エアガンレビューン

エアガンレビューサイト「ガンネット」通信。

国内外製エアソフトガンを、詳細にレビューしています。

カテゴリ:東京マルイ >  10才以上用 電動ガン

ネットでの実売価格チェックはこちらから

 

 

電動ブローバック電動ガンとは?

マルイ製 電動ブローバック電動ガンは、10才以上用の電動ガンで単四乾電池4本を使用して作動します。

モデルによっては、セミオートに加えてフルオート射撃が出来るタイプもあります。

外観のクオリティや威力は、10才以上用コッキング・エアガンと同等ですが内部構造は全く別物で、電動ガン独特の物です。

射撃に合わせてスライドが前後に作動する(ブローバックもどき)のが特徴ですが、作動スピードはマッタリで動きも短め。

それでも実銃と同じ動きをしてくれるのは、撃っていて楽しいですよね。

コッキングエアガンと違って、連続して撃てるのは面白いです。

実銃のお話し

1938年にドイツ国防軍に制式採用されて以来、第二次世界大戦終結まで120万丁が生産されたワルサーP38の後継機として1976年に「P5」1988年には「P88」を開発しましたが、どちらもライバルの他社製品に比べて高価だったのが災いしてか、商業的には失敗に終わってしまいました。

1993年にエアガン界では有名なウマレックス社に買収され傘下にはいると、1996年にワルサー社初のポリマーフレームオートである「P99」を開発しました。

このP99は、提携していたアメリカのS&W社の影響を色濃く映し出しているモデルになりました。

なので数年後にS&W社によるライセンス生産モデルとして発売された「SW99」は、P99と瓜二つ。

ドイツ本国では警察用拳銃として認定されていて、徐々に正式採用する部隊も増えている様。

P99はドイツ以外にポーランドでも生産されていて、軍や警察に制式採用されています。

 

ワルサーと言えば、ジェームズ・ボンドの愛銃ワルサーPPKが有名ですが、18作目の「トゥモロー・ネバー・ダイ」から4作ほどはワルサーP99が使用されました。

でもまあ、それ以降はPPKに戻ったので、P99はスパイ用としてはサイズが大きすぎたのでしょうね。

  

データと銃の特徴

 

 

東京マルイ P99 DAO 電動ブロ電動ガン

10才以上用電動ブローバック電動ガン

固定ホップアップシステム

全長   181mm 

重量   318g(電池込み実測)

装弾数    16発

価格   4,980円 (税別)

 

この銃の特徴
〇10才以上用で、セミ・フルオートが楽しめる電動ガン
〇射撃に合わせてスライドがブローバックするアクションがリアルで楽しい
〇マルイ製ならではの実射性能の高さ

 

 

 

 

 

外観レビュー

外観は10才以上用コッキング・エアガンと同じレベルで、全面的にプラスチック感が強いですが、仕上げ的にはとても綺麗です。

さすがマルイさん!といったところ。

モナカ構造のフレームも、貼り合わせ部分は比較的我慢出来るレベル。

刻印類は、電動ブローバック仕様な物もあるし省略部分もありますが、ワルサーP99の雰囲気は出してます。

まあ刻印自体の質感は、お察しの通り。

銃の左側は、モナカ構造のフレームを貼り付けるためのネジが見えるので、ちょっとチープ感が漂います。

フロント・リアサイトにホワイトの色入れはありません。

リアサイトには窪みがあるので、頑張って自分で入れられそうかも。

スライド後部には、機能はありませんがコッキング・インジケーターがあります。

実銃ではコッキング状態だと赤い突起が突き出て、コッキングしている事を教えてくれます。

このエアガンではスライド作動中は突起が隠れて、なんとなく雰囲気を味わえるギミックになっています。

マズルには、しっかりライフリングが再現されています。

アルミ製のインナーバレルは、バレル先端までは伸びていません。

けっこう奥の方に見えます。

スライドの作動量は、正確ではないですが18mm位かなあ。

短めです。

スライド以外に可動部分は少なく、ほぼモールドです。

グリップには、マルイ製電動ブローバック電動ガン独自のセイフティが装備されています。

このレバーをしっかり握りながらトリガーを引かないと銃が作動しません。

これは実銃からするとリアルではありませんが、子供もたのしめる安全性を考慮したと言う事で。

電源の単四乾電池4本は、グリップ底部から挿入します。

アルカリ電池指定になってます。

マガジンは細長く湾曲した、通称バナナマガジン。

マガジンのリリースボタン等はありません。

マガジンを最後まで押し込むと固くなって落ちない仕様。

限られたスペースにマガジンを通さないといけないので、こんな細くて湾曲しているのですが、雰囲気は出ませんよね。

しかも装填したBB弾が、今にも飛び出しそうで携帯するのは、ちと不安。

装弾数は16発です。

フルオート射撃では、16発は少なく感じるかも。

別売ですが、同じ電動ブローバックのハイキャパシリーズ専用ロングマガジン(装弾数35発)が羨ましい。

実射

電池を入れてマガジンを装填すれば、いきなり撃ててしまうのは電動ガンならではの、つまらなさ。

トリガーも電気スイッチ的で、撃ちました感の無さときたら。

それでもスライドが固定された電動ハンドガンより全然たのしい。

のんびりガシャコンと動くスライドに愛らしささえ覚える。

やはり一発ずつスライドを引いて撃たないといけないコッキングエアガンとは、軽快感が全然違います。

フルオートは秒間5~6発程度なので、頑張ればセミオートで素早くトリガーを引けば同じくらいのスピードで撃てます。

が、あまり早いトリガーアクションをすると無反応になる場合もあるので、実戦で2~3発ずつ撃つ人は、フルオートにしてトリガーコントロールで2~3発撃つのがスマートかと。

10才以上用と言えど実射性能が良いのは、マルイさんらしい。

性能が安定しているので、新しく銃を購入する時に心配が要りません。

その代わり外れ個体だったらどうしよう・・・・と言うドキドキも無いですが。

 

距離 10m 半径2cm刻みの円(横幅がA4サイズ) 0.12gBB弾
セミオート10発

(注:距離10mでは、コピー用紙を全く貫通出来ません)

CYMA MP-443 18.5℃  43%
0.20gBB弾 平均初速   42.5m/s 
  
1発目 42.46m/s 
2発目 42.72m/s 
3発目 42.32m/s 
4発目 42.60m/s 
5発目 42.25m/s 
  
計測機 XCORTECH X3200 

0.12gBB弾の初速は、適正ホップ時の数値です。

マルイ ワルサーP99を見る

アマゾンで価格を見る

楽天市場で価格を見る

Yahooショッピングで価格を見る

メルカリで価格を見る

 

エアガンレビュー東京マルイ ハイキャパ4.3 Hi-CAPA4.3 電動ブローバック フルオート 10才以上用 電動ガン

 

ネットでの実売価格チェックはこちらから

レビューページ メニュー

〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

実銃のお話し

銃器設計家のジョン・ブローニングの基本設計を基に、マンストッピングパーワーの高い大口径拳銃が欲しいと言う、アメリカ軍の要望に応えるべくコルト社が開発した軍用自動拳銃がM1911です。

日本では民間向けモデルの名称「ガバメント」と言った方が馴染みがありますね。

名前の通り1911年に制式名称「M1911」としてアメリカ軍に採用され1926年には、少し改良されて「M1911A1」になりました。

そして1985年に後継機のベレッタ社M9と交代するまでの長きに渡ってアメリカ軍の制式拳銃を勤めました。

制式拳銃を外れた後も海兵遠征隊等は、軍に保管されていた程度の良いM1911のフレームにスプリングフィールド・アーモリー等の新品スライドを組み合わせるなどして「MEUピストル」を作らせたり、挙句には全く新規のM45A1を採用したりと、M1911が大好きな部隊もありますね。

民間ではガバメントの特許が1986年に失効してからは、多くの銃器メーカーがコピーモデルを制作しました。

その中でもハイキャパ(ハイキャパシティ=多弾数マガジン)モデルで有名なのが、STI社 SV社 パラ・オードナンス社です。

STI社(現在のスタッカート社)の2011シリーズはスチール製シャーシとポリマー製のグリップやトリガーガードを一体化させたフレーム構造と多彩なパーツ構成により、豊富なラインナップでスピードシューティングを始めとする様々な用途に対応しています。

 

エアガンレビュー東京マルイ ハイキャパ4.3 Hi-CAPA4.3 電動ブローバック フルオート 10才以上用 電動ガン

 

マルイ ハイキャパ4.3 電動ブローバック

10才以上用セミ・フル電動ガン

固定ホップアップシステム

全長   199mm

重量   338g (電池込み実測)

装弾数    16発

価格   3,980円 (税別)
 

エアガンレビュー東京マルイ ハイキャパ4.3 Hi-CAPA4.3 電動ブローバック フルオート 10才以上用 電動ガン

 

外観レビュー

エアガンレビュー東京マルイ ハイキャパ4.3 Hi-CAPA4.3 電動ブローバック フルオート 10才以上用 電動ガン

 

 

エアガンレビュー東京マルイ ハイキャパ4.3 Hi-CAPA4.3 電動ブローバック フルオート 10才以上用 電動ガン

 

マルイ製電動ブローバックシリーズエアガンは、昔から10才以上用エアガンの中では、壊れやすい代名詞の様に言われてますが個人的には、壊れ易さの個体差も激しいと思います。

まあ私も何丁か壊れてますが、私の場合はモーター軸に付いてるピニオンギアの割れによる空回りの一択ですね~。

よくある、トリガーを引くとモーターの回る音はするけど、うんともすんとも全く作動しないってやつです。

それでも電動ガンなだけに、調子に乗って撃ちまくってますから壊れるまでの発射回数は、かなりの物だと思いますが。

もう一つネガティブなのは、フルオート機能も追加されたのにマガジンと言えば昔ながらの特殊な細長い湾曲マガジンのまま。

装弾数も16発と、ちょっと物足りない感じです。

なので私も、新しい電動ブローバックに手を伸ばしていなかったのですが電動ブローバック・ハイキャパ用ロングマガジンが発売されている事を知りならばと、久しぶりに電動ブローバックの連射を楽しむ事にしました。

マルイ電動ブローバック・ハイキャパ4.3は、マルイオリジナルデザインのハイキャパシティタイプM1911です。

オリジナルですが、STI社の2011シリーズがモデルになっていると言われてますね。

マルイさんでは既にブローバックガスガンで、ハイキャパ4.3タクティカルカスタムを発売していますが、外観的には電動ブローバック・ハイキャパ4.3と瓜二つで、刻印類もほぼほぼ同じです。

スライドの質感はブローバックガスガンの物に、遜色無い程に良いのはビックリですが、フレーム部分はプラスチックに少し艶消しを施した程度で表面の所々にヒケが見られるし、クオリティの差が激しいです。

まあスライドとフレームのコントラストがあって、良いと言えば良いですけどね。

 

エアガンレビュー東京マルイ ハイキャパ4.3 Hi-CAPA4.3 電動ブローバック フルオート 10才以上用 電動ガン

 

マズルを覗いてみると、なんだか径が大きいので測ってみると12.7mmもありました。

これは丁度50口径になりますね・・・って、お前はデザートイーグルか?!

ライフリングも一応再現されてる様ですが、線が細くて中途半端。

その奥にはアルミ製インナーバレルを固定するパーツ等が見えたりとスッキリしていません。

まあ銀色に輝くインナーバレルが殆ど隠れてるので、目立たなくて良いかも知れませんね。

フレームのダストカバー部分には20mmアンダーマウントレイルが装備されていますが、耐久性は無さそうなのでフラッシュライト等も軽量な物を選んだ方が良さそうです。

 

エアガンレビュー東京マルイ ハイキャパ4.3 Hi-CAPA4.3 電動ブローバック フルオート 10才以上用 電動ガン

 

写真は UFC製STREAMLIGHT TLR-7タイプのウエポンライトですがこれ位なら大丈夫そうですが、あまり強くネジを締めたくない感じですね。

マルイ製CQ-FLASHなら、ハイキャパ4.3の対応オプションになっているので安心かも。

 

エアガンレビュー東京マルイ ハイキャパ4.3 Hi-CAPA4.3 電動ブローバック フルオート 10才以上用 電動ガン

 

コンセプトはブローバックガスガンの、ハイキャパ4.3タクティカルカスタムと同じなのでコンパクト性、携帯性や取り扱い易さを重視しています。

なのでビーバーテイルは切り詰められ、スケルトンハンマーも衣服に引っ掛からない様に丸みを帯びた形状になっています。

サムセイフティも左側のみの仕様になっています。(機能は無くてモールドで動かす事は出来ませんが)

フロントとノバックタイプのリアサイトはモールドで、ホワイトの色入れもありません。

 

エアガンレビュー東京マルイ ハイキャパ4.3 Hi-CAPA4.3 電動ブローバック フルオート 10才以上用 電動ガン

 

ハンマーは射撃に連動して動きますが、射撃の機能には関わっていません。(連動して動いてるだけです)

スライドが作動するとハンマーは起きた状態になり、撃てばちゃんとスライドが動き出す直前にハンマーは落ちます。

直後にスライドが作動するので、またハンマーは起きた状態になります。

ハンマーが落ちた状態にしたい場合は、後ろからちょっと押してやれば戻るのですが、正式にはハンマーの左側からチョンと押してやるとハンマーは落ちます。(暴発なんてしません)

因みに電池を抜いてトリガーを引いても、ハンマーは落ちません。

 

エアガンレビュー東京マルイ ハイキャパ4.3 Hi-CAPA4.3 電動ブローバック フルオート 10才以上用 電動ガン

 

スライドを手で動かしてみると20mm程動くので、電動で作動する範囲はこれよりやや短い位でしょうか。

セミオートとフルオートを切り替えるセレクターはトリガーガード内にあります。

写真の様に前方の位置で、フルオートになります。

 

エアガンレビュー東京マルイ ハイキャパ4.3 Hi-CAPA4.3 電動ブローバック フルオート 10才以上用 電動ガン

 

グリップ・セイフティはライブ作動なんですが、グリップ・セイフティは銃を撃つためにグリップを握ったら自然にセイフティが解除されるので感覚としては、セイフティの無い銃みたいな感じになります。

マガジンリリスボタンはモールドで動きません。

マガジンをロックしている物は無いので、マガジンはそのまま引っ張って外します。

マガジン底部のマガジンバンパーは、コンパクトサイズ仕様になってます。

スライドトップは反射を抑えるセレイションが施され、エジェクションポートには45ACPと刻印されたチャンバーカバーが鈍く輝いてます。(チャンバーカバーはメタル製ぽいんですけど?)

 

エアガンレビュー東京マルイ ハイキャパ4.3 Hi-CAPA4.3 電動ブローバック フルオート 10才以上用 電動ガン

 

付属の細長湾曲マガジンの装弾数は16発で、装てんしたBB弾が飛び出さない様に押さえてくれてるマガジンリップも特殊な形状をしています。

道具を使わずにマガジンにBB弾を装てんするのも、ちょっと面倒です。

装弾数35発のロングマガジンだと尚更です。

ここはマルイ製BBローダーを使うのが正解ですね。

ロングマガジンには、BBローダーとマガジンを接続するためのアダプターも付属しています。

まあ、アダプターが無くても指で囲って押さえていれば、なんとかなりますが。

銃を作動させるための電池は、アルカリ単四電池を4本使用します。

銃の作動に影響があるため、アルカリ電池以外はお勧めしません。

って言うか、使わないで!

また、この銃は電池を逆に装着すると通電しないように逆向き通電故障防止構造になっているので、電池のプラス端子部分が短いと銃側の端子と接触出来ず、通電しません。

電池メーカーによってはプラス端子の出っ張りが短い物もあるそうなので、注意が必要です。

もし電池を入れても銃が作動しない場合は、まず電池の端子や装着する向きを再度確認してみて下さい。

電池はマガジンを抜いてグリップ底部のフタを開けて装着します。

 

実射

ガッシリしてるハイキャパ特有のグリップですが、重量が軽いので握り難さも感じませんし、大型拳銃がらにじみ出る威圧感も緩んでます。

トリガーストロークもトリガープルも、電動ガンにしてはフィーリングが良く軽快に撃てますが、銃の作動は何時もの様にガチャコン・ガチャコンとのんびりした感じ。

フルオート時の回転スピードは、毎秒6発程度です。

まあ、それでも付属のマガジンだと3秒しない内に撃ち尽くしてしまいますが。

1個のモーターで弾の発射とスライド作動を担っているのでご苦労様といった所です。

弾道は10mを超えた辺りから左に曲がっていく感じだったのですがフルオートで撃ちまくってたら、ホップラバーが馴染んだのか何時の間にか真っ直ぐ飛ぶ様になってました。

ほぼ適正ホップで、0.12gの軽い弾なりに頑張って真っ直ぐ飛んでます。

距離10mでの集弾性も纏りが良く優秀です。

初速も10才以上用エアガンの自主規制値ギリギリなので飛びも良いですし別売のロングマガジンを使えば、かなり強力なアイテムですね。

構造的には昔ながらの電動ブローバック・シリーズですがその中では、最新のハイキャパは一番のお勧めです。

 

エアガンレビュー東京マルイ ハイキャパ4.3 Hi-CAPA4.3 電動ブローバック フルオート 10才以上用 電動ガン

 

 

 

エアガンレビュー東京マルイ ハイキャパ4.3 Hi-CAPA4.3 電動ブローバック フルオート 10才以上用 電動ガン

距離 10m 半径2cm刻みの円 0.12gBB弾
セミオート10発

(距離10mでは、コピー用紙を貫通出来ません)

 

エアガンレビュー東京マルイ ハイキャパ4.3 Hi-CAPA4.3 電動ブローバック フルオート 10才以上用 電動ガン

 

マルイ ハイキャパ4.324.4℃ 46%
0.12gBB弾 平均初速   47.6m/s 
1発目 47.9m/s 
2発目 47.5m/s 
3発目 47.6m/s 
4発目 47.3m/s 
5発目 47.6m/s 


アマゾンで価格を見る

楽天市場で価格を見る

Yahooショッピングで価格を見る

エアガン通販

アマゾンで価格を見る

楽天市場で価格を見る

Yahooショッピングで価格を見る


S&T M4 CQB-R スポーツライン G3電子トリガー 電動ガン

 

ネットでの実売価格チェックはこちらから

レビューページ メニュー

〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

実銃のお話し

世界で最も使用されたアサルトライフルAK-47の欠点だった重量と生産効率の悪さを改善するために1959年に生産開始されたのが、AK-47の後継機で近代化したカラシニコフを意味するAKM(アフトマート・カラーシュニコブァモデルニジーロブァンヌイ)で、AK47と同じ7.62×39mm弾を使用します。

7.62×39mm弾は口径が大きくマンストッピングパワーは強力でしたが、半面反動も強いためにフルオートが扱い難くく、着弾が安定しないと言う欠点もありました。

1955年から始まったベトナム戦争が数年ほど過ぎた頃から、アメリカ軍は小口径のM16を使い始めましたが、このM16が使用する5.56×45mm弾は比較的反動が少なくて扱い易く、連射時も安定した弾道で命中精度も高い物でした。

また小口径高速弾は、近距離でのボディアーマー等の貫通能力も高く弾薬も小振りなので、携行出来る弾薬量が増やせるというメリットもありました。

この点に着目したソビエトが、AKMをベースに5.45×39mm弾を使用出来る様に手を加え開発したのがAK-74で、1974年にソビエト連邦軍に制式採用されました。

小口径弾は貫通能力は高いのですが、それ故ダメージを与え難いというデメリットもありました。

そこで人体等のソフトターゲットへの命中時に、弾頭が横転してマンストッピングパワーを強力にする5.45×39mm弾を開発し投入されました。

S&T M4 CQB-R スポーツライン G3電子トリガー 電動ガン

 

東京マルイ AK-74U LIGHT PRO

10才以上用電動&コッキング エアガン

可変ホップアップシステム

全長   500mm-740mm(ストック伸長時)

重量   1,580g

装弾数     520発(ゼンマイ巻上げ式多弾数マガジン)

価格   14,800円 (税別)
 

S&T M4 CQB-R スポーツライン G3電子トリガー 電動ガン
S&T M4 CQB-R スポーツライン G3電子トリガー 電動ガン

 

外観レビュー

S&T M4 CQB-R スポーツライン G3電子トリガー 電動ガン

実銃では、AK-74のストックを折り畳み式にした物はAKS-74と呼ばれていてAKS-74の銃身を短くしたショートカービンが、AKS-74Uになります。

なのでマルイ製AK-74U LIGHT PROは、実銃でのAKS-74Uになるのかな?

でもハンドガードは後継機のAK-74Mっぽい感じの物で・・・分けわからんくなって・・・まあ、「AK-74U」という事で。

マルイ製10才以上用電動ガンLIGHT PROシリーズは、子供用だからと実銃より小振りなサイズに作られたBOYsシリーズと違い、実銃スケールのリアルなエアガンになっています。

全体的にはプラスチックが多用されていますが、レシーバーはザラザラしたマットな仕上げで、実銃だとスチールプレス加工のレシーバーカバーも、それっぽい雰囲気が漂ってます。

実銃のAKシリーズに見られる特徴的なリペットもモールドで再現されていてリアルなのですが、レシーバー両側の丸頭ピン4本ずつがプラスネジになっています。

まあ確かに実銃にも、その位置にピンはあるのですが・・・。

どうやら個人的な病で、中国製廉価エアガンの片面プラスネジだらけ仕様に対するアレルギー反応が、ここでも過剰に出ちゃったみたいです。

プラスネジの数だけ、安っぽく見えてしまう~的な・・・どうも気になってしまう。

セレクターはプラスチックで操作も軽いのですが、節度感があって使い難くは無いです。

一番上がセイフティでトリガーがロックされます。(ダミーボルトは動かせちゃいますが)

真ん中がフルオートで一番下がセミオート位置と、実銃通りです。

S&T M4 CQB-R スポーツライン G3電子トリガー 電動ガン

AK-74Mタイプを短くした様なハンドガード両側には、20mmマウントレイルが装備されているので、フラッシュライト等のアイテムを装着する事が出来ます。

ハンドガードの手で握る部分は丸みが付けてあり、丸みからハンドガード底部にかけて表面が滑らかに仕上げてあるので、素手だと握り易いです。

まあ、やや滑りやすくはなりますが。

ハンドガード前部にあるガスブロックとフロントサイトは金属製で、ガスブロック左側には、スリングを取り付けるためのベースの輪があります。

AKS-74U独特のフラッシュハイダーもリアルに再現されていますがプラスチック製なので、特に先端部分の括れた辺りは強度が心配になりますね。

マズルを覗くと、奥の方にアルミ製のインナーバレル先端が見えます。

S&T M4 CQB-R スポーツライン G3電子トリガー 電動ガン

リアサイトはシーソーの様に前に倒したり後ろに倒したりして、近接戦闘用と精密射撃用を切り替える事が出来ます。
(説明書には、セミオート用・フルオート用、と書いてあります。意味合いは同じか)

確かに精密射撃用は切り欠きの幅が、近接戦闘用に比べて狭くなってますね。

S&T M4 CQB-R スポーツライン G3電子トリガー 電動ガン

実銃と同様に、レシーバーカバーのリリースボタンを押すとロックが解除されてレシーバーカバーが前方を軸にして、パカッと開きます。

中身はボルトでは無く、バッテリー収納スペースになっていてアルカリ単三電池を一直線に5本並べて装着します。

電動ガンBOYsシリーズはアルカリ単三電池6本使用しますが、なぜLIGHT PRPシリーズは1本減らしたのでしょうか?

銃の寿命を伸ばすためでしょうか、それともランニングコストを減らすため?

事情は分かりませんが、個人的には電圧が下がってフルオートの発射ハイクルが遅くなるのは、ちと不満なのですがねえ。

S&T M4 CQB-R スポーツライン G3電子トリガー 電動ガン

フォールディング・ストックはプラスチック製ですが、ヒンジになってる基部は金属製なので、一安心・・・なんですがストック根本付近に装備されているスリングスイベルが取り付けてある部分はプラスチックなので、ここはあまり無理な力が加わらない様にしないと、怖いですね。

ストックはリリースボタンを押してロックを解除する事で、左側に折り畳む事ができます。

左側に折り畳むので、セレクター操作やボルト操作の邪魔にならないのでストックを折り畳んでサブマシンガン的に使えるのも良いです。

折り畳んだストックはストック・ロックレバーで固定出来るので、ブラブラすることもありません。

ストックを元に戻す時は、ロツク・レバーを後方に引くとロックが外れるのでそのままストックを伸ばして戻します。

S&T M4 CQB-R スポーツライン G3電子トリガー 電動ガン

マガジンはゼンマイ巻き上げ式の多弾数マガジンで、装弾数は驚愕の520発。

18歳以上用の多弾数マガジンと同じ構造で、マガジン上部のフタを開けBB弾を投入して、マガジン底部のゼンマイのネジを巻けば操作完了。

18才以上用と違う箇所と言えば、ゼンマイを巻くと通路のBB弾を下から押し上げますが、銃に挿していない時はBB弾がマガジンから飛び出さない様にブロックされています。

このブロックの解除が18才以上用と違って、マガジン上部のフタの近くにボタン式で備えられています。

これは誤って押してしまいますね~。

ゼンマイが巻かれた状態で押してしまうと、ピューっとBB弾が吹き出します。

私もやっちゃいました。ビューっと。

ちょっと注意が必要ですね。

S&T M4 CQB-R スポーツライン G3電子トリガー 電動ガン

エジェクション・ポートのチャージングハンドルを引くと、ダミーボルトのカバーが後退して、ホップアップ調節レバーが見えますが、これがダミーボルトカバーを一杯に後退させても、左端にギリギリの場所にあってスライド操作がやり難いです。

頻繁に動かす物では無いですし、手動コッキング時はダミーボルトカバーを頻繁に動かすので、これ位隅にあった方がいいのかな?

 

 

実射



18才以上用と変わりない様なマガジンですが、ゼンマイの巻き上げは最初からやや重たく感じて少しずつしか巻けず、完全な巻き上げまで長く感じました。

フルオートの連射サイクルは、秒間10~11発程度なのでモッサリした感じですが作動音は比較的静かで、音質もマルイさんらしく上品な感じ。

以外に良かったのがセミオートで、それなりにリズミカルに撃てる感じですね。

フルオートほどモッサリを感じませんでした。

説明書に、全弾撃ち尽くすには2回ゼンマイの巻き上げが必要と書かれている通り、完全巻き上げして撃っても途中で弾が出なくなりました。

その時の残弾を数えてみると179発でしたので、フル巻き上げで300数十発撃てる事になり、これは18才以上用と変わらない性能です。

手動コッキングでも撃ってみましたが、チャージング・ハンドルとダミーボルトカバーは金属製で剛性感がありますし、コッキングも軽くて撃ち易く、操作感も良いです。

面白いのは、電池が入ってる状態でも手動コッキングで撃てる事で、セレクターがフルオート位置にある状態で手動コッキングすると一発だけ撃てます。

トリガーを戻して再度トリガーを引くと、電動フルオート射撃になります。

弾の飛びは、これまた上品ですね。

適正より僅かに弱ホップにして撃つと、自然でフラットな飛びを見せてくれます。

とても、0.12gの軽くて不安定な弾を飛ばしてるとは思えない位。

さすがに弾道は一筋の線の様に・・・とはいかず何本にも分かれますが、それぞれの弾道は素直に飛んでいくので、嫌悪感は無いです。

10mの集弾性も特別良いわけでもないですが、安定感があって落ち着いた感じです。

これはフルサイズのエアガン好きな子供たちにも満足してもらえるのではないでしょうか。

マルイ製という安心感と安定感もありますし。面白いですし。

ちょっと撃ちがしたい大人の方にもお勧めで、気軽に室内で的当て等出来ますよ。

 

 

S&T M4 CQB-R スポーツライン G3電子トリガー 電動ガン

距離 10m 半径2cm刻みの円 0.12gBB弾10発
(的紙貫通出来る威力はありません) 

 

AK74U LP  電動 19.8℃ 41%
0.12gBB弾 平均初速   38.8m/s 
1発目 39.4m/s 
2発目 38.9m/s 
3発目 38.5m/s 
4発目 38.9m/s 
5発目 38.5m/s 
AK74U LP  手動 19.6℃ 41%
0.12gBB弾 平均初速   39.6m/s 
1発目 39.7m/s 
2発目 39.5m/s 
3発目 40.1m/s 
4発目 39.4m/s 
5発目 39.3m/s 

 

   
アマゾン 楽天市場 Yahoo!ショッピング 

 

 

Yahoo!ショッピングでマルイAK-74Uをみてみる 楽天市場でマルイAK-74Uをみてみる

東京マルイ 電動ブローバック M9A1

 

ネットでの実売価格チェックはこちらから

 

東京マルイ 電動ブローバック M9A1

 

マルイ 電動ブローバック M9A1

10才以上用 電動ブローバック エアガン(セミ&フル)

固定ホップアップシステム

全長   217mm

重量   324g (電池含む)(実測)

装弾数     15発

価格   4,179円 (税込み)

東京マルイ 電動ブローバック M9A1

 

外観レビュー

ちょっと久しぶりに登場の電動ブローバックモデル。電動ブローバック・モデルとしては、すでにM92Fがラインナップされているのであまり目新しさは無いのですが、グレードアップされたM9をレビューします。

とは言え、今も昔も10才以上用エアガンの売れ筋は、やはりコッキング・タイプでしょうね。

マルイ製なら安くて性能も良いし。

でも、連続して撃てる電動ガンも魅力的。しかも弾の発射に合わせてスライドがガシャコン!!って動くギミックが付いて、面白い。

この電動ブローバック、最初は私ものんびり作動するスライドを馬鹿にしていました。

でも、全くどこも作動せず弾だけ飛んで行く普通の電動ガンより全然良いです。

普通の電動ガンや固定スライド・ガスガンを撃った時の虚しさが無い。

スライドがガチャガチャ動く振動が撃ち応えとして、手に伝わってくるので実に好い。

東京マルイ 電動ブローバック M9A1

で、お馴染みM92Fとの一番の違いは、実銃と同様にアンダーマウント・レイルが装備されたこと。

見た目にはトリガーガードの形状と相まって、かなり厳つい感じになりましたが近接戦の必須アイテムが装着可能になったのは、やはり嬉しいかぎり。

銃の外観は、縦にスパッと入ってるパーティング・ライン(貼り合わせ痕)がやたらに目立ちますが、10才以上用エアハンドガンだと、どれも同じレベル。

フレーム左側には、ネジもみえますしどうだ!!モナカ構造だぞ!!なんか文句あるか!!って堂々とした感じ・・・・・。

東京マルイ 電動ブローバック M9A1

とりあえず、早速フラッシュライトを装着してみました。

マウントレイルの強度を考えると、軽量なマルイ製 CQフラッシュあたりを装着するのがいいのでしょうが、今持ち合わせていないのでSUREFIRE(レプリカ)を装着。
これでも全然大丈夫そう。

残念ながらロックができなかったのですがレイルへの装着が適度に固く、脱落する心配は無い。

見た目にも綺麗にフィットしているし、なにより重量バランスが凄く良くなった。

これはカッコ良い!!!!

東京マルイ 電動ブローバック M9A1

スライドやフレームの刻印はこんな感じ。

クオリティは高いとは言えませんが、文字自体はクッキリしてます。

東京マルイ 電動ブローバック M9A1

グリップ中央のマークは、実銃ベレッタの「3本の矢」ならぬ「3本の剣」。

おとなの事情とは言え、シャレが効いててグッド !! 見た目もそれなりに良い。

東京マルイ 電動ブローバック M9A1

フロント・リアサイト共に色入れは無く、ちょっと寂しい。

ハンマーは無可動。

東京マルイ 電動ブローバック M9A1

電動ブローバック・シリーズにはお約束のクリップ・セイフティは勿論装備。

このセイフティを押し込みながらトリガーを引かないと、銃は作動しません。

まあ、グリップを握れば自然にセイフティは押し込まれるので、使い難さは無いですが。

しかし、いつも思うけどフレームやスライドの塗装パーツと、無塗装可動パーツとの質感のギャップが気になります。

コストの問題もあると思いますが、塗装して欲しいな~。

東京マルイ 電動ブローバック M9A1

セミオートとフルオートの切り替えは、フレーム右側のレバーをスライドさせて行います。

右利きの場合、左手で操作するのは少し使い難い、かといってグリップしている右手人差し指だと、位置的にはベストですがスライドの固さに負ける。

東京マルイ 電動ブローバック M9A1

残念ながらマガジンは今まで通りの細長いバナナ型。

グリップにモーターと電池を収納しているので、残りのスペースでマガジンを作るとこんな形に。リアルとは間逆なマガジンですが、我慢するしかないですな。

でもフルオート仕様なら装弾数を増やしてもらわないと、すぐに弾切れになっちゃう。

ちなみにBB弾は、写真の矢印方向からマガジンに押し込んで装てんします。

東京マルイ 電動ブローバック M9A1

電池は単四アルカリ電池をグリップ底部から装着します。

最近は100円ショップでも、アルカリタイプが6本入りでありますから重宝します。

まあ電池の持ちは悪いかもしれませんが、お座敷シューターだと電池切れするまで撃ちまくる事は無いので、愛用してますね。

実射

元もと重量は軽いうえに、グリップ部分にモーターや電池が収納されているので、バランスが後より。

なのでアンダーマウントレイルにフラッシュライト等を装着すると覿面にバランスが良くなり、重量感もアップするのでお勧めです。

性能的には、いつものフルオート電動ブローバック・・・・なのですが今回の個体は、やたらに強ホップになってる。

撃つとBB弾がビューンと上昇していくーーーーー!!

通常マルイの固定ホップだと、僅かに強めのホップ・セッティングが多いのですがこれは明らかにハズレ個体ですな。

なので集弾テストも、かなり狙点を修正して撃ちました。

集弾も多少乱れ気味になるかと思ってましたが、7mで的紙のだいたい黒色円内なので、電ブロの通常レベルでした。

電動ブローバックモデルだと7mで、吊り下げたコピー用紙を撃ち抜くのが限界レベル。

個体によっては、貫通できない場合もあります。

それでも紙をピーンと張った状態で貼り付ければ、貫通もし易くなりますが。

今回の個体は貫通してくれました。

回転スピードが遅いものの、フルオートはやはり楽しめます。

残念なのは、やはり装弾数が少ないことかな。

装弾数が30発ぐらいあったら、フルオートももっと楽しめると思うのですが。

マルイさん、何とかして下さい、お願いします。

7m  半径2cm刻みの円。0.12gBB弾 セミオート10発

マルイ M9A1 電動 を見る

アマゾンで価格を見る

楽天市場で価格を見る

Yahooショッピングで価格を見る

メルカリで価格を見る

 

東京マルイ TAVOR-21 COMPACT

 

レビューページ メニュー

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

東京マルイ TAVOR-21 COMPACT

 

東京マルイ TAVOR-21 COMPACT

電動ガンBOYsシリーズ 10才以上用電動エアガン

可変ホップアップシステム

全長   543mm

重量   1,090g (電池含む)

装弾数     140発

価格   9,240円 (税込み)

東京マルイ TAVOR-21 COMPACT

 

外観レビュー

タボールはイスラエルのIMI社(デザートイーグルとかウージーを作った会社で  現在は分離独立したIWI社が生産)のブルパップ式アサルトライフル。

そのなかでも、今回マルイがモデルアップしたのはスタンダードモデルより バレルが80mm(実銃スケールで)短いコンパクトモデル。

ブルパップ式のアサルトライフルと言えば、ステアーAUG等が有名ですが 私も国産エアガンメーカーがモデルアップしている物位の知識しか無いので このタボールも、よくイギリスのL85A1と混同していました。

これです。

東京マルイ TAVOR-21 COMPACT

L85A1    (写真=パブリックドメイン)

なので、H&K社によって改修されるまで、ダメダメ銃だったのは、どっちだったかな~?

なんてレベルのところに、マルイさんからドーンとタボールが発売されてビックリ。

ちなみに改修されたのは、L85A1の方で、L85A2になりました。

東京マルイ TAVOR-21 COMPACT

ブルパップ式の特徴は、機関部をストック部分まで後退させる事で、銃身を短縮させずに(命中精度を落とさずに)銃本体をコンパクトにする事が可能になります。

なので、ただっ広い野戦でも集弾性が良く、狭い市街戦でも扱いやすくてオールマイティに使える利点があります。

写真は、同じ電動ガンBOYsシリーズの「スカーL CQC」と全長を比較した物です。

スカーのストックは、一番伸ばした状態でストックからグリップまでは、ほぼ同じ長さかな。

スカーも銃身が短いCQCモデルですが、タボールはさらにコンパクトなのが分かりますね。

しかも銃身はスカーより長い。

まあ、電動ガンBOYsシリーズのインナーバレルは、銃身の先端まできっちり伸びては、いないので厳密な比較は出来ませんが、実銃で比較するならばタボール・コンパクトの銃身長は380mm、対してスカーL・CQCの銃身長は254mmとタボールのほうが126mmも長い。

東京マルイ TAVOR-21 COMPACT

BOYsタボールの外観は、表面がザラザラに加工された面が多くツルツル・テカテカのプラパーツが目立たないので、安っぽさはあまり感じません。
(10才以上用電動ガンでは・・・の話。)

とは言え、レシーバー上面やマウントレイル、サイトはツルツルのプラなので上から見ると、ちょっと・・・・・・・。

グリップの上部辺りに、片側4つの通風孔があり、実銃同様の内部パーツが見えてリアルに再現されています。

東京マルイ TAVOR-21 COMPACT

グリップ付け根にセレクターがあり、写真の「S」の位置でセイフティ状態。

「R」がセミオートで、「A」でフルオートになります。

使い易い位置にありますが、大人だとグリップを握ったままの操作は、少し窮屈かな。

グリップの中指がくる部分に、BOYsシリーズではお約束のセイフティボタンがありしっかりグリップを握ってボタンを押している状態でないと、トリガーは引けません。

まあ、ボタンは軽く押せるし、グリップを握れば自然とボタンは押されているので難しい事はなにもありませんけどね。

東京マルイ TAVOR-21 COMPACT

妙にピョコッと出ている、マガジンキャッチリリースレバー。

こんなに出てるの~? と実銃の写真を見てみると、確かにピョコッと出てますな。

先ほどのセレクター操作時の窮屈感は、セレクターを操作しようと手をずらすとこのマガジンキャッチリリースレバーと手が干渉してしまうせいでした。

実銃の場合は、もっとスペースに余裕があるのかもしれませんがBOYsタボールの場合は、大人が操作する場合リリースレバーを押してしまいそう。

東京マルイ TAVOR-21 COMPACT

マガジンはM4共用の140連ゼンマイ式多弾数マガジン。

写真の様に上部のフタを開けて、BB弾をジャラジャラ流し込むだけなのでとっても簡単なのですが、毎回思うけど、マガジン底部のゼンマイを巻くギヤを回すのが辛い。

18才以上用の多弾数マガジンに比べると巻き難いのだ。

ギヤのギザギザに爪を引っ掛けたり、指の腹を思い切り押し付けて回してみたりしてますが、すぐに指が痛くなっちゃう。

しかも、ちょっと巻くのをサボると直ぐに給弾不良になり、空撃ちになってしまう。

今までも多少感じていましたが、今回ほどでは、ありませんでした。

マガジンにも当たり外れがあるのか~!!

東京マルイ TAVOR-21 COMPACT

電池は、アルカリ単三電池を6本使用します・・・・・・が、私は今回も充電タイプのエネループで。

最近では100円ショップで、6本入りのアルカリ単三電池もあるので買ってくれば良いのですが、つい手もとにあるエネループを使ってしまいます。

電池の装着手順は、矢印のロック解除ボタンを押しながらハンドガードを前方に引き抜きます。

電池は左右と底部の3列に、2本ずつ入れます。

東京マルイ TAVOR-21 COMPACT

ホップアップはスライド式、簡単で分かりやすいですね。

銃本体右側、実銃のエジェクションポートの部分にあります。

18才以上用と違って、むき出しなのはBOYsシリーズ共通。

東京マルイ TAVOR-21 COMPACT

ブルパップ式の欠点として、コンパクトさゆえにフロントサイトとリアサイトの間隔が短くなってしまい、これは命中精度に悪影響になります。

なので実銃は、光学サイトの装着が前提でノーマルサイトは補助的な物になります。

フロントサイトは縦方向に、リアサイトは横方向に畳むことができます。

エアガンの場合は(しかも10才以上用なら、さらに)、命中精度的にそこまでの照準のクオリティは必要ないのですが、どうせならドットサイト等装着したいですよね。

しかしBOYsシリーズのマウントレイルの幅は18mmで、通常の20mmより2mm小さい。

しかもプラ製なので、重い物を装着するのは、抵抗があります。

東京マルイ TAVOR-21 COMPACT

で、手持ちのBOYsシリーズ用ズームスコープを装着してみました。

これは軽量で、大きさも丁度良いのですが、なんせレティクル(照準を合わせる十字)が無いので・・・・・。

東京マルイ TAVOR-21 COMPACT

ちと寂しいのでフロントサイトを起こしてみると、位置的にはバッチリ。

ただ、やはり近すぎてフロントサイトがぼやけてしまうのですがまあ、無いより良いかも。

東京マルイ TAVOR-21 COMPACT

ついでにレーザーサイトも付けてみました。

これは20mmマウントレイル用なのですが、なんとか付いてます。

絶妙な位置に、絶妙な傾きでマウントレイルが装備されているのが良いですね。

18才以上用エアガンでも発売してくれないかな~。欲しくなっちゃった。

ハンドガード部にもレイルが装備されているので、フラッシュライトも装着してみたのが、ページトップの写真です。ん~タクティカル~て感じ。

東京マルイ TAVOR-21 COMPACT

あと、機能はありませんがコッキングハンドルとボルトリリースボタンは可動します。

まあ、雰囲気を楽しむということで。

実射



タボールを構えた感じは、やはりメカが後部に集中しているのでバランスが悪いですね。まあ、軽量なBOYsだから使い難さを感じるほどではないですが。

あと実銃と同様に、射手の耳元が機関部とかなり接近するので他のBOYsシリーズのアサルトライフルに比べて、やや作動音がうるさく感じます。

作動は軽快そのもので、BOYsシリーズも多弾数マガジンになってからフルオートの気持ちよさが倍増しましたね。

ただ、前出のマガジンのせいで今回は楽しさが半減してしまいましたが・・・・・・。

実射性能は今までのBOYsシリーズ同様素晴らしく、10才以上用エアガンの最高峰という称号は、まだまだ続きそうです。

LIGHT PROシリーズとともに、どんどん種類が増えてくれたら楽しいですね。

 

7m 半径2cm刻みの円 0.12gBB弾セミオート10発

 

7m 半径2cm刻みの円 0.12gBB弾フルオート

 

楽天市場でみる

東京マルイ 電動ガンボーイズ タボール21・コンパクト フラット・ダークアース 10才以上用 エアガン エアーガン

↑このページのトップヘ