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カテゴリ:クラウン > コッキング エアガン

エアガンレビュー クラウンモデル COLT PYTHON コルト パイソン 4インチ コッキングエアガン

 

レビューページ メニュー

〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

実銃のお話し

実銃コルト・パイソンは、アメリカのコルト社が1955年に開発した、357マグナム弾を使用できる高性能リボルバーハンドガンです。

英語で「ニシキヘビ」と言う名は、当時の副社長フィリップ・シュワルツが名付けました。

同じ年には、ライバル関係にあったスミス&ウェッソン社からは44マグナム弾を使用出来るM29が発売され、マグナムリボルバー同士として縁を感じる年になりました。

映画「ダーティハリー2」(1973年公開)でも、M29とパイソンが象徴的に使われていて感慨深かったですねえ。

精密射撃が出来る高性能リボルバーとして開発されたパイソンは、バレル上部のベンチレーテッドリブと、バレル下部のフルレングス・アンダーラグが特徴ですが孔が開いたベンチレーテッドリブ(放熱板)に関しては、散弾銃等によく装備されている物で、リボルバータイプのハンドガンであるパイソンの場合は、銃身加熱時に発生する陽炎で照準が狂うのを防ぐためと言う実用的な作用よりは、外観的に見栄えが良いためと言う事で採用されたみたいです。

実際開発初期には、軽量化!のためにベンチレーテッドリブに孔が開けられアンダーラグの空洞化が検討されましたが、結果的にはマグナム弾の強烈な反動による銃身の跳ね上がりを防ぐためのウエイトとして、銃身先端まで伸びたアンダーラグの空洞化は中止になりました。

しかしベンチレーテッドリブの孔は、前出の見栄えのため残されました。

パイソンは構造的に手作業での調整ヶ所も多く、結果的に職人による丹念な仕上げを必要とし、他メーカーのリボルバーより高価格になり「リボルバーのロールスロイス」と呼ばれました。

オートマチック・ピストルが台頭してくる頃から、リボルバータイプは徐々に衰退しコルト・パイソンも1998年以降は限定生産になり、2006年には完全に生産中止となってコルトのカタログから消えてしまいましたが、2020年にリニューアルされ生産が再開されました。

エアガンレビュー クラウンモデル COLT PYTHON コルト パイソン 4インチ コッキングエアガン

 

クラウン コルト・パイソン 4インチ

コッキングエアガン (シングルアクションのみ)

固定ホップアップシステム

全長   243mm

重量   360g

装弾数     6発(ライブカート式)

価格   4,730円 (税込)
 

エアガンレビュー クラウンモデル COLT PYTHON コルト パイソン 4インチ コッキングエアガン
エアガンレビュー クラウンモデル COLT PYTHON コルト パイソン 4インチ コッキングエアガン

 

外観レビュー

エアガンレビュー クラウンモデル COLT PYTHON コルト パイソン 4インチ コッキングエアガン

 コルト・パイソンと言えば木製グリップのイメージが強いのですが、クラウンモデル製エアーコッキング・コルトパイソンは、ラバータイプのプラスチック製グリップが装着されています。

プラスチック製なのでツルツルと滑ってしまうのですが、実用的な面から見れば、木製グリップタイプよりはラバータイプのほうがしっかりと握れるので、重いハンマーを起こしてコッキングするリボルバー・エアガンならラバータイプで正解だったのかな。

ステンレスタイプのパイソンは、フレームとバレルそれにシリンダーがマットなシルバー色に塗装されています。

エアガンレビュー クラウンモデル COLT PYTHON コルト パイソン 4インチ コッキングエアガン

刻印類は実銃の雰囲気を上手く再現されています。

バレル右側の刻印は完全にクラウン仕様ですけど。

フレームのコルト・マークの、お馬さんが何もくわえてないのが気になりますね。

これだとフェラーリのエンブレムみたいです。

エアガンレビュー クラウンモデル COLT PYTHON コルト パイソン 4インチ コッキングエアガン

フレームやフルレングス・アンダーラグ下部のパーティングライン(成型痕)は未処理ですが、ベンチレーテッドリブの上部やマズル周りの目立つ所に、パーティングラインが無いのは良いですね。

マズルには浅いですがライフリングが再現されていて、その奥にはアルミ製のインナーバレルの先端がせ見えます。

エアガンレビュー クラウンモデル COLT PYTHON コルト パイソン 4インチ コッキングエアガン

トリガー、ハンマー、リアサイト、シリンダーラッチは、無塗装仕上のプラスチック製です。

これはコスト的にしょうがない事でしょうが、途端に安っぽさ全開です。

ラバータイプ・グリップの左側のみに付くメダリオンは、フレームの馬よりは雰囲気出てます。

スミス&ウェッソン社のリボルバー(M29とか)は、シリンダー・ラッチを前方(バレル方向)に押すとシリンダーのロックが解除されて、シリンダーを左横にスイングアウト出来ますがパイソンは逆に、シリンダー・ラッチを手前に引くとロックが解除されてシリンダーをスイングアウト出来ます。

シリンダーの回転方向も両社で逆。パイソンは射手から見て時計回り。

これはライバル意識が高いから?

エアガンレビュー クラウンモデル COLT PYTHON コルト パイソン 4インチ コッキングエアガン

シルバーメッキが綺麗な金属製エジェクターロッドを押せば、シリンダーから写真の程度ぐらいにカートリッジを引き出せます。

まあ、実銃の場合はカートリッジがシリンダーに焼き付いたりして取れなくなる事もあるので、エジェクターを使って引き出してやる事も必要ですが、エアガンの場合はほぼほぼ、シリンダーをスイングアウトして銃を傾ければカートリッジが落ちてきます。

まあ、これも雰囲気で。

エアガンレビュー クラウンモデル COLT PYTHON コルト パイソン 4インチ コッキングエアガン

BB弾のカートリッジへの装着は、カートリッジ底部にはめ込むタイプでカートリッジ底部内側には黒色のパッキンが取り付けてあります。

カートリッジ底部に装着するタイプのメリットは、銃撃戦等で素早い給弾が必要な時はシリンダーをスイングアウトさせれば、その状態でカートリッジにBB弾を装弾出来る事。

エアガンレビュー クラウンモデル COLT PYTHON コルト パイソン 4インチ コッキングエアガン

フロントサイトには、オレンジ色の別パーツがはめ込まれていて視認性は抜群に良い。

実銃ではフロントサイトに色が入っている物と無い物があって、製造年で違うのか定かでないのですが、リニューアルされて登場したステンレススチール製パイソンは、黒色のフロントサイトにオレンジ色が入っているので、最新のパイソンには近いと言えば近い。(モデルアップされてるのは旧型パイソンですが)

リアサイトは上下左右の調節が出来るフルアジャスタブルタイプで、マイナスドライバーを使って調整します。

が、左右の調節用ネジはやたら小さいので、精密ドライバーが必要です。

ネジを回した時のクリック感は無いですが、ちゃんと調整は出来ます。

実質はリアサイトを微妙に調整するって程の射撃精度はないですけど、高級タイプのリボルバーであるパイソンをいじってる雰囲気は味わえます。

エアガンレビュー クラウンモデル COLT PYTHON コルト パイソン 4インチ コッキングエアガン

クラウン製のリボルバーには射撃時のエアーのロスを軽減するシステムが組み込まれています。

射撃時にはエアーノズルから圧縮されたエアーが噴き出してBB弾を前方に飛ばすのですが、そのままだとシリンダーとの隙間からエアーが漏れてロスしてしまいます。

なので射撃時にはエアーノズルが前進してカートリッジと密着します。

また、押されて前進したカートリッジはバレルエンドと密着します。

これでカートリッジの前後は密着されてエアーのロスが軽減さけると言う訳です。

エアガンレビュー クラウンモデル COLT PYTHON コルト パイソン 4インチ コッキングエアガン

トリガーの付け根部分にはマニュアルセイフティがあります。

これは通常時にセイフティにするとハンマーとトリガーをロックすると言う物でハンマーが起きている状態では使えません。

実射



クラウン製コルト・パイソンのハンマースパー(指を掛ける部分)は平たく大きめに作られているのでコッキングはやり易い方ですが、それでも18歳以上用ですからコッキングは重いですね。

力のある方なら片手でも出来そうですが、私はもう一方の手で支えるか、グリップ底部を何処かに押し当てながらでないとコッキング出来ません。

コッキングエアガンの宿命で、どうしてもトリガープルも重くなってしまうのですが粘っこさは無いので、割と自分の思ってるタイミングで撃ててる感じです。

0.2gBB弾での初速は平均49.4m/sで、ガスガンや電動ガンに比べると低く固定ホップアップの掛かりも弱いので、飛距離は短く飛びも山なりに飛んでいく感じ。

飛距離が必要な場合は0.12g等の軽いBB弾を使えばホップも良く掛かって、かなり飛距離も伸びますが、飛びの後半はホップで暴れまくりです。

集弾性も、A4サイズのコピー用紙で的当てを楽しむなら、5m位が限界レベルですね。

ライブカート式リボルバーエアガンで実射性能を上げる事は、各メーカーさんも苦労されていると思いますが、大変難しい事と察します。

まあライブカート式リボルバーのカートリッジを使った装てん操作や、レトロっぽい雰囲気など、オートマチックハンドガンとは違った楽しみ方があるので、今や希少となった、18歳以上用ライブカート式リボルバータイプ・コッキングエアガンを絶やさずに頑張って頂きたい。

ただ、軽くて味気ないプラスチック製カートリッジは何とかしてほしいですね。

コスト的に厳しいかもしれませんが、マルイ製の様に色付けするとかオプションパーツの金属製カートリッジが標準装備になったら嬉しいなあ。

 

クラウン パイソン 26.8℃ 59%
0.20gBB弾 平均初速   49.4m/s 
1発目 50.0m/s 
2発目 50.6m/s 
3発目 50.0m/s 
4発目 48.8m/s 
5発目 51.1m/s 
6発目 46.2m/s  

 

 

エアガンレビュー クラウンモデル COLT PYTHON コルト パイソン 4インチ コッキングエアガン

距離 5m 2cm刻みの円 0.20gBB弾 6発

 

 

クラウンモデル M629ステンレスタイプ コッキング・エアリボルバー

 

レビューページ メニュー

〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

実銃のお話し

1955年に狩猟用としてアメリカのスミス&ウェッソン社が発売した44マグナム M29は、ハンターしか使わないマイナーな銃でしたが、映画「ダーティハリー」(1971年公開)で主演のクリント・イーストウッドが劇中で使用すると、瞬く間に世界中に知れ渡りました。

当時、世界最強の拳銃「44マグナム M29」は、コルト・パイソン等が使用する357マグナムの2倍、ガバメント等が使用する45ACP弾の3倍の威力があるとされます。

そのM29のステンレス・スチール製モデルがM629で、1978年に登場しました。

クラウンモデル M629ステンレスタイプ コッキング・エアリボルバー
クラウンモデル M629ステンレスタイプ
 

コッキングエアガン

固定ホップアップシステム

全長   310mm

重量   480g

装弾数     6発(ライブカート式)

価格   4,730円 (税込)
 

クラウンモデル M629ステンレスタイプ コッキング・エアリボルバー
クラウンモデル M629ステンレスタイプ コッキング・エアリボルバー

 

外観レビュー

クラウンモデル M629ステンレスタイプ コッキング・エアリボルバー

クラウンモデル製M29は綺麗なシルバー塗装に、細めなのにしっかり彫られてる刻印類が好感的で、実銃の雰囲気を上手く出していますがフレームの社名マークは、何だか途中止めした様なスカスカ感が
出ちゃってます。

もうちよっとしっかり文字等入れて欲しかった。

フレームに僅かながらヒケ(プラスチック表面のへこみ)もみられますが、この価格帯のグレードでは、しょうがないところですね。

クラウンモデル M629ステンレスタイプ コッキング・エアリボルバー

しょうがないと言えば、フレームからアウターバレルに続くパーティングライン(成型痕のライン)も、トリガー、リアサイト、ハンマー、シリンダー・ラッチが未塗装のプラスチック素材のままなのも、そうですね。

クラウンモデル M629ステンレスタイプ コッキング・エアリボルバー

リアサイトは実銃と同様に、小型のマイナスドライバーを使って上下(エレベーション)、左右(ウインテージ)の微調整が出来ます。

クラウンモデル M629ステンレスタイプ コッキング・エアリボルバー

大口径でマズル先端の盛り上がりが迫力ありますが、ライフリングの再現が無いのが残念です。

大きく立派なフロントサイトは実銃の通りで、視認性の良いオレンジの別パーツがはめ込まれています。

クラウンモデル M629ステンレスタイプ コッキング・エアリボルバー

シリンダー・ラッチを前方に押せば、シリンダーを左側にスイングアウトさせる事が出来、エジェクター・ロッドの先端を押せば、カートリッジを写真位、押し出せます。

まあ、実銃の様にカートリッジがシリンダーに焼き付くって事は無いので、シリンダーを傾ければカートリッジはスルスルと出てきますがね。

BB弾はカートリッジの底面部分に装着するので、底面部分にBB弾を保持出来る様に黒色のゴムパッキンが付けてあります。

クラウンモデル M629ステンレスタイプ コッキング・エアリボルバー

カートリッジにBB弾を取り付けて、シリンダーに装てんした所。

例えばバトル中に弾切れした時には、悠長にはしていられないのでシリンダーをスイングアウトすれば、その状態でBB弾をカートリッジに装着出来ます。

雰囲気は台無しですが、早い事は早いです。


銃身の中のインナーバレルとバレルエンドは固定されておらず、常にバネでシリンダー側に押されています。

射撃時にはシリンダー後部のノズルも飛び出すので、カートリッジをバレルエンドとノズルで挟み込む形になり、隙間を無くしてエアーのロスを軽減させています。

クラウンモデル M629ステンレスタイプ コッキング・エアリボルバー

シリンダー・ラッチはセイフティの機能が付いて、後方に引くとセイフティ・オンになりハンマーがロックされ、ハンマーを起こすことが出来なくなります。

ただしハンマーが起きている状態でセイフティにしても、トリガーは引けるので注意が必要です。

ハンマーは重いコッキングをするために、四角くて大きな形状になっています。

ハンマー先端もデフォルメされていますね。

クラウンモデル M629ステンレスタイプ コッキング・エアリボルバー

木製ふうプリントのプラスチック製グリップは濃い色合いで似合っています。

グリツプのメダリオンは「C M」(クラウン モデル)のオリジナルマークですが雰囲気はグッド。

クラウンモデル M629ステンレスタイプ コッキング・エアリボルバー

リボルバーは簡単に内部が見れるので、少し分解してみました。

グリップ部分に大きな重りと、空気を圧縮するシリンダーが見えますね。

簡単に内部が見れるのは良いですが、パーツがポロポロ外れてバラバラになりそうなので、早々に閉じます。

 

実射



コッキングエアガンのリボルバータイプは、ハンマーを起こすことでコッキングされますが、これが18歳以上用だとかなり重いです。

何とか片手でもコッキングは出来るかなレベル。

という事で当然ながら、ダブルアクションで撃つ事は出来ません。

銃自体はトリガーを引いてもシリンダーが回転するだけ仕様になってます。

トリガープルも重いですが、粘りはないので一気に引けば感触は悪くないです。

弾の飛びは、ややホップアップが強めで上昇する感じで飛んで行くのが多いですが、ライブカートのリボルバーですから弾道は安定しませんね。

飛び自体は例えば、マルイ製コッキングエアガンのオートマチックタイプが初速60m/s位なのに対してM629は46m/s程度なので、飛距離もそれなりです。

集弾性は、5mでA4コピー用紙サイズで確認出来るレベルです。

ライブカート式はカートリッジの装てん操作等リボルバーの雰囲気を楽しむのが第一で、実射性能はイマイチなのが定番ですが18歳以上用コッキングエア・リボルバータイプは希少種なので頑張ってもらいたいところです。

しかし44マグナムは迫力がありますねえ。

 

クラウン M629 28.9℃ 63%
0.20gBB弾 平均初速   46.2m/s 
1発目 43.8m/s 
2発目 46.3m/s 
3発目 48.1m/s 
4発目 45.1m/s 
5発目 47.9m/s 

距離 5m 2cm刻みの円 0 .20gBB弾 6発

 

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クラウンモデル 1911A1 スライドストップガバメント

 

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〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

実銃のお話し

アメリカ軍からの、よりマンストッピングパワーの高いハンドガンを、と言う要望に応えジョン・ブローニングが設計しコルトが開発したのが、名前の通り1911年にアメリカ軍の制式拳銃になったM1911です。

その後1926年に改良され、M1911A1となりました。

良く聞く「コルト・ガバメント」は民間用モデルの通称になります。

クラウンモデル 1911A1 スライドストップガバメント

 

クラウン 1911 ガバメント 

スライドストップ コッキングエアガン

10歳以上用コッキングエアガン

固定ホップアップシステム

全長   215mm

重量   345g

装弾数     12発(リザーブタンク内に80発)

価格   3,278円 (税込)
 

クラウンモデル 1911A1 スライドストップガバメント
クラウンモデル 1911A1 スライドストップガバメント

 

外観レビュー

クラウンモデル 1911A1 スライドストップガバメント

クラウンの10歳以上用コッキング・エアガン 1911A1?

頭に「M」が付かないのは、大人の事情でしょうかね。

スライドとフレームは、艶消し仕上げで質感がとても良く特にスライドは、貼り合わせのラインも無く綺麗です。

全体的な統一感も、マルイ製コッキングのハイグレードタイプよりも良い程です。

フレームは貼り合わせのラインはあるのですが、後付けタイプのアンダーマウントレイルのお陰で、目立つ部分は隠れてしまいます。

クラウンモデル 1911A1 スライドストップガバメント

スライドの刻印は正確でリアリティがありますが成型時に付いたと思われる、刻印を囲む四角い型が惜しいですね。

クラウンモデル 1911A1 スライドストップガバメント

写真はスライドを引いてホールドオープンさせたところ。

実銃のティルトバレル式ショートリコイルを模してアウターバレルが、僅かに上を向いているのがリアル。

アウターバレルも、つなぎ目のラインは無く綺麗でマズルにはライフリングが再現されています。

45口径の迫力が伝わってきますねえ。

その奥にはアルミ製インナーバレルが見えます。

バレルブッシング周りは一体成型の金属製です。

クラウンモデル 1911A1 スライドストップガバメント

エジェクションポートから見える作動もリアルでスライドを引くと、チャンバー部分はショートリコイルした後に僅かに沈み込んでからエジェクションポートが、開いていくという一連の流れをギミックで再現しています。

クラウンモデル 1911A1 スライドストップガバメント

フロントサイトは実銃と同じ様に、ちょこんと小さな円弧状のサイトが付いています。

リアサイトもスライドと一体成型ですが、ドブテイル式のサイトがきれいに再現されています。

クラウンモデル 1911A1 スライドストップガバメント

サムセイフティやM1911独特のグリップセイフティも実銃と同様に作動します。

グリップセイフティを押し込んでいない時やサムセイフティをONにした時は、トリガーはロックされます。

実銃と違って、ハンマーが落ちている時でもセイフティ・ONに出来るのは、ご愛嬌。

クラウンモデル 1911A1 スライドストップガバメント

六角レンチがあれば、20mmアンダーマウントレイルは取り外す事が出来るので、実戦で使いたいけどガバメント用ホルスターに入らない!と言う時でも大丈夫です。

まあ、レイルを外すとフレームに、片側2個づつ取付穴が見えちゃうので、ちょっと格好わるいですが。

アンダーマウントレイルのレイル幅は、丁度良く手持ちのフラッシュライトがジャストフィットでした。

クラウンモデル 1911A1 スライドストップガバメント

マガジンへのBB弾の装てんですが、まずマガジン背面のフタを開けBB弾を流し込みます。(約80発も入ります)

次にマガジン・フォロアーを一番下まで下げてロックするか指で押さえておきます。

ロックした少し上辺りにBB弾が出てくる穴があるので、フォロアーのスリット面を下向きにして、マガジンを振ります。

するとスリットにBB弾がポロポロと出てくるので、出せるだけ出したら、フォロアーのロックを解除して完了。

クラウンモデル 1911A1 スライドストップガバメント
クラウンモデル 1911A1 スライドストップガバメント

そしてBB弾を撃ち尽くすと、マガジン・フォロアーが一番上まで上がって、フォロアーの突起がスライドストップ・リリースレバーを押し上げます。

この状態でスライドを引くと、スライドがノッチに引っ掛かり、ホールドオープンします。

クラウンモデル 1911A1 スライドストップガバメント

これは余談ですが、マガジンはマルイ製ハイグレードコッキング・ガバメントと互換性があります。

勿論マルイ製にはフォロアーのスリットもありませんしスライドストップ機能も使えませんが、撃つ事は出来ます。
手持ちのマルイ製は、18歳以上用のマガジンですがマガジンを交換して、どちらの銃でも撃つ事が出来ました。

クラウンモデル 1911A1 スライドストップガバメント

クラウン 1911A1は非公式ながら分解する事が出来ます。

非公式ですので、すべて自己責任で行います。

分解はマルイ製と基本同じで、スライドストップ・リリースレバーを抜けばスライドはフレームから抜けるのですが、スライドストップ機能がある分、レバーが複雑な形状をしているので、外し難いです。

分解してみると、アウターバレルのギミックの仕組み等見れて面白いですね。

まあ、元に戻せなくなるリスクもありますが。

実射



スライドの引き心地は、10歳以上用コッキングだけに軽くてスムーズに引けます。

大人でも気軽に遊べて良い具合です。

トリガープルは、マルイ製とかに比べると若干ねばい感じですが、重さは無いのでコッキング・エアガンでは良い方だと思います。

弾の飛びは、同じスライドストップ・シリーズのUSPと比べれば、真っ直ぐなフラット感は僅かに劣りますが、ちょっと強めのホップで、良く飛んでいきます。

10mの集弾性も0.12gの軽い弾を使っていると思えば優秀ですね。

10歳以上用コッキングで、と言うよりコッキングエアガンでスライド・ストップする機能は凄いし、実銃のティルトバレル式ショートリコイルをギミックで再現しているのも素晴らしい!

そもそも、綺麗な質感なのが前提にあるのだけれど。

10歳以上用コッキング・エアガンだけど

大人も欲しくなるよ、これは!

 

Crown 1911A1 クラウン 1911A1 スライドストップ ガバメント 10歳以上用コッキングエアガン

クラウン 1911A1   0.12gBB弾 平均初速    44.7m/s 
1発目  44.5m/s 
2発目  45.3m/s 
3発目  45.8m/s 
4発目  44.5m/s 
5発目  43.3m/s 
 距離 10mでは、コピー用紙の的紙を貫通する威力は
ありませんので、的紙に当たった時のへこみに
印を付けました。 
距離 10m 半径2cm刻みの円 0.12gBB弾10発

 

 


 



 
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クラウンUSP サイレンサースライドストップ10歳以上用コッキング

 

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〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

実銃のお話し

実銃USP (Universal Self-loading Pistol)は、ドイツのヘッケラー・アンド・コック社が1993年に開発したポリマーフレームオート。

使用する銃弾で 9×19mmパラベラム弾40S&W弾 45ACP弾のバリエーションがあり9mm仕様のUSPはP8として、ドイツ連邦軍を始め多くの軍や警察等に採用されました。

クラウンUSP サイレンサースライドストップ10歳以上用コッキング

 

クラウンモデル USP スライドストップ

コッキングエアガン

固定ホップアップシステム

全長   210mm/360mm(サイレンサー装着時)

重量   322g/365g(サイレンサー装着時)

装弾数     24発

初速   44.7m/s (0.12gBB弾)

価格   3,828円 (税込)
 

クラウンUSP サイレンサースライドストップ10歳以上用コッキング
クラウンUSP サイレンサースライドストップ10歳以上用コッキング

 

外観レビュー

クラウンUSP サイレンサースライドストップ10歳以上用コッキング

国内のエアガンメーカーでも、コッキングエアガンからガスブロ、電動ガンまで数多くモデルアップされていますが今回はクラウンのUSPサイレンサーモデルの10歳以上用コッキング・エアガンです。

外観は、スライドが艶消しされた上にヘアライン(金属の切削痕)ふう仕上げが施され、フレームとのコントラストがポリマーフレームオートっぽい雰囲気を演出してくれてます。

マズルはネジ切り加工されたスレッデッドバレルなので、実銃のUSPタクティカルがモデルになっているのかと思いましたが他のパーツは違うので、通常の9mmパラベラム弾仕様USPみたいです。

クラウンUSP サイレンサースライドストップ10歳以上用コッキング

で、早速付属しているサイレンサーを装着してみました。

見た目は最高に良いですね。

と言っても、プラ製ただの筒仕様ですけど。

マズル側のネジの山部分を測ってみると、11.7mm位ですが正ネジです。

さすがに持ち合わせのアダプターは無いので他のアイテムを装着するのは諦めました。

サイレンサーも、マズルのネジ切りもプラスチックなので、どこかでぶつけた時の破損が怖いです。

クラウンUSP サイレンサースライドストップ10歳以上用コッキング

スライドやフレームに社名のマークやモデル名の刻印類は無いですが、スライド左側に刻印がありチヤンバー右側にプリントがあります。

「6mm×25」って、使用BB弾と、チャンバーの1発を含めた装弾数の事かな。実銃の刻印は「9mm×19」。

クラウンUSP サイレンサースライドストップ10歳以上用コッキング

フロント&リアサイトにホワイトが入っていないのは残念。

っていうか、このクラスでは入っていないのが当たり前なんですけどね。

でも、入ってたら嬉しいな~!

サイレンサーを装着すると、フロント・サイトとサイレンサーの高さが、ほぼ同じ位になってフロント・サイトが隠れてしまうのでちょっと正確に狙いをつけるのが難しくなります。

クラウンUSP サイレンサースライドストップ10歳以上用コッキング

アンダーマウントレイルは実銃と同様に、独特な形状をしているので、身近で出回っているウエポンライト等を、そのまま装着する事は出来ません。

しかしこのUSPは、汎用アンダーマウントレイルのアダプターが最初から装着されています!

しかもアダプターが不要な場合は、二本のプラスネジを外せば取り外して、USP本来の姿を拝む事も出来ます。

これは、このクラスのコッキング・エアガンでは通常有り得ない豪華装備です。

クラウンUSP サイレンサースライドストップ10歳以上用コッキング

で、早速手持ちのフラッシュライトを装着してみるとこれがピッタリ。

アンダーマウントレイルのレイルの幅って、いい加減なエアガンも意外と多い中、これはジャストフィット。

レイルのスリット(横溝)までピッタリです。

まあこのライトもレプリカですし、取り付ける製品によってフィット感は違ってくると思うのでなんともですが・・・。

でも、良い・・ちょっと感涙。

クラウンUSP サイレンサースライドストップ10歳以上用コッキング

マニュアルセイフティは、コッキングしている時にセイフティ・レバーを押し上げれば、トリガーがロックされて撃つ事が出来なくなります。

クラウンUSP サイレンサースライドストップ10歳以上用コッキング

マガジン・キャッチリリースは、実銃と同様にトリガーガードの根元にあるアンビ(両側)タイプのレバー式で、左右どちら側からでもレバーを押し下げればマガジンのロックが解除されて、外れます。

クラウンUSP サイレンサースライドストップ10歳以上用コッキング

プラスチック製マガジンの装弾数は24発。

マルイ製コッキングエアガンと同様に、リップの部分からBB弾を押し込んで装てんしていきます。

マガジンはウエイトが入っていて、113gと重量があるのでマガジン・チェンジでマガジン・ストップリリースレバーを下げるとススルスルと抜けてきます。

クラウンUSP サイレンサースライドストップ10歳以上用コッキング

さて、このUSPの目玉機能でありますスライドストップですが仕組み的には、射撃していくとマガジン内のマガジン・フォロアーが、どんどん弾を押し上げていきフォロアー自体も上がって行きます。

そして弾が空になると、フォロアーは一番上に上がりきってマガジンの外側に出てる部分が、スライドストップ・リリースレバーを押し上げている状態になります。

その時にスライドを引くと、スライドのノッチと呼ばれる切り欠き部分にスライドストップ・リリースレバーが引っ掛かりスライドストップ、つまりホールドオープンします。

クラウンUSP サイレンサースライドストップ10歳以上用コッキング

ここで問題なのが、ホールドオープンしたままマガジン・チェンジして良いのか、ということで説明書に書かれてる手順だと、一旦スライドを戻すようになっていますが、ホールドオープンのまま
マガジン・チェンジするな!とは、書かれていません。

実際にやってみると、ホールドオープンのままマガジンを抜こうとすると、マガジンキャッチ・リリースレバーを下げる操作は固くなり、マガジンを挿入する時も最後にカチッとロックされる位置で、掛かりが悪いですね。

スライドをリリースする時も、戻りが激しいです。

と言う事で、雰囲気を楽しむなら出来ますがスムーズな操作性を望むなら、一旦スライドを戻してからマガジン・チェンジをした方が良いかもです。

銃の負担も少なそうですし。

クラウンUSP サイレンサースライドストップ10歳以上用コッキング

そしてさらに、楽しませてくれる機能が搭載されていてスライドを引くと、最初にショートリコイルしてからチャンバーが沈み込むという作動をギミックで再現しています。

クラウンUSP サイレンサースライドストップ10歳以上用コッキング

このクラウンUSPは、非公式ですが分解する事が出来ます。

非公式なので、分解に伴う不都合が起きた場合は自己責任になります。

分解はマガジンを外した後にスライドストップ・リリスレバーを抜けば、フレームからスライドが前方に抜けます。

この時リコイルスプリングが飛んでいきそうになるので気を付けて下さい。

後はスライド後部のスプリングやシリンダーから外していけば分解出来ます。

スライドにはめ込まれているパーツは簡単に外れるので、ちゃんと元の位置を覚えておいた方がいいです。

フレームのダストカバー内側には、ウエイトなのか補強なのか金属プレートがはめ込んでありました。
 

実射


10歳以上用コッキング・エアガンなので、スライドのコッキングは軽いのですが、ギミック満載のせいかスライドの引き心地は、ちょっとざらついた感触です。

トリガープルも、やや重めなのですが軽すぎて思わずトリガー引けちゃった・・・という事故防止になれば、子供さんには少し重いトリガーの方が良いかも。

スライド・ストップは今の所、正確かつ快調に作動してくれてますが、ホールドオープンの状態でトリガーを引いてしまうと、ガシャン!とスライドが戻るのは、ちょっと興ざめ。

弾の飛びは、軽い0.12gBB弾を使ってる事を思えば真っ直ぐ飛んでいる方だと思います。

適正ホップで、気持ちよく飛んでいきます。

説明書によると有効射程距離は10mと書かれていますが納得の集弾性で、実射性能は高いですね。

10歳以上用コッキングエアガンで、これだけ機能満載で実射性能も高い物は初めてですね。

これだけ満足度が高いコッキング・エアガンも、そうそう無いです。

 

 

距離 8~10mでは、コピー用紙の的紙を貫通する威力はありませんので、的紙に当たった時のへこみに印を付けました。 

距離 8m 半径2cm刻みの円 0.12gBB弾10発

距離 10m 半径2cm刻みの円 0.12gBB弾10発

 

 





 



 
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クラウンtype96 ジュニア 10才以上用ボルトアクションエア

 

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〇外観レビュー

〇実射性能

クラウンtype96 ジュニア 10才以上用ボルトアクションエア

 

クラウンtype96 ジュニア 10才以上用

10才以上用 ボルトアクション・コッキングエアガン

可変ホップアップシステム

全長   960mm

重量   1,800g

装弾数     32発

価格   14,904円 (税込み)

クラウンtype96 ジュニア 10才以上用ボルトアクションエア

 

外観レビュー

クラウン TYPE96のモデルと思われる L96A1は、アキュラシー・インターナショナル社が開発しイギリス軍の制式採用ライフルになった狙撃銃です。

一般的な狙撃銃とは多少異なる、アルミを軸に持つプラスチック製ストックが特徴的。

その左右に分かれたストックをボルトで結合させているので、あんなボルト穴だらけの外観になってるんですねー。

そのスタイルは、いかにも現代戦闘用スナイパーライフル。

クラウンtype96 ジュニア 10才以上用ボルトアクションエア

国内のエアガンメーカーでは、マルイさんとマルゼンさん(APS type96という名で)でモデルアップされていますが、どちらも18歳以上用。

なので10才以上用としては希少だし面白い。

スタンスとしては同じクラウンのスーパーライフル・・・・・・では無くて、エスツーエスのTSR-デザイラスのバリエーションモデル的存在。

(同じ台湾メーカー出身で、システム的にはTSR-デザイラスとほぼ同じ)

ただ、スタイルは子供の扱い易さを考えてかズングリムックリなショートタイプ。

実銃が全長1、120~1,180mm程度なのに対して、タイプ96は960mm。

まあ、サイレンサー装着可能なので・・・・良く言えば例えばマルイのVSR10シリーズのプロスナイパーバージョンGスペック的な感じか・・・・

違うか・・・な・・。

クラウンtype96 ジュニア 10才以上用ボルトアクションエア

10才以上用と言う事でコスト的にも外観はチープなプラスチック感が漂ってるかと思いきや、意外と・・・と言っては失礼ですが、悪くないですね。

まあ確かにベース的にはそれっぽいですが、ホップダイヤルより前方のアウターバレルはアルミ製だし、ストック部分も多少つや消しの滑らかなザラザラした表面で質感的には良い方。
価格が15000円近くする物なので、それなりでないと困るのですが、すこしチープなスコープ付きの、TSR-デザイラスと同価格。

調節可能なチークピースやパットプレート装備のストックを考慮すれば価格的には納得かな。

クラウンtype96 ジュニア 10才以上用ボルトアクションエア

ただ調節可能といっても素早く出来る類の物ではなく、プラスドライバーでネジを外してスペーサーで調整するタイプ。

パットプレートも2枚のスペーサーを使います。

写真真ん中が20mmのスペーサー、ストックに付いてるのが10mmのスペーサー。

これで、スペーサー無し、スペーサー大、スペーサー小、スペーサー大+小の4段階に調節可能というわけ。

クラウンtype96 ジュニア 10才以上用ボルトアクションエア

チークパットもパット内側に収納している2種類の筒状のスペーサーをチークパットを固定する2本のネジにはめて調節します。

こちらも4段階になりますね。

クラウンtype96 ジュニア 10才以上用ボルトアクションエア

で、スペーサーを2つ装着した状態がこちら。

15mm程度は上がってますか。

クラウンtype96 ジュニア 10才以上用ボルトアクションエア

チークパットが調節可能なのは良いとして、ここで一つ問題が。

TYPE96はスナイパーライフルなのでスコープを装着するのは、まあ必然。

そうされる方も多いと思いますが、「今スコープまで買う余裕ないよ」とか「スコープ使って撃つ距離でもないでしょ!!」という方のためにマウントレイルにオープンサイトが付いています。

このお陰でスコープ無しでも狙えるわけですが、スコープを覗くよりもオープンサイトで狙う時は、当然目の位置がかなり低くなりチークパットに頬が当り かなり邪魔になってるんです。

顔のでかい私の場合だとチークパットの前後の低い部分に頬を持って来てなんとか狙える位ですか。顔の小さな子供なら丁度良いのかな~??

クラウンtype96 ジュニア 10才以上用ボルトアクションエア

で、早速スコープを装着。

エスツーエス製の4~16倍ズームスコープで、完全なオーバースペックですが・・・・。

迫力はあるでしょ。

ん~良いですね。見易いですし、ボルト操作もスムーズで干渉は無いです。

倍率を最小の4倍にすれば、実用レベルですし。

マズルのアタッチメントは14mm逆ネジタイプということでマルイのナイツタイプ・サイレンサーを装着してみました。

これ見た目も重量バランス的にもバッチリです。

今回、アンダーマウント装着タイプのバイポットが手元に無かったのが残念です。

このアンダーマウントレイルはバイポツト以外にもフラッシュライト等、色々付け替えられて面白そうです。

クラウンtype96 ジュニア 10才以上用ボルトアクションエア

ホップ調整はバレル根元のダイヤルで行います。

見た目は・・まあ置いといて、ダイヤルが大きくて回し易いのですが不意に触ってもクルリッと回ってしまいそうな程軽いのが気になります。

ボルトを引くとエジェクションポートからチャンバーが見え・・・・・・

いえいえ、BB弾はもうチョット前方の見えない部分からチャンバーに送り込まれてるので、まあ雰囲気チャンバーが見える!!って感じかな。

クラウンtype96 ジュニア 10才以上用ボルトアクションエア

マガジンの装弾数は32発。ボルトアクションライフルなら十分ですね。

BBローダーは「昔ながらの」タイプ。

マガジンの給弾口に筒状のパーツをあてがって、BB弾を筒の中に流し込み最後に棒を上から押し込んで、BB弾をマガジンに入れます。

シンプルだけど、これが確実でしたね。

マルイのBBローダーも使ってみましたが、慎重に押し込まないと途中でブアーと散乱しちゃいました。

クラウンtype96 ジュニア 10才以上用ボルトアクションエア

右側面にセイフティレバーがあります。

セイフティにしてもボルト操作はできますが、トリガーは完全にロックされていて引けません。

実射

マルイの18才以上用ボルトアクション・ライフルの様な滑らかさは無いにしてもボルト操作は癖もなくスムーズで、10才以上用という事でバネが無いのか?と思う位操作感は軽い。

発射音も「ボシュ」と優等生的な音。

「バイーン」といった、安っぽいバネの音なんかしません。

スコープを覗いた状態でのボルト操作も素早く出来て、続け様に撃つ時も苦になりません。

パワー的には青少年育成条例の上限いっぱいの47m/s、0.13ジュール程度。

これは同じ出身のエスツーエス・TSR-デザイラスより高く、アドバンテージですな。

ただ、この固体はホップダイヤルを最弱にしても、ホップが適正よりやや強な感じで調整が難でした。

BB弾の飛びは、0.12gの軽い弾なのでフラットとは言い難いですが、4倍スコープの視界から外れずに弾が飛んで行くので、優秀な方だと思います。

遠くに飛ばそうと欲張ってホップを強くすると、途端に弾道がカーブを描き出すのでホップは弱めで使うのがお勧めです。

集弾性は、縦方向の散らばりが少ない分、同じ出身地シリーズと同等やや上ぐらい。

これで横方向の散らばりが減ったら、かなり凄い。

国内メーカー的にも、7mで的の黒円内に収まっていれば優等生レベルです。

ただスナイパーライフルですので、更なる高みをめざしてほしいですな。

まあ、0.12gの軽い弾を使う以上、限界もあるでしょうけど。

ホップアップのシステムも、もう少ししっかりした物になれば、かなり満足度も

あがるのですが、現状でも10才以上用と侮れない実力があるのは確か。

スコープ等の周辺機器を揃えるとなると高額になってしまいますがその価値は「あり」。

距離7m 半径2cm刻みの円 0.12gBB弾 10発

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