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エアガンレビューサイト「ガンネット」通信。

国内外製エアソフトガンを、詳細にレビューしています。

2024年05月

お勧めプリコッキング電動ガン

特集プリコッキング メニュー

〇電動ガンのプリコッキングとは?

〇プリコッキングのデメリット

〇キレッキレ・ランキング

〇プリコッキングについて

電動ガンのプリコッキングとは?

電動ガンの仕組みは、トリガーを引くとモーターが作動しエアポンプのピストンを引いて、引き切った所でピストンが勢いよく戻って圧縮空気を作り、その空気を噴き出してBB弾を飛ばします。

セミオート射撃(1発ずつ発射)だと、これが1サイクルでモーターが止まり作動が停止します。

これだとトリガーを引いてから圧縮空気を作り弾を発射するので、弾を発射するまでタイムラグが発生します。

トリガーを引いた瞬間に弾が発射されないのは、あまり気持ちの良い物ではありません。

ならば1発撃った後に、予めピストンをある程度引いた所で止まる様にしようと言うのがプリコッキングです。

すると次に撃つ時に、ピストンを引いている時間が短くなり、タイムラグが短縮され気持ち良く撃てると言う訳です。

 

プリコッキングのデメリット

プリコッキングのデメリットとしては、射撃した後は常にピストンが途中まで引かれた状態になるという事。

これはバネやピストンを動かすギアに負荷が掛かり続けていると言う事になります。

これは寿命に影響があますし、長期間そのままだとバネのヘタリも早まるでしょう。

なのでプリコッキング電動ガンには、使い終わったらプリコッキングをリリースしてピストンを元に戻すシステムが備えられています。

やり方は各メーカーによって様々で、使い易い物もあれば、面倒くさい物もあります。

でも、簡単操作のシステムでも、いつも戻し忘れてしまうのですが・・・。

戻し忘れ防止のシステムが何かあれば良いのですが。 

 

キレッキレ・ランキング

 

1位 ICS LIGHTWAY DAGGER S3

エアガンレビュー ICS LIGHTWAY DAGGER 電子トリガーSSS3.0 電動ガン

ICS LIHGTWAY-DAGGER 電子トリガーSSSIII

セミ・3バースト・フルオート電動ガン

可変ホップアップシステム

全長   640mm(伸長時711mm)

重量   2,305g

装弾数    300発

価格   48,840円 (税込)

エアガンレビュー ICS LIGHTWAY DAGGER 電子トリガーSSS3.0 電動ガン

 

LIGHTWAY-DAGGERに搭載されている電子トリガーSSS.Ⅲは、撃ち始めの2~3発でバッテリーの電圧等を検知して、自動で最適なプリコッキング設定を行う機能を持っている優れもの。

プリコッキングのリリースも、実銃でのボルトフォアードアシストノブを押すだけと凄く便利。

ショートストローク・トリガーのフィーリングも良く、個気味良いセミオート射撃が出来ます。

ただし、この電子トリガー搭載モテルは、ベースモデルよりハイトルク・モーターや内部カスタムパーツで強化されているため、元々のレスポンスが良過ぎてプリコッキングのありがたみが、やや薄まってます。

まあ、それ程にキレッキレな気持ち良いセミオート射撃が楽しめる、電動ガンです。    

 

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ICS LIGHTWAY-DAGGERのレビューページはこちらから

 

2位 C.A.T. AR-15 Legend 8.5inch

エアガンレビュー C.A.T. AR-15 Legend8.5inch CAT-02 機械式可変プリコッキング電動ガン

C.A.T. AR-15 LEGEND 8.5 機械式可変プリコック

可変ホップアップシステム

全長   670mm(伸長時760mm)

重量   2,300g

装弾数    130発

価格   52,690円 (税込)

エアガンレビュー C.A.T. AR-15 Legend8.5inch CAT-02 機械式可変プリコッキング電動ガン

 

C.A.T.(Combat Artisan Tactical)は、有名なカスタムガンショップ「Airsoft97」監修のオリジナルブランドで、C.A.T Legendシリーズは世界初のMAPセクターギアによる機械式可変プリコッキングを搭載した電動ガンです。

プリコッキングとハイトルクなイナズマモーターの融合は、ハイレスポンスな射撃を楽しめます。

マイクロスイッチ・トリガーを装備した、カチッとした感触のあるトリガーフィーリングも独特で、良い撃ち心地を感じます。

ただ、プリコッキングのリリースに付属の調節ツールを使うのは、ちょっと面倒に感じますね。  

 

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C.A.T. AR-15のレビューページはこちらから

3位 WELL PRO   PPK-20 

WELL PRO PPK-20 プリコックETU

セミ・3ショットバースト・フルオート プリコッキング電子トリガー電動ガン

可変ホップアップシステム

全長   610~690mm(伸長時)

重量   2,057g

装弾数    30発/90発切替可能

価格   37,500円 (税込)

プリコッキングは5段階に設定できて、中間設定でもレスポンスが良く、とても良い。

電子トリガーの設定を、トリガー操作で行うためか、バイナリートリガー時の操作性のためなのか、トリガーストロークが長い。

なのでセミオート射撃の連射では、折角のキレッキレ・レスポンスが損なわれている。

まあ、バイナリートリガーにすれば、最強!になるのですが・・・。

機械的に操作してバネをリリース出来ない仕様なのも残念。

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WELL PRO PPK-20のレビューページはこちらから

  4位 ダブルイーグル Aeroknox//15 EK-V2

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

Eshooter Kestrel V2電子トリガーユニット電動ガン

可変ホップアップシステム

全長   725mm(伸長時807mm)

重量   2,570g

装弾数    180発

価格   46,000円 (税別)

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

 

電子トリガーユニット「Eshooter Kestrel V2」は、説明書のQRコードからダウンロードヘージに行ってアプリをインストールし、銃とスマートホンをBluetoothで接続して各種設定を行うハイテクシステムです。

射撃モードやプリコッキング等細かい設定が可能で、プリコッキングをオフにして使用する事も出来たりと、とにかく設定が多彩。

ややトリガーストロークが長いのと、それ程強力なモーターは搭載していない事もあり、プリコッキング設定にしても1位・2位ほどのキレの良さではないですね。

プリコッキングのリリースは、スマートフォンでプリコッキング設定をオフにして、一回銃を撃つと言うやり方なので少し面倒です。    

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DE Aeroknox AX//15のレビューページはこちらから

 

プリコッキングについて

近年は海外製電動ガンの電子化は目覚ましく、色々な機能を搭載した電子トリガー電動ガンも多くなりました。

ただ、機能ありき的な物も少なからず有ると思います。

キレキレのトリガーフィーリングを!と言う思いを叶えるプリコッキングですが、基本的な電動ガン自体の動力性能も共わないと魅力は半減してしまいます。

バランス良く性能の高い電動ガンを選べば、満足感も高いと思います。


 

特集 結局 CO2ガスガンの何が良くて何が悪いのか? メニュー

〇CO2ブローバック・ガスハンドガンの現状

〇CO2ガス ブローバック・ハンドガンの良いところ

〇CO2ガス ブローバック・ハンドガンの悪いところ

〇最後に

〇メーカー別レビューリスト

 

CO2ブローバック・ガスハンドガンの現状

国内メーカーから、小型カートリッジ式CO2ブローバックガスガンが発売され早10年あまり。

エアガンメーカー全体としては、CO2ガスガンの盛り上がりに偏りを強くかんじます。

新しいジャンルとして勢い付けたい新興メーカーと、むかし無法者達が改造CO2ガスガンで事件を起こし、トイガン業界が荒らされた過去を経験している大手老舗メーカーとで、CO2ガスガンに対する温度差が顕著に現れている様です。

長年安全性を第一に考えてきた国内メーカーにとって、CO2ガスは安全性や改造防止の観点で言えば、まだまだ腫れ物に触る思いなのでしょう。

BATONairsoftさんとCarbon8さんの新興メーカーを除く、現在販売されている国内大手老舗メーカーのCO2ブローバックガスガンは、マルシンさんが「FNファイブセブン」の1モデル(以前M1カービンのCO2ブローバックガスがありましたが、現在は生存確認できず。)、最近になってKSCさんがMK23ソーコムピストルで、KSC初のCO2ブローバックガスをモデルアップした位、と言うのが現状です。

東京マルイさん、マルゼンさん、ウエスタンアームズさんはCO2ガスガンを発売していません。(2023年現在)

 

 

それでは、現在国内で発売されているCO2ブローバック・ガスハンドガンの良いところから見てみましょう。

CO2ガス ブローバック・ハンドガンの良いところ
〇高圧なガスを利用した異次元のブローバック。
〇CO2は地球に優しい。
〇一般的なHFC134aガスを使うブローバックガスガンより、寒さに強い。

〇高圧なガスを利用した異次元のブローバック。

HFC134aガスの5~10倍と言われるCO2ガスを使ったブローバックは、正に強烈。

同じメーカーでもモデルにより味付けが異なるので、最大級にリコイルショックを味わえる物や、少し穏やかにされた物まで色々ですが、基本的に通常のブローバックガスガンより強力です。

私も初めてCO2ブローバックガスガン(カーボネイトM45CQPでした)を撃った時は、恐ろしい位の強烈なブローバックに、遂にエアガンもここまで来たかと感動しました。

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カーボネイトM45CQPのレビューページはこちらから

〇CO2は地球に優しい。

詳しい事は、「特集 エアガン用ガスの今後は?」で書いていますが、現在エアガン用ガスで主流のHFC-134aガスの温暖化係数は1,430、HFC-152aガスで124。それに対してCO2ガスは1です。

「地球温暖化係数とは、二酸化炭素を基準の「1」として、放出された気体の濃度あたりの100年間の温室効果の強さを比較して表したもの。」

 

〇一般的なHFC134aガスを使うブローバックガスガンより、寒さに強い

詳しい事は、「特集 エアガン用ガスの今後は?」で書いていますが、現在エアガン用ガスで主流のHFC-134aガスの温暖化係数は1,430、HFC-152aガスで124。それに対してCO2ガスは1です。

「地球温暖化係数とは、二酸化炭素を基準の「1」として、放出された気体の濃度あたりの100年間の温室効果の強さを比較して表したもの。」
〇一般的なHFC134aガスを使うブローバックガスガンより、寒さに強い。


これは寒さに対して耐性が有ると言う事では無く、元々ガス圧が高いので温度低下でガス圧が下がっても、まだ弾を発射出来るカス圧のレベルであると言う事。

ブローバックガスガンは、ガスタンクに貯めた液体状のガスを、銃の作動に必要な量だけ気化させて、その気体にしたガスの圧力で弾の発射とブローバックを行います。

「冬にガスガンが使えない」と言うのは、温度が低いと液体から気体になり難くなるので、弾の発射や作動に必要な量だけの気化が間に合わなくなり、初速の低下や作動不良を起こしてしまうから。

 

この表は、室温18.3度でCO2ブローバックガスガンとHFC-134aブローバックガスガンで、秒間2発の連射をした時の初速の変化をグラフにした物です。

液体が気体になる時には、周りの熱を奪う現象が起きます。(気化熱)

ヘアースプレーや殺虫スプレーを使うと缶が冷たくなる現象も同じ。

なので、ガスガンを撃てば撃つほどガスタンクは冷えていきガス圧が低下していきます。

CO2ガスは、気化熱の現象は緩やかと聞いていましたが、このグラフを見る限りはあまり違いは感じませんね。

CO2ガス ブローバック・ハンドガンの悪いところ
〇高圧故の安全性。
〇ガスの継ぎ足し補充は不可で、ガスが残っているとカートリッジの取り外しも出来ない。
〇使い捨てのカートリッジが、直ぐに溜まる。

〇高圧故の安全性。

強烈なブローバックでスライドやパーツが破損する事例は、BATONさんやCarbon8さんの企業努力で、随分減っていると思います。

CO2カートリッジのマガジンへの装着や改造防止等、色々と試行錯誤されている様ですが、高圧なだけで「怖い」と言う心理が付きまとうのも事実。

使う側も危険性を十分に理解して、正しく安全に使う気持ちが必要です。

また海外製の安全性の低いCO2ガスガンは避けた方が良いでしょう。

SNSでCO2マガジンが破裂する動画がアップされたりしますが、これも海外製の閉鎖型マガジンと言われる安全性の低い物です。

 

〇ガスの継ぎ足し補充は不可で、ガスが残っているとカートリッジの取り外しも出来ない。

これはサバイバルゲーマーの方には、使い難い物でしょう。

通常のガスガンなら、ガスを継ぎ足して次のゲームに備えられるし、そうしないとマガジンが沢山必要になります。

使い切らないと新しいガスに交換出来ないのも不便です。

ゲーム中にガス欠なんてしらけるし、やっぱりマガジンが多く必要になります。

残りが少ないからと、放出バルブを指で押して強制的にガスを排出するのも考え物です。

カートリッジ式CO2ガスガンは、お座敷シューター向きのシステムだと思いますね。

 

〇使い捨てのカートリッジが、直ぐに溜まる。

大雑把に言えば、1カートリッジで大体100発撃てるので、CO2ブローバックガスガンを100発撃つ度に金属製カートリッジのゴミが1つ発生します。

最終的にはリサイクルされるにせよ、取り敢えずかさばります。

 

 

最後に

と、良い点悪い点を上げてきましたが、CO2ブローバックガスガンはまたまだ発展途上のジャンルですので、温かく見守っていく必要があります。

マルイ製をコピーした、海外製CO2ブローバックガスガンのマガジンを輸入して販売すれば、マルイ製ブローバックガスガンをCO2化!なんて、安全性を無視した事等は止めて、メーカーやショップさん等業界全体が一体となってCO2ガスガンというジャンルを正しい方向に導いて欲しいものです。

勿論ユーザー側の安全意識も必要で、決して昔の様にCO2ガスガンを消滅させてしまわぬ様、みなさんお願いしますね~。



 国内の組合に加盟している、主なメーカー、ブランド

 

記述が無い物は全て、CO2ブローバックガスガンです

 

 マルシン工業株式会社

国内で最初に8cmCO2ガスカートリッジをパワーソースにした
ガスガンを発売したメーカー。

加盟業界団体--STGA(全日本トイガン安全協会)
 
FN Five-seveN   → レビューページはこちら

 

 Carbon8 (カーボネイト)

台湾のKJworksのガスガンを国内仕様にして販売しているブランド。
株式会社ハッチが運営しています。

加盟業界団体--STGA(全日本トイガン安全協会)
 
Cz75-2nd.バージョン 
M45CQP  →レビューページはこちら 
M45DOC-NiteShift →レビューページはこちら 
ストライカーナイン   →レビューページはこちら
CZ P09   →レビューページはこちら
ストライカー9S SEQUENCER   レビューページはこちら
HELLCAT 4.3  レビューページはこちら
L9A2  レビューページはこちら

 

BATON airsoft 

海外メーカーのエアガンを国内仕様にして、独自企画販売しています。
有限会社タニオコバとのコラボレーションでも話題になりました。

所属業界団体--JASG(日本エアースポーツガン振興協同組合)
BT-PIT VIPER →レビューページはこちらから
BM-9  →レビューページはこちら
BM-45  →レビューページはこちら 
BS-HOST 
M1911A1   →レビューページはこちら 
BS-STACCATO  → レビューページはこちら
BH-USP   →レビューページはこちら 
BS-COMBAT MASTER   →レビューページはこちら 
BG-17 レビューページはこちら

G
LOCK G19 Gen5 →レビューページはこちら

 

 SIG AIR

実銃メーカーSIG SAUER のエアガン販売部門がSIG AIRで
製造は台湾のVFCが担当。
国内販売の窓口はLayLaxさんが行っています。

加盟業界団体--JASG(日本エアースポーツガン振興協同組合) ←LayLaxさんが加盟
M17  →レビューページはこちら 

 

 KSC

既存のリキッドチャージ・ブローバックガスガンモデルを改良して
CO2ブローバックガスガン「システム ゼロ」シリーズが新登場。

今後の展開に期待。

加盟業界団体--JASG(日本エアースポーツガン振興協同組合)
Mk23 SOCOM PISTOL →レビューページはこちら 

 

 

国内の組合に加盟していないメーカー、ブランド

参考程度に

 

 TOXICANT AIRSOFT

情報が乏しく、まだ良く分からないメーカーさんです。
BUL SASⅡUltralight 3.25 →レビューページはこちら
BUL SASⅡUltralight3.25 COMP →レビューページはこちら

 


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