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カテゴリ: 東京マルイ

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東京マルイのGLOCKシリーズを愛用している方にとって、予備マガジンの選定はサバゲーの戦力に直結する重要ポイント。今回は、2024年にリリースされた 「東京マルイ GLOCKシリーズ ガスブローバック用 25連マガジン Ver.2」 をレビューしていきます。

〇製品概要

  • 商品名:東京マルイ GLOCKシリーズ ガスブローバック用 25連マガジン Ver.2

  • 対応機種:G17、G18C、G22、G34、G19(※G19はグリツプ底部から少し突き出します)

  • 装弾数:25発

  • 定価:3,980円(税別)

  • 発売年:2024年(Ver.2)

東京マルイ GLOCKシリーズ ガスブローバック用 25連マガジンのVer.2は、2024年のグロック17Gen5と同時にリリースされました。

グロック17Gen5は発売されるや否や、その作動性の良さが話題になりました。

当然この高評価には、Ver.2マガジンも一枚かんでいると思ってしまいますよね?

もしそうなら、従来のグロック・マガジンと互換性があるだけに、グロック17Gen4以前のオーナーにとって、使わにゃ損ですから、G17Gen4付属の(従来の)マガジンと比べてみる事にしました。

〇外観レビュー

 

外観はまあ、互換性があるだけに、そう変化はありません。

色はVer.1の方が黒みと言うか青みが強い印象。

背面の数字と文字が、Ver.1よりVer.2の方が細くなっていて、Ver.2では「AUSTRIA」の文字がありません。

因みに現在の実銃マガジンでは、ロゴの下には製品ナンバーが刻印されています。

Ver.2マガジンのマガジン・フォロワーは、実銃Gen5マガジン通りオレンジ色にされています。

Ver.1マガジンのマガジン・フォロワーも実銃Gen4マガジン通り黒で、お互い実銃を再現しています。

マガジン・フォロワーの溝で形状が微妙に違う部分もあります。

マガジン・ベースの形状も、お互いの世代通りの形を再現しています。

Ver.2マガジンの方がベース先端が出っ張っていて、先が細く削られています。

Ver.1のマガジンは、ガスをそのまま注入出来る仕様ですが、Ver.2はリアリティを優先してなのかマガジン・ベースをスライドさせてガスを注入します。

なのでVer.2のマガジン・ベース底面にはグロックのロゴがありますが、Ver.1は注入口があるため「TOYKO MARUI~」の文字が書かれています。

でVer.2マガジンでは、本体に「TOYKO MARUI~」の文字が刻印されています。

〇実射

 

まずマガジンに何グラムガスが入るか計測しました。

今回は、HFC-152aハイバレットガスをいれました。

Ver.2マガジンは、空268gで満注入は280g、12g 。

Ver.1マガジンは、空282gで満注入は291g、9gでした。

従来よりガス容量20%アツプというカタログ通りの数値でした。

マガジン重量そのものは、14g軽量化されています。

まあ、ガスの注入方法とか秤も精密な物ではないので、ご参考までに。

で、弾が出なくなるまで撃つと、Ver.2が106発。

Ver.1が97発撃てました。

まあ、20%ガス容量アップと言う程は増えてませんね。

 

計測 1回目 気温29.2℃ 湿度51%

 

計測 2回目 気温30.1℃ 湿度52%

で、今度はガスを満タンにして、グロック17Gen4でマガジンが空になるまで秒間2発の連射をして初速を計測しました。

一回目は気温29.2℃で、二回目は30.1℃の中で行いました。

これは個体差レベルだと思うのですが、Ver.2マガジンの方が少し低い数値が出てます。

まあ、連射時の冷えに対する強さは、同等の性能ですね。

グロック17Gen4で2つのマガジンの撃ち心地を確かめましたが、こちらもリコイルショックや撃ち心地は同等な感触でした。

〇まとめ

マルイさんからグロック17Gen5ブローバックガスガンがリリースされた時には、その作動性能が話題になりました。

ちょっと評判になり過ぎていたので、これはマガジンも秘密があるのでは?と思ってしまいましたが、ん~これは主に本体のアップグレードのお陰の様です。

Ver.2マガジンも細かい所はアップグレードされていますが、基本的にはVer.1マガジンと同等です。

Ver.1マガジンからの価格上昇分は、2025年6月23日(月) 出荷分からのブローバックガスガン価格改定で、たぶんチャラになる(Gen4とGen5が同一価格になる)のかな?

Gen3やGen4グロック17用には、外観の好みで選んで良いのではないでしょうか。

Gen5グロック17には、Ver.2マガジンが似合うと思いますけど。

 

東京マルイ GLOCK用25連マガジンVer.2を見る

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電動ブローバック電動ガンとは?

マルイ製 電動ブローバック電動ガンは、10才以上用の電動ガンで単四乾電池4本を使用して作動します。

モデルによっては、セミオートに加えてフルオート射撃が出来るタイプもあります。

外観のクオリティや威力は、10才以上用コッキング・エアガンと同等ですが内部構造は全く別物で、電動ガン独特の物です。

射撃に合わせてスライドが前後に作動する(ブローバックもどき)のが特徴ですが、作動スピードはマッタリで動きも短め。

それでも実銃と同じ動きをしてくれるのは、撃っていて楽しいですよね。

コッキングエアガンと違って、連続して撃てるのは面白いです。

実銃のお話し

1938年にドイツ国防軍に制式採用されて以来、第二次世界大戦終結まで120万丁が生産されたワルサーP38の後継機として1976年に「P5」1988年には「P88」を開発しましたが、どちらもライバルの他社製品に比べて高価だったのが災いしてか、商業的には失敗に終わってしまいました。

1993年にエアガン界では有名なウマレックス社に買収され傘下にはいると、1996年にワルサー社初のポリマーフレームオートである「P99」を開発しました。

このP99は、提携していたアメリカのS&W社の影響を色濃く映し出しているモデルになりました。

なので数年後にS&W社によるライセンス生産モデルとして発売された「SW99」は、P99と瓜二つ。

ドイツ本国では警察用拳銃として認定されていて、徐々に正式採用する部隊も増えている様。

P99はドイツ以外にポーランドでも生産されていて、軍や警察に制式採用されています。

 

ワルサーと言えば、ジェームズ・ボンドの愛銃ワルサーPPKが有名ですが、18作目の「トゥモロー・ネバー・ダイ」から4作ほどはワルサーP99が使用されました。

でもまあ、それ以降はPPKに戻ったので、P99はスパイ用としてはサイズが大きすぎたのでしょうね。

  

データと銃の特徴

 

 

東京マルイ P99 DAO 電動ブロ電動ガン

10才以上用電動ブローバック電動ガン

固定ホップアップシステム

全長   181mm 

重量   318g(電池込み実測)

装弾数    16発

価格   4,980円 (税別)

 

この銃の特徴
〇10才以上用で、セミ・フルオートが楽しめる電動ガン
〇射撃に合わせてスライドがブローバックするアクションがリアルで楽しい
〇マルイ製ならではの実射性能の高さ

 

 

 

 

 

外観レビュー

外観は10才以上用コッキング・エアガンと同じレベルで、全面的にプラスチック感が強いですが、仕上げ的にはとても綺麗です。

さすがマルイさん!といったところ。

モナカ構造のフレームも、貼り合わせ部分は比較的我慢出来るレベル。

刻印類は、電動ブローバック仕様な物もあるし省略部分もありますが、ワルサーP99の雰囲気は出してます。

まあ刻印自体の質感は、お察しの通り。

銃の左側は、モナカ構造のフレームを貼り付けるためのネジが見えるので、ちょっとチープ感が漂います。

フロント・リアサイトにホワイトの色入れはありません。

リアサイトには窪みがあるので、頑張って自分で入れられそうかも。

スライド後部には、機能はありませんがコッキング・インジケーターがあります。

実銃ではコッキング状態だと赤い突起が突き出て、コッキングしている事を教えてくれます。

このエアガンではスライド作動中は突起が隠れて、なんとなく雰囲気を味わえるギミックになっています。

マズルには、しっかりライフリングが再現されています。

アルミ製のインナーバレルは、バレル先端までは伸びていません。

けっこう奥の方に見えます。

スライドの作動量は、正確ではないですが18mm位かなあ。

短めです。

スライド以外に可動部分は少なく、ほぼモールドです。

グリップには、マルイ製電動ブローバック電動ガン独自のセイフティが装備されています。

このレバーをしっかり握りながらトリガーを引かないと銃が作動しません。

これは実銃からするとリアルではありませんが、子供もたのしめる安全性を考慮したと言う事で。

電源の単四乾電池4本は、グリップ底部から挿入します。

アルカリ電池指定になってます。

マガジンは細長く湾曲した、通称バナナマガジン。

マガジンのリリースボタン等はありません。

マガジンを最後まで押し込むと固くなって落ちない仕様。

限られたスペースにマガジンを通さないといけないので、こんな細くて湾曲しているのですが、雰囲気は出ませんよね。

しかも装填したBB弾が、今にも飛び出しそうで携帯するのは、ちと不安。

装弾数は16発です。

フルオート射撃では、16発は少なく感じるかも。

別売ですが、同じ電動ブローバックのハイキャパシリーズ専用ロングマガジン(装弾数35発)が羨ましい。

実射

電池を入れてマガジンを装填すれば、いきなり撃ててしまうのは電動ガンならではの、つまらなさ。

トリガーも電気スイッチ的で、撃ちました感の無さときたら。

それでもスライドが固定された電動ハンドガンより全然たのしい。

のんびりガシャコンと動くスライドに愛らしささえ覚える。

やはり一発ずつスライドを引いて撃たないといけないコッキングエアガンとは、軽快感が全然違います。

フルオートは秒間5~6発程度なので、頑張ればセミオートで素早くトリガーを引けば同じくらいのスピードで撃てます。

が、あまり早いトリガーアクションをすると無反応になる場合もあるので、実戦で2~3発ずつ撃つ人は、フルオートにしてトリガーコントロールで2~3発撃つのがスマートかと。

10才以上用と言えど実射性能が良いのは、マルイさんらしい。

性能が安定しているので、新しく銃を購入する時に心配が要りません。

その代わり外れ個体だったらどうしよう・・・・と言うドキドキも無いですが。

 

距離 10m 半径2cm刻みの円(横幅がA4サイズ) 0.12gBB弾
セミオート10発

(注:距離10mでは、コピー用紙を全く貫通出来ません)

CYMA MP-443 18.5℃  43%
0.20gBB弾 平均初速   42.5m/s 
  
1発目 42.46m/s 
2発目 42.72m/s 
3発目 42.32m/s 
4発目 42.60m/s 
5発目 42.25m/s 
  
計測機 XCORTECH X3200 

0.12gBB弾の初速は、適正ホップ時の数値です。

マルイ ワルサーP99を見る

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エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

 

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〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

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実銃のお話し

西部劇とは1860年代から1890年代における、アメリカの西部開拓時代を舞台にした映画やドラマの事です。

日本でも昭和50~60年代には、毎日の様にテレビで映画が放送されていて、当然数多くの名作西部劇も見てきた訳で、完全に影響された私は早打ち(ファスト・ドロウ)や人差し指で銃をクルクル回す練習をしたのですが、当時お年玉で購入した金属製のモデルガンは、子供には重くて早々に挫折した苦い思い出も。

しかし、「マカロニ・ウエスタン」と言う言葉は、イタリア製西部劇を指す和製英語で、映画評論家の淀川長治さんによる造語だとは知らなかった。

 

これはアメリカ人が、本場ハリウッド製西部劇に対する意味合いで、イタリア製西部劇を「スパゲッティ・ウエスタン」と呼んでいたのですが、淀川長治さんが「スパゲッティなんてねぇ~」と、「マカロニ」に呼び変えたと言う事です。でもイタリアでも「マカロニ・ウエスタン」は通じるらしいのは本当?

で、西部開拓時代に使用されていたリボルバー拳銃として有名なのが、1873年から生産されたコルト・シングルアクション・アーミー(SAA)です。

アーミーの名が付いている通り、元々は軍用銃なのですが民間向けモデルもあり、45口径モデルの名称は「ピースメーカー」。その4.75インチ短銃身モデルが「シビリアン」です。

1940年には、第二次世界大戦のため生産中止になりましたが、その数年後に生産再開された物が第2世代モデルになります。

驚異的なのは、現在でもコルト・シングルアクション・アーミーは、第四世代モデルがコルトのウエップ・カタログに載っていること。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

 

東京マルイ SAA.45 Civilian

10才以上用コッキングエアガン

可変ホップアップシステム

全長   266mm

重量   434g

装弾数     6発

価格   13,800円 (税別)

 

この銃の特徴
〇10才以上用ライブカート式のリボルバータイプ・コッキングエアガン
〇このカテゴリーでは珍しい、可変ホップアップ搭載のハイグレード・モデル。
〇新しいシステムの「エアーリボルバープロ」シリーズは、実射性能も格段に向上。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

 

外観レビュー

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

東京マルイ SAA.45 シビリアンは、新しい「エアーリボルバープロ」シリーズ第2弾のコッキングエアガンで、第1弾であるSAA.45 アーティラリーのバレル長5.5インチに対して、シビリアンは4.75インチ。(でもアルミ製インナーバレルは、アーティラリーと同じ70mm)

「エアーリボルバープロ」シリーズとは、従来品よりハイグレードな射撃システムを装備した、10才以上用リボルバータイプのコッキングエアガンの事です。

なのでお値段も、従来品の倍以上となっています。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

外観は全体的にプラスチッキーですが、流石に高級タイプだけあって、ヒケも無く綺麗なマットブラック仕上げで質感は良いです。

まあ、10才以上用エアガンなだけに、重量は434gと軽いのですが。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

フレーム右側側面にある刻印はマルイ仕様ですが、左側面とバレル上部の刻印は実銃通りに正確です。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

マズルは45口径の大迫力。

マズル内側のライフリングも、かなり奥にあるインナーバレルまで、しっかり再現されています。

銃身長が4.75インチ(約120mm)でインナーバレル長が70mm。

実際に計測してみると、マズル先端から35mm程奥にインナーバレル先端が有ります。

なので真正面以外では、マズルから銀色のインナーバレル先端は見え難く、リアルです。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

サイトはとてもシンプルで、大きなフロントサイトにリアサイトはフレーム上部に彫られた溝です。

ハンマーが落ちている時は、ハンマーとリアサイトの溝が重なるので狙えません。

ハンマーを起こすと正確に狙う事が出来ます。

実銃のSAA.45は昔ながらの銃なので、現代のリボルバーピストルの様な安全構造は持ち合わせておらず、ハンマーの撃針がカートリッジを直接叩く物でした。

マルイ製SAA.45もハンマーの撃針は再現されているのですが、当然フレーム側にカートリッジに通じる穴などは開けられていません。

ハンマーをよく見てみると、ハンマーが落ちてる時は撃針がハンマー内に収納される構造でした。 

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

グリップは、BB弾発射用ピストンを内蔵するため、実銃よりやや大きめ。

グリップ自体は樹脂製ですが、木目を塗装で再現したウッドタイプで、木目の表面の質感がとてもリアルで素晴らしい。

マルイさんの疑似ウッドタイプ技術は、本当に凄いですね。

10才以上用エアガンで、この雰囲気を出せるのはブラボーです。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

樹脂製のカートリッジは、.45コルト弾をリアルに再現していて、カートリッジ底面には刻印も入っています。

手に取ってみるまでは、真鍮製と見紛う出来です。

BB弾の装着は、弾頭にはめ込みます。はめ込んだBB弾を保持してくれるパッキンは、均一で軽い感じ。保持が強いとBB弾が発射されずに残ってしまう事もありますからね。

カートリッジは、底面を押すと弾頭部分が飛び出る構造になっています。

これは、射撃時にハンマーを起こすと、エアーを噴き出すノズルが後部からせり出てきて、密着しながらカートリッジ底面を押し、飛び出た弾頭部分はチャンバー部分と密着する事で、エアーのロスを無くして安定した飛びを実現すると言う物。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

カートリッジの装てんは、まずハンマーを少し引いてハーフコックにします。
するとシリンダーが、時計回りに手で回せる様になるので、ローディングゲートを開いて1発ずつ装てんします。

ん~このシリンダーを回す時の音が、何とも言えない心地よさ。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

カートリッジを取り出す時も、装てん時と同じ手順で行います。

実銃の場合は、シリンダーにカートリッジが焼き付いたりして、上手くカートリッジが排出出来ない時があります。

そんな時はエジェクターロッドを使って、カートリッジを強制的に押し出して排出するのですが、エアガンの場合は当然ながら焼き付きとか無いので、銃を手前に傾けるだけでスルスルとカートリッジは出てきますが、まあ雰囲気で使うのも有りです。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

SAA.45シビリアンには、マルイ製らしくマニュアルセイフティが装備されています。

ハンマーを起こしている時に、フレーム左側にある、ネジを模したボタンを押す事で、トリガーがロックされてセイフティ状態になります。

解除は、反対側に飛び出たボタンを押し戻す事でセイフティ解除になり、撃つ事が出来ます。

ただ、見た目を損なわないのは良いですが、ボタンが小さく押し難いですね。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

ホップアップの調節は、バレル後端にあるホップアップ調整ダイアルにホップ調節ツールを嚙み合わせながら回して行います。

ホップ調節ツールは、ダイアルに固定は出来ないので、やや回し難いですが、ダイアル自体は軽く回ります。

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実射

西部劇用10才以上用のエアガンとなれば、ガンベルトから素早く抜いて撃つ「早撃ち(ファスト・ドロウ)」がしたくなりますが、10才以上用とは言えコッキングエアガンで、ハンマーを起こすには空気を圧縮する負荷が掛かかり、素早くハンマーを起こして撃つのは、不向きかな?

それでもイコールコンディション(お互いマルイ製SAA.45)なら荒野の決闘も面白いかも。

フレーム内側は、金属製インナーフレームで補強されているので、コッキング時等も歪みは発生せず剛性感があります。

シリンダーも正確に作動し、コッキングエアガン特有のトリガープル時の粘りも僅かです。

同じマルイ製コルト・パイソンより初速は高く、新しいカートリッジ・システムと可変ホップアップで、弾の飛びも期待してしまいますが、確かに集弾性は格段に上がってますね。

何処のメーカーの、10才以上用ライブカート式リボルバー・コッキングエアガンの実射性能も、10mでの的当てなんて考えられませんでしたが、このマルイ製SAA.45だとA3コピー用紙サイズなら遊べる位に優秀です。

ただし定価で言えば、あと1,000円足せばマルイ製LIGHT PROシリーズの電動アサルトライフルが買えるんですよ。

これは悩ましい事ですなあ。

でも、西部劇にどっぷりハマって育ったオジサンにも、刺さりまくりなSAA.45なのでした。

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

距離 10m 半径2cm刻みの円(A3コピー用紙)
 0.12gBB弾 6発

 

マルイ シビリアン32.7℃ 50%
0.12gBB弾 平均初速   45.4m/s 
1発目 45.6m/s 
2発目 45.6m/s 
3発目 45.1m/s 
4発目 44.9m/s 
5発目 45.2m/s 
6発目 45.7m/s  
  
計測機器 XCORTECH-X3200  
0.12gBB弾の初速は、適正ホップ時の数値です。

 

 

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エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

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〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

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実銃のお話し

グロック18は、オーストリア国家憲兵隊の対テロ特殊部隊「コブラ」(GEK-COBRA(現EKO-COBRA))の要請で開発された、グロック17ベースのマシンピストルです。

隠し持てるSMG(サブマシンガン)を、と言う開発要請に十分応えたグロック18のファイヤーパワーは秒間20発と凄まじく、フルオート射撃時のコントロールは至難の業とか。

反動を抑えるためにスライドとバレル上部にガスポートが開けられたグロック18Cでは、フルオート時に真上に吹きあがる火炎で、的を正確にエイミングし続ける事は不可能らしい。

そのためか、現在のウエッブカタログのグロック18Cを見ると、ガスが真上に吹き上がらない様、ガスポートが二股仕様に変更されています。(今の今まで気が付かなかった~!)

グロックは現在第五世代(Gen5)が発売されていますが、Gen3、Gen4も販売を続けているユニークな会社で、需要があれば古い設計の物でも作り続けると言うスタンスなのでしょうか?

そんなグロックのウエップ・カタログにはグロック18も載っているのですが、仕様的にはGen3のままです。(前出の様に若干の仕様変更はしている様ですが。)

EKO-COBRAがこれ以上の開発は必要なしと判断したのか、要請して作ってもらったけど、こんなじゃじゃ馬扱えねえよ!と「コブラ」が嘆いたのかは分かりませんが、とにかくグロック18はレアなピストルで、「やっぱりこれ、男の子が好きなやつ~!」なピストルですね?

 

エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

 

東京マルイ GLOCK 18C マシンピストル

セミ・フル ブローバックガスガン

可変ホップアップシステム

全長   186mm

重量   698g

装弾数  25発

価格   16,800円 (税別)

 

この銃の特徴
〇鋭いリコイルショックを伴いながらフルオート射撃出来るマシンピストル
〇実銃同様の毎秒20発のフルオート射撃は圧巻。
〇セミオート射撃は、同じマルイ製グロック17と変わらぬ優秀な実射性能。
エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

 

外観レビュー
エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

マルイ製グロック18Cは、スライドのフルストローク作動のまま、実銃同様の毎秒20発のフルオート連射サイクルを誇るマシンピストルです。

 

エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

と言っても、マルイ製グロック18Cが発売された2010年には、KSCさんが既にグロックシリーズの各モデルや多くのバリエーション、終いには実銃には存在しないグロック23や26のフルオート仕様まで、様々なグロックを登場させてきた後だったので、イマイチ・インパクトが弱かったですね。

まあそれでもマルイさんがグロック18Cを発売するとなれば、それなりに話題にはなりましたが。

写真下は、KSC製グロック18Cの限定生産 ストレート・グリップモデル。

 

エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

マルイ製グロック18の樹脂スライドは、マルイ・ブローバックガスガンでは定番の、ツルリと目の細かいマット仕上で、フレーム右側のマルイ刻印以外は実銃の刻印をリアルに再現しています。

このグロック18に限って言えば、定評のあるKSCさんの刻印より質感が良く感じます。

以前のマルイさんの刻印と言えば、文字が太かったり刻印の周辺にヒケがあったりと、良いイメージが無かったのですが、随分と良くなったものです。

 

エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

フレームのダストカバー部にはアンダーマウントレイルが装備されていますが、位置固定用の横溝は1本のみなので、少し不便です。

まあ、実銃がそうなのだから仕方ないのですが、フラッシュライトの方がグロックに合わせてくれてたり、位置調整用のアダプターを附属してくれてたりするので、あまり問題はないかな。

 

エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

マズル内側には、ポリゴナルライフリングが再現され、その奥に真鍮製のインナーバレルが見えます。

マルイ製グロックシリーズには、マルイさん独自のマニュアルセイフティが装備されています。

フレームのダストカバー底部にある、実銃でのシリアルナンバープレートがセイフティ・レバーになっていて、ハンマーが起きている時に後方にスライドしてセイフティにすると、トリガーがロックされ撃つ事が出来なくなります。

 

エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

実銃では、銃身に開けられた4つのガスポート(マグナポート)から噴き出すガスを逃がすために、スライド上部はポッカリと大きな穴が開けられています。(現在の実銃は、ガスポートの形状が変更されています)

マルイ製グロック18Cでもこのコンペンセイターはリアルに再現されていますが、よく見るとアウターバレルのガスポートは貫通していない様ですね。

貫通してると中の金色の真鍮製インナーバレルが見えてしまって、リアル感が損なわれるので、見えない様に配慮されています。

因みにKSCさんの場合は、アウターバレルのガスポートは貫通していてインナーバレルは丸見えなんですが、インナーバレルは目立たない色に着色されています。

スライド後部にある肉抜き部分も、実銃に近い位に深くえぐられています。

KSC製グロック18Cでも肉抜きは再現されていますが、彫りが浅くリアルさは今一つでした。

マルイ製では、この深い肉抜きを再現するためにデトニクスの様なD型ピストンカップの専用ブローバックエンジンを開発したと言うから、凄い拘りです。

リアサイトは固定取り付けで、お馴染みの凹型ホワイトの色入れがされています。

 

エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

セミオート射撃とフルオート射撃の切り換えは、スライド左側後部のセレクターレバーを上下にスライドさせて行います。

上側にしてセミオート射撃、下側でフルオート射撃になります。

 

エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

トリガーには実銃同様のトリガーセイフティが装備されていて、トリガーがらポチッと出てるレバーを押し込みながらでないと、トリガーが引けません。

まあ、普通にトリガーを引けば自然とレバーは押し込まれるので、特別気にする事は無いですが。

またトリガーは、コッキング・インジケーターの役目もしていて、ハンマーがコッキング(起きている)されている時は、トリガーは前方に出ています。

 

エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

附属の亜鉛ダイカスト製マガジンの装弾数は25発。

マガジンにはガスを13g程注入出来て、一回のガス注入で70発位撃てます。

なので燃費は、0.19g/1発程になります。

BB弾の装てんはマガジン・フォロアーを下げて、スリットが広くなっている部分からBB弾を投入するか、BBローダーを使ってマガジン・リップ部分から一気に装てんします。

暖かい時期だと、附属マガジンでフルオート射撃しても、そこそこ楽しめますが、ガッツリとフルオート射撃を楽しむならロングマガジンを使った方が、初速も安定して撃てるし鋭いリコイルショックが長続きします。

 

エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

ホップアップの調節はフレームからスライドを外して行います。

まずマガジンを抜いてから、一度スライドを引いてハンマーを起こします。

次にフレーム両側にあるテイクダウンレバーを同時に下げながらスライドを前方に押すと、スライドは前に外せます。

ただ前方に抜く時は、グロック17ほどスムーズではないですね。

ちょこちょこ引っ掛かりながら外せる感じです。

チャンバー下部にホッフアップ調整ダイアルがあるので、少しずつ回して調節します。

 

エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

スライドのホールドオープン時に、スライドストップ・レバーが引っ掛かるノッチ部分の裏側には、金属パーツが取り付けられていて、スライドストップ・レバーがどんなに激しくぶつかってもノッチが削れたり変形しないように強化されています。

 

エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

ついでに通常分解してみると、まあシンプル。

メンテナンスも楽そう。

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実射

KSC製より随分遅れて発売されたマルイ製グロック18Cは、後発の強みを遺憾なく発揮していて、操作性、実射性能、リコイルショック等、多くの点でKSC製グロック18Cを凌駕しています。

快調作動するブローバックですが、今年の猛暑の中でのロングマガジンを使ったフルオート射撃時は凄まじく、スライドが吹き飛ばないか心配になる程です。

ただしフルオート射撃時の集弾性は絶望的で、10mでも的に当たったのは10発中の初弾と、たまたまの2発のみでした。

それだけリコイルショックが激しいと言う事ですが。

まあ、フルオート射撃は威嚇用か弾幕を張る様ですね。

逆にセミオート射撃では、グロックのセミオートモデルに遜色ない優れた集弾性を見せています。

気持ち良い程に真っ直ぐ飛んで行く弾道も、さすがマルイさんと言ったところです。

グロック信者の方は多いと思いますが、セミオートモデルの17にするか、マシンピストルの18Cにするかは悩みどころですねえ。

夏が終わってしまう前に決めましょう。

 

エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

距離 10m 半径2cm刻みの円(横幅A4サイズ)
 0.20gBB弾 セミオート10発

 

エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

距離 10m 半径2cm刻みの円(横幅A4サイズ)
 0.20gBB弾 フルオート10発 

 

マルイ グロック18C29.1℃ 42%
0.20gBB弾 平均初速   73.1m/s 
1発目 75.7m/s 
2発目 72.1m/s 
3発目 71.8m/s 
4発目 71.1m/s 
5発目 74.6m/s 
エアガンレビュー 東京マルイ グロック 18C セミ・フル ブローバックガスガン

グロック18Cに附属のマガジンと別売の50連ロングマガジンとで、それぞれ秒間2発とフルオート射撃で25発連射した時の、初速の変化をグラフにした物です。

以外とフルオート射撃では違いが少ないですが、秒間2発の連射時ではロングマガジンの安定感が光ります。

フルオート射撃時の初速の変化はあまり変わりませんが、連射サイクルの安定性はロングマガジンが抜群に良かったです。

フルオート射撃25発の平均連射サイクルでは、附属マガジンは秒間20発を下回ってましたが、ロングマガジンでは上回ってました。

 

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エアガンレビュー デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル

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〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

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実銃のお話し

デトニクス・コンバットマスターは、1970年代にアメリカのデトニクス社で開発された、3.5インチのコンパクトM1911です。

ただし、ただ単に切り詰めただけでは作動が不安定になるため、リコイルスプリングを2重、3重化することで作動性の向上を図りました。

もう一つ、現在では多くのカスタム・M1911が採用する「コーンバレル」を最初に採用したのも、このコンバットマスターです。

通常のM1911はスライドとバレルを固定するために、ブッシングと言うパーツを挟んでいて、スライドの作動中は常にバレルとブッシングは接触して擦れているので作動の抵抗になります。

対してブッシングを廃したコーンバレルは、バレル先端にいくほど太くなる円錐形のバレルで、ブッシングがなくても通常時はスライドとバレル先端が接触して固定されています。

スライド作動時は、バレルが細くなるので接触が無くなり抵抗が少ないため、作動の確実性に貢献しています。

 

エアガンレビュー デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル

 

東京マルイ DETONICS.45 COMBAT MASTER SM

ブローバックガスガン

可変ホップアップシステム

全長   178mm

重量   634g

装弾数     18発

価格   14,800円 (税別)

 

この銃の特徴
〇専用開発のD型ピストンカップ・ブローバックエンジン搭載。
〇光沢を抑えたステンレスシルバー色は渋くて美しい。
〇コンパクトでも、実射性能は流石のマルイクオリティ。

マルイ デトニクスの・口コミ

エアガンレビュー デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル

 

外観レビュー
エアガンレビュー デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル

マルイ製デトニクス.45・ステンレスモデルは、先に発売されているM1911A1のブローバックエンジンを元に、コンバクトで独特なスライド後部の形状に合わせて専用のD型ピストンカップを開発。

外観はM1911A1と同じ様にブラスト加工されたスライドとフレームの上にシルバー塗装が施され、実銃のステンレス素材の鈍い輝きを再現しています。

 

エアガンレビュー デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル

写真では分かり難いですが、スライド表面は僅かなヒケによるものと思われる、ぼんやりとした仕上ムラがあります。

フレーム部分はとても綺麗な仕上がりなので、ちょっと残念です。

刻印類は、とてもシンプルでフレーム右側の刻印は、マルイ仕様。

チャンバー部分には、刻印はありません。

 

エアガンレビュー デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル

フレームのパーティングライン(線状の成型痕)は綺麗に処理されています。(トリガーガード内側は残っていますが・・・)。
トリガーガード廻りは、シボ加工の部分があったりと、面によって仕上が違う巧な演出がされています。

 

エアガンレビュー デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル

ブッシングを無くした、厚みのある45口径のマズルは大迫力。

ライフリングも再現され、少し奥には真鍮製のインナーバレルが見えます。

 

エアガンレビュー デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル

スライドを引くと硬質メッキ仕上が施されたコーンバレルが拝めます。

艶感のあるアウターバレルと、マットなシルバー色のスライドとのコントラストが良いですね。

 

エアガンレビュー デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル

特徴的なスライド後部は、衣服に引っ掛かり易そうなリアサイトは前方に追いやられ、僅かなスロープになる様に大胆にえぐり取られています。

これにより、ハンマーのスパー部分(指を引っ掛ける部分)の形状と相まって、指を上から撫でる様に引いてハンマーを起こし易くしています。

フロントサイトとリアサイトの距離が短いと、遠射時の命中精度は落ちますが、素早いサイティングには向いています。

 

エアガンレビュー デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル

グリップは短くて、握ると小指が完全に余る感じ。

コンシールド・キャリーピストル(隠し持つ拳銃)で、素早く撃つ必要性からかグリップセイフティはオミットされていて、バックストラップはスッキリしています。

樹脂製のグリップパネルとハンマースプリング・ハウジングは、ラバーコーティング仕上が施されていて、しっとり感があって滑り難くい握り心地です。

また、グリップパネル内側にはウエイトが埋め込まれていて、銃を持った時のズッシリ感に貢献しています。

 

エアガンレビュー デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル

ピカピカに輝く硬質クロームメッキ仕上の亜鉛ダイカスト製マガジンの装弾数は18発。

ガスタンクには7g程注入出来て、3マガジン位(54発)撃てるので、燃費は0.13g/1発ぐらいかな。

BB弾はマガジン・フォロアーを下げて、スリットの広くなっている部分から投入するか、BBローダーを使ってマガジン・リップから一気に装てんします。

 

エアガンレビュー デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル

通常ブローバックガスガンは、マガジンのガス容量が小さいと連射には不向きですが、デトニクスも苦手な様ですね。

そんな時は同じマルイ製M1911A1ブローバックガスガンのマガジンが使えるのでお勧め。

ガス容量はデトニクスとあまり変わりませんが、多分ガスの気化室が広いんだと思うのですが、連射時の安定性が全然違います。

これならゲームでもガッツリ使えますよ。

「それならM1911A1で撃てば良いじゃあないか!」って、野暮な事は言わない様に!

 

エアガンレビュー デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル

これは、デトニクス用18発マガジンとM1911A1用25発マガジンをデトニクスで射撃した時の初速の変化をグラフにしたものです。

秒間2発で連続射撃しています。

計測機器 G-FORCE BB POWER TESTER

 

エアガンレビュー デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル

ホッフアップ調整ダイアルは、マルイ製では定番のチャンバー下部にあるので、フレームからスライドを外して調節します。

 

エアガンレビュー デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル

ついでに通常分解してみると、こんな感じ。

コーンバレルの形状や、2重になってるリコイルスプリングが良く分かりますね。

 

エアガンレビュー デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル

スライドのホールドオープン時に、スライドストップ・レバーがガツンと引っ掛かり、削れや変形が起こり易いスライドストップ・ノッチの裏側には、金属パーツがはめ込まれており、削れ対策は完璧です。

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実射

グリップパネル裏のウエイトが効いているのか、コンパクトなデトニクスでも構えると重量感が伝わってきますし、スライドを引いた時の、シャキンと軽い作動音も良いですね。

トリガーフィーリングは、マルイ製M1911系そのもので、素直なフェザータッチ気味のコンバットシューティング・タイプ。

ブローバック時のリコイルショックは、ハードキック程ではないですが、コンパクトモデルでも芯があって軽快な撃ち心地感があります。

ただしガスタンクが小さいので、連射すると途端に弱くなっていきますが。

初速もコンシールド・キャリーピストル的味付けで低めの設定にされてますが、そこはマルイさんらしく飛びの躾はしっかりされていて、真っ直ぐ素直な弾道を描いて飛んで行きます。

10mの集弾性も、コンパクトモデルとしては納得の性能を見せています。

近接戦用の質感も良いコンパクトモデルをお探しの方には、お勧めです。

グロック26よりオシャレかも?

 

 

エアガンレビュー デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル

距離 10m 半径2cm刻みの円(横幅A4サイズ)
 0.20gBB弾 10発 

 

マルイ デトニクス30.5℃ 60%
0.20gBB弾 平均初速   59.2m/s 
1発目 59.2m/s 
2発目 58.8m/s 
3発目 59.4m/s 
4発目 59.4m/s 
5発目 59.3m/s 
  
計測機器 XCORTECH-X3200   
0.20gBB弾の初速は、適正ホップ時の数値です。

 

 

 

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