れていると、素早さが身につきませんが・・・・好みかな~?

KSC  HK45 スライド・ヘビーウエイト ブローバックガスガン

 

KSC  HK45 スライド・ヘビーウエイト ブローバックガスガン

そのマガジンは大きく、右側のマルイ製と比べてもひと回り違いますね。

リアルに再現されている亜鉛合金の一体型マガジンの装弾数は29発。

写真の様にマガジンフォロアーが一番下でロック出来るので、弾を装てんする時は、フォロアーを指で下げておく必要が無いので、楽で便利。

実射


重量900gの大きくてズッシリした存在感。スライドの操作感や音もそこそこ良い。

射撃はドンと期待通りの重さのブローバックです。

さすがに大型拳銃のヘビーウエイトスライドなので、ブローバックは多少モッサリ感があるかな。

因みにとマルイ製と撃ち比べてみると、マルイ製の方が素早くて作動がキビキビしています。

その素早さのお陰か、リコイルショックもKSC製より重くかんじます。

まあ、比べれば多少・・・・というレベルなので、決してKSC製が良くないという意味ではありません。

が、マルイ製もリコイルショックが重い味付けの仕様にされているとはいえ、ヘビーウエイト仕様の銃よりリコイルショックが大きいなんて。

やっぱり気になるのでスライドの部分の重量を測ってみました。

KSC  HK45 スライド・ヘビーウエイト ブローバックガスガン

右側のKSC製が232gでマルイ製が208g。と24gほどの微妙な差。

これはあまり差が無いと言えますかな~?

なのでマルイ製も、ガツンと来るコイルショックを演出するためにかなりスライド部分を重くしているみたいですね。

ただ作動に関しては、前回発売間もないノーマルタイプのHK45をレビューした時には、スライドストップレバーの作動が悪く全弾撃ち尽くしてもまったくスライドストップしない。

それどころか、中途半端なスライドストップレバーの動きのせいで、絶望的な速さでスライドストップノッチが変形してしまうという現象が発生していました。

今回の物は改善されているのかスライドストップは完璧に作動し、ノッチの削れや変形も今のところほぼ無し。

また、2011年頃から採用され始めたホップアップの新型ラバーチャンバーのお陰で、集弾性と安定性は抜群と言えます。

これは以前の実射性能と比べると「劇的」とも言える程のものだと思います。

撃ってよし、手にとって眺めるのも良し。

コレクターの方から実戦派の方まで、幅広いニーズに対応するエアガンに仕上がっているお勧めの一丁ですね。

実戦でグローブ填めていたら、これくらい大きい銃の方が使いやすいのかな?

距離 7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾10発

 

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マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

 

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〇はじめに

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

はじめに

マルシンからCO2ガス仕様のM1カービンが発売され、同じCO2ガス仕様の固定スライド・ハンドガンも登場しました。

そして、いよいよCO2仕様のブローバック・ハンドガンが作られると知った時には心躍りました。

まあ正直「なんでファイブセブン?」と思ったのも確かですが。

で、改めて6mmBB弾・通常ガス仕様のケースレスブローバック・ハンドガンのラインナップを見てみると・・・・・・んー既存モデルを使うとなると、これしかないか~と、妙に納得。

CO2ガス・カートリッジをマガジンに収納するとなると、ある程度幅が必要ですからねー。

全く新規からのスタートとなると、もっと発売時期が遅くなったでしょうしファイブセブンだったのは、至極必然だったのかもしれません。

となると、第2弾は・・・?、と少し不安に。

初回生産分にはCO2ガス・カートリッジ3本おまけ付きです。

実銃のファイブセブンは、ベルギーのFN社が開発したオートマチック・ピストルで、同社の短機関銃P90と同じ5.7×28mm小口径高速弾を使用します。
なのでP90使用時のサイドアーム的存在で、個人的にはそれしか考えられない個性的な形状をしています。

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン
マルシン FNファイブセブン CO2
CO2ガス仕様ブローバックガスガン

可変ホップアップシステム

全長   210mm

重量   780g

装弾数     22発

価格   25000円 (税抜き)

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

 

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

 

外観レビュー

では、外観から・・・・

実銃のファイブセブンのスライドも、スチールの表面をプラスチックで覆っているので、トイガンとしては、表現しやすいかな。

実銃も見た目ほんとにトイガンぽい。

マルシン・ファイブセブンのスライドも、実銃と同じ二重構造なのはリアル。

スライドとフレームのプラスチックの質感が違うのですが、フレーム部分のプラスチックの艶は、もう少し控えめな方が好みでした。
ついでに欲を言うと、実銃では2013年に「Five-seveN MK2」っていう新モデルが発表されてて、スライド前部にセレイションが追加され、ボタンやレバー等の操作系が灰色から黒色に変更。

リアサイトの形状も変更されててなかなかカッコ良く変身していたので、できれば最新バージョンで登場して欲しかった。

まあ、今後に期待しましょう。

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

マルシン・ウエッブサイトの商品説明によると、チャンバーの刻印クロームメッキ後サテーナ仕上げのライセンスプレート、そして初回生産限定アウターバレル先端ブルーイング処理は、日本仕様のみとのこと。

 

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

セイフティはアンビタイプ(左右両側から操作出来るタイプ)。

銃をグリップしてる人差し指で操作出来ますが、操作は適度に軽く節度感もあって使い易いです。

セイフティと言えば、ガバメント等のサムセイフティ(グリップしてる親指で操作出来る)に慣れ親しんでるので、最初は戸惑いますが、慣れればスムーズに操作できて便利です。

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

スライドストップ・リリースレバーもベストポジションにあって、スムーズに操作できますが、マガジンキャッチ・リリースレバーは、大きくて突き出てる割りに縦長なグリップが災いして、グリップしてる親指が届き難く私の様な指の短めな人には、ちと使いづらいです。

まあ手が大きい人なら問題ないことですけど。

でもやっぱり、見た目の形以外でファイブセブンを敬遠してしまうのは、この縦長でシックリこないグリップのせいなんですよね。
まあ、実銃のファイブセブンは、その名が示す通り5.7×28mm小口径高速弾を使用するので、この弾を収めるために、グリップも縦長になってるんですけど。

なので、グリップし難い縦長グリップも5.7×28mm小口径高速弾を使用してる証・・・

これがファイブセブンなんだ!!・・・・・と思いながら撃つべし・・・と言うか、撃つしかない。

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

リアサイトは上下左右調節出来る、フルアジャスタブルタイプ。

フロント・リアサイト共にホワイトドットが入れられてるので狙いやすいです。

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

アンダーマウントレイルにフラッシュライトを装着してみたら、ピッタリフット。

このフラッシュライトはレプリカなのですが、そのせいかレイルの溝にライトのロックが掛からない事が多かったのですが、このファイブセブンの場合相性が良かったのかピッタリとロック出来て、気分が良い。

見た目も格段にカッコ良くなったでしょ?

んー特殊部隊ぽくていい感じかな。

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

ホップ調節は、なんとマルイと同じ様なチャンバー下に設置されたダイヤル式に進化しています。

でもマルイ製と違って、フレームからスライドを外しただけでは、ダイヤルは回し難いです。

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

かと言って、毎回スライドからチャンバーを外すまでして、調整するのは面倒。

正解は、スライドにはまってるチャンバーを少し前進させて、そのまま下にダイヤルが回せる位まで、ずらしてやるってのが簡単かな。

まあ、ホップ調整もそんなに頻繁にする物でもないですが。

 

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

そしてなんと、スライド内側にはスライドストップ・ノッチの削れ対策に金属プレートが装備されています。

新型ホップといい、ノッチ・フレートといい、なんかマルシンさん・・・

本気モードですな。

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

 

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

さて、ガス・カートリッジのマガジンへの装着ですが、これは実に簡単。

マガジン底のフタを開け、カートリッジをいれてフタを強く閉めれば完了。

フタを閉める専用レンチは、ロゴやマークが入った凝った物。

ここまで高級感出さなくても・・・・と思っちゃいますねー。

実射

スライドの操作は、少し軽め。

ブローバックに関しては、CO2仕様M1カービンの作動がすごく普通だったので期待半分ってところでしたが、これは凄かった。

マルイ製のハードキックモデルのブローバックを「ビシッ!!」と表現するならこのCO2ファイブセブンは「バシッ!!」という感じ。分かり難い?

ブローバックスピード、リコイルショックや発射音など迫力が凄い。

一般的なHFC134aガスとは、ガス圧の違いを見せ付ける感じ。

もう、銃が壊れないか心配になるレベルです。

これでスライドがヘビーウエイトだったら凄い事に・・・・・・壊れるかな?

後はランニングコストが心配になりますが、今回ガスカートリッジ1本で

100発程度撃てたので、定価で言えば1本126円なので1発撃つのに1.26円ガス代がかかる事になります。

私の様なお座敷シューターが一回遊ぶにはカートリッジ1本使って丁度いい感じかな。

集弾性も劇的に良くなってます。以前のファイブセブンだと7mで的の一番外側の円に収まるのがやっと、というレベルでしたから格段の違いです。

ホップアップの完成度、というか弾の安定した飛びに関しては最近のKSCさんといい、なんかマルイさんに追い付け、追い越せ感がハンパないですなー。

という事で、ブローバックや実射性能で驚かされたファイブセブン。

こう言うとマルシンさんに失礼ですけど、今までのモデルからすれば真面目に凄い物作りすぎ・・・・かな。

ちなみに初速は、84.63m/sで、まあ当然だけど普通なセッティング。

 

距離7m  半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 10発

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

 

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〇実銃とエアガンのお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

実銃とエアガンのお話し

HK45は、アメリカ軍の正式拳銃M9の後継トライアルのために、ドイツのヘッケラー&コッホ社が、H&K P30をベースに作った物。

残念な事にトライアル自体は白紙になってしまったのですが北米向けに販売はされています。

なので、大口径好きなアメリカ人向けのため45口径のみのラインナップになっています。

国産エアガンでは、すでにKSCがモデルアップしていますが初期ロットの物は、全弾撃ち尽くした時のスライドストップが掛かり難いというお座敷シューターにとっては、雰囲気台無しとも思える症状が発生していたので(のちに改善されたかは不明)個人的に印象悪かったですね。

KSC HK45の場合、ノッチ削れ対策されていないのに、中途半端にスライドストップ・レバーがノッチに当たるもんだから、すぐにノッチが変形してしまいテンション下がりっぱなし・・・・・。

その点、ノッチ削れ対策では完璧を誇る(方法はともかくとして・・・)マルイ製の登場で久しぶりにテンション上がります。

大型拳銃ということで、その撃ち心地も気になる所ですねー。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

 

マルイ H&K HK45 ブローバック

ブローバック ガスガン

可変ホップアップシステム

全長   204mm

重量   782g

装弾数  26発

価格   16,800円 (税別)

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

 

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

 

外観レビュー

アメリカ軍と言えば特殊部隊向けの正式拳銃MK23(H&K社製45口径)があります。

こいつは高性能、高耐久性重視で作られているために大きくて重い。

「おまえはデザートイーグルか!!!」って位なんですがモデルアップされているエアガンも、リアルに凄い。

KSC製ブローバックガスガンMK23ヘビーウエイトモデルで全長245mm重量は1180gもある。

いくら特殊部隊ファンと言えど、こんな大きくて重いハンドガンを腰にぶら下げて一日中サバゲーなんて酷な話なのでは?

なので、実銃のトライアルは白紙になったとは言え、MK23の改良版とも言えるHK45に早速切り替えて、もしかしたらアメリカ軍の正式拳銃になってたかもしれないんだし・・・

と、自分に言い聞かせるのも良いかも。
(

実際サバゲーでMK23を使用されている方が、どれ位居られるか知りませんが)

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

次は9mm口径のポリマーフレーム・オートの代表格グロックと比べてみました。

写真はグロック18ですが、さすがに一回りサイズが違いますね。

シンプルなグロックに比べて、グリップ形状がかなり複雑に。

フレームのアンダーマウントレイルは、一見長くて便利そうですがレイル直後にトリガーガードの付け根があるし、グロックの様にラウンドした形状でもないので、使い勝手はグロックとあまり変わりなさそうです。

グロック信者の私としては、コンパクトなグロック位がベストサイズと思ってますし撃ち心地がKSC製にしろ、マルイ製にしろビシッと鋭く塊感があって良いんですよねー。

大型拳銃も嫌いじゃあないのですが、大きくなるとブローバックも大味になる傾向がありますので、なかなか入信には至りません。

結局撃ち心地が重要な選択要因になりますなー。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

次に本体を見てみると、まず目に飛び込んで来るのは複雑な形状のグリップ。

最新ポリマーフレームオートらしく、手に馴染むデザインが施されています。

グリップの滑り止め加工は、実銃は細かいうろこ状に対して、ランダムなブツブツ状。

でも良い感じに握り易くて好印象ですね。

実銃だと45ACP弾を10発おさめたマガジンを装てんしてるわけだから必然的にグリップも大きくなってしまうのですが、大型拳銃に有りがちなグリップの握り難さは、あまり感じられません。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

さらにバックストラップ(グリップの背面部分)は交換が可能。

付属している治具で、バックストラップを固定しているピンを押し出します。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

後は、矢印方向に引き出せばバックストラップは外せます。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

バックストラップはMサイズとSサイズが付属しています。

あまり劇的な変化はありませんが、Mサイズのほうが中央辺りの膨らみが大きい感じ。

写真ではよく分かりませんが、実際付け替えてグリップを握ってみると確かに握り心地に変化があります。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

軍や警察用なら、今時は当然の様にオートマチックもダブルアクションタイプです。

お座敷シューターだと、その必要性の無さから・・・またフィーリング的にシングルアクションの方が良いので、ダブルアクションは毛嫌いしてきましたが戦争物や警察関係が良く出る映画とか見てると、安全性と速射性を兼ね備えたダブルアクションも良いな~と見直してきました。(今更感強いですが)

実銃でもエアガンでも、チャンバーに弾を装てんした状態で携帯する場合ハンマーが起きた状態でセイフティを掛けておくより、デコッキングでハンマーを落としておく方が安心安全っていうもんです。

いざという時は、そのままトリガーを引けばダブルアクションで撃てますしさらに安全に携帯したい場合は、デコッキングしたうえでセイフティを掛けておけば完璧。

HK45の場合セイフティとデコッキングが1つのレバーで操作出来る優れものでハンマーが起きている状態でレバーを押し下げるとハンマーが半分ぐらいまで落ちてレバーを戻すと、写真の様にハーフコック位置まで落ちます。2段階落ちですな。

ちなみにハンマーがどんな状態でもセイフティを掛けることができます。

セイフティにすると、トリガーを引いてもスカスカになり撃つことができません。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

マガジンのリリースレバーはアンビタイプ(左右両側から操作可能タイプ)。

指で押し下げる感じに操作するのですが、普通のボタンタイプに慣れていると最初は戸惑います。

写真に映ってますが、スライドストップ・リリースレバーもアンビタイプ。

こちらは面白い、ってか非常に便利。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

通常分解は一般的な手順で、マガジンを抜き指定位置までスライドを後退させてスライドストップ・リリースレバーを引き抜けば、スライドは前方に抜けて外れます。

ただ、このHK45の場合右側にもスライドストップ・リリースレバーがあるので通常モデルの様に、反対側からリリースレバーの軸を押し出して外すという事が出着ません。

なので、レバーが引き抜き難い場合は、写真の様に付属のクリーニング・ロツドをグイグイっと差し込んで、レバーを浮かせて外してやります。

 

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

スライドを外すと、マルイのスライド・ノッチ削れ対策パーツが見えます。

ウエスタンアームズの様に、ノッチ部分に金属プレートを埋め込むというシンプルな  方法と違って、なんだか段々手が込んできてますなー。

全弾撃ち尽くしてスライドストップ・リリースレバーが上がると、連動して写真のパーツが上昇します。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

それがスライド内側金属パーツのへこみ部分に引っ掛かり、スライドがオープン状態で止まる仕組み。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

なので一見するとスライドストップリリースレバーがスライドに引っ掛かってスライドオープンしている様に見えますが、よーく見るとノッチとレバーの間には僅かに隙間があり、接触すらしていない事が分かります。

なのでノッチの削れや変形は起こりようが無いという訳。

まあ、リアリティより実用性を選択したマルイさんらしい方法と言えますかな。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

ホップアップの調整は他のモデル同様スライドを外した状態で行いますが珍しくホップダイヤルが、チャンバー真後ろにあります。

まあ使い方は一緒ですし、マルイの場合箱出し状態でも、既にだいたい適正ホップ位になっているので、あまり触る事もないのですが。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

あと気になったのがフロントサイト。

フロント・リアサイト共にホワイト・ドットが入っているのですがフロントサイトのドットが、なんか小さくて違和感があります。

別に狙い難いって程の物でもないのですが、リアサイトのドットと大きさに差が有りすぎて、エッ?て思っちゃったもので。

実射

書き忘れてましたが、刻印類は比較的実銃に近くリアルです。

まあKSCさん程徹底された物ではありませんが。

バックストラップを私好みのSサイズに交換して、かなりシックリ握れるものの全体的に大きさは感じますねー。

トリガーフィーリングは癖もなくフラット。

肝心のブローバックは、なかなか興味深い感触になっています。

例えば、マルイ・ブローバックモデルでも最高レベルに強いリコイルショックを持つXDMと比べると、ブローバックの激しさでは劣るものの、ズンッと重みが加わっています。

XDMの弾ける様なブローバックに対して、少し大人しいけど芯のあるブローバックになっているのです。

個人的には、大型拳銃らしくて良い味付けだと思いますが、最高にガンガンなブローバックじゃあないと・・・という方は遠慮された方がいいかと。

それでも、この重みのあるブローバックは撃っていて楽しいし、撃つたびにプルン・プルンと揺れる腕を見ながら、撃ち応えを感じるのも一興。

今までのハードキック・モデルとは、少し違うマルイ・ブローバックを・・・・・・・・。

実射性能は・・・・毎回同じコメントですが、素晴らしい。これしか言えない。

的当ての後、外に出て遠くを狙って撃つと、超フラットな弾道に改めて感動でした。

7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 10発

 

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