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カテゴリ: G&G

エアガンレビュー G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver. 電子トリガー電動ガン

 

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〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

 

 

エアガンレビュー G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver. 電子トリガー電動ガン

 

G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver.

セミ・バースト・フルオート電子トリガー電動ガン

可変ホップアップシステム

全長   605mm(664mmストック伸長時)

重量   2,326g

装弾数    130発170発(2種類付属)

価格   60,280円 (税込)
 

 

 

この銃の特徴
〇9mm口径モジュラーSMGタイプのG&Gオリジナルデザイン
〇折り畳んでも配線が露出しない、新開発ストック
〇世界特許のノーマルスプリング式マガジンが2本付属

 

エアガンレビュー G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver. 電子トリガー電動ガン

 

外観レビュー

 

エアガンレビュー G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver. 電子トリガー電動ガン

一昔前までは、エアガンと言えば実銃をどれだけ忠実に再現しているか、と言う事がユーザーとして実射性能と同じ位、いやそれ以上に重要な事でした。

しかし現在ではサバイバルゲーム等の人気が高まってきて、再現性よりもエアガンとしての扱い易さで選ばれる場合もあり、敢えて実銃通りに作らない事で実銃メーカーとのライセンス云々や「大人の事情」からも解放されることもあり、エアガンメーカーオリジナルデザインの銃も多くなりました。

とは言え、オリジナルデザインと言っても極端に独創的な物は少なく、大体は何かしらの実銃に似せている物が多いですがね。

このMXC9もG&Gオリジナルデザインながら、実銃のLWRC-SMG45に似ている様なG&G-PCC45の9mm口径タイプ・バージョンと言う位置付けです。

PCC45とロアレシーバーが共通で、マガジンの互換性があるそうです。

 

エアガンレビュー G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver. 電子トリガー電動ガン

外観はレシーバーが樹脂製でハンドガードがメタル製の、いわゆる「チャレンジャーライン」ですが、レシーバーには細かいシボ加工が施されていてチープさは微塵もありません。

さらに剛性感も高くて、さすが高級モデルと納得できます。

刻印は当然ながらG&Gの物で、よく見るとMODEL PCC45とあるので、やはりPCC45と共通のロアレシーバーなんだと・・・・。

 

エアガンレビュー G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver. 電子トリガー電動ガン

メタル製ハンドガード先端下部は、小振りながらハンドストップの形状になっています。

ハンドガード左右と底部はM-LOK仕様で、左側にはM-LOK用QDスリングマウントが装着されていますが、M-LOK仕様なので他のM-LOKの孔に付け替える事もできます。

 

エアガンレビュー G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver. 電子トリガー電動ガン

インナーバレル長は、128mm。

アウターバレル先端には、筒状の樹脂製フラッシュハイダーが装着されています。

フラッシュハイダーの固定は無く、そのまま回して外すと14mm逆ネジ仕様になっているので、対応のマズルオプションを装着できます。

ただしアウターバレル先端は、ハンドガード内側に少し入り込んでいるので、太いサプレッサー等はハンドガードと干渉して装着出来ません。

写真は、マルイ製ショートタイプとナイツタイプ・プロサイレンサーですが、これでギリギリ装着出来るサイズです。

 

エアガンレビュー G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver. 電子トリガー電動ガン

フロント・リアサイトは、ナイツタイプのフリップアップ式で、ダイアルを回す事でフロントサイトは上下の、リアサイトは左右の調節をする事が出来ます。

 

エアガンレビュー G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver. 電子トリガー電動ガン

開発「世界特許のCONDUCTIVE-HINGE FOLDING STOCK」を装備!!

バッテリーはストック内に収納するのですが、ストックを折り畳んでも配線が露出しない優れモノ。

断線やショートの心配をする事も無く、ストックを折り畳んでの運用が出来ます。

ストックを折り畳んだ状態でも、グリップを握る手に影響は少なくて無理なく射撃出来るのは良いですね。

バットプレートはラバー製で、QDスリングホールも装備されています。

 

エアガンレビュー G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver. 電子トリガー電動ガン

ストックの伸縮は6ポジションで、ストックチューブ裏側のアンカーピースの位置を付け替える事で、ストックの可動範囲を変える事が出来ます。

 

エアガンレビュー G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver. 電子トリガー電動ガン

ストックのチークパッドはリリースレバーをスライドさせて、細かく4ポジションで高さ調整出来ます。

一番高い位置でロック解除ボタンを押すと、チークパッドが上側に外せて、バッテリースペースが現れます。

バッテリーはミニコネクタ-7.4Vリポバッテリーを使用しますが、長さのあるバッテリーを装着する時は、ストックを伸ばすとスペースが広くなるなるので収納し易くなります。

外したチークパッドの取り付けは、はめ込み位置の感覚が分かり難く慣れるまでスムーズに装着出来ないのが、たまにきず。

 

エアガンレビュー G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver. 電子トリガー電動ガン

レシーバー周りを見てみると、ストレートトリガーにトリガーガード内が広くなる形状のトリガーガード。

ボルト・リリースレバーとセレクターはアンビ(両側)タイプで、しかも右側のセレクターはセミオート位置で、右利きの人の人差し指に干渉しない様にセレクターのレバーは、えぐられています。

ん~カスタム臭がプンプン強くしますねえ。

 

エアガンレビュー G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver. 電子トリガー電動ガン

チャージングハンドルもアンビタイプで、チャージングハンドルを引くとダミーのボルトカバーが後退して、ホールドオープンします。

すると同軸タイプのホップアップ調整ダイアルが見えますが、開口面が広いので、とてもダイアルが回し易いです。

ボルト・リリースレバーを押し下げると、ボルトカバーが勢い良く閉じて「シャチン!」と良い音がします。

 

エアガンレビュー G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver. 電子トリガー電動ガン

MXC9には、世界特許の130連と170連の2本のノーマルスプリング式マガジンが付属します。

どちらも窓付きなので、残弾確認が出来て便利です。

130連は窓の一番下まで赤いマガジン・フォロアーが来ると満タンですが、170連の方は窓よりも下に下がった所で満タンになります。

 

エアガンレビュー G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver. 電子トリガー電動ガン

で、何が世界特許かと言うと、マガジンに込められたBB弾は4つのルートに振り分けられ装てんされると言うもの。

普通のノーマルスプリング式マガジンのルートは1本なので、装弾数を多くしようとするとルートは長くなり、バネの力が弱くて長いスプリングを使う事になります。

すると射撃して残弾が少なくなるほど、弾を押し上げる力が更に弱くなり給弾不良等を引き起こし易くなります。

ルートが4本あれば、1つのルートのスプリングはバネが強くて短い物が使えるので、弾上りが良くスムーズに給弾出来るというわけです。

 

実射

 

コンパクトで軽過ぎず重過ぎず、全体的に剛性感がありますしストックもガッシリとして使い易いです。

まあ、初心者の方に勧めるには銃身長やハンドガードが、やや短いかな?

グリップは細身で握り易いです。

システム的にも電子トリガーやMOSFETが装備されていて抜かりなし。

セレクターをセミオート位置にしてトリガーを10秒長引きすれば、フルオートと3点バーストショットを切り替える事も出来ます。

射撃音は「パキン!」と甲高い音がしますが、サプレッサーを装着すれば多少低い音に変わります。

フルオートの連射サイクルは、秒間11~12発でやや遅めで、作動に間延び感があります。

最近はハイトルクモーター+プリコッキング搭載のキレッキレモデルも増えてきたので、余計に気になりますが・・・。

これは、安易に刺激的な方に走らず堅実で信頼されるモデルを作りましたと言われるなら、納得できる素晴らしいエアガンだと思いますし、全てに余裕があり、流石高級機と言えます。

もう1つ気になったのが、2つのマガジン共に弾が出なくなるまで撃ち尽くしても、マガジンに弾が14発程残ってしまうこと。

これは例の世界特許システムで、4ルートのBB弾が1つのルートに纏る部分の空間に弾が残ってしまうから。

マガジンとチャンバー間のルートにも4発残りますから、合わせて18発撃ち切れないのは、ちと多いかな。

ただし、130連でセミオートにして1発ずつ数えて撃ってみると、135発撃てたので、公称値-18発って事ではないですね。

ちゃんと公称値130発以上撃てます。

弾の飛びは、128mmと短いインナーバレル長とは思えないほど綺麗に良く飛びますし、12mの集弾性も、纏っていて安定感もあり抜群です。

ん~やっぱり高級機と言う言葉しか見当たらない、そんな作り込まれた一丁です。

エアガンレビュー G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver. 電子トリガー電動ガン

距離 12m 半径2cm刻みの円 0.25gBB弾 
セミオート10発

 

エアガンレビュー G&G ARMAMENT MXC9 ENHANCED ver. 電子トリガー電動ガン

連射サイクルは、7.4V-20Cリポバッテリーで秒間11~12発程度

 

G&G MXC916.4℃ 40%
0.20gBB弾 平均初速   82.5m/s 
1発目 82.5m/s 
2発目 82.1m/s 
3発目 82.7m/s 
4発目 82.9m/s 
5発目 82.5m/s 
G&G MXC9 18.9℃ 44%
0.25gBB弾 平均初速   76.3m/s 
1発目 76.9m/s 
2発目 76.2m/s 
3発目 76.3m/s 
4発目 76.2m/s 
5発目 76.2m/s 

0.20g、0.25gBB弾の初速は、それぞれでの適正ホップ時の数値です。

 

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エアガンレビュー G&G ARP556 2.0 電子トリガー電動ガン

 

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〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

実銃のお話し

塹壕戦が戦いの中心だった第一次世界大戦において、狭い空間で大量に弾が発射できる近接戦闘用に、SMG(サブマシンガン)が開発されました。

第二次世界大戦でも、構造が単純で安価なうえに扱い易く、フルオートによる弾幕が張り易いと言う事でSMGは大量に生産されました。

それまでのSMGは、拳銃用の弾を使うのでアサルトライフル等に比べると威力が弱く、市街戦には適している半面、命中精度はとても悪い物でしたが、1960年代に入ってアサルトライフルと同じ様なクローズドボルト発射式の高精度なSMGが開発されると、特殊部隊等が近接戦闘用に採用するようになりました。

1977年のルフトハンザ航空ハイジャック事件で、GSG-9(ドイツ連邦警察対テロ特殊部隊)が使用して一躍有名になったH&K MP5が代表格ですね。

1990年代になるとボディアーマーの普及が進み、SMGの威力不足と言う問題が顕著になってきました。

そこで開発されたのが、威力的にはアサルトライフルとSMGの中間に位置する、PDW(パーソナル・デフェンス・ウエポン)と言う新しいジャンルの銃器で、貫通性能の優れた専用弾を使用するH&K MP7やFN P90等が競り合う様に作られました。

ただ専用弾を使うと言う特徴が逆にネックとなって、思った程は普及していません。

現在では、即在のアサルトライフルを短くしたコンパクトカービンなどもPDWカテゴリーとして製品化される様になってきました。

 

エアガンレビュー G&G ARP556 2.0 電子トリガー電動ガン

 

G&G ARP556 2.0 ETU+MOSFET

セミ・バースト・フルオート電動ガン

可変ホップアップシステム

全長   600mm

重量   2,250g

装弾数     300発(ゼンマイ給弾式多弾)

価格   51,480円 (税込)

 

この銃の特徴 
〇ナイロン強化樹脂製レシーバーは剛性感があり、質感も上級 
〇新型ストックはバッテリー対応サイズも使い勝手も向上 
〇軽量コンパクトな電子トリガー電動ガンで、CQBサバゲー向き

 

 

エアガンレビュー G&G ARP556 2.0 電子トリガー電動ガン

 

外観レビュー

エアガンレビュー G&G ARP556 2.0 電子トリガー電動ガン

G&G ARP556 2.0 と聞けば、メタルレシーバーでハイサイクルの尖った電動ガン!ARP556の後継機か?と誰しもが思われる所ですが、どうも違っている様です。

ARP556は「GC INTERMEDIATE」シリーズでメタルレシーバー、11.1Vリポバッテリー対応のハイサイクル仕様電動ガンですが、ARP556 2.0はスタンダードな「CM COMBAT MACHINE」シリーズで強化樹脂製レシーバー、推奨バッテリーは7.4Vリポバッテリーになり、軽量コンパクト好みのサバゲーユーザー向けモデルにリニューアルされました。

近々リニューアルされる、ARP 9の後継機と足並みを揃える形になりますね。

外観は名前からして、実銃の5.56mm弾を使用するAR-15をベースにした、オリジナリル・デザインの電動ガンです。

個人的には、ダニエルディフェンス社製のDDM4 PDW SBRに雰囲気が似てるなあ~と思ってます。まあこちらの使用弾は、7.62mm 300ブラックアウト弾ですけど。

 

https://www.youtube.com/embed/zxNWf-GX6p4
ダニエルディフェンスDDM4 PDW SBR は 2分11秒から

 

エアガンレビュー G&G ARP556 2.0 電子トリガー電動ガン

レシーバー表面には、細かいシボ加工が施されていて高級感があります。

金属っぽいリアリティは無いですが、強化樹脂製レシーバーとしての質感は高く、いわゆるスポーツラインとかチャレンジャーラインと呼ばれるクラスの樹脂製レシーバー等と比較すると、安っぽさは無くて格の違いを感じます。

ARP556 2.0はG&Gオリジナルデザイン・モデルなので、刻印はシリーズ名の「COMBAT MACHINE」がでかでかと書かれています。

セレクターは片側のみで、ピクトグラムの刻印が入っています。
ストック収納時は、ワイヤーがセレクターの近くを通るので、セレクターの操作がやり難くなります。

 

エアガンレビュー G&G ARP556 2.0 電子トリガー電動ガン

ハンドガードは7インチのアルミ削り出しで、レシーバー部と質感を合わせるためか、こちらもザラザラした高級感のある表面仕上げです。

ハンドガード左右と底部はM-LOK対応の孔が設けられ、QDスイベルタイプのスリングが直接取り付けられる、QDスリングホールも開けられています。

ハンドガード下部には、これ以上手が前に行かない様にハンドストップが装着されています。

樹脂製フラッシュハイダーは、ブラスト・ディフューザータイプとでも言いましょうか、全て前方に吐き出す筒状で、独特の発射音を醸し出します。

 

エアガンレビュー G&G ARP556 2.0 電子トリガー電動ガン

フラッシュハイダーは、イモネジ等のロックは無いので、そのまま回して取り外します。

フラッシュハイダーを外すと、14mm逆ネジ仕様になっているので対応のサプレッサー等が装着出来ますが、装着時は少しハンドガード内側に入り込むので径の大きいサイズの物は装着出来ません。

写真は、マルイ製ナイツタイプ・プロサイレンサーを装着しています。

 

エアガンレビュー G&G ARP556 2.0 電子トリガー電動ガン

ナイツタイプのフロント・リアサイトは共にフリップアップ式で、フロントサイトはダイアルを回して上下の調整が出来ます。

リアサイトは、それぞれのダイアルを回す事で上下左右の調整が出来るフルアジャスタブル・タイプです。

 

エアガンレビュー G&G ARP556 2.0 電子トリガー電動ガン

マガジン・リリースボタンはアンビ(左右両側装備)タイプで、ボタンの位置も操作し易く使い勝手が良いです。

トリガーはストレート・タイプで、トリガーガードもトリガーガード内を広くするタイプで、カスタム感が強いです。

ARP566は電子トリガーが搭載されていて、フルオート射撃を3ショットバーストに変更することが出来ます。

方法は簡単で、セレクターをセミオート位置にして10秒間ほどトリガーを引き続けます。

すると電子音がピーっと鳴って設定完了で、セレクターをフルオート位置にして撃つと、3ショットバーストになります。

元に戻す時は、同じ操作を繰り返します。

 

エアガンレビュー G&G ARP556 2.0 電子トリガー電動ガン

ワイヤーストックは新型の「GOS-V9」と呼ばれる物で、ストックチューブ(ブァッファーチューブ)はかなり太いタイプになっています。

レシーバーエンドには金属製のスリングマウントが装備されています。

ストックは、伸ばすか縮めるかの2ポジションで、伸ばす時にはリリースボタン①を、縮める時には②のボタンを押しロックを解除して行います。

 

エアガンレビュー G&G ARP556 2.0 電子トリガー電動ガン

ストックを外す時は、まずストックを縮めた状態にしてからリリースボタン②のロックレバーを90度時計回りに回します。

するとリリースボタン②のユニットがガバッと開きますので、後はストックを後方に引き抜きます。

 

エアガンレビュー G&G ARP556 2.0 電子トリガー電動ガン

ストックのワイヤーには孔が5箇所開けられていて、六角ネジを取り付ける位置で、ストックを伸ばした時のストック長を調節する事が出来ます。

デホルトでは中央の孔に設定されているので、六角レンチで好みの位置に付け替えます。

一番長い位置にすると、M4のクレーンタイプ・ストックと同じ位の長さになるので、ワイヤーストックと言えど窮屈感は一切ありません。

しかも一番長い状態でも、ストックのガタツキは微塵も無くてしっかり肩付け出来るのは素晴らしい。

 

エアガンレビュー G&G ARP556 2.0 電子トリガー電動ガン

ストックを外しストックチューブのフタを取ると、かなり広めのバッテリースペースがあります。

バッテリーは回路保護のため、7.4V20C以下のリポバッテリーが推奨されています。

 

エアガンレビュー G&G ARP556 2.0 電子トリガー電動ガン

装弾数300発のゼンマイ給弾式マガジンは、ラバーが巻かれているオリジナルデザインで、マガジン前面の凹凸が指にフィットして、マガジンハウジングと一緒に引き付ける様に保持した時は構え易いです。

 

エアガンレビュー G&G ARP556 2.0 電子トリガー電動ガン

アンビタイプのチャージングハンドルを引くと、ダミーのボルトカバーが開き同軸ドラム・ホップアップ調整ダイアルが見えます。

 

実射

軽量コンパクトで取り回しが良い樹脂レシーバーですが、剛性感はあるしストックは長くて使い易いし、短い銃身でマズル付近に手が行かない様にハンドストップまで装備されているしで、流石G&Gと言ったところでしょうか。

「いけいけどんどん」のARP556そのままの後継機か?と期待されていた方は残念ですが、より万人が使い易い近接戦用サバゲー向けモデルになりましたね。(ARP556も続いて販売されています)

ARP556と同じくETU(エレクトロニック・トリガーユニット)とMOSFETを搭載していて、トリガースイッチの焼き付きや、セミオート連射時に起こり易いセミロックを防いでくれますし、バーストショットも楽しめます。

実射性能も優等生で、集弾性も良いです。

個人的に気になるのは独特の発射音とバネ鳴りで、パコンパコンと派手な発射音は好き嫌いがはっきりしそうです。

敵を威嚇するには良いかも知れませんがね。

フラッシュハイダーをサプレッサーに交換して撃てば音質が多少マイルドになりますが、今度はバネ鳴りのバインって音が目立ってしまって、折角の高級感に水を差す感じです。

7.4Vリポバッテリー使用でのフルオート発射サイクルも11発~12発と若干遅くて、全体的な作動も平凡な撃ち心地です。

それでも高い質感と使い勝手の良さは、特筆に値するほどのサバゲー御用達コンパクトモデルです。

 

エアガンレビュー G&G ARP556 2.0 電子トリガー電動ガン

距離 12m 半径2cm刻みの円 0.25gBB弾 
セミオート10発

 

G&G ARP556 2.027.1℃ 48%
0.20gBB弾 平均初速   80.2m/s 
1発目 79.6m/s 
2発目 80.1m/s 
3発目 80.6m/s 
4発目 80.1m/s 
5発目 80.7m/s 
G&G ARP 556 2.027.1℃ 48%
0.25gBB弾 平均初速 72.3m/s 
1発目 72.2m/s 
2発目 72.4m/s 
3発目 72.0m/s 
4発目 72.5m/s 
5発目 72.6m/s 

0.20gBB弾の初速は、0.25gBB弾での適正ホップ時の数値です。

 

エアガンレビュー G&G ARP556 2.0 電子トリガー電動ガン

フルオート時の発射サイクルは、秒間11~12発。

 

 

  
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エアガンレビュー G&G ARP556 MOSFET-ETU電動ガン

 

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〇エアガンメーカー G&Gアーマメント

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

エアガンメーカー G&Gアーマメント

現在では国内でも、沢山の海外メーカーがエアガンを販売していますが、中でもG&Gアーマメント社のエアガンは、品質が良く高級タイプのエアガンを作っていて、国内に正規認定ショップもありアフターサービスも充実していると言うのが、私の認識です。

2001年にカスタムパーツ・メーカーとしてスタートしたG&Gは、2004年から自社製造のエアガンの販売を始めました。

当時の海外製電動ガンは安さだけが取柄だった様ですが。

ひと昔前の海外製エアガンは、国内メーカーが作っていない目新しいモデルが多くて、しかも価格が安く手に入るのですが反面、内部メカはそもそも粗悪な作りなうえに日本の規制に合わせるため、輸入時に適当な方法でデチューンを行っていたので、最初からまともに飛ばない物も多く海外製電動ガンを買ったらまず、中身の重要パーツをマルイ製に入れ替えるのが、お約束だったようです。(私は長らく怖くて手を出せませんでしたが)

しかし近年、メーカーさんが日本仕様を作ってくれる様になると品質は飛躍的に向上し、現在では海外製電動ガンは新品箱出し状態でも、まともに撃つ事が出来る物が殆どなのではないでしょうか。(まあ、一定数の不良品はあるにせよ)

私自身も最近では、新品で弾がまともに出ない物にお目に掛かった事は無いです。(まあ個体差で調子がイマイチな物はありますが)

さらに電子トリガー等の電子制御技術は、国内メーカーより進んでますし。

特にG&G製電動ガンは、マルイ製に迫る程の実射性能と噂に聞くので今回は楽しみです。

エアガンレビュー G&G ARP556 MOSFET-ETU電動ガン

 

G&G ARP556 MOSFET-ETU

MOSFET ETU電子トリガー電動ガン

可変ホップアップシステム

全長   506mm

重量   2,420g

装弾数    450発(ゼンマイ巻上げ式)

価格   55,880円 (税込)
 

エアガンレビュー G&G ARP556 MOSFET-ETU電動ガン
エアガンレビュー G&G ARP556 MOSFET-ETU電動ガン

 

外観レビュー

エアガンレビュー G&G ARP556 MOSFET-ETU電動ガン

G&Gの製品ラインナップは大きく分けて、実銃のリアリティを追求したモデルとサバケーを意識して取り回し易さを重視した、オリジナルデザイン・モデルに分けられますが、ARP556はオリジナルデザイン・モデルの上級グレードという位置付けになります。

分類的には、GC-INTERMEDIATE シリーズに属します。

先に販売され絶大な人気を誇る「ARP 9」の姉妹機になりますかね。

G&G ARP9

 

ARP 9はM4系ベースながら、市街地戦用に威力を落とした9mm口径モデルという実銃でもよく見掛けるカスタムをコンセプトにしたオリジナルデザインモデルでG&G COMBAT MACHINE シリーズになります。

ARP556は名前の通り、5.56mm弾を使うM4系そのままと言うコンセプトのオリジナルデザインモデルです。

樹脂製レシーバーのARP 9に対し、ARP556は金属製に強化され11.1Vリポバッテリー推奨でメカボックスもハイサイクル・タイプにチューンされています。

アルミ製レシーバーの塗装は、ややザラッとした質感のマット仕上でコンパクトな外観と相まって、塊感強いです。

まあ、実際剛性感も凄く良いですが。

レシーバーにある、プリントの様な、レーザー刻印の様なホワイトの文字にはメーカーやらシリーズ名、シリアルナンバーが書かれています。

エアガンレビュー G&G ARP556 MOSFET-ETU電動ガン

 

ハンドガードはアルミ製で、レシーバートップから20mmのマウントレイルが一直線に伸びてきてます。

両サイドと底面には、M-LOK規格のスロットが装備されています。

マズルには、マッシュルーム・タイプと言うのか、クッキーカッター・タイプと呼んで良いのか、独特な形状のハイダーが装着されています。

そもそもハイダーと言っていいのかも分かりませんが。

エアガンレビュー G&G ARP556 MOSFET-ETU電動ガン

フラッシュハイダーを外せば14mm逆ネジ仕様になっているので、各種アイテムを装着出来ます。

写真はマルイ製ショートタイプ・プロサイレンサーなのですが、根元のギザギザ部分が僅かにハンドガードと干渉しました。

ハンドガードのアンダースロットには、マグウェルグリップを装着してみました。

エアガンレビュー G&G ARP556 MOSFET-ETU電動ガン

フロントサイトとリアサイトは共に脱着可能な可倒式で、フロントサイトはダイアルを回して上下の調整が出来ます。

ビープホール式のリアサイトも、ダイヤルで上下左右の調節が出来るフルアジャスタブルタイプで、見た目もとてもスリムでシンプルです。

エアガンレビュー G&G ARP556 MOSFET-ETU電動ガン

セレクターレバーはアンビ(両側)タイプで、ちゃんと両側にピクトグラムの刻印がはいっています。

ちょっと軽く回ってしまうのが、欠点かな。

マガジン・リリースボタンもアンビタイプで、結構重宝します。

トリガーはストレートタイプ。

トリガーガードも外側(下側)に膨らみ、トリガーガード内の空間が広げられグローブをはめた手でも操作し易くされています。

グリップも根元が絞られていて、握り易いですね。

エアガンレビュー G&G ARP556 MOSFET-ETU電動ガン

ストックは「GOS-5V」と言う、2ポジションのワイヤーストックタイプで収納した状態からリリースボタンを押すと、バネの力で少し飛びだ・・・さないね。

まだ動きが渋い様なので、そのまま引っ張り出します。

エアガンレビュー G&G ARP556 MOSFET-ETU電動ガン

11.1Vのリポバッテリーはストックチューブ内に収納します。

まずワイヤーストックを引き抜き、ストックチューブ後端のロック解除ボタンを押してフタを外します。

でバッテリーと接続コードを繋いで元に戻すのですが、コードにはMOSFET基板やらヒューズも繋がっていて長~いので、これをバッテリーと共に収めるのは大変です。

今回使用したのは、VBpower11.1V 1000mAh スティックタイプ・リポバッテリーですが、サイズ的にギリギリな感じでした。

エアガンレビュー G&G ARP556 MOSFET-ETU電動ガン

附属のマガジンはスチールプレス製のゼンマイ巻上げ式多弾数マガジンで装弾数は怒涛の450発の大容量。

マガジン底部には、雰囲気のある刻印も施されています。

しか~し、これでも直ぐに弾切れになっちゃうのよ!と、お嘆きなら・・・・しょうがない。

もうこれしかありません!G&G製の2,300連ドラムマガジンでございます。

そこそこの出費にはなりますが、これならチマチマとマガジン交換をする必要は御座いません。如何でしょうか?

ARP556はM4系スタンダードタイプのマガジンに対応していますので、相性はあると思いますが、各社のマガジンが使えます。

ただし、装弾数の多いスプリング式ノーマルタイプのマガジンでは、BB弾を押し上げる力が弱い物もあり、ハイサイクルの射撃に給弾が追いつかない場合もあるので、注意が必要です。

 

エアガンレビュー G&G ARP556 MOSFET-ETU電動ガン

アンビタイプのチャージングハンドルを引くと、ダミーボルトのカバーが後退して、ドラム式のホッフアップ調整ダイアルが出てきます。

ドラム式ダイアルは、回してる感覚がしっかりあるので使い易いです。

実射

ARP556を構えた感じは、非常にコンパクトで適度に重さもあり取り回しがとても優れています。

コンパクト過ぎて、ハンドガードを持つ手がズルッとマズルの方に行きそうで怖いのですが、M-LOK対応のハンドストップ(このページのトップの写真参照)を装着するのも良いですね。

見た目は頼りなさそうな、小型で簡易的なワイヤーストックも反動の無いエアガンならば、十分使えると思いました。

ARP556はETU(エレクトロニック・トリガーユニット)プラスMOSFETを搭載しているので、トリガーの焼き付きやセミオート連射時のセミロックを防いでくれます。

またバッテリーを繋いでいる時に、セミオートポジションでトリガーを10秒間引き続ける事で、フルオート射撃と3ショットバーストを切り替える事も出来ます。
(一発空撃ちをする事になるので、周りに配慮が必要です。)

回転スピードが早いハイサイクル仕様なので、セミオートのキレやトリガーレスポンスも抜群に良く、満足度高いです。

セミオートや3ショットバーストの連射が、とても楽しいですね。

私の使用環境では、フルオートでの回転スピードは秒間22発で、大量の弾が一直線に連なって飛んで行く様は圧巻の一言です。

ひとつ気になったのが発射音で、文字にするのが難しいですが「パチン!」と大きな甲高い音がします。これはわざとですかね。

フラッシュハイダーの形状も、よく見ればメガホンみたいですしけたたましい大きな音で、敵を威嚇する用の音ですね、これは。

試しにマルイ製ショートタイプ・プロサイレンサーを装着して撃ってみると音量こそあまり変わらないものの、甲高い高音部分が消えてマイルドな音質になったので、射撃音がどうしても気になる方はサイレンサーで試してみて下さい。

実射性能に関しては素晴らしく、マルイ製かと見まごう程です。

ハイサイクル仕様なためか初速がやや低めの設定ですが、短い銃身にもかかわらず、30m位の距離なら何の引け目を感じる事も無いでしょう。

スコープを装着して狙撃に使っても良いくらいです。

近距離12mでの集弾性も抜群に素晴らしい結果でした。

近年の海外製電動ガンの電子トリガー化や電子制御化はめざましいものがありますが、同時に取扱いに気難しさが増えたり、益々水や水気に弱くなったりと諸手を挙げて・・・とはいきませんが、でもとにかく楽しい!これに尽きます。

それがいっぱいに詰まっているのがARP556なんです。

エアガンレビュー G&G ARP556 MOSFET-ETU電動ガン

フルオートの発射サイクルは、秒間22発

エアガンレビュー G&G ARP556 MOSFET-ETU電動ガン

距離 12m 2cm刻みの円 0.25gBB弾 
セミオート10発 

 

G&G ARP556 20.4℃ 39%
0.20gBB弾 平均初速   77.7m/s 
1発目 78.0m/s 
2発目 78.2m/s 
3発目 77.8m/s 
4発目 77.2m/s 
5発目 77.3m/s 
G&G ARP556 20.4℃ 39%
0.25gBB弾 平均初速   70.8m/s 
1発目 70.9m/s 
2発目 70.4m/s 
3発目 71.1m/s 
4発目 71.2m/s 
5発目 70.5m/s 

 

  
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G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン

 

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〇エアガンメーカー G&G

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

エアガンメーカー G&G

G&Gアーマメント社は2001年に設立された台湾の大手トイガンメーカーです。

G&Gと言えば、コストパフォーマンスに優れた電動ガンを作っていると言うイメージしか無いのですが、ガス・ハンドガンも、ガバメント・タイプやベレッタM92タイプ等数種類作られています。

ただ、今のところ日本仕様が入手出来るのはGTP9のみの様です。

GTP9はG&Gオリジナル・デザインの架空銃で独特な直線基調のポリマーフレームオート的なガスガンです。

G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン

 

G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン

ブローバック ガスガン

可変ホップアップシステム

全長   220mm

重量   770g

装弾数     22発

初速   平均73.4m/s (0.2gBB弾)

価格   20,460円 (税込)
 

G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン
G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン

 

外観レビュー

G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン

ポリマー樹脂製のスライドとフレームは、ザラザラとして艶もあり、プラ感が強いのですがグリップ部分だけは質感が変わり、艶も消されています。

このGTP9はスライド黒色/フレーム黒色の、黒/黒仕様なのですが色違いのバリエーションが数タイプあるので、ポリマーフレームオート的に楽しむなら黒/グレイ仕様でも良かったかなと思ってます。

日本に入って来るかは不明ですが、現在ではスライド形状の違うバージョンや、奇抜なカラーな物までバリエーションが増えているので面白そうです。

刻印類は、スライド左側にG&Gの物が入っていて、スライド右側は何もありません。

G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン

スライドには、かなり長めのスリットが開けられ、金属製のアウターバレルが覗いている、独特のスタイルが斬新です。

これはやり過ぎだろー!って言う位開いてます。

前後のセレイション(滑り止め溝)も、彫りの幅が広い独特の形状をしています。

G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン

アウターバレルはスレッデッド・バレルで、マズルキャップを外すとネジがあるのですが、国内では見かけない12mm逆ネジ仕様になっています。

別売の14mm逆ネジアダプターを使えば、手持ちのサイレンサー等が装着出来ます。

G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン

 

GTP9で一番独特だと思ったのがリアサイトで、一見ノバックふうなのですが、サイティングしてみると窪みの中が広い・・・と言うのか。

実際は写真より、フロントサイトは大きく見えるのでフロントとリアのホワイトを面一にすれば、狙いは定まるので良いのですが。

こんなの初めてなので慣れないと、素早く出来ません。

ホワイトの塗りも、なんか雑ですし。

G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン

セイフティはトリガーセイフティとマニュアルセイフティの二つ。

マニュアルセイフティはクロスボルト式で、左を押し込んだら右側が出るってやつですね。

左側を押し込んだらセイフティ・オンで、右側に出たボタンを押し戻せば解除になります。

スライド・リリースレバーはアンビ(両側)のロングタイプで使い易いです。

G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン

トリガーセイフティは、マルイ製グロック17と比べるとセイフティ部のバネが若干強めに感じます。

指先のちょっとした感触ですが、トリガープル時のセイフティ部分の指への当たりが、マルイの方が比較的自然な感触ですね。

GTP9の方は、セイフティの存在を感じます。

G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン

マガジン・リリースレバーもアンビタイプで、左右どちらからでも押し下げれば、マガジンがスルスルと抜けていきます。

G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン

バックストラップは2種類付属しているので、好みで交換出来ます。

グリップは、シンプルな形状の割には握り易いですが、バックストラップを好みに合わせる事で、さらにフィーリングがよくなりますね。

G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン

それぞれのバックストラップの底面には、ホップアップ調整ツールが収納されています。

一度押し込むと、ぴょこんと出てくるので引っ張り出します。

そして斬新にもマズルからツールを突っ込んで回して調節します。

説明書によると、120段階調整出来るそうです。

ツールを収納しているので、何時でもホップアップ調整が出来て便利です。

ホップアップ調整したくなったら、サッと出してチョチョっと素早く調整出来ます。

G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン

フレームにはアンダーマウントレイルを装備しているのでウエポンライト等が装着可能です。

G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン

ダイカスト製マガジンの装弾数は22発。

リップ部分からBB弾を装てんしますが、KSC製マガジンの様にマガジン・フォロアーを、一番下げた状態で固定出来るので装てんが楽に出来ます。

難儀なのがガスの注入で、国産のガスガンの様にガス注入時にシューと言う音がしません。

説明書によると、10~20秒注入推奨とかマガジンが温かいと十分注入出来ないのでガスを放出させて冷やせ等、ちと面倒ですね。

https://www.youtube.com/embed/QuVnAt88dMs

 

G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン

ホップアップ調整はマズルから出来るので、メンテナンスの時位しか通常分解する事は無いですが、スライドを外す方法はエアガンのグロツクと同じで、マガジンを抜き、一度コッキングしてハンマーを起こしてからテイクダウンレバーを下げると、スライドがスルスルと前方にぬけます。

 

G&G GTP-9 ブローバック・ガスガン

実戦派の方は、GTP9を納めるホルスターがあるかご不安でしょうが、ちゃんとあります。

こちらは、AMOMAX製 USP-VP9-GTP9用ホルスター。

実射



GTP-9はハードケースに納められて、ケース内には説明書と弾速証明書が同胞されてます。

グリップを握った感じはUSPとかグロツクの様な四角いイメージなのですが、握り難いほどの厚みは無くて、バックストラップも交換出来るので、中々良い握り心地です。

スライドやマガジン・リリースレバー、セイフティ等の操作系の動きは最初からスムーズで、渋さは感じられません。

滑らかなスライドを引いて離すと、アウターバレルが金属製のお陰か、パチンという閉鎖音が心地良い。

ブローバックは別段強力という訳ではないですが、淡々と撃てる感じですね。

弾の飛びは、独特のホップアップ・システムの躾が素晴らしいのかフラットな弾道を見せます。

多段階調整のお陰なのか。

集弾性も良く、実射性能は凄いです。

操作性と実射性能は文句なしなので、後は灰汁の強いオリジナル・デザインを受け入れられるかどうか・・・かな。

 

距離 10m 半径2cm刻みの円 0.20gBB弾10発

 

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