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カテゴリ:東京マルイ > 10才以上用 コッキングエアガン

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

 

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〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

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実銃のお話し

西部劇とは1860年代から1890年代における、アメリカの西部開拓時代を舞台にした映画やドラマの事です。

日本でも昭和50~60年代には、毎日の様にテレビで映画が放送されていて、当然数多くの名作西部劇も見てきた訳で、完全に影響された私は早打ち(ファスト・ドロウ)や人差し指で銃をクルクル回す練習をしたのですが、当時お年玉で購入した金属製のモデルガンは、子供には重くて早々に挫折した苦い思い出も。

しかし、「マカロニ・ウエスタン」と言う言葉は、イタリア製西部劇を指す和製英語で、映画評論家の淀川長治さんによる造語だとは知らなかった。

 

これはアメリカ人が、本場ハリウッド製西部劇に対する意味合いで、イタリア製西部劇を「スパゲッティ・ウエスタン」と呼んでいたのですが、淀川長治さんが「スパゲッティなんてねぇ~」と、「マカロニ」に呼び変えたと言う事です。でもイタリアでも「マカロニ・ウエスタン」は通じるらしいのは本当?

で、西部開拓時代に使用されていたリボルバー拳銃として有名なのが、1873年から生産されたコルト・シングルアクション・アーミー(SAA)です。

アーミーの名が付いている通り、元々は軍用銃なのですが民間向けモデルもあり、45口径モデルの名称は「ピースメーカー」。その4.75インチ短銃身モデルが「シビリアン」です。

1940年には、第二次世界大戦のため生産中止になりましたが、その数年後に生産再開された物が第2世代モデルになります。

驚異的なのは、現在でもコルト・シングルアクション・アーミーは、第四世代モデルがコルトのウエップ・カタログに載っていること。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

 

東京マルイ SAA.45 Civilian

10才以上用コッキングエアガン

可変ホップアップシステム

全長   266mm

重量   434g

装弾数     6発

価格   13,800円 (税別)

 

この銃の特徴
〇10才以上用ライブカート式のリボルバータイプ・コッキングエアガン
〇このカテゴリーでは珍しい、可変ホップアップ搭載のハイグレード・モデル。
〇新しいシステムの「エアーリボルバープロ」シリーズは、実射性能も格段に向上。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

 

外観レビュー

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

東京マルイ SAA.45 シビリアンは、新しい「エアーリボルバープロ」シリーズ第2弾のコッキングエアガンで、第1弾であるSAA.45 アーティラリーのバレル長5.5インチに対して、シビリアンは4.75インチ。(でもアルミ製インナーバレルは、アーティラリーと同じ70mm)

「エアーリボルバープロ」シリーズとは、従来品よりハイグレードな射撃システムを装備した、10才以上用リボルバータイプのコッキングエアガンの事です。

なのでお値段も、従来品の倍以上となっています。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

外観は全体的にプラスチッキーですが、流石に高級タイプだけあって、ヒケも無く綺麗なマットブラック仕上げで質感は良いです。

まあ、10才以上用エアガンなだけに、重量は434gと軽いのですが。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

フレーム右側側面にある刻印はマルイ仕様ですが、左側面とバレル上部の刻印は実銃通りに正確です。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

マズルは45口径の大迫力。

マズル内側のライフリングも、かなり奥にあるインナーバレルまで、しっかり再現されています。

銃身長が4.75インチ(約120mm)でインナーバレル長が70mm。

実際に計測してみると、マズル先端から35mm程奥にインナーバレル先端が有ります。

なので真正面以外では、マズルから銀色のインナーバレル先端は見え難く、リアルです。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

サイトはとてもシンプルで、大きなフロントサイトにリアサイトはフレーム上部に彫られた溝です。

ハンマーが落ちている時は、ハンマーとリアサイトの溝が重なるので狙えません。

ハンマーを起こすと正確に狙う事が出来ます。

実銃のSAA.45は昔ながらの銃なので、現代のリボルバーピストルの様な安全構造は持ち合わせておらず、ハンマーの撃針がカートリッジを直接叩く物でした。

マルイ製SAA.45もハンマーの撃針は再現されているのですが、当然フレーム側にカートリッジに通じる穴などは開けられていません。

ハンマーをよく見てみると、ハンマーが落ちてる時は撃針がハンマー内に収納される構造でした。 

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

グリップは、BB弾発射用ピストンを内蔵するため、実銃よりやや大きめ。

グリップ自体は樹脂製ですが、木目を塗装で再現したウッドタイプで、木目の表面の質感がとてもリアルで素晴らしい。

マルイさんの疑似ウッドタイプ技術は、本当に凄いですね。

10才以上用エアガンで、この雰囲気を出せるのはブラボーです。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

樹脂製のカートリッジは、.45コルト弾をリアルに再現していて、カートリッジ底面には刻印も入っています。

手に取ってみるまでは、真鍮製と見紛う出来です。

BB弾の装着は、弾頭にはめ込みます。はめ込んだBB弾を保持してくれるパッキンは、均一で軽い感じ。保持が強いとBB弾が発射されずに残ってしまう事もありますからね。

カートリッジは、底面を押すと弾頭部分が飛び出る構造になっています。

これは、射撃時にハンマーを起こすと、エアーを噴き出すノズルが後部からせり出てきて、密着しながらカートリッジ底面を押し、飛び出た弾頭部分はチャンバー部分と密着する事で、エアーのロスを無くして安定した飛びを実現すると言う物。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

カートリッジの装てんは、まずハンマーを少し引いてハーフコックにします。
するとシリンダーが、時計回りに手で回せる様になるので、ローディングゲートを開いて1発ずつ装てんします。

ん~このシリンダーを回す時の音が、何とも言えない心地よさ。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

カートリッジを取り出す時も、装てん時と同じ手順で行います。

実銃の場合は、シリンダーにカートリッジが焼き付いたりして、上手くカートリッジが排出出来ない時があります。

そんな時はエジェクターロッドを使って、カートリッジを強制的に押し出して排出するのですが、エアガンの場合は当然ながら焼き付きとか無いので、銃を手前に傾けるだけでスルスルとカートリッジは出てきますが、まあ雰囲気で使うのも有りです。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

SAA.45シビリアンには、マルイ製らしくマニュアルセイフティが装備されています。

ハンマーを起こしている時に、フレーム左側にある、ネジを模したボタンを押す事で、トリガーがロックされてセイフティ状態になります。

解除は、反対側に飛び出たボタンを押し戻す事でセイフティ解除になり、撃つ事が出来ます。

ただ、見た目を損なわないのは良いですが、ボタンが小さく押し難いですね。

 

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

ホップアップの調節は、バレル後端にあるホップアップ調整ダイアルにホップ調節ツールを嚙み合わせながら回して行います。

ホップ調節ツールは、ダイアルに固定は出来ないので、やや回し難いですが、ダイアル自体は軽く回ります。

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実射

西部劇用10才以上用のエアガンとなれば、ガンベルトから素早く抜いて撃つ「早撃ち(ファスト・ドロウ)」がしたくなりますが、10才以上用とは言えコッキングエアガンで、ハンマーを起こすには空気を圧縮する負荷が掛かかり、素早くハンマーを起こして撃つのは、不向きかな?

それでもイコールコンディション(お互いマルイ製SAA.45)なら荒野の決闘も面白いかも。

フレーム内側は、金属製インナーフレームで補強されているので、コッキング時等も歪みは発生せず剛性感があります。

シリンダーも正確に作動し、コッキングエアガン特有のトリガープル時の粘りも僅かです。

同じマルイ製コルト・パイソンより初速は高く、新しいカートリッジ・システムと可変ホップアップで、弾の飛びも期待してしまいますが、確かに集弾性は格段に上がってますね。

何処のメーカーの、10才以上用ライブカート式リボルバー・コッキングエアガンの実射性能も、10mでの的当てなんて考えられませんでしたが、このマルイ製SAA.45だとA3コピー用紙サイズなら遊べる位に優秀です。

ただし定価で言えば、あと1,000円足せばマルイ製LIGHT PROシリーズの電動アサルトライフルが買えるんですよ。

これは悩ましい事ですなあ。

でも、西部劇にどっぷりハマって育ったオジサンにも、刺さりまくりなSAA.45なのでした。

エアガンレビュー SAA.45 Civilian シビリアン 4.75インチ 10才以上用コッキング

距離 10m 半径2cm刻みの円(A3コピー用紙)
 0.12gBB弾 6発

 

マルイ シビリアン32.7℃ 50%
0.12gBB弾 平均初速   45.4m/s 
1発目 45.6m/s 
2発目 45.6m/s 
3発目 45.1m/s 
4発目 44.9m/s 
5発目 45.2m/s 
6発目 45.7m/s  
  
計測機器 XCORTECH-X3200  
0.12gBB弾の初速は、適正ホップ時の数値です。

 

 

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エアガンレビュー 東京マルイ ワルサーP38 10歳以上用コッキングエアガン

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〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

 

実銃のお話し

ワルサーP38と言えば、アニメファンならずとも知っている大泥棒ルパン三世の愛銃として有名ですが、誕生したのは第二次世界大戦が始まる少し前の1937年で、ドイツ軍の制式拳銃「ルガーP08」の後継機として翌年の1938年にドイツ国防軍にP38と言う名称で制式採用されました。

1945年の終戦時には大量のワルサーP38が接収され、東西各国の軍隊や法執行機関で使用されました。

ワルサーP38は、当時では珍しいダブルアクション機能を持ったオートマチックピストルで、コッキング状態でセイフティにすると、安全にデコッキングする事が出来ます。

この機能のお陰で、チャンバーに弾を装てんした状態で安全に携帯する事が出来、とっさの射撃時にはセイフティを解除してトリガーを引くだけで撃つ事が出来ます。

ただ、優秀なワルサーP38にも欠点があり、取付方法の甘いスライド上部のパーツが、稀にブローバックの衝撃で外れる事があり後方に、つまり射手の顔めがけて飛んできます。
これは恐ろしい。

この欠点というか欠陥は戦後に生産される物から、やっと改良されました。
エアガンレビュー 東京マルイ ワルサーP38 10歳以上用コッキングエアガン

 

東京マルイ ワルサーP38 コッキングエアガン

10才以上用コッキングエアガン

固定ホップアップシステム

全長   231mm

重量   337g (実測)

装弾数    15発

価格   2,500円 (税別)
 

エアガンレビュー 東京マルイ ワルサーP38 10歳以上用コッキングエアガン

 

外観レビュー

エアガンレビュー 東京マルイ ワルサーP38 10歳以上用コッキングエアガン

今回は、マルイ製ワルサーP38 10才以上用コッキングエアガンです。

マルイさんのコッキングエアガン・シリーズの中でも初期に開発されたモデルで18歳以上用のモデルはありません。

コッキングエアガンとしては、結構希少種のロングセラーモデルです。

この個体は新品では無く、何時購入したかも忘れてしまった物なので外観の傷や性能の劣化が有るという事でお願いします。

それを踏まえて見ていくと、全体的にはプラスチック然とした外観ではありまが低価格帯のエアガンなので、これ位の物でしょうか。

銃の右側は、マルイさんが加入しているASGK(日本遊戯銃協同組合)以外の刻印はありません。

まあ、実銃でも殆ど無くてシンプルですが。

グリップは実銃でのベークライト製(プラスチックの中で最も歴史の古いフェノール樹脂)を模した物で、ムラっぽい模様も雰囲気がでていますがちょっと色が明るすぎる感じがします。

これだと木製グリップを模してるのかと勘違いされそうです。

えっ、そこまで拘ってないだろって?失礼しました。

エアガンレビュー 東京マルイ ワルサーP38 10歳以上用コッキングエアガン

銃左側の刻印は実銃の雰囲気通りで、よく再現されています。

実銃のP38は、第二次世界大戦に入るとワルサー社だけでは生産が追いつかなくなり複数の会社での生産が始まりましたが、機密保持のため製造会社名はアルファベットのコードで刻印される事になり、P38の横の文字「ac」は、戦時下でのワルサー社のコードで「42」は製造年になります。

なので、この刻印はワルサー社製1942年ミリタリーモデルのP38という事になります。

エアガンレビュー 東京マルイ ワルサーP38 10歳以上用コッキングエアガン

スライドは規定の空気圧縮用ポンプを内蔵させるためにか、実銃に比べて背が高く、スライド後端も後ろに延長されているのでなんだかスライド後部が大きく、フォルムが変わっちゃってますね。

まあ、これはマルイさんらしく実射機能優先と言った所でしょうか。

実銃でのセイフティ・レバーはモールドで動きませんが、横に大きく張り出させて指に引っ掛けてコッキングし易い形状になっています。

実銃でのスライドストップ・リリスレバーがエアガンのセイフティになっていてレバーを上に押し上げる事でセイフティになります。

ただ、これが固くて操作性は悪いですね。

セイフティにすると、トリガーがロックされて撃つ事が出来なくなります。

エアガンレビュー 東京マルイ ワルサーP38 10歳以上用コッキングエアガン

マズル部分は痛みが酷くて見ずらいですが、数ミリほどライフリングが再現されています。

その奥にはアルミ製のインナーバレルが見えます。

マズル部分はアウターバレルとは別パーツなのですが、経年劣化なのか引っ張ると、スポッと抜けちゃいました。再接着が必要です。

はめ込むだけだと、何かに引っ掛けて紛失してしまいそうなので。

エアガンレビュー 東京マルイ ワルサーP38 10歳以上用コッキングエアガン

スライドはモナカ構造ですが、リアサイトと一体のスライド上部カバーが別パーツなので、貼り合わせラインが隠れているので、見た目が良いですね。

フロントサイトとリアサイトにホワイトドット等は入っていません。

まあ実銃からして、昔の軍用銃なので簡素な作りです。

ハンマーもモールドで動きません。

エアガンレビュー 東京マルイ ワルサーP38 10歳以上用コッキングエアガン

写真は、スライドをいっぱいに引いた状態です。

まあスライドが開いても、見えるのは黒いポンプだけですけど。

エアガンレビュー 東京マルイ ワルサーP38 10歳以上用コッキングエアガン

フレームもモナカ構造で、貼り合わせてるラインが見えるのは承知なんですがライン上に2か所ほど、プラモデルの枠からパーツをもぎ取ったら出来る様な跡が付いてるのは、ちょっと萎えてしまいます。

手間暇かけられない低価格帯エアガンだと分かっていますが、これはなんとか無くしてもらいたいです。

エアガンレビュー 東京マルイ ワルサーP38 10歳以上用コッキングエアガン

設計の古さを一番感じるのが、マガジンの構造だと思います。

いわゆる割り箸マガジンと呼ばれる物で、装弾数は15発です。

使い方ですが、まずマガジン・キャッチ的な物は無いので、そのままマガジンを下に引き抜きます。

次にマガジンフォロアー(BB弾をバネの力で押し上げるパーツ)を下まで下げます。

すると一番下でロックされるので、BB弾を上から装てんします。

BB弾が飛び出さない様に支えるマガジンリップは、ありませんのでBB弾の投入口は、常に上を向いていないといけません。

横に傾けると、こぼれてしまいます。

投入口を上に向けたまま、マガジンをグリップに挿入します。

最後までマガジンが入るとロックが解除されて、マガジンフォロアーがBB弾を押し上げる状態になり、完了です。

なのでBB弾が残っている状態でマガジンを抜くと、BB弾は全弾押し出されてこぼれ落ちます。

当然ながらBB弾が装てんされたスペアマガジンを携帯する事なんて出来ません。

実射



10才以上用コッキングエアガンなので、さすがにコッキングは軽いですし引き易いモデルだと思います。お子さんでも大丈夫でしょう。

トリガープルは、トリリガーの引き始めにギシギシときしみ音がしますがトリガープル自体は癖も無く、スッと引けます。

射撃音は少しバィーンとバネ鳴りが聞こえるのですが、これって経年劣化かな�?

今時のマガジンだったら、より楽しく遊べると思ったら残念です。

弾の飛びは、今の状態では限界までフラットに飛んでくれてる印象です。

前からこうだったか、覚えてないんですけど。

集弾性も流石マルイさん!と言った所。

良く纏まっていて、距離8mでA4コピー用紙にビシバシ当たります。

まあ、気持ち良く貫通は難しいですけど。

性能的には、クラウン製高級機スライドストップシリーズのUSPやガバメントに
少し劣る程度で、優秀です。

とっても良いモデルだと思うのですが、バージョンアップされないと言う事は

それほど需要も無いという事なんでしょうかね?

でもコスプレするなら、これしかないですよ!

 

 

マルイワルサーP38 20.8℃ 42%
0.12gBB弾 平均初速   46.8m/s 
1発目 46.4m/s 
2発目 46.9m/s 
3発目 46.7m/s 
4発目 47.4m/s 
5発目 46.6m/s 
エアガンレビュー 東京マルイ ワルサーP38 10歳以上用コッキングエアガン

距離 8m 2cm刻みの円 0.12gBB弾 10発

 

 

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ルイ コルト・パイソン 10歳以上用コッキングエアガン

 

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ルイ コルト・パイソン 10歳以上用コッキングエアガン

 

マルイ コルト・パイソン 10歳以上用

10才以上用コッキングエアガン

固定ホップアップシステム

全長   242mm

重量   395g

装弾数     6発

価格   4,980円 (税別)

ルイ コルト・パイソン 10歳以上用コッキングエアガン

 

外観レビュー

マルイさんのリボルバータイプのハンドガンと言えば、18才以上用のガスガンがありました。(現在は無し)

しかもカートリッジ(実銃での弾)を使わない、実射性能重視タイプ。

一般的にカートリッジを使うタイプは、使わないタイプに比べて集弾性は劣りますし、装弾数も実銃と同じなので少ないですしね。

実射性能に関しては、どのモデルにしても業界トップクラスな物ばかりのマルイさんとしては、今後もこのスタイルを貫くと思ってましたが登場させてきましたね、カートリッジタイプのコッキングエアガンを。

既存の他メーカーコッキングリボルバーを震撼させる性能なのか?

これは気になります。で、早速レビューを。

箱から出すと、ぱっと見同じマルイさんのガスガン「パイソン」並みの塗装か・・・・・

と少し顔がニャッとしましたが、よくみれば塗装に細かい塵が混入していたり未塗装のパーツもありますし、まあ同じ10才以上用コッキングエアガンと同レベル。

でも今までのオートマチックタイプに比べると、ちょっと高級に感じるのはリボルバーだから? パイソンだからかな~?

今回の売りでもあるカートリッジはプラスチックなのですが、まあまあリアルな塗装が施されていて、良い雰囲気です。

他メーカーの同クラスの商品では、カートリッジは未塗装の物もある中ではかなりのアドバンテージになりますよね。

BB弾はカートリッジの先端に詰めるタイプです。

上の写真では付属のシルバータイプではなく、オレンジ色の0.12gBB弾を装着しています。

ルイ コルト・パイソン 10歳以上用コッキングエアガン
ルイ コルト・パイソン 10歳以上用コッキングエアガン

銃からカートリッジを取り出す時は、シリンダーをスイングアウトさせて写真の様に金属製のエキストラクターロッドを押すと、カートリッジが引っ張り出されます。

まあ、実銃の様にカートリッジがシリンダーに焼き付く事なんて無いので、シリンダーの手前を傾けるだけでポロポロとカートリッジは外れてきますけどね。

ルイ コルト・パイソン 10歳以上用コッキングエアガン

コッキング-パイソンの作動はシングルアクションのみ。

ダブルアクションはありません。ちなみにハンマーが落ちてる状態でトリガーを引いても、シリンダーがクルクル回転するのみです。

もしコッキングエアガンでダブルアクションを作っても、やたらトリガーが重くて指の筋トレマシーンになってしまうでしょうね。

シングルアクションでのハンマーのコッキングは、想像していたよりやや重め。

それでも大人なら難なく、グリップしてる親指のみで引けるのですが小さな子供だと重く感じるかもしれません。

説明書にもワンポイントアドバイスとして、片手で難しい時は両手の指で起こしましょうと書いてあります。

ハンマーを起こすと写真の様に、圧縮されたエアーが出てくる部分がニョニョッと後ろから出てきて、カートリッジと密着します。

押されたカートリッジの先端は銃身の根元部分と密着します。

これでエアーが漏れるのを最小限にしてる訳ですね。

ルイ コルト・パイソン 10歳以上用コッキングエアガン

リアサイトは、上下左右調整出来るフルアジャスタブルタイプ。

ただ、上下の調整は普通のマイナスドライバーで出来ますが

左右の調節は小さな精密ドライバーが必要になります。

ルイ コルト・パイソン 10歳以上用コッキングエアガン

トリガーとマンマーは未塗装のプラスチックですし、銃本体はパーティングライン(貼り合せ痕)がバリバリに残っています。

でも、マルイ同クラスのオートマチックタイプに比べるとチープ感が無いのはひいき目に見てるから?

グリップはラバータイプのプラスチック。質感はツルツルですが指がしっかりと引っ掛かり、グリップ感は良いです。

メダリオンはグリップ左側のみにあります。

ルイ コルト・パイソン 10歳以上用コッキングエアガン

マルイさんらしく、このパイソンにもマニュアルセイフティが装備されています。

ハンマーが落ちている状態で、トリガー根元のレバーをスライドさせるとハンマーとトリガーがロックされます。

写真の様にハンマーが起きた状態だと、セイフティを掛ける事は出来ません。

ルイ コルト・パイソン 10歳以上用コッキングエアガン
ルイ コルト・パイソン 10歳以上用コッキングエアガン

銃身の刻印は、こんな感じ。

左側は実銃に忠実でリアル。右側はまあ・・・・でも雰囲気的には似てます。

実射

軽いけどリアルなカートリッジをシリンダーに装てんして、チャリッとシリンダーを本体に戻す。

ん~リボルバーの醍醐味を官能しながらゆっくりハンマーを起こすと正確にシリンダーが回転し・・・・ジワッとトリガーを引く。

トリガープルは、やや重いけど切れは悪くありません。

が・・・・・・・・・ん???????弾が的紙に当った音がしない。

もう一度撃ちなおしても同じ。

今度は弾道を確認しながら撃ってみると、ホップが強くて弾がかなり上に着弾してる様。

狙点修正して撃っても、的紙に当ったり外れたり。

以前にも使用するBB弾の重さを間違った事があったので、説明書で確認すると確かに0.12gのBB弾を使えと書いてあります。

でも7mの距離では全然なので、5mの距離で撃ちなおし。

5mで下方に狙点修正しながら撃つと、3発は良い感じに当りますが3発ははずれ。もう一度やっても同じ結果に。

これはカートリッジとBB弾の相性が良い物が3発で悪いのが3発あるって事かな?

だとすると、決戦の前のポルコ・ロッソみたいに沢山のカートリッジから良い物を選別して使わないといけないのかーー!!

と、くだらない事を思いながら落胆しました。

でも良いカートリッジを使ったとしても、上や左にビュンビュン曲がりながら飛んでいく強ホップが直る訳ではありません。

試しに0.2gのBB弾で撃つと、弾道はフラットになりますが飛距離が全然です。

こっこれは・・・・確かにマルイ製という事で期待しすぎ感はありましたしカートリッジを使うタイプのエアガンでは、安定した性能を出すのは難しいと分かってはいますが・・・。

それにしても。

まあ、実射性能よりも雰囲気を楽しめる新しいカテゴリーのモデルが登場したと思えば・・・。

そうでないとしたら、私の購入した物がたまたま調子の悪い品だったんだと切に思います。

でなければ、私の中のマルイ神話がガラガラと崩壊してしまいますから・・・・・・・・。

ちなみに、平均初速は 40.91m/s の0.1ジュールでした。

距離5m 半径2cm刻みの円 0.12gBB弾6発

 

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