エアガンレビューン

エアガンレビューサイト「ガンネット」通信。

国内外製エアソフトガンを、詳細にレビューしています。

2024年04月


[お勧めCO2ガスハンドガン]&[CO2ガスガン人気ランキング]

 

特集おすすめCO2ガスガン メニュー

〇エアガン用ガスの今

〇CO2ガスガンの特徴

〇おすすめメーカーの決め手は、安全性と窓口の対応力

〇国内の組合に加盟している、主なメーカー、ブランドのリスト

CO2ブローバックガスハンドガン 人気ランキング

〇お勧めのCO2ブローバックガスガンは、こちら

〇その他の撃ち応え別 おすすめCO2ガスガン

 

エアガン用ガスの今

現在ガスガンに使われている一般的なガスは、HFC-134aやHFC-152aといった代替フロンカスなにります。

しかしこれらの代替フロンガスは、オゾン層は破壊しないものの依然地球温暖化に強く影響を及ぼす事が確認されていて、年々生産数は削減され、将来的には全廃されます。

現在代替フロンガスのさらに代替えで、エアガン用ノンフロンガスが発売されています。

詳しくは、こちらの記事 特集 エアガン用ガスの今後は?をご覧ください。

特集 エアガン用ガスの今後は? のページへ

そんな中、これからのエアガン用パワーソースの一つとして認識され始めたのが、8cmの小型CO2ガスカートリッジを使用したガスガンです。

環境にやさしく冬でも使えるガスガンとして、鳴り物入りで登場したCO2ガスガンですが、実際使用してみると良いとこ悪いとこが見えてきました。

CO2ガスガンのメリット・デメリットは、「特集 結局 CO2ガスガンの何が良くて何が悪いのか?」で詳しくレビューしていますのでご覧ください。

 

特集 結局 CO2ガスガンの何が良くて何が悪いのか? のページへ

 

CO2ガスガンの特徴

CO2ガスは地球温暖化への影響は少なく、気温20℃で5.7気圧のHFC-134aガスに比べ約10倍のガス圧を持っています。

その高いガス圧を利用して強力なブローバックを生み出してますし寒い環境下でも使用する事が出来ます。

勿論CO2ガスと言えども、季節や連射で温度が下がればガス圧は下がりますが、元々がガス圧が高いので、多少ガス圧が下がっても射撃出来てしまうのです。

その高いガス圧が故に、安全性や改造防止に配慮されたメーカーの物を選ぶ必要がありますし、ガスカートリッジの取り扱いも十分注意しないといけません。

またガスカートリッジは、中のガスを使い切らないとマガジンから外して交換出来ないので、特にサバゲーで使用するにはゲーム中にガス欠になれば不便です。

ランニングコストは、以外にも大した差は無いですが今後HFC-134aガスの生産が徐々に減って行けば、価格に影響がありそうです。

エアガン用のノンフロンガスも発売されていますが、まだまだ価格は高いですね。

 

 

おすすめメーカーの決め手は、安全性と窓口の対応力

 

先ほども書いた様にCO2ガスはガス圧が高いので、安全性や改造防止対策がしっかり施されている物を選んで下さい。

それと困った時には、ちゃんとフォローしてもらえる所が良いですよね。

と言っても銃をみただけでは良く分からないので、一つの基準として国内に3つあるトイガン業界の組合(ASGK,JASG,STGA)のどれかに加盟しているメーカーやブランドを選ぶのも手です。

組合に加盟しているメーカーやブランドの銃なら、日本の法律的にグレーな物や業界の自主規制に抵触する物は販売されていませんし安全性や改造防止等もしっかり施されています。

ただ、それでも激しいブローバックを売りにしているCO2ガスガンだけに、スライドの割れ等のトラブルがHFC134aガスガンより多いのも事実です。

まだまだ発展途上という感じです。

でもメーカーさんもトラブルに対してはしっかり対応と対策をされているので、暖かく見守りたいですね。

実射性能に関しては、個人的に似たり寄ったり感はありますね。

集弾性は優秀ですが、HFC134aガスを使うマルイ製ブローバックガスガンに比べると、やや劣ります。

 

国内の組合に加盟している、主なメーカー、ブランド

 

記述が無い物は全て、CO2ブローバックガスガンです

 

 マルシン工業株式会社

国内で最初に8cmCO2ガスカートリッジをパワーソースにした
ガスガンを発売したメーカー。

加盟業界団体--STGA(全日本トイガン安全協会)
 
FN Five-seveN   → レビューページはこちら

 

 Carbon8 (カーボネイト)

台湾のKJworksのガスガンを国内仕様にして販売しているブランド。
株式会社ハッチが運営しています。

加盟業界団体--STGA(全日本トイガン安全協会)
 
Cz75-2nd.バージョン 
M45CQP  →レビューページはこちら 
M45DOC-NiteShift →レビューページはこちら 
ストライカーナイン   →レビューページはこちら
CZ P09   →レビューページはこちら
ストライカー9S SEQUENCER   レビューページはこちら
HELLCAT 4.3  レビューページはこちら
L9A2  レビューページはこちら

 

BATON airsoft 

海外メーカーのエアガンを国内仕様にして、独自企画販売しています。
有限会社タニオコバとのコラボレーションでも話題になりました。

所属業界団体--JASG(日本エアースポーツガン振興協同組合)
BT-PIT VIPER →レビューページはこちらから
BM-9  →レビューページはこちら
BM-45  →レビューページはこちら 
BS-HOST 
M1911A1   →レビューページはこちら 
BS-STACCATO  → レビューページはこちら
BH-USP   →レビューページはこちら 
BS-COMBAT MASTER   →レビューページはこちら 
BG-17 レビューページはこちら

 

 SIG AIR

実銃メーカーSIG SAUER のエアガン販売部門がSIG AIRで
製造は台湾のVFCが担当。
国内販売の窓口はLayLaxさんが行っています。

加盟業界団体--JASG(日本エアースポーツガン振興協同組合) ←LayLaxさんが加盟
M17  →レビューページはこちら 

 

 KSC

既存のリキッドチャージ・ブローバックガスガンモデルを改良して
CO2ブローバックガスガン「システム ゼロ」シリーズが新登場。

今後の展開に期待。

加盟業界団体--JASG(日本エアースポーツガン振興協同組合)
Mk23 SOCOM PISTOL →レビューページはこちら 

 

 

国内の組合に加盟していないメーカー、ブランド

参考程度に

 

 TOXICANT AIRSOFT

情報が乏しく、まだ良く分からないメーカーさんです。
BUL SASⅡUltralight 3.25 →レビューページはこちら
BUL SASⅡUltralight3.25 COMP →レビューページはこちら

 

 

CO2ブローバックガスハンドガン 人気ランキング

 

ランキング 1位

Carbon8カーボネイト M45 CQP 

エアガンレビュー Carbon8カーボネイト M45 CQP CO2ガスガン & 初期ロットからの流れ

CO2カートリッジを使った、「度肝を抜かれる強烈なリコイルショック」の元祖的なモデル。

CO2ブローバックガスガンは、少量生産が多くランキングも安定しませんが、このCarbon8 M45 CQPは実銃のM.E.U.ピストルをモダンに仕上げたスタイルが人気で、購入し易いお手頃価格と相まってロングセラーモデルです。

M1911系は、マガジンが細くてガス容量が小さいため、冷えに弱いのが弱点でしたが、CO2ブローバックガスガンのM1911系なら、そんな心配なくバシバシ撃つ事が出来ます。

細くて握り易いM1911系で、心おきなく連射出来る夢を叶えてくれた一丁。

カーボネイトさんの初期不良修理保証付き。

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カーボネイトM45CQPのレビューページはこちらから

ランキング 2位

Carbon8カーボネイト M45 DOC Nite Shift

エアガンレビュー カーボネイト Carbon8 M45DOC NiteShift ナイトシフト CO2ブローバックガスガン

 

M45DOCの夜間戦闘用をイメージして作られたモデル。

M45DOCに新規パーツが散りばめられた、年間生産数限定のリミテッド・エディション。

最大級のリコイルショックと派手な射撃音、高めな初速で撃つのも楽しいモデル。

クールなスタイルで、サプレッサーやトレーサーが装着可能なスレッデッド・バレルが特徴的。

カーボネイトさんの初期不良修理保証付き。

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カーボネイトM45DOC NiteShiftのレビューページへ

 

ランキング 3位

BATON airsoft  BM-9 CO2GBB

エアガンレビュー BATON airsoft バトン BM-9 CO2ブローバックガスガン

BM-9はBERETTA M9A3をモデルアップした製品で、2019年の登場以来幾度となく細かな改良がくわえられて熟成の域に。

強烈なリコイルショックこそ、やや抑えられていますがスムーズな作動と燃費の良さで実用的な一丁。

近代的に進化したM9を味わえます。

バトンさんの3ヶ月内部パーツ破損・ガス漏れ無償修理保証付き。

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BATON BM-9のレビューページはこちらから

 

 

お勧めのCO2ブローバックガスガン①

BATON airsoft  STACCATO CO2GBB

エアガンレビュー バトン BATON airsoft BS-STACCATO CO2GBB ブローバックガスガン

2019年にUSMS-SOG(アメリ連邦保安局・特殊作戦グループ)に採用され話題になった、STI社製STACCATO-P-DUO(Dawson Universal Optic)をモデルアップしたのが、BATON製BS-STACCATOです。

強烈なリコイルショックとビシッと鋭いブローバック、さらに剛性感のある作動性がかみ合わさり、CO2ブローバックガスガンの醍醐味を味わうには最上の一丁。

連射時の作動性の落ち込みも少なく、燃費も良くて優等生的存在。

ハイキャパ・タイプのガッシリしたスタイルが好きなら、超絶お勧めなエアガンです。

バトンさんの3ヶ月内部パーツ破損・ガス漏れ無償修理保証付き。

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お勧めのCO2ブローバックガスガン②

SIG AIR PROFORCE  M17 CO2 

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エアガンレビュー SIG AIR PROFORCE M17 CO2ブローバックガスガン

P320はシグ・ザウエル&ゾーン社のアメリカ現地法人SIG SAUERが2014年に開発したポリマーフレームで、2017年には、アメリカ陸軍と空軍の制式拳銃「M9」の後継に選ばれ、「M17」となりました。

実銃M17の製造元であるSIG SAUERのエアガン販売部門SIG AIRがモデルアップし製造自体は台湾のVFCさんが行っていて、国内でのライセンスはJASG(日本エアースポーツガン振興協同組合)に加盟しているLayLaxさんが持ち、国内販売の窓口になっています。

SIG AIR M17 CO2ブローバックガスガンの特徴は、何と言っても重くて強烈なリコイルショックが真後ろに突き抜けてくる感じの独特なブローバック。

これは唯一無二の存在で、とても撃ち心地が良いです。

スライド内側に張り巡らされた金属製のインナーフレームのお陰で、剛性感とメタリックな操作音も魅力です。

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SIG AIR M17 CO2のレビューページはこちらから

 

イノシシ
目次
〇そもそもエアガンでイノシシを駆除しても良いのか?
〇エアガンでイノシシを撃退出来るの?
〇イノシシ撃退法
〇イノシシで困ったら?
〇イノシシ撃退に関して

〇そもそもエアガンでイノシシを駆除しても良いのか?

一般に販売されているエアガンは、正確にはエアソフトガンと言う玩具です。
殺傷能力のない玩具であるエアソフトガン等を用いて、殺傷を伴わないで鳥獣の追い払いをする行為については、鳥獣保護法の対象外である。」
と言う行政の見解も出ていますから、殺したり傷つけたりしなければ害獣の追い払いは出来ると思われます。
ただし拳銃やライフルの形をした物で、バンバン動物を狙って撃っていたりしたら、一般の人は驚いて警察等に通報するかもしれませんので、目立つ場所でエアガンを撃つのはだめですね。
誤って人に弾が当たってもいけませんし、撃つ場所には注意が必要です。
ネコ

〇エアガンでイノシシを撃退出来るの?

現在販売されているエアガンは、2006年の改正銃刀法で威力の上限が6mmBB弾で0.98ジュール(0.20BB弾で初速99m/s位)と定められています。
これがどの位の威力かと言うと、大人がサバイバルゲームというゲームでエアガンを撃ち合って遊べる程度。
つまりそれ程強力では無いんです。エアガンの発射音も大して大きくはありません。
つまり余程の至近距離から撃たないと、イノシシをビックリさせる事すら出来ないかも知れません。
それどころか、興奮したイノシシが襲ってくるやもしれません。
イノシシ2
サル位賢い動物なら、面倒くさいやつが居るから此処は止そうと、追い払い効果は有るかも知れませんが、イノシシの場合エアガンでたまたま追い払えたとしても、直ぐに戻って来るでしょう。

〇イノシシ撃退法

イノシシの一般的な撃退法はこちら。

1.イノシシが身を隠せない様に、周囲の背の高い雑草を刈る。
2.柵を設けて侵入を止める。
3.イノシシの嫌いな臭いのする薬剤を設置する。
4.音や光で驚かせる。
5.クリの木、柿の木等実のなる木の整理、伐採。
6.捕獲(狩猟免許が必要)
等々・・・・・・・

家庭菜園などでは、イノシシが飛び越えない位の柵を設置する等大掛かりな対策は大変ですし費用もかかる事は出来ませんよね?

お手軽な方法では、臭いで撃退とかはどうでしょう。
こんなのも売られてますし。

 

アマゾンでの、その他の撃退グッズはこちら

〇イノシシで困ったら?

どうしたら良いか分からない場合は、お住まいの県・市町の獣害担当窓口に相談してみては如何でしょう。

もし偶然にイノシシと遭遇してしまった場合は慌てて騒いだりせずに、イノシシを刺激しない様にその場を離れてから、人への危険など緊急を感じた場合は警察に通報してください。

〇イノシシ撃退に関して

イノシシは本来臆病で警戒心が強い生き物なので、普段からイノシシを近寄らせない対策が肝です。また同じ対策方法だと、イノシシも慣れてしまいますので、予算に応じて色々取り交ぜた対策が良いと思います。

イノシシは大きくて強力な牙を持つ危険な生き物で、遭遇しても決してエアガン等で戦えるレベルではありませんので、興奮して突進されない様注意いて下さい。

WELL PRO PPK-20プリコック電動ガン

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レビューページ メニュー


〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

 

実銃のお話し

PPK-20は、ロシアのカラシニコフ・コンツェルン(旧イズマッシュ社)が開発した、口径9×19mmの最新サブマシンガンです。

「PPK」と言っても、決して007で有名なドイツのワルサー社の銃ではありません。

AK系のアサルトライフルでは、警察等の法執行機関用としては威力が強すぎるため、AK系に代わるサブマシンガンを求めていたロシア連邦に対し、1995年にイズマッシュ社が開発したのがPP-19 ビゾンでした。

PP-19 ビゾン-2 (ウィキペディアより転載)

 

PP-19は、作動に関して非常に信頼性のある「AK系」の機関部をベースにしていて、PP-19 ビゾン-2は構成パーツの半分以上をAKS74と共有し、AKではお馴染みの安全装置を兼ねた大型セレクターも、そのまま採用されています。

PP-19は、その後も度重なる改良が施され、近年ではベースになったAKの進化に合わせて、AK-12のパーツも取り入れる様になりました。

そして2020年にはPPK-20が開発されましたが、2021には更に改良型が開発されていて、最新モデルではピカティニー・レールやM-LOKスロット、アンビタイプのセレクターレバー等の近代的なパーツを装備しています。

 

 

WELL PRO PPK-20 プリコックETU

セミ・3ショットバースト・フルオート プリコッキング電子トリガー電動ガン

可変ホップアップシステム

全長   610~690mm(伸長時)

重量   2,057g

装弾数    30発/90発切替可能

価格   37,500円 (税込)

 

この銃の特徴
〇AKベースの最新SMGをプリコッキング電子トリガー電動ガンでモデルアップ
〇軽量コンパクトで、実射性能もプリコッキングも秀逸なのでゲーマー向けか?
〇マガジン・ハウジングを外すと、AKマガジンを装着出来るのは面白いし、ゲームでは装弾数が増やせて有利。

 

この、「AKをサブマシンガンにしました!」的なPPK-20は、すでにアークタウラスやLCTが電動ガンでモデルアップしていますが、今回WELL PROがモデルアップしたのは最新バージョンのPPK-20。

アークタウラス PPK-20

LCT PPK-20

 

新しいバージョンの実銃PPK-20の仕様は、初期型よりかなり外装やセレクターの仕様辺りが変更されている様です。

今回はAKの血を引く「サブマシンガン」と言う事で、かつての9mm口径SMG代表選手「MP5」と比べてみました。

写真はマルイ製MP5のPDWですが、PPK-20の方が一回り肉付きが良い印象です。

まあ、コンパクトですけどね。

WELL PRO PPK-20の外装は、可動部分の主要パーツ以外ほぼ強化樹脂製で、重量2,057gと軽量です。

見た目の質感は、全体的にややザラザラとした感じの仕上げで、これはS&T製やCYMA製で言う所の「スポーツライン」クラスな外観(要は廉価クラス)ですが、刻印類は実銃通りに入っていてリアルです。

レシーバーのトップカバー上部とハンドガード上下には、20mmのマウントレールが装備されていますが、全て樹脂製なので無茶な扱いは出来ません。

トップカバー部のマウントレールと、ハンドガード部分のマウントレールの形状の違いは、実銃通りに再現されています。

因みに刻印の6П73(6P73)は、GRAU(ロシア連邦国防省ロケット・砲兵総局)のインデックス番号になります。

ハンドガード左右側面にはM-LOKも装備されていますが、耐久性を思えばハンドガード部分だけでもメタル製の方が・・・と。

マズル先端の樹脂製フラッシュハイダーは、さすがにプラ感アリアリで見た目の質感が安っぽいですね。

ラッシュハイダーの下側に小さな穴が有るので、イモネジで固定されているのかと思ったらネジ自体がありませんでした。

まあ、樹脂製フラッシュハイダーは軽いので、固定されていない物もよく見られる事ですが。

フラッシュハイダーを外すと、14mm逆ネジになっているので各種マズルアクセサリーが装着出来ます。

写真は、マルイ製ショートタイプ・プロサイレンサーですが、格段に格好良くなってますよね?

フロントサイトは、MP5よりもガッチリしたアーチ状でガードされています。

真上部分に穴が開いているので、アジャストツールを使えば上下の調節が出来ると思うのですが、ツールは附属していません。

リアサイトはビープホールタイプで、上下の調節が出来ます。

リアサイトのビープホールを上から抑え込むと、ダイアルのロックが解除さけるので、抑え込んだままダイアルをまわして高さ調整をします。

高さは6段階に調整出来ます。

初期の実銃PPK-20は、AK系と同じ様にレシーバー右側面に、ダストカバーを兼ねた大型のセレクターが装備されていました。

しかし最新モデルでは、より操作性の良い小型のセレクターが装備され、しかもセレクターはアンビ(両側)タイプ。

AKのセレクターでは、一番上側がセイフティ位置で真ん中がフルオート位置、一番下がセミオート位置と言う並びでしたが、PPK-20では右側面で言うと、左からセイフティ→セミオート→フルオートと言う並びになっています。

AK時代の名残りの様なダストカバーは、セレクターをセミオート、フルオートにすると、ボルト作動の邪魔にならない様に、連動して下がって行きます。

フォールディング・ストックは8ポジションと、細かく調節が出来ます。

ストック付け根のロック解除ボタンを押し込むと、ストックを右側に折り畳めます。

セレクターがアンビタイプなので、ストックを折り畳んだ状態でもセレクター操作が出来るのは良いですね。

右利きの場合、やっばり右側にストックが畳めるのがみそ。

マガジンの装弾数は、実銃の装弾数と同じ30発と、より沢山撃てる90発を切り換え出来るタイプ。

 

今回、WELL PRO PPK-20で面白いと思った仕様が、マガジン・ハウジングを取り外すとAKマガジンが装着出来るという物。

まあ、リアル派から見れば「なんじゃそれ!」的な物ですが、ゲーム等で装弾数が多いマガジンを使いたい時や、銃の雰囲気を変えてみたい時には、とても良い機能だと思います。

実際に試してみるとマガジン・ハウジングは、トリガーガード一体のグリップを外した後、六角ネジのピンを1本外すだけで簡単に取り外し出来ました。

ただ、マガジン・ハウジングに取り付けてあるマガジン・キャッチのパーツを、銃本体に付け替えるのがちょっと面倒。

これがワンタッチで出来れば、もっと気軽に楽しめるのに。

折角の面白機能なのに、ちょっと勿体無い感じ。

 

エアガン用のマガジンは、「互換性があります」と言う物でも、エアガンメーカーによってマガジンサイズが微妙に違ったりするので、相性なるものが存在します。

なのでWELL PRO PPK-20も、販売されているH.T.G.さんではネットの商品説明や紹介動画の中で、代表的なメーカーのマガジンの検証結果を記載されています。

上の写真は手持ちのマガジンを装着した物ですが、この中でCYMA製Pmagマガジンは「給弾△」と記載されていました。

どうやら「難あり」らしい。後で撃ってみますが・・・。

個人的にはショートタイプ・マガジンが、サブマシンガンぽくコンパクトでお気に入りですね。

バッテリー収納は、一般的なレシーバー・トップカバー内に装着するタイプ。

7.4Vか11.1Vのリポバッテリーを使用します。

注意点は、コネクタが「T型」な事。なので国内で一般的なミニコネクタ・バッテリーしか持っていない方は、変換アダプターが必要になります。

ただアダプターを使うと配線が長くなり、レシーバー・トップカバーを装着する時に配線を挟んだり圧迫してしまう心配が増します。

バッテリー・タイプは、やはりAKタイプが一番収納し易いですが、小型ならスティックタイプ等でも問題ありません。

 

シーバー・トップカバーを外しストックを折り畳むと、QDスプリング・システムで簡単にメインスプリングを取り外す事が出来ます。

へたったスプリングの交換やカスタムには、メカボックスを分解しなくて済むので、とても簡単便利です。

ホップアップの調整は、チャージングハンドルを引いてエジェクションポートを開けておきながら、ホップアップ調整ダイアルを回して行います。

チャージングハンドル用のスプリング・ガイドのロッドが邪魔して、ちょっとダイアルが回し難いのは用改良箇所。

 

搭載されている電子トリガーには、セレクター・フルオート位置でのフルオート⇔3ショットバースト設定バイナリトリガー設定プリコッキングの5段階設定の機能があります。

バイナリートリガーとは、トリガーを引いた時と戻した時に弾が発射される仕組み、つまり1回のトリガーアクションで2発発射される仕様の事。

バイナリートリガーだと、セミオートでも高速連射が可能になります。

設定方法は、セレクターをセミオート位置にしてトリガー操作で各種設定します。

実射

 

電子トリガーの各種設定を、トリガーを操作して設定するためか、バイナリートリガー時の操作性のためか、ややトリガーストロークは長め。

なので、折角プリコッキングでのキレのあるクイックなトリガーフィーリングを、スポイルしてしまってますね。

プリコッキング自体は優秀で、真ん中位の設定でもタイムラグを感じない撃ち心地でとても良いのですが、プリコッキングで縮めてるスプリングを機械的にリリースする仕組みは搭載されていません。

暫く撃たない時などは、プリコッキング設定を最弱にして1~2発撃っておくしかないのかな。

実射性能も優秀で弾道も真っ直ぐな飛びですし、距離12mの集弾性能テストも良く纏まっています。

バッテリーは11.1Vの方が秒間23発のハイサイクルフルオートでセミオート時のキレも更に良くなりお勧めですが、メカへの負担が心配。

まあ、射撃音は低めで音的にも余裕は感じられるのですが、なにせメカが強化されているのかどうか分からないので・・・情報無さすぎ。

7.4Vバッテリーでも、フルオートは秒間13発程度と平均的数値で、プリコッキングのキレの良さも感じられるので11.1Vと7.4Vの併用が寿命をのばすには良いかも。

AKマガジンですか、手持ちのマガジンでは一応撃つ事は出来ました。

例のCYMA製マガジンですが、セミオート射撃は問題なかったものの、ハイサイクル・フルオートでは若干歯抜け状態になっていました。

ハイサイクル・フルオートでは、マガジンの弾の押し上げ能力も高くないといけないのかな。

相性や個体差もあるので、なかなか断定した事は言えませんがね。

 

WELL PRO PPK20は、高機能電子トリガーや、高い実射性能を持つ優秀なサブマシンガンです。

レアな電動ガンを探してる方にはピッタリかも。

まあ、全身樹脂製なのが許せるかどうかですかね。

個人的には、この価格でフルメタルかハンドガード部分だけでもメタル製なら、大絶賛でしたが。

 

距離 10m 半径2cm刻みの円(横幅A4サイズ)
0.25gBB弾 セミオート10発

WELL PRO PPK-20 18.4℃  45%
0.25gBB弾 平均初速   76.7m/s 
1発目 76.9m/s 
2発目 77.0m/s 
3発目 76.6m/s 
4発目 76.4m/s 
5発目 76.6m/s 
計測機G-FORCE BB POWER TESTER
0.20g、0.25gBB弾の初速は、それぞれでの適正ホップ時の数値です。

 

WELL PRO PPK-2018.4℃ 45%
0.20gBB弾 平均初速   87.4m/s 
1発目 87.5m/s 
2発目 87.4m/s 
3発目 87.2m/s 
4発目 87.4m/s 
5発目 87.7m/s 
計測機G-FORCE BB POWER TESTER

0.20g、0.25gBB弾の初速は、それぞれでの適正ホップ時の数値です。

 

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カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

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〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

 

実銃のお話し

L9A2は、東京マルイさんもモデルアップしているブルパップ式アサルトライフル「AUG」で有名な、オーストリアのシュタイヤー・アームズ社が開発した9mm口径ポリマーフレームオート・ピストルです。

しかしこのA2シリーズが、シュタイヤー・アームズ社でラインナップされている唯一のピストルとは意外でした。

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STEYR-AUG  (Wikipediaより)

昔ながらに、日本のトイガン界では「STEYR」をステアーと呼んでいて、マルイさんもステアー表記ですが、KSCさんはスタイヤー表記。

ただ、ドイツ語読みではシュタイヤー、英語読みではステイアーに近い発音とされているので、当サイトではシュタイヤーと呼びます。

で、2019年に開発されたL9-A2は、1999年に発表された「シュタイヤーM」の第四世代モデル。

シュタイヤーMは、同じオーストリアのグロツクを意識した・・・と言うか、完全に2匹目のドジョウを狙ってる感のあるポリマーフレーム・オートで、システム的にも良く似た構造をしています。

まあ、外観は癖つよな見た目ですが。

名称「L9-A2 MF」の意味は、Lは3種類ある銃のサイズの中での大型を指し、9は9mm口径。

A2は改良型を指します(コルトM1911A1の様に)が、第3世代モデルでも名称がA1のままだったので、第4世代はA2になります。

MFは、モジュラーフレームの略です。

 

カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

(Wikipediaより)

 

カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

 

Cabon8 STEYR L9A2 CO2-GBB

CO2ブローバックガスガン

可変ホップアップシステム

全長   203mm

重量   645g

装弾数    22発

価格   31,680円 (税込み)

この銃の特徴
〇オーストリアのSTEYR社オフィシャルライセンスモデル
〇リコイルショックは、M45シリーズに比べるとややマイルトな味付けで扱い易いCO2ブローバック
〇多彩に調節出来るグリップと低重心なスタイルは扱い易い。実射性能も優秀で安定感もある

カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

カーボネイト L9A2は、シュタイヤー社のハンドガン L9A2-MFをモデルアップしたもの。

シュタイヤー社の正式ライセンス・モデルと言う事で、刻印類は期待出来ますね。

当然ながら、STGA(全日本トイガン安全協会)認定CO2ガスガンで、スライドは樹脂製です。

カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

マットな仕上のスライドと、やや光沢があるザラザラした見た目のフレームが、実銃のポリマーフレーム・オートの雰囲気を醸し出していて、質感は良いですね。

正式ライセンス・モデルと言う事で刻印の文字やマークは正確に刻まれていますが、チャンバー部分を含め細かい刻印は省略されています。

写真では隠れてしまってますが、チャンバー部分は下の方に「9×19」の刻印が入ってますが、これのみ。

YouTube等で実銃動画を見ると、スライドのセレイション・サイズや刻印の位置の違う物が数パターンみられました。

これは生産時期とか、生産国での違いなのか?

なので今回カーボネイトさんがモデルアップされたタイプと、現在シュタイヤー社のウエッブカタログに載っている物では、刻印の位置に若干の違いがあります。

でも決して「実銃と違うやないか!」と思わない様に。

カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

フレームのダストカバー部には、20mmのアンダーマウントレールが装備されています。

ガッチリとしていて長さもあり、スリットの数も多く使い易いです。

フラッシュライトも綺麗に収まり、装着感も良いですね。

 

カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

前後のサイトは、トライアングル・サイトと言われる三角形の独特な物。

△形のフロントサイトを、△形(正確には台形)に開けられたリアサイトに合わせて、サイティングします。

まあ、これも慣れだと思うのですが、微妙な感覚。

カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

まっ平なスライド上面は、まるでグロック。

チャンバー後端にはのぞき穴があって、金色な物が見えてます。

これは実銃での、チャンバーに弾が装てんされているか確認出来る、ローデッドチャンバー・インジケーターを再現した物です。

当然ながらエアガンでは、その機能はありませんが、スライドが後退を始めると「金色」が隠れるという拘りのギミックも搭載。

カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

トリガーは、グロックと同じ様なトリガーセイフティ装備。

トリガープルはグロックよりも、指先にセイフティの存在を感じる、見た目通りな引き心地。

トリガープルも、やや重めな感触ですね。

 

 

カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

L9A2は、好みに合わせてグリップパネルとバックストラップを交換する事が出来ます。

交換は、グリップピンをポンチ等で外すとグリップパネルとバックストラップ両方外れます。

カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

グリップパネルは、厚みのある物とフラットの2種類。

バックストラップは、L・M・Sの3種類が付属しています。

グリップパネルは左右違う物も嵌めれるので、全部で12パターンの組み合わせが出来ます。

まあ、指の短い私の場合、フラットなグリップパネルとSサイズのバックストラップの組み合わせで、やっと丁度いい握り心地になりましたが。

カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

L9A2には、トリガーセイフティの他にトリガーロックの安全装置が装備されています。

専用工具でフレーム右側にあるドラムを反時計回りに90度回転させると、トリガーがロックされセイフティ状態になります。

カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

セイフティ・ドラムはテイクダウンレバーのロックも兼ねているので、通常分解する場合はマガジンを抜いた後、ドラムを押しながら(あるいはセイフティ状態にして)テイクダウンレバーを90度下げます。

一度スライドを引いてコッキングしてから、勢いをつけてスライドを前方に押し出すとスライドが外れます。

スライドとフレームは外れにくいので、しっかり保持しながらスライドを押し出した方が良いです。

ホップアップ調整ダイアルはチャンバー下部にありますが、ダイアル操作部分が狭いので、やや操作し難いですね。

カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

リコイルスプリングアッセンブリーを外せば、アウターバレルも簡単に外せて、通常分解出来ます。

スライドストップ・ノッチには、金属製のピンが埋め込まれていて、スライドのホールドオープン時の衝撃でノッチが削れたり変形しない様対策されています。

カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

マガジンの装弾数は22発。

マガジン・フォロアーを下げながら、BB弾を投入部から流し込むか、BBローダー等でマガジン・リップ部から装てんします。

マガジン・フォロアーのスリットが広くなっている投入部は、長めに設定されているのでBB弾を流し込み易いですね。

CO2カートリッジは、マガジン左側面からはめ込むタイプ。

マガジン・バンパーを外して、CO2カートリッジを装てんして付属の六角レンチでボトムスクリューを締めれば装着完了。

マガジンには、マガジン・キャッチ用の切り欠きが両側に施されています。

カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

マガジン両側に切り欠きがあると言う事は、左右どちらのマガジンキャッチも対応しているということ。

説明書にはマガジンキャッチ・リリースボタンの付け替えに関しては書かれていませんが、細長い形状のマガジンキャッチ・リリースボタンを見ていたら、左右向きを変えられそうな気が。

スライドを外してグリップ内側を覗いてみると、スプリング・バネ1本外せば出来そうな?

で、試してみると左右向きを変える事が出来ました。作動も問題ありません。

しかもこのマガジンキャッチ・リリースボタンが、やや高い位置にあるので右側に付け替えても誤作動し難く、グリップを握ったまま人差し指で押せるので、素早いリリースが出来ます。

なので、これはこれで面白いですね。ぜひ左右入れ替えて遊んでみて下さい。

実射

L9A2は無骨な見た目ですが、ハイグリップでスライドの高さも低く設計されていて、サッと銃を構えた時のエイミング(狙いを付ける動作)がし易い印象です。

グリップの握り心地が、やや大きく感じるのはトリガーが少し遠い気がするからなのかな。

まあ、私の指が短いせいなのですが。

撃ち心地は、同じカーボネイト製CZ-P09やストライカーナインと同様に、最大級のリコイルショックを持つM45シリーズよりは、ややマイルドなリコイルショックのブローバック・エンジンの味付ながら、CO2ブローバックガスガンならではの鋭く重いリコイルショックは楽しいの一言。

ただ、M45シリーズよりマイルドな味付けなのに燃費は変わらずCO2カートリッジ1本で撃てるのは70発程度なのは、ちょっと不満。

連射時のカートリッジの冷えによる初速の低下も同程度ですね。

撃ってみた印象は、初速は若干高めで良く飛ぶし集弾性能も高く安定感もあり、他のモデルと比べても実射性能は文句なし。

グロックはお腹いっぱいで嫌だーと言う方は、是非お試しを。

いや、これ扱い易いです。ほんとに。

 

カーボネイト STEYR L9A2 CO2ガス

距離 10m 半径2cm刻みの円(横幅A4サイズ)
0.20gBB弾 10発

 

カーボネイト L9A219.2℃ 45%
0.20gBB弾 平均初速   84.6m/s 
1発目 85.6m/s 
2発目 86.8m/s 
3発目 84.5m/s 
4発目 83.4m/s 
5発目 82.9m/s 
計測機G-FORCE BB POWER TESTER

0.20gBB弾の初速は、適正ホップ時の数値です。

 

秒間2発の連続射撃による初速の低下をグラフにしました。

同じカーボネイト製M45CQPとの比較です。

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レビューで分かる[カーボネイト HELLCAT 4.3] CO2ブローバックガスガン

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〇勘違いさせる「HELLCAT」と言うネーミング

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

勘違いさせる「HELLCAT」と言うネーミング

HELL CAT」!この直訳すると「地獄の猫」(転じて性悪女とか意地悪女と言う意)なる名前の実銃は存在します。

実銃に詳しい方ならご存知と思われますが、スプリングフィールド・アーモリー社の「HELLCAT」で、クラス最高の装弾数を誇る9mm口径コンパクトキャリーピストルです。

 

なので「HELLCAT」と聞いた時には、こんなコンパクトな銃のマガジンに今までのCO2カートリッジは装着出来んやろ!

もしかして、噂の8g容量CO2カートリッジが実用化されたのか!と、一瞬胸熱展開に期待してしまいましたが、カーボネイト「HELLCAT」を見てみると、無機質なスタイルのコマンダーサイズ・カスタムM1911でした・・・。

何故「HELLCAT」と言うネーミングに?是非聞いてみたいです。

もしかしてカスタム・ガバメント系の実銃で「HELLCAT」という名前の銃が有るなら(又は、以前あったなら)、私の知識不足なのでお詫びしますが・・・。

レビューで分かる[カーボネイト HELLCAT 4.3] CO2ブローバックガスガン

Cabon8 HELLCAT 4.3 CO2-GBB

CO2ブローバックガスガン

可変ホップアップシステム

全長   202mm

重量   686g

装弾数    26発

価格   28,380円 (税込み)

 

この銃の特徴
〇全身フルカスタムのコマンダーサイズ・ガバメント
〇カーボネイトのフラッグシップM45シリーズと同じブローバック・エンジン
〇カーボネイトM45シリーズと互換性があり、スライド等パーツを交換して楽しめる。

レビューで分かる[カーボネイト HELLCAT 4.3] CO2ブローバックガスガン

 

外観レビュー

レビューで分かる[カーボネイト HELLCAT 4.3] CO2ブローバックガスガン

カーボネイト製「HELL CAT」は全身にカスタム・パーツを身にまとった、4.3インチ銃身(10.9cm)のコマンダーサイズM1911です。(普通のM1911は5インチ(12.7cm))。

因みに、実銃コルト・コンバットコマンダーは、高級将校の指揮官向けに開発されたM1911の護身用短縮銃身モデルです。

 

レビューで分かる[カーボネイト HELLCAT 4.3] CO2ブローバックガスガン

早速、同じカーボネイト製の5インチモデル・M45-CQPと比べると、これだけスライドが短いです。

スライドが少し短いだけで、コンパクトで扱い易そうですよね?

レビューで分かる[カーボネイト HELLCAT 4.3] CO2ブローバックガスガン

ナイロンポリマー樹脂製のスライドとフレームは、マルイ製等の普通のブローバックガスガンと変わらないマットな質感で、全体的な雰囲気は良いです。

ただ、エジェクションポートの前辺りの左右表面にヒケが見られるのは、クオリティ的に残念。

スライドとフレームに刻印類は無く、唯一エジェクションポートの下あたりに「HELL CAT」とレーザー刻印が施されているのですが、これが極薄で光の反射加減では見えない位、薄っすらです。

後はチャンバー上部に「.45 ACP」の刻印がある位なので、無国感が漂う銃になっています。

 

レビューで分かる[カーボネイト HELLCAT 4.3] CO2ブローバックガスガン

光沢が美しいシルバーのメタル製ブルバレルは迫力満点。

ロングリコイル・ガイドと相まって、カスタム感が増しマシです。

実銃45ACPの口径は0.45インチ(11.43mm)なので、マズルの口径はやや小さいけどほぼリアルサイズで、いかにブルバレルの厚みがあるか分かります。

スライド前部のセレイションに開けられた4つのポートから、アウターバレルがチラリと見えるのも良いですね。

マズル部分も厚みがあって迫力がありますが、マズル内側に各種マズルアクセサリー取付け用の11mm正ネジが切られているのは、リアル派の方はライフリングの再現が無いのでガッカリかも。

逆に実戦派なら、サプレッサーやトレーサーが直付け出来るので、とても有難い装備です。

これなら、わざわざマズルアクセサリーが装着出来るスレッデッドバレルに交換する手間が無くなりますし、そもそもスレッデッドバレルが売られてなければ、サプレッサー等を装着する事すら出来ませんからねえ。

レビューで分かる[カーボネイト HELLCAT 4.3] CO2ブローバックガスガン

「14mm逆ネジ→11mm正ネジ」変換アダプターを手に入れれば、国内で一般的なマズルオプションも装着出来ます。

マズルオプション装着前提だと、作動性能優先でショートリコイルをキャンセルしてるブローバックガスガンもありますが、このHELL CATはちゃんとショートリコイルします。ん~個人的には嬉しい仕様です。

レビューで分かる[カーボネイト HELLCAT 4.3] CO2ブローバックガスガン

フロントサイトやノバックタイプ・リアサイトは、M45-CQPと同じ仕様。

オーバルホール・ハンマーは、M45DOC-NiteShiftと同じ形状の、やや楕円形タイプ。

アンビタイプのサムセイフティや、グリップセイフティから連なるビーバーテイルはM45CQPと同じ形状です。

レビューで分かる[カーボネイト HELLCAT 4.3] CO2ブローバックガスガン

フレームのパーティングライン(線状の成型痕)は、あまり目立たないけどあります。

フレームやアンダーマウントレイルのサイズは、通常のM45と同じなのですが、スライドが短いのでフラッシュライト等もコンパクトな物が似合うと思います。

レビューで分かる[カーボネイト HELLCAT 4.3] CO2ブローバックガスガン

フェノール樹脂製のグリップパネルは、直線的で都会的と言える無機質なイメージのデザインで、米国の実銃メーカーの1911グリップパネルをモチーフにしたそうですけど、私にはどこのメーカーかよく分かりませんでした。

そして、トリガーも同様に直線的で独特なストレート・トリガーにされています。

ストレート・トリガーの特徴として、トリガーを引く指の位置がトリガーの上側でも下側になっても、トリガープルのフィーリングが変わり難いというのがあります。

確かに、わざとトリガーを引く指の位置を上下にずらして引いてみても、M45CQP等に比べるとフィーリングの違和感が少なく感じます。

M1911のトリガーは、真っ直ぐ後方に聞くタイプなので、特にストレート・トリガーの恩恵を感じ易いのかも知れません。

レビューで分かる[カーボネイト HELLCAT 4.3] CO2ブローバックガスガン

それでは、楽しみにしていたスライド交換をしてみます。

上はM45CQPとスライド交換。下はNINEBALL Carbon8 M45 用スライド EINHERJARをHELLCATに装置してみました。

ん~雰囲気の違う銃を、気分に合わせて色々撃てるのは楽しいですねえ。

レビューで分かる[カーボネイト HELLCAT 4.3] CO2ブローバックガスガン

ホッフアップの調整は、マルイ製等と同じ様にチャンバー下部のダイアルを回して調整するので、スライドを外して行います。

マガジンとスライドストップ・リリースレバーを外せば、スライドはフレームから前方に外せます。

レビューで分かる[カーボネイト HELLCAT 4.3] CO2ブローバックガスガン

スライドのリコイルスプリングアッセンブリーを外せば、アウターバレルをスライド前方方向から取り外せて、通常分解をする事が出来ます。

スライドストップ・リリースレバーが引っ掛かる、スライドストップ・ノッチの裏側には、ノッチが削れたり変形しないように金属パーツが取り付けてあります。

これで、スライドストップ・リリースレバーが金属パーツに引っ掛かってホールドオープンするので、見た目的にはノッチは変形しないと言う訳です。

これで思う存分ホールドオープンが楽しめますね。

レビューで分かる[カーボネイト HELLCAT 4.3] CO2ブローバックガスガン

マガジンの装弾数は26発。

マガジン・リップか、マガジン・フォロアーを下まで下げて、スリットの広くなっている部分からBB弾を装てんします。

CO2ガスカートリッジは、マガジン左側から装てんし、マガジン底部のネジを六角レンチで締め上げ装着します

 

実射

平面でツルツルしたグリップは、格好良いいけど握り心地はややしっかり感が無いですね。

操作性は普通のブローバックガスガンと変わらず、スライド操作等も強くも弱くも無く違和感なく扱えます。

さらに前出のストレート・トリガーと、コンパクトなスライドは扱い易くリズミカルに楽しく撃てるし、実射性能も、短いバレルでも今までのM45系と変わらない集弾性があります。

リコイルショックは最大級で、CO2ブローバックガスガンと言う物を官能出来ますが、バトン製CO2ブローバックガスガンと比べると冬の季節の中では、やや寒さに弱いと言う印象です。

「CO2ガスガンはオールシーズン使える」と言ったうたい文句をよく聞くので、寒さなんて関係ないと誤解しそうですが、普通のガスガンと作動原理は同じなので、寒さに強いけれど影響はあります。

レビューで分かる[カーボネイト HELLCAT 4.3] CO2ブローバックガスガン

バトン製BM-45の初期型(装弾数15発)と、気温16.5℃の室内の中で秒間2発間隔で連射して、初速の落ち込みを計測して比べてみました。

するとHELL CATの方が、少し落ち込み幅は大きい様です。

ガスカートリッジの燃費は、カートリッジ1本で75発前後撃てますので、今までのM45系と同じです。

ブルバレルが迫力満点のコンパクトカスタム・ガバは所有感を満たしてくれますし、スライドやグリップ・パネルを交換して楽しめるのも面白い。

すでにカーボネイトM45系を所有されてる方とか、ハイキャパ系の太いグリップは嫌だ!と言う方も、HELL CATを選択肢に入れてみてはどうですか?

 

レビューで分かる[カーボネイト HELLCAT 4.3] CO2ブローバックガスガン

距離 10m 半径2cm刻みの円(横幅A4サイズ)
0.20gBB弾 10発

カーボネイトHELLCAT16.9℃ 47%
0.20gBB弾 平均初速   77.6m/s 
1発目 78.2m/s 
2発目 78.7m/s 
3発目 78.6m/s 
4発目 76.2m/s 
5発目 76.1m/s 
  
計測機G-FORCE BB POWER TESTER 

0.20gBB弾の初速は、適正ホップ時の数値です。

 

 

         

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