エアガンレビューン

エアガンレビューサイト「ガンネット」通信。

国内外製エアソフトガンを、詳細にレビューしています。

カテゴリ: 特集


サバイバルゲームにおけるサイドアームは、メインのエアガンが使用できない状況や弾切れの際に重要な役割を果たす武器です。サバイバルゲームでは、瞬時に状況に応じた判断と迅速な行動が求められます。そのため、サイドアーム選びも慎重に行うべきです。この記事では、サバイバルゲームのサイドアーム選びのポイントを解説します。

〇サイドアームの役割とは?

サイドアームは、メインのエアガンが何らかの理由で使用できなくなった場合に頼りになる武器です。例えば、リロード(マガジン交換)中やジャム(作動不良)が発生した時にメインウェポンからサイドアームに切り替え、素早く対応することが求められます。また、アサルトライフル等メインの武器が長いため、狭い場所や近距離戦では取り回しが不便になることがあります。サイドアームはコンパクトで素早く取り出せるため、近距離戦や緊急時に非常に有利です。特に狭い通路や室内での戦闘では、サイドアームが活躍する場面が多いです。

ハンドガン戦というシチュエーションもありますし。

実際の戦闘だけでなく、サバゲーにおいてサイドアームはスタイリングや自己表現の一環としても使われることがあります。銃のデザインや形状にこだわりを持って選ぶプレイヤーも多く、装備としての意味合いも強いです。

〇サイドアームの種類

サイドアームに使われるハンドガンには主に「ガスガン」「電動ガン」「コッキングガン」の3種類があります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

〇ガスガン

ガスガンは、ブローバックガスガンと固定スライドガスガンがありますが、大半はブローバックガスガンです。
ブローバックガスガンは実銃と同じ操作や作動、リアルな反動とサウンドが特徴で、サバイバルゲームでは非常に人気があり種類も豊富。ガスを使用するため、実射性能が温度や環境に左右されることがありますが、冬季を除けば弾速や射程は安定しており、スピーディな射撃が可能です。

メリット: 実銃と同じ操作や作動。リアルな反動
デメリット: ガスの補充が必要、寒冷地での性能低下

固定スライドガスガンは、弾の発射にしかガスを使わないためガスの消費が少なく、ブローバックガスガンより寒さに強いですが、リアルな作動や反動はありません。

メリット: ガスの消費が少なく寒さに強い
デメリット: リアルな作動や反動がない

 

〇電動ガン
電動ガンはバッテリーで動作するため、ガスガンに比べて気温の影響を受けません。連射ができ、エアガンとしては非常に安定した性能を持っています。ただし、その殆どは実銃の様な操作や作動は無く、リアルな反動もありません。

メリット: 高い安定性、バッテリー駆動で気温の影響なし
デメリット: リアルな操作や反動が無い。

最近海外製ですが、ブローバック電動ガンなるものが発売されました。この先電動ハンドガンも更に面白くなってくるかも知れませんね。

〇コッキングガン
コッキングガンは手動で空気を圧縮して弾を発射するエアガンで、シンプルな構造をしています。特に初心者には扱いやすく、メンテナンスも比較的簡単です。しかし、連射速度は限られますし、廉価な物が多くガスガンに比べて質感は劣ります。

BB弾以外のランニングコストはありませんし、軽量なので一日腰にぶら下げていても苦になりません。

メリット: シンプルで耐久性が高い、メンテナンスが容易 安いコスト
デメリット: 連射が難しい、質感が劣る

〇サイドアーム選びのポイント

サイドアームを選ぶ際には、ゲームのスタイルや自分のプレイスタイルに合わせて選ぶことが重要です。以下のポイントを参考にして、最適なサイドアームを選びましょう。

(1) 取り回しやすさ
サイドアームは、素早く取り出して使えることが重要です。特に近距離での使用が多いため、コンパクトで軽量なものが好まれます。

(2) 連射速度
サイドアームは一発の精度だけでなく、連射速度も重要です。近距離で複数のターゲットを相手にする際、素早く撃てるものが有利です。ガスガンや電動ガンは連射が可能ですが、コッキングガンはその点で不利になります。

(3) 弾の安定性
ゲーム中に弾道の安定性も求められます。弾が飛びやすく、正確にターゲットに当たることが大切です。

(4) メンテナンスと耐久性
エアガンはメンテナンスが必要な場合があります。特にガスガンは気温に影響されるため、寒冷地では性能低下を感じることがあります。コッキングガンはその点で安定しており、メンテナンスも簡単ですが、連射性能が低いことを考慮する必要があります。

〇サイドアーム選びのおすすめ例

ガスガン

エアガンレビュー 東京マルイ グロック19 ジェネレーシヨン4 GLOCK19 Gen.4 ブローバックガスガン

定番中の定番。マルイ製グロック19。

マルイ グロック19 Gen4 のレビューページはこちら

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こちらも定番、マルイ ハイキャパD.O.R

マルイ ハイキャパD.O.Rのレビューページはこちら

 

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電動ガン

エアガンレビュー マルイ H&K USPシルバースライド  電動ハンドガン

マルイ H&K USP  シルバースライド

マルイの電動ハンドガン・シリーズの実射性能は全て同じなので、好みで選んで大丈夫です。フルオートでも撃てます。

マルイ H&K USP のレビューページはこちら

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変わり種のブローバック電動ハンドガン、CYMA MP443 (CM.136)。

初心者にはお勧めしませんが、参考までに。

CYMA MP443 (CM.136) のレビューページはこちら

 

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コッキングガン

東京マルイ M92F ミリタリーモデル HG コッキングエアガン

マルイ M92F ミリタリーモデル HG

コッキングガンの中では人気ナンバーワンのモデル。

マルイ M92F のレビューページはこちら

 

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東京マルイ M1911コルト・ガバメントHG コッキングエアガン

マルイ コルトM1911A1ガバメントHG

マルイのコッキングエアガンは実射性能が良くて人気です。

マルイ コルトM1911A1のレビューページはこちら

 

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〇結論


サバイバルゲームで使用するサイドアームを選ぶ際には、自分のプレイスタイルやゲームのシチュエーションに応じた選択が重要です。サイドアームはメイン武器とともに、瞬時の判断力を試す武器となるため、使いやすく、信頼性の高いものを選ぶことが勝利への鍵となります。

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Yahoo!ショツピングのエアガンカテゴリーランキングを見ていると、物珍しいエアガンが上位にランキングしていました。
商品詳細】
・材質:FRP
・全長:約198mm
・重量:約650g
・付属マガジン装弾数:15発
・可変HopUp
・セレクター:セミオート
・バッテリー:マガジン内蔵
・対応充電器
品番  品名      
STLBC01 S&T マルチバランスチャージャー(多機能充電器)

CYMA製の電動ハンドガンです。
しかも電動ブローバックって言うのが面白い。

国内でも、10才以上用で電動ブローバック・エアガンがありますが、これは18歳以上用っぽいですよね?

初速やスライドのブローバック・スピードとか気になります。

2月に入荷予定と言う事で、現在は予約販売になっていますが、ぜひレビューしたいエアガンです。

ロシア製9mmオートマチックピストルのモデルアップって言うレアな所も良いですね。

ネタとして興味ある方は予約してみては?

お勧めプリコッキング電動ガン

特集プリコッキング メニュー

〇電動ガンのプリコッキングとは?

〇プリコッキングのデメリット

〇キレッキレ・ランキング

〇プリコッキングについて

電動ガンのプリコッキングとは?

電動ガンの仕組みは、トリガーを引くとモーターが作動しエアポンプのピストンを引いて、引き切った所でピストンが勢いよく戻って圧縮空気を作り、その空気を噴き出してBB弾を飛ばします。

セミオート射撃(1発ずつ発射)だと、これが1サイクルでモーターが止まり作動が停止します。

これだとトリガーを引いてから圧縮空気を作り弾を発射するので、弾を発射するまでタイムラグが発生します。

トリガーを引いた瞬間に弾が発射されないのは、あまり気持ちの良い物ではありません。

ならば1発撃った後に、予めピストンをある程度引いた所で止まる様にしようと言うのがプリコッキングです。

すると次に撃つ時に、ピストンを引いている時間が短くなり、タイムラグが短縮され気持ち良く撃てると言う訳です。

 

プリコッキングのデメリット

プリコッキングのデメリットとしては、射撃した後は常にピストンが途中まで引かれた状態になるという事。

これはバネやピストンを動かすギアに負荷が掛かり続けていると言う事になります。

これは寿命に影響があますし、長期間そのままだとバネのヘタリも早まるでしょう。

なのでプリコッキング電動ガンには、使い終わったらプリコッキングをリリースしてピストンを元に戻すシステムが備えられています。

やり方は各メーカーによって様々で、使い易い物もあれば、面倒くさい物もあります。

でも、簡単操作のシステムでも、いつも戻し忘れてしまうのですが・・・。

戻し忘れ防止のシステムが何かあれば良いのですが。 

 

キレッキレ・ランキング

 

1位 ICS LIGHTWAY DAGGER S3

エアガンレビュー ICS LIGHTWAY DAGGER 電子トリガーSSS3.0 電動ガン

ICS LIHGTWAY-DAGGER 電子トリガーSSSIII

セミ・3バースト・フルオート電動ガン

可変ホップアップシステム

全長   640mm(伸長時711mm)

重量   2,305g

装弾数    300発

価格   48,840円 (税込)

エアガンレビュー ICS LIGHTWAY DAGGER 電子トリガーSSS3.0 電動ガン

 

LIGHTWAY-DAGGERに搭載されている電子トリガーSSS.Ⅲは、撃ち始めの2~3発でバッテリーの電圧等を検知して、自動で最適なプリコッキング設定を行う機能を持っている優れもの。

プリコッキングのリリースも、実銃でのボルトフォアードアシストノブを押すだけと凄く便利。

ショートストローク・トリガーのフィーリングも良く、個気味良いセミオート射撃が出来ます。

ただし、この電子トリガー搭載モテルは、ベースモデルよりハイトルク・モーターや内部カスタムパーツで強化されているため、元々のレスポンスが良過ぎてプリコッキングのありがたみが、やや薄まってます。

まあ、それ程にキレッキレな気持ち良いセミオート射撃が楽しめる、電動ガンです。    

 

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ICS LIGHTWAY-DAGGERのレビューページはこちらから

 

2位 C.A.T. AR-15 Legend 8.5inch

エアガンレビュー C.A.T. AR-15 Legend8.5inch CAT-02 機械式可変プリコッキング電動ガン

C.A.T. AR-15 LEGEND 8.5 機械式可変プリコック

可変ホップアップシステム

全長   670mm(伸長時760mm)

重量   2,300g

装弾数    130発

価格   52,690円 (税込)

エアガンレビュー C.A.T. AR-15 Legend8.5inch CAT-02 機械式可変プリコッキング電動ガン

 

C.A.T.(Combat Artisan Tactical)は、有名なカスタムガンショップ「Airsoft97」監修のオリジナルブランドで、C.A.T Legendシリーズは世界初のMAPセクターギアによる機械式可変プリコッキングを搭載した電動ガンです。

プリコッキングとハイトルクなイナズマモーターの融合は、ハイレスポンスな射撃を楽しめます。

マイクロスイッチ・トリガーを装備した、カチッとした感触のあるトリガーフィーリングも独特で、良い撃ち心地を感じます。

ただ、プリコッキングのリリースに付属の調節ツールを使うのは、ちょっと面倒に感じますね。  

 

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C.A.T. AR-15のレビューページはこちらから

3位 WELL PRO   PPK-20 

WELL PRO PPK-20 プリコックETU

セミ・3ショットバースト・フルオート プリコッキング電子トリガー電動ガン

可変ホップアップシステム

全長   610~690mm(伸長時)

重量   2,057g

装弾数    30発/90発切替可能

価格   37,500円 (税込)

プリコッキングは5段階に設定できて、中間設定でもレスポンスが良く、とても良い。

電子トリガーの設定を、トリガー操作で行うためか、バイナリートリガー時の操作性のためなのか、トリガーストロークが長い。

なのでセミオート射撃の連射では、折角のキレッキレ・レスポンスが損なわれている。

まあ、バイナリートリガーにすれば、最強!になるのですが・・・。

機械的に操作してバネをリリース出来ない仕様なのも残念。

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WELL PRO PPK-20のレビューページはこちらから

  4位 ダブルイーグル Aeroknox//15 EK-V2

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

Eshooter Kestrel V2電子トリガーユニット電動ガン

可変ホップアップシステム

全長   725mm(伸長時807mm)

重量   2,570g

装弾数    180発

価格   46,000円 (税別)

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

 

電子トリガーユニット「Eshooter Kestrel V2」は、説明書のQRコードからダウンロードヘージに行ってアプリをインストールし、銃とスマートホンをBluetoothで接続して各種設定を行うハイテクシステムです。

射撃モードやプリコッキング等細かい設定が可能で、プリコッキングをオフにして使用する事も出来たりと、とにかく設定が多彩。

ややトリガーストロークが長いのと、それ程強力なモーターは搭載していない事もあり、プリコッキング設定にしても1位・2位ほどのキレの良さではないですね。

プリコッキングのリリースは、スマートフォンでプリコッキング設定をオフにして、一回銃を撃つと言うやり方なので少し面倒です。    

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DE Aeroknox AX//15のレビューページはこちらから

 

プリコッキングについて

近年は海外製電動ガンの電子化は目覚ましく、色々な機能を搭載した電子トリガー電動ガンも多くなりました。

ただ、機能ありき的な物も少なからず有ると思います。

キレキレのトリガーフィーリングを!と言う思いを叶えるプリコッキングですが、基本的な電動ガン自体の動力性能も共わないと魅力は半減してしまいます。

バランス良く性能の高い電動ガンを選べば、満足感も高いと思います。


 

特集 結局 CO2ガスガンの何が良くて何が悪いのか? メニュー

〇CO2ブローバック・ガスハンドガンの現状

〇CO2ガス ブローバック・ハンドガンの良いところ

〇CO2ガス ブローバック・ハンドガンの悪いところ

〇最後に

〇メーカー別レビューリスト

 

CO2ブローバック・ガスハンドガンの現状

国内メーカーから、小型カートリッジ式CO2ブローバックガスガンが発売され早10年あまり。

エアガンメーカー全体としては、CO2ガスガンの盛り上がりに偏りを強くかんじます。

新しいジャンルとして勢い付けたい新興メーカーと、むかし無法者達が改造CO2ガスガンで事件を起こし、トイガン業界が荒らされた過去を経験している大手老舗メーカーとで、CO2ガスガンに対する温度差が顕著に現れている様です。

長年安全性を第一に考えてきた国内メーカーにとって、CO2ガスは安全性や改造防止の観点で言えば、まだまだ腫れ物に触る思いなのでしょう。

BATONairsoftさんとCarbon8さんの新興メーカーを除く、現在販売されている国内大手老舗メーカーのCO2ブローバックガスガンは、マルシンさんが「FNファイブセブン」の1モデル(以前M1カービンのCO2ブローバックガスがありましたが、現在は生存確認できず。)、最近になってKSCさんがMK23ソーコムピストルで、KSC初のCO2ブローバックガスをモデルアップした位、と言うのが現状です。

東京マルイさん、マルゼンさん、ウエスタンアームズさんはCO2ガスガンを発売していません。(2023年現在)

 

 

それでは、現在国内で発売されているCO2ブローバック・ガスハンドガンの良いところから見てみましょう。

CO2ガス ブローバック・ハンドガンの良いところ
〇高圧なガスを利用した異次元のブローバック。
〇CO2は地球に優しい。
〇一般的なHFC134aガスを使うブローバックガスガンより、寒さに強い。

〇高圧なガスを利用した異次元のブローバック。

HFC134aガスの5~10倍と言われるCO2ガスを使ったブローバックは、正に強烈。

同じメーカーでもモデルにより味付けが異なるので、最大級にリコイルショックを味わえる物や、少し穏やかにされた物まで色々ですが、基本的に通常のブローバックガスガンより強力です。

私も初めてCO2ブローバックガスガン(カーボネイトM45CQPでした)を撃った時は、恐ろしい位の強烈なブローバックに、遂にエアガンもここまで来たかと感動しました。

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カーボネイトM45CQPのレビューページはこちらから

〇CO2は地球に優しい。

詳しい事は、「特集 エアガン用ガスの今後は?」で書いていますが、現在エアガン用ガスで主流のHFC-134aガスの温暖化係数は1,430、HFC-152aガスで124。それに対してCO2ガスは1です。

「地球温暖化係数とは、二酸化炭素を基準の「1」として、放出された気体の濃度あたりの100年間の温室効果の強さを比較して表したもの。」

 

〇一般的なHFC134aガスを使うブローバックガスガンより、寒さに強い

詳しい事は、「特集 エアガン用ガスの今後は?」で書いていますが、現在エアガン用ガスで主流のHFC-134aガスの温暖化係数は1,430、HFC-152aガスで124。それに対してCO2ガスは1です。

「地球温暖化係数とは、二酸化炭素を基準の「1」として、放出された気体の濃度あたりの100年間の温室効果の強さを比較して表したもの。」
〇一般的なHFC134aガスを使うブローバックガスガンより、寒さに強い。


これは寒さに対して耐性が有ると言う事では無く、元々ガス圧が高いので温度低下でガス圧が下がっても、まだ弾を発射出来るカス圧のレベルであると言う事。

ブローバックガスガンは、ガスタンクに貯めた液体状のガスを、銃の作動に必要な量だけ気化させて、その気体にしたガスの圧力で弾の発射とブローバックを行います。

「冬にガスガンが使えない」と言うのは、温度が低いと液体から気体になり難くなるので、弾の発射や作動に必要な量だけの気化が間に合わなくなり、初速の低下や作動不良を起こしてしまうから。

 

この表は、室温18.3度でCO2ブローバックガスガンとHFC-134aブローバックガスガンで、秒間2発の連射をした時の初速の変化をグラフにした物です。

液体が気体になる時には、周りの熱を奪う現象が起きます。(気化熱)

ヘアースプレーや殺虫スプレーを使うと缶が冷たくなる現象も同じ。

なので、ガスガンを撃てば撃つほどガスタンクは冷えていきガス圧が低下していきます。

CO2ガスは、気化熱の現象は緩やかと聞いていましたが、このグラフを見る限りはあまり違いは感じませんね。

CO2ガス ブローバック・ハンドガンの悪いところ
〇高圧故の安全性。
〇ガスの継ぎ足し補充は不可で、ガスが残っているとカートリッジの取り外しも出来ない。
〇使い捨てのカートリッジが、直ぐに溜まる。

〇高圧故の安全性。

強烈なブローバックでスライドやパーツが破損する事例は、BATONさんやCarbon8さんの企業努力で、随分減っていると思います。

CO2カートリッジのマガジンへの装着や改造防止等、色々と試行錯誤されている様ですが、高圧なだけで「怖い」と言う心理が付きまとうのも事実。

使う側も危険性を十分に理解して、正しく安全に使う気持ちが必要です。

また海外製の安全性の低いCO2ガスガンは避けた方が良いでしょう。

SNSでCO2マガジンが破裂する動画がアップされたりしますが、これも海外製の閉鎖型マガジンと言われる安全性の低い物です。

 

〇ガスの継ぎ足し補充は不可で、ガスが残っているとカートリッジの取り外しも出来ない。

これはサバイバルゲーマーの方には、使い難い物でしょう。

通常のガスガンなら、ガスを継ぎ足して次のゲームに備えられるし、そうしないとマガジンが沢山必要になります。

使い切らないと新しいガスに交換出来ないのも不便です。

ゲーム中にガス欠なんてしらけるし、やっぱりマガジンが多く必要になります。

残りが少ないからと、放出バルブを指で押して強制的にガスを排出するのも考え物です。

カートリッジ式CO2ガスガンは、お座敷シューター向きのシステムだと思いますね。

 

〇使い捨てのカートリッジが、直ぐに溜まる。

大雑把に言えば、1カートリッジで大体100発撃てるので、CO2ブローバックガスガンを100発撃つ度に金属製カートリッジのゴミが1つ発生します。

最終的にはリサイクルされるにせよ、取り敢えずかさばります。

 

 

最後に

と、良い点悪い点を上げてきましたが、CO2ブローバックガスガンはまたまだ発展途上のジャンルですので、温かく見守っていく必要があります。

マルイ製をコピーした、海外製CO2ブローバックガスガンのマガジンを輸入して販売すれば、マルイ製ブローバックガスガンをCO2化!なんて、安全性を無視した事等は止めて、メーカーやショップさん等業界全体が一体となってCO2ガスガンというジャンルを正しい方向に導いて欲しいものです。

勿論ユーザー側の安全意識も必要で、決して昔の様にCO2ガスガンを消滅させてしまわぬ様、みなさんお願いしますね~。



 国内の組合に加盟している、主なメーカー、ブランド

 

記述が無い物は全て、CO2ブローバックガスガンです

 

 マルシン工業株式会社

国内で最初に8cmCO2ガスカートリッジをパワーソースにした
ガスガンを発売したメーカー。

加盟業界団体--STGA(全日本トイガン安全協会)
 
FN Five-seveN   → レビューページはこちら

 

 Carbon8 (カーボネイト)

台湾のKJworksのガスガンを国内仕様にして販売しているブランド。
株式会社ハッチが運営しています。

加盟業界団体--STGA(全日本トイガン安全協会)
 
Cz75-2nd.バージョン 
M45CQP  →レビューページはこちら 
M45DOC-NiteShift →レビューページはこちら 
ストライカーナイン   →レビューページはこちら
CZ P09   →レビューページはこちら
ストライカー9S SEQUENCER   レビューページはこちら
HELLCAT 4.3  レビューページはこちら
L9A2  レビューページはこちら

 

BATON airsoft 

海外メーカーのエアガンを国内仕様にして、独自企画販売しています。
有限会社タニオコバとのコラボレーションでも話題になりました。

所属業界団体--JASG(日本エアースポーツガン振興協同組合)
BT-PIT VIPER →レビューページはこちらから
BM-9  →レビューページはこちら
BM-45  →レビューページはこちら 
BS-HOST 
M1911A1   →レビューページはこちら 
BS-STACCATO  → レビューページはこちら
BH-USP   →レビューページはこちら 
BS-COMBAT MASTER   →レビューページはこちら 
BG-17 レビューページはこちら

G
LOCK G19 Gen5 →レビューページはこちら

 

 SIG AIR

実銃メーカーSIG SAUER のエアガン販売部門がSIG AIRで
製造は台湾のVFCが担当。
国内販売の窓口はLayLaxさんが行っています。

加盟業界団体--JASG(日本エアースポーツガン振興協同組合) ←LayLaxさんが加盟
M17  →レビューページはこちら 

 

 KSC

既存のリキッドチャージ・ブローバックガスガンモデルを改良して
CO2ブローバックガスガン「システム ゼロ」シリーズが新登場。

今後の展開に期待。

加盟業界団体--JASG(日本エアースポーツガン振興協同組合)
Mk23 SOCOM PISTOL →レビューページはこちら 

 

 

国内の組合に加盟していないメーカー、ブランド

参考程度に

 

 TOXICANT AIRSOFT

情報が乏しく、まだ良く分からないメーカーさんです。
BUL SASⅡUltralight 3.25 →レビューページはこちら
BUL SASⅡUltralight3.25 COMP →レビューページはこちら

 



[お勧めCO2ガスハンドガン]&[CO2ガスガン人気ランキング]

 

特集おすすめCO2ガスガン メニュー

〇エアガン用ガスの今

〇CO2ガスガンの特徴

〇おすすめメーカーの決め手は、安全性と窓口の対応力

〇国内の組合に加盟している、主なメーカー、ブランドのリスト

CO2ブローバックガスハンドガン 人気ランキング

〇お勧めのCO2ブローバックガスガンは、こちら

〇その他の撃ち応え別 おすすめCO2ガスガン

 

エアガン用ガスの今

現在ガスガンに使われている一般的なガスは、HFC-134aやHFC-152aといった代替フロンカスなにります。

しかしこれらの代替フロンガスは、オゾン層は破壊しないものの依然地球温暖化に強く影響を及ぼす事が確認されていて、年々生産数は削減され、将来的には全廃されます。

現在代替フロンガスのさらに代替えで、エアガン用ノンフロンガスが発売されています。

詳しくは、こちらの記事 特集 エアガン用ガスの今後は?をご覧ください。

特集 エアガン用ガスの今後は? のページへ

そんな中、これからのエアガン用パワーソースの一つとして認識され始めたのが、8cmの小型CO2ガスカートリッジを使用したガスガンです。

環境にやさしく冬でも使えるガスガンとして、鳴り物入りで登場したCO2ガスガンですが、実際使用してみると良いとこ悪いとこが見えてきました。

CO2ガスガンのメリット・デメリットは、「特集 結局 CO2ガスガンの何が良くて何が悪いのか?」で詳しくレビューしていますのでご覧ください。

 

特集 結局 CO2ガスガンの何が良くて何が悪いのか? のページへ

 

CO2ガスガンの特徴

CO2ガスは地球温暖化への影響は少なく、気温20℃で5.7気圧のHFC-134aガスに比べ約10倍のガス圧を持っています。

その高いガス圧を利用して強力なブローバックを生み出してますし寒い環境下でも使用する事が出来ます。

勿論CO2ガスと言えども、季節や連射で温度が下がればガス圧は下がりますが、元々がガス圧が高いので、多少ガス圧が下がっても射撃出来てしまうのです。

その高いガス圧が故に、安全性や改造防止に配慮されたメーカーの物を選ぶ必要がありますし、ガスカートリッジの取り扱いも十分注意しないといけません。

またガスカートリッジは、中のガスを使い切らないとマガジンから外して交換出来ないので、特にサバゲーで使用するにはゲーム中にガス欠になれば不便です。

ランニングコストは、以外にも大した差は無いですが今後HFC-134aガスの生産が徐々に減って行けば、価格に影響がありそうです。

エアガン用のノンフロンガスも発売されていますが、まだまだ価格は高いですね。

 

 

おすすめメーカーの決め手は、安全性と窓口の対応力

 

先ほども書いた様にCO2ガスはガス圧が高いので、安全性や改造防止対策がしっかり施されている物を選んで下さい。

それと困った時には、ちゃんとフォローしてもらえる所が良いですよね。

と言っても銃をみただけでは良く分からないので、一つの基準として国内に3つあるトイガン業界の組合(ASGK,JASG,STGA)のどれかに加盟しているメーカーやブランドを選ぶのも手です。

組合に加盟しているメーカーやブランドの銃なら、日本の法律的にグレーな物や業界の自主規制に抵触する物は販売されていませんし安全性や改造防止等もしっかり施されています。

ただ、それでも激しいブローバックを売りにしているCO2ガスガンだけに、スライドの割れ等のトラブルがHFC134aガスガンより多いのも事実です。

まだまだ発展途上という感じです。

でもメーカーさんもトラブルに対してはしっかり対応と対策をされているので、暖かく見守りたいですね。

実射性能に関しては、個人的に似たり寄ったり感はありますね。

集弾性は優秀ですが、HFC134aガスを使うマルイ製ブローバックガスガンに比べると、やや劣ります。

 

国内の組合に加盟している、主なメーカー、ブランド

 

記述が無い物は全て、CO2ブローバックガスガンです

 

 マルシン工業株式会社

国内で最初に8cmCO2ガスカートリッジをパワーソースにした
ガスガンを発売したメーカー。

加盟業界団体--STGA(全日本トイガン安全協会)
 
FN Five-seveN   → レビューページはこちら

 

 Carbon8 (カーボネイト)

台湾のKJworksのガスガンを国内仕様にして販売しているブランド。
株式会社ハッチが運営しています。

加盟業界団体--STGA(全日本トイガン安全協会)
 
Cz75-2nd.バージョン 
M45CQP  →レビューページはこちら 
M45DOC-NiteShift →レビューページはこちら 
ストライカーナイン   →レビューページはこちら
CZ P09   →レビューページはこちら
ストライカー9S SEQUENCER   レビューページはこちら
HELLCAT 4.3  レビューページはこちら
L9A2  レビューページはこちら

 

BATON airsoft 

海外メーカーのエアガンを国内仕様にして、独自企画販売しています。
有限会社タニオコバとのコラボレーションでも話題になりました。

所属業界団体--JASG(日本エアースポーツガン振興協同組合)
BT-PIT VIPER →レビューページはこちらから
BM-9  →レビューページはこちら
BM-45  →レビューページはこちら 
BS-HOST 
M1911A1   →レビューページはこちら 
BS-STACCATO  → レビューページはこちら
BH-USP   →レビューページはこちら 
BS-COMBAT MASTER   →レビューページはこちら 
BG-17 レビューページはこちら

 

 SIG AIR

実銃メーカーSIG SAUER のエアガン販売部門がSIG AIRで
製造は台湾のVFCが担当。
国内販売の窓口はLayLaxさんが行っています。

加盟業界団体--JASG(日本エアースポーツガン振興協同組合) ←LayLaxさんが加盟
M17  →レビューページはこちら 

 

 KSC

既存のリキッドチャージ・ブローバックガスガンモデルを改良して
CO2ブローバックガスガン「システム ゼロ」シリーズが新登場。

今後の展開に期待。

加盟業界団体--JASG(日本エアースポーツガン振興協同組合)
Mk23 SOCOM PISTOL →レビューページはこちら 

 

 

国内の組合に加盟していないメーカー、ブランド

参考程度に

 

 TOXICANT AIRSOFT

情報が乏しく、まだ良く分からないメーカーさんです。
BUL SASⅡUltralight 3.25 →レビューページはこちら
BUL SASⅡUltralight3.25 COMP →レビューページはこちら

 

 

CO2ブローバックガスハンドガン 人気ランキング

 

ランキング 1位

Carbon8カーボネイト M45 CQP 

エアガンレビュー Carbon8カーボネイト M45 CQP CO2ガスガン & 初期ロットからの流れ

CO2カートリッジを使った、「度肝を抜かれる強烈なリコイルショック」の元祖的なモデル。

CO2ブローバックガスガンは、少量生産が多くランキングも安定しませんが、このCarbon8 M45 CQPは実銃のM.E.U.ピストルをモダンに仕上げたスタイルが人気で、購入し易いお手頃価格と相まってロングセラーモデルです。

M1911系は、マガジンが細くてガス容量が小さいため、冷えに弱いのが弱点でしたが、CO2ブローバックガスガンのM1911系なら、そんな心配なくバシバシ撃つ事が出来ます。

細くて握り易いM1911系で、心おきなく連射出来る夢を叶えてくれた一丁。

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ランキング 2位

Carbon8カーボネイト M45 DOC Nite Shift

エアガンレビュー カーボネイト Carbon8 M45DOC NiteShift ナイトシフト CO2ブローバックガスガン

 

M45DOCの夜間戦闘用をイメージして作られたモデル。

M45DOCに新規パーツが散りばめられた、年間生産数限定のリミテッド・エディション。

最大級のリコイルショックと派手な射撃音、高めな初速で撃つのも楽しいモデル。

クールなスタイルで、サプレッサーやトレーサーが装着可能なスレッデッド・バレルが特徴的。

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ランキング 3位

BATON airsoft  BM-9 CO2GBB

エアガンレビュー BATON airsoft バトン BM-9 CO2ブローバックガスガン

BM-9はBERETTA M9A3をモデルアップした製品で、2019年の登場以来幾度となく細かな改良がくわえられて熟成の域に。

強烈なリコイルショックこそ、やや抑えられていますがスムーズな作動と燃費の良さで実用的な一丁。

近代的に進化したM9を味わえます。

バトンさんの3ヶ月内部パーツ破損・ガス漏れ無償修理保証付き。

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お勧めのCO2ブローバックガスガン①

BATON airsoft  STACCATO CO2GBB

エアガンレビュー バトン BATON airsoft BS-STACCATO CO2GBB ブローバックガスガン

2019年にUSMS-SOG(アメリ連邦保安局・特殊作戦グループ)に採用され話題になった、STI社製STACCATO-P-DUO(Dawson Universal Optic)をモデルアップしたのが、BATON製BS-STACCATOです。

強烈なリコイルショックとビシッと鋭いブローバック、さらに剛性感のある作動性がかみ合わさり、CO2ブローバックガスガンの醍醐味を味わうには最上の一丁。

連射時の作動性の落ち込みも少なく、燃費も良くて優等生的存在。

ハイキャパ・タイプのガッシリしたスタイルが好きなら、超絶お勧めなエアガンです。

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お勧めのCO2ブローバックガスガン②

SIG AIR PROFORCE  M17 CO2 

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エアガンレビュー SIG AIR PROFORCE M17 CO2ブローバックガスガン

P320はシグ・ザウエル&ゾーン社のアメリカ現地法人SIG SAUERが2014年に開発したポリマーフレームで、2017年には、アメリカ陸軍と空軍の制式拳銃「M9」の後継に選ばれ、「M17」となりました。

実銃M17の製造元であるSIG SAUERのエアガン販売部門SIG AIRがモデルアップし製造自体は台湾のVFCさんが行っていて、国内でのライセンスはJASG(日本エアースポーツガン振興協同組合)に加盟しているLayLaxさんが持ち、国内販売の窓口になっています。

SIG AIR M17 CO2ブローバックガスガンの特徴は、何と言っても重くて強烈なリコイルショックが真後ろに突き抜けてくる感じの独特なブローバック。

これは唯一無二の存在で、とても撃ち心地が良いです。

スライド内側に張り巡らされた金属製のインナーフレームのお陰で、剛性感とメタリックな操作音も魅力です。

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