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カテゴリ:BATON > ガスハンドガン

エアガンレビュー BATON airsoft バトンエアソフト BH-USP Tactical CO2ブローバックガスガン

 

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〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

実銃のお話し

ドイツの銃器メーカーH&K社が1970年に、合成樹脂(ポリマー)を多用し革新的な拳銃として開発したH&K VP70が全く売れず(まあ、見た目からして怪しい) しばらくの間ポリマー開発から遠のいていましたが、オーストリアのポリマーフレームオート グロック17が爆発的にヒットするや否や、再度奮起して1993年に開発したポリマーフレームオートがUSP(Universal Self-loading Pistol)です。

そのバリエーション・モデルの1つが USPタクティカルで、位置付け的にはUS SOCOMの制式採用に向けて、SOCOMの要求をクリアする性能を出すため超バカでかくなってしまったH&K MK.23のコンパクト版といったところ。

なので45ACP弾仕様がこの銃の性格に合ってると思うし、国内のエアガンメーカーではKSCさんがモデルアップしているUSPタクティカルも45ACP弾仕様ですが、今回バトンさんがモデルアップされたのは、9×19mmパラベラム弾仕様のUSP タクティカルです。

エアガンレビュー BATON airsoft バトンエアソフト BH-USP Tactical CO2ブローバックガスガン

BATON airsoft BH-USP Tactical

CO2ブローバックガスガン

可変ホップアップシステム

全長   213mm

重量   957g(実測)

装弾数     26発

価格   23,980円 (税込)
 

エアガンレビュー BATON airsoft バトンエアソフト BH-USP Tactical CO2ブローバックガスガン
エアガンレビュー BATON airsoft バトンエアソフト BH-USP Tactical CO2ブローバックガスガン

 

外観レビュー

エアガンレビュー BATON airsoft バトンエアソフト BH-USP Tactical CO2ブローバックガスガン

バトン エアソフト製 BH-USPタクティカルは、これ無塗装の樹脂素材のままだと思うのですが、特にスライドは光に当たる所ではザラザラ感の強い表面ですね。

薄暗い所では艶消しっぽく変わるのですが。

フレームとグリップ部分は、スライドよりはやや黒く落ち着いた質感で実銃のポリマーフレームオートの材質の違う雰囲気を出せているかな。

刻印類は大人の事情からか社名は無く、細かい部分も省略されています。

せめてチャンバー部分には欲しかったですが、何も無し。

特に銃の右側は、グリップの「USP」のみなので、寂しい限りです。

エアガンレビュー BATON airsoft バトンエアソフト BH-USP Tactical CO2ブローバックガスガン

アウターバレルは、サイレンサー装着用のねじ切りが施されたメタル製スレッデッドバレルで、ネジは14mm逆ネジ仕様。

バレルのブレを防止するOリングも再現されています。

マズル内側には、USPの特徴である多角形構造のポリゴナル・ライフリングが見えていて、インナーバレルは目立たない様に着色されているので、なかなか良い眺めです。

エアガンレビュー BATON airsoft バトンエアソフト BH-USP Tactical CO2ブローバックガスガン

フロントサイトはサイレンサー装着に対応して、背を高くしてあるハイサイトタイプ。

リアサイトはメタル製で、上下左右の調節が出来るフルアジャスタブルタイプで、リアサイトもフロントサイトに合わせて高くなっています。

フロント・リアサイト共に背面に反射防止のセレイションが刻まれています。

そのため、ホワイトドットはありません。

実際リアサイトを、マイナス精密ドライバーで調節してみると、上下の調節は

クリック感がカチカチとしっかりあって心地良いですが、左右の調節はクリック感がほぼ無い感じです。この個体だけ?

早速マズルにマルイ製のショートタイプ・プロサイレンサーを装着してみましたが、このサイズのサイレンサーならギリギリ、エイミング(狙う動作)出来ますね。

ただサイレンサー使用に関して注意事項が!(詳しくはレビュー後半の実射で)

エアガンレビュー BATON airsoft バトンエアソフト BH-USP Tactical CO2ブローバックガスガン

フレーム先端のダストカバー部分にフラッシュライト等が装着出来る、いわゆるアンダーマウントレイル的な物が装備されたのは、実銃のUSPが最初で、それゆえ規格等無く独自の物なので、専用のライト等しか装着出来ません。

なのでバトン BH-USPには、様々なアイテムに対応するためメタル製の丈夫なピカティニー規格のレイルアダプターが標準装備されています。

このアダプターは六角レンチでネジを取れば取り外す事ができるので、USP本来の姿が良いな~と思った時はアダプターを外して楽しめます。

このアダプターはメタル製で質感も良く、その他の金属パーツと同様に銃本体との馴染みが良い。

ただ金属パーツの塗装自体は弱く、既に少し剝げかかってる部分も所々にあります。

エアガンレビュー BATON airsoft バトンエアソフト BH-USP Tactical CO2ブローバックガスガン

USPのコントロールレバーには機能別に数種類のバリエーションがあってバトン BH-USPが再現しているのはヴァリアント 1タイプで、シングル・ダブルアクション、セイフティとデコッキング機能を併せ持った、コントロールレバーが銃左側に装備された物になります。

セイフティはハンマーの状態に関係なく「オン」に出来て、セイフティにすると、トリガーはロックされるのではなく、トリガーは引けますがスカスカになり撃てません。

ハンマーが起きている時にコントロールレバーを押し下げると、デコッキング機能が働き安全にハンマーが落ちます。

再度射撃する時には、指でハンマーを起こしてシングルアクションで撃つか、そのままトリガーをひけばダブルアクションで撃てます。

エアガンレビュー BATON airsoft バトンエアソフト BH-USP Tactical CO2ブローバックガスガン

マガジン・リリースレバーは左右どちらでも操作出来るアンビタイプですがバネが強くて、レバーを押し下げるのもキツイですね。

重たいマガジンを引っ掛けておくために、バネを強くしてるのでしょうか?

グリップはUSP独特の前後に平べったい持ち心地。

前後面のチェッカリングはエッジが効いていて、痛いほどでグローブでもしっかりグリップ出来そうです。

エアガンレビュー BATON airsoft バトンエアソフト BH-USP Tactical CO2ブローバックガスガン

ホップアップの調節はチャンバー左側部分のダイヤルを上下に回しておこなうので銃をホールドオープンの状態にして、指で引っ掛けて回します。

ただホップアップの調節が若干微妙な感じなので、指を突っ込んで繊細にダイヤルを動かすのは、やや難しい。

そんな時は、ちと面倒ですが通常分解しての調節が楽です。

でも何回もやり直すのは、もっと面倒ですが。

通常分解はマガジンを抜いて、スライド・リリースレバーのピンの位置にスライド・ノッチ部分を合わせて(右上の写真)、反対側からピンを押してスライド・リリースレバーを抜くとスライドが前方に抜けます。

スライドからチャンバー部分を外せば、ホップアップ調節ダイヤルは露出しているので簡単に回せます。

エアガンレビュー BATON airsoft バトンエアソフト BH-USP Tactical CO2ブローバックガスガン

ホールドオープン時のスライドストップ・ノッチの削れ対策も施されていて全弾撃ち尽くすとスライド・リリースレバーと連動したパーツが、スライド内側の金属パーツ部分に引っ掛かかる事でホールドオープン状態にし実際にはノッチとスライド・リリースレバーが接触しないようにして、ノッチの変形を防ぎます。

エアガンレビュー BATON airsoft バトンエアソフト BH-USP Tactical CO2ブローバックガスガン

BH-USPのマガジンは大きなマガジン・バンパーを装置した独特の形状ですが、実銃オプションの20連マガジンを模してるそうです。

マガジンの装弾数は26発で、BB弾の装てんはマルイ製マガジンの様にマガジン・フォロアーを一番下まで下げて、フォロアー・スリットの広くなってる部分からBB弾を流し込みます。

CO2 12gカートリッジの装着は、マガジンバンパーのリリースレバーを上に引き上げロックを解除して、バンパーをマガジン前方にスライドして外します。

次にマガジン底部のマイナスねじのフタを外しカートリッジをポンと入れ、フタを少し取り敢えず、負荷が掛かる所まで回し込みます。

そして最後は一気にフタを回して、ガスの漏れる音がしなくなったら完了。

あまり強く締め付けると、パッキンが痛むので程々が良いと思います。

後はバンパーを元に戻して終りです。

実射


USPは久しぶりだったけど、やっぱり体格がいい。グリップを握ってもそんな印象で時代を感じさせます。

しかもBH-USPは結構重い。なのでサイドアームとして一日中腰にぶら下げて飾りにしておくのは苦行でしかない様で、俺は主役しかやらねえ!と銃が主張している。

スライドの操作感はスムースで、スプリングが強いからスライドの戻りも勢いがありますが、戻り切った時のプラ感の強いパコンッという音は、樹脂製スライドだからしょうがないですね。

射撃時のリコイルショックは私が知っているCO2ガスガンの中では最高レベル。

バトンさんの製品紹介動画の中では、リコイルの強さは同社の1911系より弱く2011系より強いと紹介されていましたが、手持ちのバトン M1911A1と撃ち比べてみたことろ、リコイル自体は同等に感じました。

さらに重くてバネの強いBH-USPのスライド・スピードは速く、撃つたびにビシッと最高に気持ちのいい衝撃が手に伝わって来ます。

射撃時の「私オートマチック・ハンドガンを撃ってます的フィーリング」は現在のブローバックガス・ハンドガンの中では最高峰だと思います。

弾の飛びは、ホップ調整を含めて若干気難しさが覗いてる感じですが良く飛ぶし、真っ直ぐ飛んでいきます。

10mの集弾性は、マルイ製の優秀なモデルに比べると安定感とかは少し劣りますが決して悪くは無いですね。なかなかに良いです。

CO2カートリッジ1本で、マガジン4ほんぶん弱 大体100発弱撃てます。

さて、 前出のサイレンサー装着の件ですが、バトンさんのウエッブページに「ショートリコイル機構のため、バレルに重量物を装着すると作動不良を起こします。」とある様に、プロサイレンサーを数回脱着を繰り返しながら試し撃ちしましたがサイレンサーを装着した時だけスライドがフルオープンした状態で止ってしまう作動不良を起こしました。

ならばと、ACETECHの小型トレーサーを装着して撃ってみるとこちらは全く問題ありませんでした。

因みに、プロサイレンサーの重さは約70gで、小型トレーサーは34gでした。

リアルなショートリコイルを再現されたのは嬉しいですが、そのためにサイレンサーが装着出来ないなんて、ちと悲しい。

これは軽~いサイレンサーを探すか、我慢するしかないですな。 

最後に、バトンBH-USPは 発射作動トラブルに対して3ヶ月の完全無料修理の保証が付いています。

BH-USP 28.7℃ 70%
0.gBB弾 平均初速   79.3m/s 
1発目 80.4m/s 
2発目 78.3m/s 
3発目 79.0m/s 
4発目 80.3m/s 
5発目 78.4m/s 
エアガンレビュー BATON airsoft バトンエアソフト BH-USP Tactical CO2ブローバックガスガン

距離 10m 2cm刻みの円 0.20gBB弾 10発

 

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タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

 

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〇はじめに

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

はじめに

タニオコバと、国内で中華エアガンを販売しているBATON airsoftとのコラボモデル、第4弾は原点回帰と言う事なのかM1911A1です。

通称の「コルト・ガバメント」と言った方が馴染み深いですかね。

ジョン・ブローニングが考案しコルト・ファイヤーアームズが開発した自動拳銃で1911年にアメリカ軍に「M1911」として制式採用され、1926年に改良されたものが「M1911A1」になります。

いまさら「ミリガバ」ですか?という所なのですが・・・

でもCO2ガスという新しいソースのガバメントを撃ってみたいと飛びついてしまいました。

大型拳銃でしかもシングルカラム・マガジン(単列弾倉)であるガバメントで、満足感のあるブローバックを楽しみたい!!と思ってる方は多いはず。

なぜなら、今までの通常のガスを使用するブローバック・ガスガンだと体格が大きくなる程作動に鋭さが無くなってくるし、とくにシングルカラム・マガジンだとガス容量も限られるので、余計にリコイルショックの物足りなさを感じてしまう。

なら、既にコラボモデルで発売されてるBM-45で良くね?と、突っ込まれそうですがやっぱり原点回帰ですよ、げ・・ん・・て・・ん。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

 

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1

CO2ガス・ブローバックガスガン

可変ホップアップシステム

全長   220mm

重量   684g

装弾数     14発

価格   21、780円 (税込み)

3ヶ月内部パーツ破損・ガス漏れ無償修理保証付

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

 

外観レビュー

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

で、早速コラボM1911A1を見てみると、スライドとフレームはかなり粗いザラザラとした質感で、スライドストップやセイフティ系の金属パーツのサラッとした質感の塗装とのギャップが気になります。

まあ、この金属パーツの質感の違いは他メーカーでもありますし、それが良いと思う方もおられるかもしれませんが、私はもっと一体感があるほうが好きです。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

戦時下ではM1911A1の生産がコルト社だけでは追いつかず、複数のメーカーで生産されていたため、基本性能や規格は統一されていたものの、それ以外の箇所は生産工場任せの部分もあり、微妙に違うミリガバが数多く存在するらしい。

刻印も様々有るらしいが、今回の物は第二次世界大戦後期の、コルト跳ね馬マークの入った刻印を再現されています。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

フレームやスライド上部のパーティングライン(プラスチックの貼り合わせ痕)の処理レベルは低いですね。

毎回言いますけど、フレームは置いといてもスライド上部は目に付く所なので何とかして欲しいです。

シンプルなスライドのM1911A1だと余計に目立ちます。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

逆に細かい拘りの再現部分もあって、スライドとフレームの先端部分は面取り加工してあります。

これは兵士の片手が塞がってる場合(まあ、そうでない場合でも)、革製のホルスターに押し当ててスライドをコッキングしていたため、ホルスターがエッジの部分で削れてしまい直ぐにボロボロになってしまったので、M1911A1から面取り加工される様になったそうな。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

あとM1911からの改良点として、トリガーの引き代が狭くなり、トリガー後部のフレーム部分の面取り加工が追加されました。(写真上)。それとグリップ後部のメインスプリング・ハウジング形状の変更。

それからグリップ・セイフティ上部の後方に突き出た部分が、少し長くなりました。(写真下)

これはM1911を撃った際に、スライドが後退してハンマーが起きた時ハンマーとグリップ・セイフティの間に、親指と人差し指の付け根部分が挟まれ怪我をする事が起きた為。

なるほど、なるほど。最近のガバ系に多い、後方にビロ~ンと長い形状のビーバーテイルが付けられている意味がやっと分かった。

恥ずかしながら最近まで、ただの装飾品と思ってました。

でも皆同じ形状なのが不思議だったんですよね。

と、M1911A1を良く再現されていますが、細かく見るとフロントサイトの形状がなんだかM1911のままっぽい(直線部分が無い)のですが、まあ複数メーカーが大量生産した実銃の歴史を思えば、これも「あり」という事で。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

リアルで無い部分と言えば、、アルミ製アウターバレルの銃口を覗き込むとなんだかライフリングがギザギザになってます。

どうやら11mmの正ネジになっていて、サイレンサーやらトレーサー等が装着出来るみたいです。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

ならばと、小型のトレーサーを装着してみました。

まあ、アウターバレルを交換することなく手軽にサイレンサーやトレーサーを装着出のは面白いし便利だと思います。

実際、アウターバレルを交換すること自体手間ですしネジ付きのアウターバレルが、どこからも発売されていなければサイレンサー等の装着自体不可能ですから。

実戦派の方なら大歓迎だとおもいますが、お座敷シューターの私としては銃口の内側に装着するとか、もしこの為にショートリコイルしない仕様になったのだとしたらちょっと引いてしまいます。

リアルな部分と、そうでない部分のギャップがありすぎて・・・。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

ショトリコイルしないのなら、どうなってるのと通常分解してみるとアウターバレルとチャンバー部分がガッツリと固定されていました。

これで実射性能的には安定した飛びや作動になるのでしょうね。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

ホップ調整はフレームからスライドを外した状態で行います。

チャンバー部分左横のダイヤルを回せばホップアップの調整が出来ます。

 

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

マガジンはシングルカラム(単列弾倉)で装弾数は14発と、ちょっと少なめ。

M1911A1の薄いマガジンでは、CO2ボンベが収まりきらないので、この辺りはリアルとは言い難いですが、CO2ブローバック・ガスガンが撃てるならしょうがない所ですかね。

CO2マガジンには、三ヶ月ガス漏れ無償修理保証がついています。

実射


通常のHFC134aガスガンより重い引き心地のスライドが、期待を膨らませてくれます。

リコイルショックは今までのガスガンとは次元の違う強さで「ABSのスライドは軽いから、リコイルショックは鋭さがあるよね~」とか「ヘビーウエイトモデルだとブローバックにズドンと重みがあるよな~」なんて事を超越している凄さ。

強烈だしブローバックスピードも速い。作動音も派手です。

計測時は10月後半の秋ですが、初速は、81m/s~84m/s位でした。

ふた昔前のガスガンに比べれば、今の通常のHFC134aガスガンもかなり、ましにはなってますが、まだまだ気温にはデリケートなので、寒い季節でも気をつかわずに撃てるCO2ガスガンは良いですねえ。

ボンベ1本で大体 7 マガジン分、100発程度撃てます。

そんなに数多く撃たない、私の様なお座敷シューターなら丁度いいくらいかな。

今までのブローバックガスガンのリコイルショックに物足りなさを感じてる方は、是非体感してみて下さい。

 

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タニオコバ×BATON airsoft  BM-45 CO2 ブローバックガスガン

 

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〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

タニオコバ×BATON airsoft  BM-45 CO2 ブローバックガスガン

 

タニオコバ×BATON airsoft BM-45 CO2ガスガン

CO2ガス・ブローバックガスガン

可変ホップアップシステム

全長   220mm

重量   670g

装弾数    15発

価格   21,780円 (税込み)

3ヶ月内部パーツ破損・ガス漏れ無償修理保証付

タニオコバ×BATON airsoft  BM-45 CO2 ブローバックガスガン

 

外観レビュー

タニオコバと、国内で中華エアガンを販売しているBATON airsoftとのコラボモデル、第二弾。

第一弾はM-9なんですけど、ガバメント系好きの私としては、まずこちらを。

その特徴は、BATON既存のM-45 CO2ガスブローバックモデルに、特許取得のタニオコバ製CO2バルブを装備し、耐久性や安定性を向上させ改造防止策等を施し、STGA(全日本トイガン安全協会)の認定を受けたというモデル。

実銃のM-45A1は、M1911系好きの海兵隊で使われていたMEUピストルの後継として正式採用された銃で、色はFDE(フラットダークアース)。

じゃあ、ブラック色は何かというと、M-45のベースとなった民間モデルで正式には、Colt Combat Unit Rail Gun という名前。

で、今回のBM-45ブラックモデルはと言うと、ん~スライドの刻印とグリップ全面を見る限りではM-45仕様かな。(Colt Combat Unit Rail Gun はグリップ前面に
セレイションが入ってます。)

トリガーはスリーホールタイプなのでColt Combat Unit Rail Gunぽい。

でも実銃の写真を検索してみれば分かりますが、色々なタイプの実銃が存在するので、絶対これが正解っていうのが分かりにくい~。

タニオコバ×BATON airsoft  BM-45 CO2 ブローバックガスガン

で、早速コラボBM-45を見てみると、外観は樹脂製の生地そのままで塗装なし。

ただツルツルとしたプラスチック感丸出しでは無く、粗いザラザラとしたもの。

じゃあリアルなんですかと聞かれれば、そうでもないところが微妙な感じ。

タニオコバ×BATON airsoft  BM-45 CO2 ブローバックガスガン

リアサイト等の金属パーツは、若干塗装が弱いのか購入して間がないのに、すでにエッジが剥げ気味

 

タニオコバ×BATON airsoft  BM-45 CO2 ブローバックガスガン

フレームやスライド上部のパーティングライン(プラスチックの貼り合わせ痕)は未処理。

フレームは置いといても、スライド上部は目に付く所なので、何とかして欲しかった。

タニオコバ×BATON airsoft  BM-45 CO2 ブローバックガスガン

と・・・文句が多くなりましたが、今回世代交代モデルと言う事でウエスタンアームズ製 MEUピストル・ミッドモデルを並べてみました。

ノバックタイプのリアサイト、ホールハンマー、ビーバーテイル、アンビタイプ、サムセイフティ等似通っている所もあり、一方スライドセレイションの縦筋の間隔が広くなり、アンダーマウントレイルが装備され、グリップにはG10グリップが採用されています。

タニオコバ×BATON airsoft  BM-45 CO2 ブローバックガスガン

G10グリップは、積層したガラス繊維を削り出しで成形したもので、削る度合いにって浮かび上がる模様が美しいグリップです。

見た目だけでなく、機能的にも非常にグリップ力が高いと聞きますが、私はまだ実物にお目にかかった事が無いので。

勿論このコラボBM-45は、プラ製グリップにプリントを施して再現している物ですが、マガジンキャッチ・リリースボタン付近の模様が、一番削り出しの特徴が分かり易いかな。

タニオコバ×BATON airsoft  BM-45 CO2 ブローバックガスガン

ホップアップの調節は、スライドを外して行います。

マルイ製の様にチャンバーの横にダイヤルがあるのですが、若干ダイヤルが小ぶりでギザギザの山も低いので少し回し難いですが、頻繫に使うものでもないので、そう気にならないかな。

スライドストップ・ノッチの削れ対策は、無いです。

ただ単にしてないのか、素材に強度が有るからなのか分かりませんが、今のところ変形や削れは無いですね。

タニオコバ×BATON airsoft  BM-45 CO2 ブローバックガスガン

アウターバレルは金属製で、改造防止のために矢印部分的に穴が開けられています。

インナーバレルは黒く塗られていて、目立たなくて良いです。

タニオコバ×BATON airsoft  BM-45 CO2 ブローバックガスガン

写真はCO2ガスボンベとBB弾を装てんしたもの。

私はマルシン製のボンベを使ってます。

BB弾はマガジン・フォロアーを下げて、上部のリップ部分から一発ずつ装てんするオーソドックスなもの。

フォロアーの溝はマガジン前面ではなく、左サイドにあります。

実銃と同じシングルカラム(単列弾倉)で、装弾数は15発と国産同種類の物と比べるとちょっと少なめ。

タニオコバ×BATON airsoft  BM-45 CO2 ブローバックガスガン

CO2ボンベの装着は、マガジン左サイドからボンベをはめてでっかい六角レンチでマガジン底面のネジを締め、ボンベを上に押し上げます。

すると上部の突起状の管がボンベを突き破り貫通します。

CO2ボンベ用マガジンに共通して注意が必要なのは、管がボンベを突き破る時に僅かにガスが漏れるのですが、その音に恐れて、必要以上にネジを締めあげてしまう事です。

そうするとパッキンの痛みが激しくなり、ガス漏れし易くなってしまいます。

ネジを締めるときは、ガスの漏れる音がしなくなるまで一気に締めればOK。

その後の不必要な増し締めは禁物です。

マガジンは改造防止のため自分で分解出来ない様になっています。

なので自分でガス漏れ等の修理してる方とかは不便なのですが購入三ヶ月まで、無償修理保証が付いています。

さらに一週間以内のガス漏れなら、Gunsmith BATONが送料負担してくれます。

三ヶ月以内なら片道分の送料を負担してもらえます。(2020年2月現在)

実射


手にとってまじまじと眺めてみると、金属パーツの色合いも揃っていてそんなに悪くないなと思ってしまう。

ただ何故かマガジンベースだけは、テカテカ塗装でここだけ違和感があります。

まあ、敢えてなのかも知れませんが。

プラスチックにプリントを施したグリップは、やはり滑りやすく雰囲気重視と言ったところですが、これはしょうがないですね。

どうしてもグリップ感に拘るなら、同じCO2ガス・ブローバックハンドガンでパックマイヤーふうラバー・グリップを装備しててMEUピストルとM45A1を足して2で割った様な
Carbon8のM45CQPの方をお勧めしますが、これではM45A1や
Colt Combat Unit Rail Gun ではなくなってしまいます。

G10グリップでこそ、ですからねえ。

スライドの操作感は、マルイ製の様にスムーズで作動も問題なし。

スライドを引いた後の、戻りのしっかり感は心地良い程です。

肝心のリコイルショックですが、これは強烈で通常のガス・ブローバックモデルとは比べ物になりません。

その撃ちごたえをCarbon8のM45CQPと比べてみると、ショックの感触が若干違いますが同等といえます。

一本のボンベで撃てる数も、マガジン4本分程度とこちらも同じ位。

BB弾の飛びもフラットに真っ直ぐ飛んでいきます。

今は一年で一番寒い時期ですが、さすがガス圧の高いCO2と言ったところ。

それでも連射すると寒さの影響を感じますが、この時期にブローバックガスガンを苦も無く楽しめるなんて、良い時代です。

 

タニオコバ×BATON airsoft  BM-45 CO2 ブローバックガスガン

と、気持ち良く撃っていたのですが、ここでアクシデント発生。

ターゲットペーパー 一枚目を撃ち抜いて、マガジンにBB弾を補給中数発装てんした時にマガジン・ホロアーが、押し下げていた指からすべって勢い良く上昇。

その瞬間、マガジンリップの片方が跡形もなく破損してしまいました。

終了。

あまりにも簡単に割れてしまった事に、啞然としてしまいましたがまあ、もう一発も撃つ事が出来ません。

なのでターゲットペーパー一枚だけ。初速も測ってなかったのに。

後でBATON airsoftのウエッブサイトをみてみると

「BM-45のマガジンリップは割れやすくて申し訳ございません。

製造メーカーと対策を協議中」とありました。

ん~知っていれば慎重に操作してたのにい~、残念。

マガジンリップ部分のパーツも、入荷が一ヶ月後との事で予約注文して・・・・・テスト終了です。

距離7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾10発

 

約一ヶ月後にパーツが届きました。

早速交換してみます。

タニオコバ×BATON airsoft  BM-45 CO2 ブローバックガスガン
タニオコバ×BATON airsoft  BM-45 CO2 ブローバックガスガン

交換自体は簡単で、まず何か細長い工具で2つあるピンを押し叩いてぬいてやります。 

タニオコバ×BATON airsoft  BM-45 CO2 ブローバックガスガン

するとマガジンリップとマガジンリップガスケット、それとマガジン・フォロアーが外れます。

すぐさま、新しいマガジンリップに取り換えて組みなおして、ピンを打ち込めば・・・・

タニオコバ×BATON airsoft  BM-45 CO2 ブローバックガスガン

完成、早速BB弾を装てんして試射して終了。

 

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