エアガンレビューン

エアガンレビューサイト「ガンネット」通信。

国内外製エアソフトガンを、詳細にレビューしています。

カテゴリ:CYMA > コッキングエアガン

エアガンレビュー CYMA CM361M Benelli ベネリM3 ショート フルメタル コッキング

 

レビューページ メニュー

〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

実銃のお話し

ベネリM3は、イタリアのベネリ社が開発した散弾銃で、それまでのM1・M2がセミオートマチック式のショットガンだったのに対し、M3はセミオートマチックとポンプアクションの切り換えが可能な作動機構を持ち、確実な作動が必要な時や連射して制圧したい時等、状況によって瞬時に使い分けが出来る様になっています。

ブローバックもイナーシャーシステムと呼ばれる、射撃時の反動に加えてボルトに取り付けられたバネの力も利用して、ショートリコイル・ブローバックを行う特殊な物で、反動のみを利用するブローバックよりショートリコイルに関わる作動を少なくでき、速射性が向上するとともに、ゴム弾やプラスチック弾等の暴徒鎮圧弾などの弱装弾(火薬量を減らして発射圧力を弱めた弾)使用時のジャム(排莢装てんの作動不良)を軽減します。

それでもジャムが発生する時は、確実な作動が出来るポンプアクション式に切り替えます。

因みに、M3の後継機M4では、やっぱり複雑でややこしい事は止めてしまおう!という事で全ての構造を一新して、ポンプアクションは無くしガス圧利用式のセミオートマチックになっちゃいましたけどね。

ベネリM3はコンバット・ショットガンとして、アメリカをはじめ日本や世界中の法執行機関で数多く使われているほか、日本の民間用でも狩猟用やクレー射撃用として人気があります。

エアガンレビュー CYMA CM361M Benelli ベネリM3 ショート フルメタル コッキング

 

CYMA ベネリM3ショート フルメタル

ポンプアクション・コッキングエアガン

(3発同時発射式)固定ホップアップシステム

全長   640mm

重量   2070g

装弾数    30発(1シェル)

価格   21,450円 (税込) 

エアガンレビュー CYMA CM361M Benelli ベネリM3 ショート フルメタル コッキング
エアガンレビュー CYMA CM361M Benelli ベネリM3 ショート フルメタル コッキング

 

外観レビュー

エアガンレビュー CYMA CM361M Benelli ベネリM3 ショート フルメタル コッキング

さて今回は、中国CYMA製 ベネリM3 ショート ピストルグリップタイプのポンプアクション・コッキングエアガンです。

フルメタル仕様でアウターバレルとレシーバーが金属製になりますがアウターバレルに比べてレシーバーは、たっぷり塗装されて艶も有り、なんだかアウターバレルとの質感が違い過ぎですが、実銃も多少そんな雰囲気なのであまり文句も言えません。

レシーバー表面がムラっぽく写っているのは、私が指で触った跡です。

ツルツルの表面なのでホコリ等も目立ち易いですね。

写真に撮ると、なんだか余計に目立っちゃって。

刻印類は、全体的に実銃の雰囲気通りに入っていますが、ダミーボルトのカバー部分はプリントになっています。しかも文言がやや違うのは、まあ良しとして何故星マークなのかが、分からない。

エアガンレビュー CYMA CM361M Benelli ベネリM3 ショート フルメタル コッキング

ダミーボルトのカバーは、チャージングハンドルを引くとエジェクションポートの半分程度開ける事が出来ます。

まあ、機能は何もないのですが。

フォアエンドを引いてコッキング操作をした時には、連動してダミーボルトのカバーも開閉します。

エアガンレビュー CYMA CM361M Benelli ベネリM3 ショート フルメタル コッキング

フロントサイト・リアサイト共に色入れはありません。

アウターバレルの付け根辺りにあるリアサイトは、ダイレクトにスライドさせて左右の調節をします。

クリック感はありますし、前側には目盛りも刻まれているので使い易いです。

エアガンレビュー CYMA CM361M Benelli ベネリM3 ショート フルメタル コッキング

ショットシェル型マガジンの装弾数は30発で、付属のBBローダーを使ってマガジン先端から装てんします。

このベネリM3には、BBローダーとショットシェル型マガジンが3発も付属します。

ん~太っ腹!(通常付属するマガジンは1発です)

因みにマルイ製ショットシェル型マガジンと互換性ありです。

互換性と言うか、コ〇ーなんですけど。

マガジンリリースレバーを押し込むとローディング・ポートのフタが開くのでショットシェル型マガジンを装着します。

ショットシェル型マガジンをはめ込んだ時の「カッチャン!」ていう装着音が個人的には心地良いですねえ。

マガジンを取り出す時も、マガジンリリースレバーを押し込むとフタが開いてショットシェル型マガジンの後部が少し浮き出るので、そこを指で引っ掛けながら取り出します。

エアガンレビュー CYMA CM361M Benelli ベネリM3 ショート フルメタル コッキング

フォアエンド先端には、実銃ではセミオートマチック作動とポンプアクション作動を切り替えるためのレバーがあります。

この銃にも動かせるレバーが有りますが、勿論コッキングエアガンにはセミオートマチック作動は無くポンプアクションのみなので、このレバーはギミックです。

マガジン・チューブ先端のフタを外すと、チューブ内にショットシェル型マガジンが3発収納出来るスペースがあるのですが、試しに3発入れてみると取り出す時に途中で引っ掛かる所があり、取り出し難かったので、あまり使わない方が良いかも。

下向きに固定されてるスリングスイベルは、取り付け角度を変えられる・・・・・・様になってると思ったら、ダメでした。

マズルの内側を覗いてみると、5cmほど奥に3本のインナーバレル先端が見えます。

エアガンレビュー CYMA CM361M Benelli ベネリM3 ショート フルメタル コッキング

マニュアルセイフティはクロスボルト式で、トリガー後部にあります。

写真の様に銃左側に飛び出していて、赤いラインが見える状態だと射撃出来ます。

左側から押し込むと、トリガーがロックされてセイフティ状態になります。

通常時でもコッキング時でも、どちらの状態でもセイフティにする事が出来ます。

実射



一般的には、コッキング式エアガンの中で一番コッキングする力が必要なのが3発同時発射タイプのショットガンです。

まあ、考えてみれば18歳以上用の威力を持つ弾を3発も撃ち出すのですから当然と言えば当然なんですけど。

なので、このCYMA製ベネリM3も同じタイプのショットガン並みに、コッキングは重いです。

コッキングの重さを表現するのは、腕力の個人差もあるので難しいのですが怯まず勢い良く引けば、比較的スムーズにコッキング出来るかなレベル。

若い人なら搭載されているラピッドファイヤー・システム(トリガーを引いた状態でポンプアクションを行うと、フォアエンドが元に戻った瞬間に弾が発射される)で連射する事も出来そうですが、年老いた私だと2発連射するのもためらいます。

特にこのベネリM3は、コッキングでバネを縮めて最後にカチッと引っ掛かる所でもうひと踏ん張りが必要な感覚なので、余計コッキングが重く感じます。

ストックタイプなら肩に押し当ててコッキング出来るので、多少楽かもしれませんがピストルグリップ・タイプは不安定なので、フォアエンドを引きながらグリップは押し出す様にするなどの、工夫が必要かもです。

トリガープルも重めなので、ジワリとトリガーを引く的当て等も不向きですね。

流石に弾の飛びは良く、0.25gのBB弾を使ってもそこそこフラットに飛んでくれます。

弾の散らばりは、縦方向に広がりが大きい感じの飛びですが、割と狙った通りに飛んでくれるので、実戦で使い易いと思います。

フルメタルでズッシリと重量感ありますし、剛性感も十分で雰囲気は言う事なし。

筋力トレーニングに如何でしょうか。

 

ベネリM3 1発発射 20.1℃ 48%
0.25gBB弾 平均初速   75.5m/s 
1発目 75.1m/s 
2発目 75.5m/s 
3発目 75.5m/s 
4発目 76.3m/s 
5発目 75.3m/s 

ショットシェル型マガジンにBB弾を1発装てんして射撃しました。

 

ベネリM3 3発発射 20.1℃ 48%
0.25gBB弾 平均初速   64.1m/s 
1発目 64.0m/s 
2発目 64.1m/s 
3発目 64.2m/s 
4発目 63.9m/s 
5発目 64.1m/s 

計測器に3発が同時に通過しているので正しい値が出てるか疑問なのですが
一応参考までに。 

エアガンレビュー CYMA CM361M Benelli ベネリM3 ショート フルメタル コッキング

距離 12m 2cm刻みの円 0.25gBB弾 
3ショット×5発 

 

 

 

楽天市場

 Yahoo!ショッピング

楽天市場でCYMA ベネリM3をみてみる Yahoo!ショッピングでCYMA ベネリM3をみてみる

エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ(CM356) スポーツライン コッキングエアガン

 

ネットでの実売価格チェックはこちらから

レビューページ メニュー

〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

実銃のお話し

実銃レミントンM870は、1951年に開発されたポンプアクション式の散弾銃で現在でも狩猟用の他、警察や軍隊等幅広い分野で使用され続けています。

削り出しスチール製レシーバー等堅牢で耐久性が高く、安定した性能なのもそうですがその価格の安さや、執行機関での採用実績も長年に渡りレミントンM870が米国ユーザーに好まれている要因のひとつです。

マグプル・インダストリーズ・コーポレーションは、主にポリマーを用いた銃器メーカーで社名のマグプルは、同社が最初に製造した製品の製品名で、マガジンをポーチから素早く引き抜くために、マガジンに装着するゴム製ストラップ「マグプル」が、そのまま社名になりました。

2014年にマグプルによって開発されたレールアタッチメントシステムである「M-LOK」は、その優れた合理性と拡張性で瞬く間に普及し、現代タクティカルライフルには必須アイテムと成りつつあります。

エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ(CM356) スポーツライン コッキングエアガン

 

CYMA M870タクティカル マグプル-スタイル

ポンプアクション式コッキングエアガン

固定ホップアップシステム

全長   930mm

重量   1,600g

装弾数     30発(3発同時発射式)

価格   16,500円 (税込)
 

エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ(CM356) スポーツライン コッキングエアガン
エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ(CM356) スポーツライン コッキングエアガン

 

外観レビュー

エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ(CM356) スポーツライン コッキングエアガン

中国のCYMA製M870 タクティカル・スポーツライン(廉価モデル)は、良くも悪くもスポーツラインらしい作りのショットガンです。

実銃でのレミントンM870タクティカル・ショートバレルにマグプル製のフォアエンドとストックを装着したカスタム・ショットガンをモデルアップしたもので、レシーバーやフォアエンドとストックはプラスチック製になります。

早速見てみると、多少マットな質感に仕上げられたレシーバーに刻印はありません。

刻印が有るタイプも販売されていますが、見た感じはプリントぽかったので(違ってたらすいません)、あまり魅力も。この時在庫もなかったので今回の物は無刻印モデルです。

M870タクティカルのレシーバートップには、20mmマウントレイルが装着されていますが実銃だとマウントレイル後部に装備されているリアサイトはありません。

マウントレイルもプラスチック製です。

エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ(CM356) スポーツライン コッキングエアガン

リアサイトが無いので、アウターバレル先端部分にフロントサイトも装備されていません。

金属製のアウターバレルの先端には、何やら物騒な形の金属製パーツが装着されています。

こんな危なっかしいフラッシュハイダーは無しだろー!先っぽ触ると痛いし!と思っていたら、実銃M870タクティカル用にもレミントンさんは作ってました。

エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ スポーツライン コッキングエアガン

実物の写真が無く、これは実物に似せたマルイ製M870タクティカル用なのですが形が実物に近いので、これで。

これはチョークチューブで、前半分がフラッシュハイダー形状になってる物ですね。

チョークチューブとは、散弾銃の銃身の先端部分内側に装着するチューブ状の物で銃口の径を狭くする事で、広がりながら飛んで行く散弾の広がり幅を幾分狭くする事が出来ます。

あまり散弾の飛びを広げたくない時に使うアイテムです。

勿論エアガンの場合はチョークチューブの効果はないので、このCYMA製M870タクティカルに装着してある物もチョークチューブ部分はありません。

ただのフラッシュハイダー化してます。

フラッシュハイダー先端部分から中を覗くと、3発同時発射用の3本のインナーバレルが見えます。

エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ(CM356) スポーツライン コッキングエアガン

マガジンチューブ先端のキャップはネジ式で、キャップを開ければショットシェル・マガジンを2本収納する事が出来ます。

スリング(肩掛けベルト)取付け用のスリングスイベルは金属製で、キャッップを取付ける時に挟み込んで固定します。

なのでマガジンチューブからショットシェル・マガジンを取り出す時には外れてしまいます。

また、スリングスイベルの取付け角度を変える事は出来ませんし、スリングスイベルとフォアエンド先端との隙間が狭いので、スリングを装着するとフォアエンドと干渉しそうです。

エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ(CM356) スポーツライン コッキングエアガン

フォアエンドはマグプル製レミントン870用フォアエンドをリアルに再現しています。

刻印は無いですけど。

実物フォアエンドの両側と底部には、M-LOK規格のスロットが開けられてます。

M-LOKはマグプルが開発したレールアタッチメントシステムで、スロットのサイズは7mm×32mmに規格が統一されています。

CYMAのスロットを測ってみると高さが平均5.4mmしかなく、CYMA製M-LOK用マウントレイルを試しに装着しようとしましたが、スロットが小さくて装着出来ませんでした。

残念。

因みに、底面のスロットの幅は大きかったのですがコツキングの構造的に元々装着は無理でした。

フォアエンドの表面はシボ加工が施されていますが、プラスチック素材そのままなのでツルツルと滑りやすいですね。

マガジン・チュープ周りはコッキングシステムのためか、デフォルメされているのですがショートバレルなのでマガジン・チュープも短くて、あまり目立たないのは幸いです。

それに、フォアエンドと機関部を結ぶアクションバーとかは、実銃と同じ様に作ってしまうと、直ぐに壊れるでしょうからコッキング仕様にして正解でしよう。

エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ(CM356) スポーツライン コッキングエアガン

フォアエンドを引いてコッキングすると、ダーミーボルトが半分程度開きます。

まあ半分でも動く方が楽しいですが、エジェクションポートの中はつまらない光景です。

せめて、真っ黒にして欲しかったです。

エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ(CM356) スポーツライン コッキングエアガン

ストックもマグプルタイプで、バックプレート部分に2枚のスペーサーを抜き差ししてストックの長さを調節する構造も、忠実に再現されています。

作業自体も六角ネジ1本を外すだけで、バットプレート部分が引き抜けるので簡単に調整出来ます。

スタンダードのレミントンM870では、まあ体付きにもよりますが私の場合ストックが長くて結果的に構えた時にフォアエンドが遠くに感じて、少し引き難いと感じます。

なのでストックの長さが調節出来るのは、大変ありがたいですね。

ストック両側にある、スリングのベルトを取付ける部分はプラスチック製なのでスリングを付けて荒く取り扱うのは、注意が必要です。

エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ(CM356) スポーツライン コッキングエアガン

CYMA製M870タクティカルには、サイドマウント・シェルキーパーが付属しています。

これはレシーバー左側に取付けられる、ショットシェルのホルダーで本体はプラスチック製ですが、マウント部分は金属製なので、取付けはガッシリしています。

ショットシェルを装着する孔には、装着したショットシェルがずり落ちない様に柔らかい素材の突起があるのは、親切ですね。(写真②)

取付けは まず、写真①のレシーバー部分の2本の六角ネジを外します。

次にシェルキーパーを、取付けるネジ穴に合して元のネジより長いネジが付属しているのでそのネジを使って取付けます。(多分そうです。なんせ説明書が付属して無いものですから)

CYMA製M870タクティカルには、ショットシェル・マガジンは1発しか付属してないのでCYMA製ショットシェル・マガジン6本セットを合わせて購入しておけば丁度シェルキーパーに6本挿せます。

シェルキーパーにショットシェル・マガジンを上から挿そうとしたら、固くてショットシェルに巻いてあるシールが剝げそうになったので、下から挿しました。下からの方が、幾分挿し易い様です。(写真④)

エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ(CM356) スポーツライン コッキングエアガン

ショットシェル・マガジンの装弾数は30発で、付属してるマルイ製に激似のBBローダーでショットシェルの頭部から、BB弾を装てんします。

3発同時発射で装弾数が30発なので、10ショット撃てる事になります。

ショットシェルの文字は、プリントされたシールが巻きつけてあるだけなのでちょっと安っぽいですね。

ショットシェル・マガジンはマルイ製と互換性があるみたいですよ。

エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ(CM356) スポーツライン コッキングエアガン

シェルキーパーを取り付けたついでに光学サイトを載せてみました。

一番上は3~9倍のスコープです。真ん中はホロサイトで、一番下は小型のドットサイトを付けてみました。

なんだかどれも似合いますねえ。

エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ(CM356) スポーツライン コッキングエアガン

ショットシェル・マガジンの装てんは、実銃でのローディングポート部分に装着します。

実銃でのアクションバーロック(矢印部分)を押し込むとロックが解除されてフタが開くので、先にショットシェル・マガジンの頭から差し込み、全体を押し付けて装着し、フタを閉めます。

ショットシェル・マガジンを取り出す時も、ロックを解除するとフタが開きショットシェルマガジンの後部が少し浮くので、指で摘まんで取り出します。

エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ(CM356) スポーツライン コッキングエアガン

トリガーガード付け根部分にクロスボルト式のセイフティがあります。

左側から押すとセイフティになり、トリガーがロックされ反対側から押し戻せば解除されます。

通常時でもコッキングした状態でもセイフティにする事が出来ます。

セイフティ状態でもコッキングは出来ます。

実射



スポーツラインモデルのプラスチック製なので、剛性感が今一つなのはしょうがないですね。

プラスチック部分がナイロンファイバー樹脂製にグレードアップしたら格段に魅力的になりそうですが。

ポンプアクション式のコッキングエアガンなので、フォアエンドを引くのがかなり重いので余計に銃のきしみを感じる様な気がします。

まあ、プラスチック製と言う「先入観」もある程度手伝ってると思いますが。

フォアエンドを引いて戻す操作音が、素早く操作すると「ガッチャン」と結構良い音がするのは、予想外に嬉しい点でした。

コッキング自体は、18歳以上用で3発同時発射のコッキングエアガンなので、コッキングの重さも最上級レベルですが、マルイ製の同クラスと比べて別段重いこともなく意識してしっかりフォアエンドを握って引けば、手が滑ってコッキングを失敗する事も無いでしょう。

このCYMA製M870タクティカルは、ラピッドファイヤー・システムを搭載しているのでトリガーを引いたまま、フォアエンドを引いて戻す操作を続けると連射する事が出来るのですが、頑張れば連続コッキングして全弾撃ち尽くす位はできますね。

トリガープルが重いのもコッキングエアガンの宿命ですが、一気に引いてしまえばブレも少なく撃てるでしょう。重いけど粘っこくは無いので。

私の場合18歳以上用では、ハンドガン以外は基本0.25gBB弾を使うのですが固定ホップアップ仕様の場合は、自分で飛びを変えられないので0.20gにするかどうか何時も悩んでしまいます。

今回は3発同時発射なので、0.25gBB弾だと飛びに重々しさが感じられましたし、0.20gBB弾でも、弾道は浮かずにフラットな飛びでしたので0.20gBB弾が適している様です。

まあ、0.25gBB弾と両方テストしましたが。

距離12mの集弾性でも、散らばり方もそんなに差は無いので、元気に飛ぶ0.20gBB弾の方が良いですね。

これ位の散り方なら、比較的近接戦で結構使えるのではないでしょうか。

まあ、耐久性が気になる所ですが。

そんな不安はありますが、なかなかに性能良くて取り回しも良く楽しいショットガンです。

 

CYMA M870タクティカル 25.4℃ 45%
0.20gBB弾 平均初速   86.7m/s 
BB弾1発発射-1発目 87.2m/s 
BB弾1発発射-2発目 86.9m/s 
BB弾1発発射-3発目 86.2m/s 
BB弾1発発射-4発目 87.2m/s 
BB弾1発発射-5発目 86.2m/s 

ショットシェル・マガジンにBB弾を1発だけ装てんして、1発発射を計測しました。
因みに2発発射の平均は、76.4m/s 3発発射の平均は、63.1m/sでしたが
正確に計測出来たのかは疑わしいので、(複数飛んでる弾を計測してるので) 参考まで。

CYMA M870タクティカル 21℃ 49%
0.25gBB弾 平均初速   78.6m/s 
BB弾1発発射-1発目 78.3m/s 
BB弾1発発射-2発目 78.1m/s 
BB弾1発発射-3発目 79.3m/s 
BB弾1発発射-4発目 78.3m/s 
BB弾1発発射-5発目 79.1m/s 

こちらもショットシェル・マガジンにBB弾を1発だけ装てんして、1発発射を計測しました。
因みに2発発射の平均は、67.3m/s 3発発射の平均は、55.3m/sでしたが
正確に計測出来たのかは疑わしいので、(複数飛んでる弾を計測してるので) 参考まで。

 

エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ(CM356) スポーツライン コッキングエアガン

距離 12m 2cm刻みの円 0.20gBB弾 
3ショット×5発 

エアガンレビュー CYMA M870 タクティカル マグプルタイプ(CM356) スポーツライン コッキングエアガン

距離 12m 2cm刻みの円 0.25gBB弾 
3ショット×5発  

 

 

 

楽天市場でM870タクティカルをみてみる Yahoo!ショッピングでM870タクティカルをみてみる

↑このページのトップヘ