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カテゴリ: AMG

エアガンレビュー AGM M1カービン コッキングエアガン

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〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

実銃のお話し

M1カービンは1941年にアメリカのウインチェスター社が開発した自動小銃で、アメリカ軍に制式採用された他、法執行機関や民間でも多く使われました。

Wikipediaパブリックドメイン

 

スプリングフィールド造兵廠が開発し、1936年からアメリカ軍に制式採用されているM1ガーランドに、名前のM1や機関部回りの見た目も似ていますが全くの別物です。

開発時は、後方部隊用や下士官用に小型で取り回しが良い自衛用火器(今で言うPDW)として開発されたので、M1ガーランドと口径こそ同じですが威力の弱い弾薬が使用されています。

なので後に、前線でも使用され始めると威力不足が露呈してきたために1944年にフルオート機能と、30連湾曲マガジンを追加装備したM2カービンが開発されました。

1957年にアメリカ軍の歩兵用小銃から短機関銃までひっくるめて、新しく制式採用されたM14に更新される事となり、M14や後のM16に更新が終了するまでの間、M1カービンは使われ続けました。

エアガンレビュー AGM M1カービン コッキングエアガン

 

AGM M1カービン フェイクウッド

コッキングエアガン

可変ホップアップシステム

全長   915mm

重量   1650g

装弾数    40発

価格   7,480円 (税込)
 

エアガンレビュー AGM M1カービン コッキングエアガン
エアガンレビュー AGM M1カービン コッキングエアガン

 

外観レビュー

エアガンレビュー AGM M1カービン コッキングエアガン

さて今回は中国のAGM製 M1カービン フェイク・ウッド、コッキングエアガンです。

ジャンル的には昔ながらの中国製廉価版プラスチックモデルなんですが機関部は全体的にマットな仕上で質感は良く、チープ感はありません。

オペレーション・ロッドとボルトハンドルは金属製で、コッキング時の剛性感もあります。

負荷の掛かる部分が金属製なのは安心出来ますね。

コッキング時にはオペレーション・ロッドとダミーボルトのカバーが52mm程後退します。

後退させた時に奥の方にマガジンリップが見えるので、まだ弾が残っているか確認することも出来ます。(弾が有るか無いかだけですが)

機関部に反してストック部分の質感は、久しぶりの意気消沈レベル。

「木」の雰囲気が全くないのは無論、混ぜる茶色の染料をケチったのかキャラメルの様な樹脂感です。

ん~残念なロットだったのかなあ?

これならブラックカラーストック・タイプにすれば良かったかな?

ただ各部にウエイトが入っているのか、少し重量感があるので安っぽさが僅かに緩和されています。

エアガンレビュー AGM M1カービン コッキングエアガン

ストック部分は二分割のモナカ構造なのですが、廉価エアガンによく見られる銃の片面がネジだらけ!っていう光景は、マガジン以外見受けられないのは好感持てます。

クトック後端のバットプレート部分は、しっかりとチェッカリングが入った物ですが材質がツルツルのプラスチックなので、滑り止め効果はほぼ無いです。

エアガンレビュー AGM M1カービン コッキングエアガン

ホップアップの調節用ダイヤルはチャンバー上部にあるのですが、ストックのハンドガード部分を、くり抜いた形状で露出させてるのはどうも。

まあ操作し易いのは、確かなんですけど。

操作自体は、ダイヤルも大きくてクリック感もありスムーズに回せます。

エアガンレビュー AGM M1カービン コッキングエアガン

アウターバレルは金属製で、フロントサイトと着剣ラグ周りはプラ製です。

アウターバレルのマズル部分にライフリングの再現は、ありません。

着剣ラグには「MADE IN CHINA」の文字があります。

エアガンレビュー AGM M1カービン コッキングエアガン

リアサイトは金属製で上下左右の調節が出来ます。

上下の調節は、実銃のビープホール部分を前後にスライドさせる方式を上手く再現しています。

左右調節用ダイヤルも大きく、クリック感もあり使い易いです。

エアガンレビュー AGM M1カービン コッキングエアガン

セイフティ・レバーを90度下向きに回すとセイフティ状態になり、トリガーがロックされます。

通常時でもコッキング状態でもセイフティにする事が出来ます。

マガジンキャッチ・リリースボタンは、グリップしたままの指では遠くて届かず、スムーズには押し難いですね。

エアガンレビュー AGM M1カービン コッキングエアガン

マガジンは何故か、実銃でのM2カービンから採用された30連湾曲マガジンが再現されています。

まあ改良バージョンであるM2カービンの支給が始まってからも、M1カービンは使われ続けていた訳で、マガジンだけ30連を使ってた・・・かも。

そんな時期のモデルアップと言う事で。

でも第二次世界大戦の時期をイメージしてM1カービンを使うなら、15連マガジンタイプが欲しところです。

で、この湾曲マガジンへのBB弾の装弾数は40発で、コッキングエアガンとしては十分な弾数です。

マガジンへのBB弾の装てんは、ブローバックガスガンタイプと同じ様にマガジンリップの前方から行いますが、マガジン・フォロアーのスリットは無いので手作業での装てんは難しいです。

付属している、BBローダーとアダブターを使えば簡単に素早く装てん出来ますが逆にBBローダーとアダブターがなければ、BB弾の装てんはとても困難だと言う事ですね。

実射



ストックの表面がツルツルするのは、しょうがないですね。

ボルトハンドルのコッキングは、18歳以上用エアガンなので重いですが銃を構えてストックを肩に当てたままコッキングすれば、比較的楽にボルトハンドルが引けます。

ただ連射してると、引いてる指が痛くなってきますけど。

トリガープルも、通常の18歳以上用コッキングエアガン並みの重さですが重さにムラが無いというか、重いなりにスゥーと引ける感じで18歳以上用コッキングエアガンとしては、フィーリングは良いです。

廉価コッキングエアガンに多いのが、射撃時の「バィーン」というバネ鳴りですがこのAGM製M1カービンの場合は射撃時どころか、ボルトハンドルを引いて放した時にもバネ鳴りがします。

まるでギターか大正琴の弦を弾いた様な音がしちゃってます。

実射性能ですが、この個体の場合ホップが強すぎて0.25gBB弾を使ってホップアップ調節を最弱にしても、20m位から弾道が右上に曲がっていきます。

0.25gBB弾使用でも初速は十分にありますし、近距離射撃の12mでの集弾性は廉価コッキングエアライフルとしては優秀で安定感もあるだけに、ホップアップのセッティングが実に惜しい。

もし適正ホップに出来たなら、と残念です。

ストックの質感やホップの強弱は、ロット違いや個体差で変わってくるのかな。

まあ、海外製は特にその傾向が強いかもしれません。

重要パーツは金属製ですし、 実射性能も射撃距離によっては優秀ですしM1カービンのコッキングエアガンは珍しいですしねえ。

プライベートライアン(1998年公開)の主役ジョン・ミラー大尉の右腕マイケル・ホーバス軍曹の人柄に惚れた方はぜひ、M1カービンを握りしめて。

第二次世界大戦を戦い続けた名銃のコレクションは如何。

 

AGM M1カービン 22.0℃ 48%
0.25gBB弾 平均初速   75.4m/s 
1発目 75.3m/s 
2発目 75.2m/s 
3発目 75.3m/s 
4発目 75.4m/s 
5発目 75.8m/s 
エアガンレビュー AGM M1カービン コッキングエアガン

距離 12m 2cm刻みの円 0.25gBB弾 10発

 

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エアガンレビュー AGM M14 (M160A2BK) コッキングエアガン

 

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〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

実銃のお話し

第二次世界大戦ではアメリカ軍の主力歩兵銃だったM1ガーランドの、重量や装弾数の少なさ、スコープ等の装着が容易に出来ない等の欠点を改善するために開発され1957年アメリカ軍に制式採用されたのが、スプリングフィールド造兵廠製 M14です。

しかし1960年代でのベトナム戦争では、今までの戦場とは異なるジャングル戦が大半となりM14では全長が長くて取り回しが悪く、フルオート時の制御が難しいと言う欠点が露呈しまた。

またジャングル戦では、高いマンストッピングパワーや長射程での狙撃性能は発揮出来ずにいました。

そのため当時開発中だった、小口径高速弾を使用しフルオート時のコントロールが容易で、M14より軽量コンパクトで近接戦闘に優れるM16(AR15)が制式採用されました。

しかしその後、軍事行動が中近東に移り、敵との交戦距離が伸びると再びM14の長射程精度が注目され、現在ではマウントレイルや伸縮ストック等の近代的装備をしたM14が、狙撃銃やマークスマンライフルとしてアメリカ軍や多くの国で使用されています。

(マークスマン=歩兵小隊と行動を共にし、数百メートル内の狙撃を特別に訓練された歩兵。 少人数で行動し、より高度な技術を必要とする狙撃手とは区別されます。)

戦争映画にもよく登場するM14ですが、一番印象に残っているのは、1993年にソマリアの首都モガディシュで、実際に起こったアメリカ軍とソマリア民兵との戦闘を映画化した「ブラックホーク・ダウン」(2001年公開)で、撃墜されたヘリコプター、ブラックホークの搭乗員を守るためにヘリから降下した2名のデルタフォース隊員のうち、ランディ・シュガートがドットサイトを装着したM14を使用していました。

もう少し近年では、2010年にyoutubeで公開されたCGアニメ映画「Cat Shit One」で主人公バッキーの相棒ボタスキーが、スコープ・ドットサイト・サプレッサー・タクティカルライト・レーザーサイト・バイポットをフル装備したM14EBR (EnhancedBattle Rifle=強化型バトルライフル)を使用しているのが、今時だなと印象に残っています。
(劇中でバッキーにゴチャゴチャ装着し過ぎと、とがめられるけど)

エアガンレビュー AGM M14 (M160A2BK) コッキングエアガン

 

AGM M14 (M160A2BK)

コッキングエアガン

可変ホップアップシステム

全長   1020mm

重量   2,800g

装弾数     37発

価格   7,480円 (税込)
 

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エアガンレビュー AGM M14 (M160A2BK) コッキングエアガン
エアガンレビュー AGM M14 (M160A2BK) コッキングエアガン

 

外観レビュー

 

エアガンレビュー AGM M14 (M160A2BK) コッキングエアガン

AGM製M14(正規の名称はM160A2)は、言ってしまえば夜店露店で売ってるレベルプラスα。

モナカ構造なのですが、機関部とストック部分は分かれている様です。

ほぼ全身プラスチック製で、一応マットな質感の塗装仕上げが施されていますが雑に塗装された部分も見られますね。

各部にウエイトが入っているみたいで、ちょっと重量感があるのは嬉しいです。

軽すぎると、それだけで萎えてしまいますから。(個人的感想)

コッキングエアガンなので、コッキング時に大きな負荷が掛かるコッキングレバーはさすがに金属製が使われています。

エアガンレビュー AGM M14 (M160A2BK) コッキングエアガン

コッキングのスライド量は53mm程度。

コッキングレバーの操作に合わせてダミーボルトも開閉しますが、中に見えるのは空気圧縮用シリンダーのみ。まあコッキングエアガンなら普通ですが。

コッキングすると、コッキングレバーから伸びるオペレーティング・ロッドの動きも再現されているので、M14の醍醐味を味わえます。

エアガンレビュー AGM M14 (M160A2BK) コッキングエアガン

アウターバレルは、なんと金属製ですね。その先端には一体成型でプラスチック製のフラッシュハイダーとフロントサイトが、小さなピンで固定されています。

フラッシュハイダー先端から銃口を覗くと、フロントサイトのちよっと奥ぐらいまで伸びて来てる、アルミ製のインナーバレルがみえます。

バレル周りは全てモールドですが、見た目の再現性が高く綺麗に見えます。

エアガンレビュー AGM M14 (M160A2BK) コッキングエアガン

リアサイトは、ちゃんと反射防止のチェッカリング加工されてるビープホールタイプ。

右側のダイヤルを回すと、台座ごとサイトが左右に動いて調整出来るのですが動きが微妙で、怪しい。

左側のダイヤルを回すと、ビープホール部分がニョキニョキと伸びたり縮んだりして上下の調整が出来ます。

付属する説明書によると、このダイヤルでホップアップの調整が出来ると書かれていますが、リアサイトも上下に動き、同時にホップの効きも変わるのはおかしいし、実際操作して撃ってもホップが変わる気配も無いので、説明書が間違ってるみたいです。

まあ、もしリアサイトのダイヤルでホップアップの調整が出来たら、それはそれで凄い技術ですけれども。

エアガンレビュー AGM M14 (M160A2BK) コッキングエアガン

では何処でホップアップの調整が出来るのかと探してみれば、マガジン挿入口の前側にホップアップの調整用のダイヤルがありました。

ホップアップの調整ダイヤルは、マガジンを装着したままでも指が届いてホップ調節する事が出来るので便利です。

マガジンは実銃と違い、真っ直ぐに差し込むタイプで、マガジンを抜く時はマガジン後部にある、マガジンリリースレバーをマガジン側に押せばロックが外れます。

マガジンはタイトな装着なので、ロックを外してもスルスル落ちてくる事はありません。

結構引っ張り出さないといけませんね。

トリガーガード前部にはマニュアルセイフティがあります。

中央に穴の開いたプレート状の形で、トリガーガードを貫通しています。

これをトリガー方向に押し込めばセイフティになり、トリガーがロックされます。

エアガンレビュー AGM M14 (M160A2BK) コッキングエアガン

マガジンへのBB弾の装てんは、付属するマルイ製に似たBBローダーで行いますが当然マガジンの剛性も低いので、フル充填になった所でマガジンの貼り合わせ部分からちょっと横に広がります。

その時に装てんが終わったと思って、押し付けて装てんしていたBBローダーを勢い良く放すと、マガジンに装てんしたBB弾が逆流して勢い良くマガジンから噴水の様に吹き出ました。(逆流防止のストッパーが弱いのかな?)

その時以来BBローダーを放す時は、ゆっくりそろりそろりと行っています。

エアガンレビュー AGM M14 (M160A2BK) コッキングエアガン

中国製超廉価モデルには ありがちな銃右側ネジだらけ攻撃で、レシーバー部分もストック部分も穴だらけ。ん~まあ、もう慣れました・・・。

グリップの手で握る部分は実銃の物より延長されていて、握り易い様な形状に変えられていて、滑り止めのチェッカリング加工が施されています。

エアガンレビュー AGM M14 (M160A2BK) コッキングエアガン

このM14には3面レイルシステムのハンドガードが付属していて、装着すると元々ハンドガード底部に装備されているレイルと合わせて、4面レイルが構築できます。

ただ装着方法が、ハンドガード前部の左右にある突起を銃側にある溝にスライドさせてはめ込み(写真左上)、左側最後部の小さなプラスネジで固定するのみ(写真右上)という簡素なもの。

なのでハンドガード右側後部は、溝へのはめ込みもネジの固定もなく宙ぶらりん状態。

ハンドガード自体も柔らかく薄いプラスチック素材なので、もし重いスコープを装着した状態のM14を持って走ったり、荒い扱いで銃の上下動が激しくなればトラブルが発生しそう。

上部と左右のマウントレイルに装着するアイテムは軽量な物が良さそうです。

それと、トップレイルの最後部にスコープを装着して銃を構えてみましたが、それでもアイリリーフ(スコープを綺麗に覗く事が出来る、目から接眼レンズまでの距離)の位置に顔を近づける事が難しく、この状態でスコープを使用するのは困難です。
(体勢を崩して無理矢理スコープを覗き込めば使えますけど)

レイルに装着してマウントレイルを増設出来るアイテムも売られていますが私は所有していないので、スコープは諦めてドットサイトにします。

エアガンレビュー AGM M14 (M160A2BK) コッキングエアガン

あとちよっと残念なのが、ハンドガードを装着するとフロントサイトが隠れて見えなくなってしまうので、アイアンサイトが使えないという事。

まあハンドガードは直ぐに外せるので、そんな重大な事では無いですが面倒ですよね。



実射



コッキング操作は雰囲気的に良いですが、連続して引くとなると少し引き難さを感じます。

コッキング自体は、18歳以上用コッキングエアガンとしては特別重いこともなく普通に重いです。

トリガープルの固さや切れの悪さもコッキングエアガンらしく、固くて悪い。

これらはコッキングエアガンなら共通の事なので今更なのですが、凄く残念なのが射撃時のバィ~ンと言うバネの音。この音が撃つ度に響き渡るのは、なんとも安っぽい。
(実際安いのですが)

その反面、実射性能は意外なほど優秀でした。

イマイチ調整出来てるのか怪しいダイヤルで、適正ホップにすると癖もなく真っ直ぐな飛びを見せてくれます。

距離12mでの集弾性も、このクラスのコッキングエアガンなら満足出来る物ですね。

あとは一番不安な耐久性ですが、これは壊れてみないと分かりませんし。

まあ、値段相応と思っていた方が気が楽です。

付属品のBBローダーは他のエアガンにも使えるし便利ですね。

付属品と言えば、ドットサイトとフラッシュライトがありますが、これは生産のロットによって付属しない場合もある様です。

まあ、このドットサイトとフラッシュライトに関しては、ネットのレビューを見る限りではゴミ、もしくはガラクタ相当らしく、銃に取り付けてディスプレイとして飾っておく以外
使い道は無い様ですので、もし購入したAGM M14にドットサイトとフラッシュライトが付属していなくても悔しがる必要はありません。

ゴミを増やさなくて良かったと思いましょう。

いやいや是非必要と言う方は、購入前に付属しているか確認した方が良いですね。

このAGM M14は銃身長が少し短いショートタイプなのですが(ノーマルタイプはM160B2)それでも全長は長くて迫力がありますし、そもそもM14だなんて渋過ぎて哀愁すら感じます。

見た目のチープ感と発射時のバィ~ンて音に少し目をつぶれば、安くて性能の良いコッキングエアガンを楽しめますよ。

 

AGM M14 M160A2 28.6℃ 59%
0.25gBB弾 平均初速   71.9m/s 
1発目 73.2m/s 
2発目 69.2m/s 
3発目 74.1m/s 
4発目 73.2m/s 
5発目 70.0m/s 

 

エアガンレビュー AGM M14 (M160A2BK) コッキングエアガン

距離 12m 2cm刻みの円 0.25gBB弾 10発

  

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AGM モスバーグM500 ポンプアクション コッキングエアガン

 

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〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

実銃のお話し

モスバーグM500は、アメリカのモスバーグ社が1960年に開発した、ポンプアクション・ショットガンで、軍や警察関係等でも多く使われています。

同じくアメリカを代表する散弾銃、レミントンM870より軽量で操作性も良いとされ、耐久性も優れていて、世界で唯一の「ミルスペック」(アメリカ軍調達規格)に合格したポンプアクション・ショットガンです。

AGM モスバーグ M500 コッキング

コッキングエアガン

可変ホップアップシステム

全長   930mm

重量   1656g

装弾数   14発


 価格   5,280円 (税込) 

AGM モスバーグM500 ポンプアクション コッキングエアガン
AGM モスバーグM500 ポンプアクション コッキングエアガン

 

外観レビュー

AGM モスバーグM500 ポンプアクション コッキングエアガン

AGM製モスバーグM500は、いわゆる廉価モデルのコッキングエアガンです。

散弾銃ですが、1回のコッキングで1発づつ発射する単発タイプです。

まあ、実銃でもスラッグ弾(猪や鹿狩りに使われる1発弾)は、よく使用されてますし気にしない様に。

でAGM製モスバーグM500ですが、ぱっと見の質感は艶消し仕上げで悪くありませんし持った感じも軽いですが軽すぎないレベル。

もってみて、あ⤵⤵⤵⤵って気分が萎えてしまう程は軽くない。

わざとギュッと構えても軋む感覚も無く、剛性もそこそこあるのかな?

ただレシーバーからストックにかけて、銃両側共にプラスネジが多くて目立つのは廉価感爆上がりで残念です。

AGM モスバーグM500 ポンプアクション コッキングエアガン

残念と言えばホップアップ調節レバーで、エジェクションポート部分に鎮座しとるのですが、スライドがやたらに軽い。

それならせめてクリック感でも有れば良いのですが、ありません。

なので何かに触れる度に動いてしまうので、ホップアップ調節のやり直しが面倒ですね。

実戦の時はシールとか貼って固定するのも良いかもしれません。

AGM モスバーグM500 ポンプアクション コッキングエアガン

アウターバレルは樹脂製でパーティングライン(成形痕の筋)もありますが、メタル製のバレルシュラウド(発熱したバレルで火傷しないためのヒートシンク)が装着されているので目立ちません。(エアガンは発熱しません)

銃口から10cmほど奥にアルミ製のインナーバレル先端が見えます。

この銃の場合マガジンは別にあるので、マガジンチューブは使われないため、ただの筒になっています。
でもこのマガジンチューブはメタル製で、ネジのフタも外れるので重りを入れたり、使い方次第では面白いかも。

AGM モスバーグM500 ポンプアクション コッキングエアガン

マガジンは見るからに耐久性も無さげなシースルータイプで、装弾数は14発。

マルイ製とそっくりなBBローダーでBB弾を装てんしていきます。

実銃でのローディング・ポートが有る部分にマガジンを装着します。

マガジン装着部の前部にあるのが、マガジンキャッチ・リリースボタンで、これが射撃中かなり邪魔で、結構触れてしまいます。

特に正確に狙いを定める時は、保持する腕のひじを体に付けて固定するので、フォアエンドより手前部分を握るのですが、そういう時は頻繫に触れてしまいます。

ただ、このボタンは強く押し込まないとロック解除されないので、今まで誤って解除された事はないし、若干タイトなのでスルスル落ちていく事もありません。

シースルーマガジンなので、ある程度の残弾確認が出来るのは良いですね。

AGM モスバーグM500 ポンプアクション コッキングエアガン

レシーバートップには深めの溝にセレイションが入っていて、ある程度大まかに狙いを付けて撃つ事が出来ます。

実銃のセイフティ位置にあるのは、モールドで再現されているダミーでセイフティはトリガーガードの左側付け根部分にあります。

レバーを前方にスライドさせるとセイフティになり、トリガーがロックされますがセイフティにしても、フォアエンドでコッキングする事は出来ます。

トリガーは何故か、アクリルっぽい透明な素材が使われています。

AGM モスバーグM500 ポンプアクション コッキングエアガン
AGM モスバーグM500 ポンプアクション コッキングエアガン

フォアエンドの後退量は6cmぐらい。

フォアエンドと機関部を繋ぐアクションバーは左側のみですが、金属製です。

この銃にはラピッドファイヤー・システムが搭載されています。

これはトリガーを引いたままポンプアクションをすると、フォアエンドを引いて戻す度に弾が発射されるシステムの事。

なので続けざまにポンプアクションをすると連続して撃てると言う事です。

コッキングエアガン界のフルオートですなあ。

AGM モスバーグM500 ポンプアクション コッキングエアガン

ストック右側は、どうだ参ったか!と言わんばかりにネジだらけ。

ストック自体の作りはしっかりしてるし、好感度有りなんですけど。

バットプレートは固めのラバーです。

実射



全長の長いショットガンですが、軽いので取り回しが楽で長時間遊んでも疲れ知らずです。

フォアエンドは細身でコッキングも比較的軽いので、ポンプアクションも軽快に操作出来ますし、ガッシャンと言う操作音もプラスチックだらけの廉価モデルにしてみれば、そこそこ雰囲気を出せてます。

ただ、普通に構えた時のトリガーの位置がやや遠くに感じました。

グリップしてる指を緩めないと、トリガーが引けない感じですね。

トリガープルはコッキングエアガンなので、やや固いのは仕方が無いところでしょうか。

でもトリガーが軋んだ感じがするほどの固さではありませんが。

あと構造的に、弾を撃ち尽くしても1発残ってしまいます。毎回マガジンを抜くとポロリと落ちてきます。

なので装弾数は実質13発です。

また、マガジンにBBローダーで給弾する時に荒く扱っているとマガジン内のBB弾が逆流して噴き出した事があったので、給弾時は丁寧に!です。

また、この銃には1度コッキングしてもフォアエンドをロックする機能が付いてないので何度でもポンプアクションが出来てしまいます。

その度にBB弾を送り込んでしまい、トラブルの原因になりますので注意が必要です。

弾の飛びは予想を裏切る素晴らしい物でした。

初速が早かったので0.25gのBB弾を使ったのですが、これが良く飛びます。

しかも真っ直ぐ飛んでいきます。とても素直ですね。

12mでの集弾性テストでも驚くほど纏まりました。サイトも付いて無いと言うのに。


実射性能が良いだけに、廉価モデルだからしょうがない部分がとても残念です。

せめて装弾数が多かったら、普通にコッキングエアガンとして戦えるのに。
(まあ、装弾数13発でも戦えますが)

ただし突然死や些細なトラブル等のリスクは常に臭っている事をお忘れなく。

外れ個体も、そこそこ耳にしますし。

 

AGM モスバーグM500 29.7℃ 46%
0.25gBB弾 平均初速   79.7m/s 
1発目 79.6m/s 
2発目 79.7m/s 
3発目 79.7m/s 
4発目 79.7m/s 
5発目 79.6m/s 

距離 12m 2cm刻みの円 0.25gBB弾 10発

 

 

   
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