エアガンレビューン

エアガンレビューサイト「ガンネット」通信。

国内外製エアソフトガンを、詳細にレビューしています。

カテゴリ:ダブルイーグル > 電動ガン

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

 

ネットでの実売価格チェックはこちらから

レビューページ メニュー

〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇Eshooter Kestrel V2 設定解説

〇実射性能

実銃のお話し

「コスタ撃ち (Cクランプ・グリップ)」

アメリカ沿岸警備隊員の経歴を持つ、タクティカル・インストラクターのクリス・コスタ氏が提唱して近年注目されている射撃スタイルで、アサルトライフルを使用する際に行う銃の構え方の一つ。

ハンドガードを握る腕をなるべく伸ばして、真横からハンドガードをガシッと掴む構え方で、照準が素早く出来て射撃姿勢が乱れ難いとされています。

"]

 

 

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

 

DE Airsoft Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2

電子トリガーユニット電動ガン

可変ホップアップシステム

全長   725mm(伸長時807mm)

重量   2,570g

装弾数    180発

価格   46,000円 (税別)
 

 

この銃の特徴 
〇スマホからBluetoothで射撃モードを設定出来る最新電子トリガーユニットを搭載 
〇プリコック等多彩な射撃設定 
〇剛性感と綺麗な質感を併せ持つフルメタル仕様 

 

 

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

 

外観レビュー

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

アメリカの銃器メーカー Aeroknox社の正式ライセンスを取得し、ギアボックスに最新電子トリガーユニット・Eshooter kestrel V2を搭載してモデルアップされたのが、ダブルイーグル Aeroknox AX//15です。

そのスタイルは質実剛健なミリタリー的アサルトライフルではなく、お洒落でエレガントな民間タクティカル・シューティングマッチ用的な、壁掛けにしておきたくなる程に美しいライフルです。

 

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

ダブルイーグル製AX//15はフルメタル仕様で、アルミ製レシーバーの質感は塗装仕上げのムラも無く綺麗です。

ホワイトのマーキングもリアルに再現されています。

レシーバーの再現性は、さすがライセンスモデルと言える高さですが、唯一エジェクションポート内のダミーボルトカバーがのっぺりした形状なのが惜しい。

まあ、これは内部構造的に難しそうだし他メーカーのAR15系電動ガンでも、皆似たり寄ったりな状況なので文句は言いますまい。

アッパーレシーバーでの、エジェクションポート・カバーやボルトフォアード・アシストノブが省略されたスタイルは、とてもシンプルで新鮮です。

これがミリタリー感を消してる要因の一つでしょうね。

 

 

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

M-LOK仕様の10.5インチ・アルミ製ハンドガードもAeroknoxオリジナルを忠実に再現していて、とても美しい。

ハンドガード真ん中より、やや前方部分はトップレイルが取り除かれていて、元々細身で握り易いハンドガードが、更にガッチリ握り易くなっています。

これは、「コスタ撃ち用の為」とも思える絶妙な仕様です。

トップレイルが取り除かた部分には、M-LOKの孔が開けられているので対応アクセサリーを装着出来ますし、窪みを利用してフラッシュライト等のリモートスイッチを貼り付けても良いですね。

ハンドガード内部には、実銃でのガスブロックとガスチューブが再現されていますが、ガスブロックはハンドガード底部からネジで固定されているので、バレルは完全なフリーフロート仕様では無い様です。

 

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

ハンドガードを握った際に、もう少し引っ掛かりが欲しい時は、付属のM-LOK用樹脂製グリップパネルをハンドガード両側に取り付けると、しっかり握れてる感がアップします。

このグリップパネルもAeroknox製を再現しています。

パネル取り付け用のネジは、M-LOK簡易タイプ(と呼ぼう)。

ハンドガード左右にはQDスリングホールが装備されているので、簡単にQDタイプのスリングが装着出来ます。

 

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

バレル先端には、BUTTERFLYタイプのマズルブレーキが装着されていますが、プリントされている文字も、寸分たがわぬ正確な物です。

イモネジで固定されているマズルブレーキを外すと、14mm逆ネジになっているので、対応アクセサリーを装着出来ます。

写真は、マルイ製フルオートトレーサーになります。

 

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

フロント・リアサイトは、樹脂製フリップアップ式のマグプル・MBUSプロ タイプでダイアルを操作する事で、フロントサイトは上下の、リアサイトは左右の調節をする事が出来ます。

またリアサイトのビープホールは、前部のパーツを倒す事で精密射撃用から近接戦闘用に切り替える事が出来ます。

フロント・リアサイトは、折り畳んだ状態でもエイミングが出来るピストルタイプのオープンサイトが備わっています。

最近は、このタイプを良く見かけますよね。

 

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

ストックは、IMI DEFENSE社製TS2タクティカルストック・タイプ・・・と言うか、形状からバットプレートの模様まで完璧にオマージュ。

リトラクタブル・ストックは、ストック・リリースボタンを押しながら6段階に長さを調節する事が出来ます。

 

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

ストックを一杯に伸ばしてから、ストック・ロックレバーを一番下まで押し下げると、ストックを引き抜く事が出来ます。

バッテリーは、7.4Vか11.1Vのスティックタイプ・リポバッテリーをブァッファーチューブ内に収納します。

接続端子はT型コネクタですが、国内で一般的なミニコネクタ用変換アダプターが付属しているので安心です。

ただしブァッファーチューブの収納スペースは狭いので、バッテリー本体は収まったとしても配線がゴチャゴチャと収まりきらない事も。

まあそれでも、取り付けたストックを縮めずに伸ばしたままにしておけば、問題ないですけどね。

 

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

ロアレシーバーを見ると、特徴的なテイクダウンピンとアンビ・セレクターレバー、BATTLEARMS社BADタイプ・マガジンリリースボタン、スケルトン・ストレートトリガー、トリガーガード内側スペースが拡張されたレシーバー一体型トリガーガード、Aeroknox オリオン・グリップと、カスタムパーツが満載。

 

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

マガジンは、マグプルGEN M2窓付きタイプで装弾数は180発。

BB弾の装てんには、BBローダー必須です。

プリントのダミーカートとスプリングが見えて、一応実銃の雰囲気出してます。

 

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

チャージングハンドルを引くと、ダミーボルトカバーが後退しホップアップ調整ダイアルが操作出来る位に開いて、ホールドオープンします。

ホップアップ調整ダイアルは、同軸ドラム式でクリック感は無いですが、適度に軽い操作感で回し易いです。

実銃でのボルト・リリースボタンを押すと、ダミーボルトカバーが前進して閉鎖します。

 

 

Eshooter Kestrel V2 設定解説

 

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

電子トリガーユニット「Eshooter Kestrel V2」の各設定は、説明書のQRコードからダウンロードヘージに行ってアプリをインストールし、銃とスマートホンのBluetooth接続で行います。

銃にバッテリーを接続した状態でアプリを起動して、まずは「ダッシュボード」を見ると、現在の銃の状態等が表示されます。

 

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

設定画面では、射撃時の各種設定が行えます。

先ずは、セレクター設定から。

SAFE設定セレクターがセイフティ位置での射撃モード設定でセイフティ固定です。

SEMI設定セレクターがセミオート位置での射撃モード設定

〇SAFE→セイフティ
〇SEMI→セミオート
〇AUTO→フルオート
〇BURST→バーストショット
〇AUG →トリガーを浅く引くとセミオート、深く引けばフルオート
〇BINARY→トリガーを引いて1発、戻す時1発発射する
〇SNIPER→トリガーを引いて戻す時に1発発射する

この7種類から選択

AUTO設定セレクターがフルオート位置での射撃モード設定

設定内容はSEMI設定と同じ

BURSTバーストショット・モードでの発射数を3~10発で選択

トリガー感度トリガーをどれ位引いたら弾を発射するかを5段階から選択
(トリガーの可動域自体は変わりません)

 

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

プリコッキングモードプリコッキングするかしないかの設定

プリコッキングブーストプリコッキングする程度を3段階から設定

発射サイクルコントロールフルオート時の発射サイクルを7段階で設定。通常の発射サイクルから遅くしていく事が出来ます。

リアルカウントモード-30発30発で作動が止まり、マガジンを抜き差ししないと銃が作動しません。

 

そして、スマートホンが無くてもセレクターをSAFEポジションにして、トリガーを10秒間引き続けると設定をリセットする事が出来ます。

 

実射

AX//15はフルメタル仕様で剛性感がありますし、適度な重量感と握り易い細身のハンドガードで取り回しが良く、民間用のスタイリッシュでカスタムチックなAR-15と言う事で、所有する満足感も高いです。

ややデザイン優先的なセレクターやグリップの扱いに慣れが必要ですが、見た目のインパクト程の扱い難さではないかな。

射撃時の作動音も、かん高くて少しノイジーですが、プリコッキング設定にすれば随分と個気味良く切れのいい撃ち心地に変化します。プリコッキングって凄いんですねえ。

感度設定は有るものの、比較的長めのトリガーストロークも気になりますが、バイナリーモードやAUGモードで巧みにトリガーを操るには、ある程度のトリガーストロークは必要なんでしょう。

弾の飛びは、今回ホップアップ系で泣かされた感じで、0.25gBB弾では適正ホップに出来たり出来なかったりで0.20gでの集弾性テストになりました。

それでも、この個体はホップアップが不安定で、縦方向に集弾の乱れが見られますね。何か不都合が発生してるのかな?

例のコスタ撃ちですが、とても良いあんばいに楽しめます。

エイミング中に、ハンドガードをガシッと握っている手が目障りになる事はありません。


何故か急に、自分がプロっぽくなった錯覚さえ感じさせる程に、妙にキレのある動きになっちゃうのは、どうしてだろう?。

 

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

距離 12m 半径2cm刻みの円 0.20gBB弾 
セミオート10発

 

DE Aeroknox AX//1521.9℃ 47%
0.20gBB弾 平均初速   88.2m/s 
1発目 88.8m/s 
2発目 88.8m/s 
3発目 88.4m/s 
4発目 87.5m/s 
5発目 87.3m/s 

0.20gBB弾の初速は、適正ホップ時の数値です。

 

エアガンレビュー DE Airsoft ダブルイーグル Aeroknox AX//15 Eshooter Kestrel V2電子トリガー電動ガン

 

アマゾンで価格を見る

楽天市場で価格を見る

Yahooショッピングで価格を見る

エアガンレビュー ダブルイーグル B&T APC556 電子トリガー電動ガン

 

ネットでの実売価格チェックはこちらから

レビューページ メニュー

〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

実銃のお話し

 

「B&T」はスイスを拠点に、自社開発の銃器製造や各国の銃器メーカーにサプレッサー等のアクセサリーパーツを供給している軍需企業です。

1991年の設立当初は銃器アクセサリーの製造が中心でしたが、オーストリアのステアー社が開発したサブマシンガン「TMP」の製造販売の権利を買い取り、改良を重ね開発した「TP9」が売れた事を切っ掛けに、本格的に銃器開発に乗り出しました。

そして2011年に、全く新規に開発した法執行機関用サブマシンガン「APC9(Advanced Police Carbine 9)を発表しました。

APCはシリーズ化され、9mm口径の他45口径モデルや5.56×45mm弾、308弾等のライフルクラスまでバリエーション展開され各モデルに拡張性やモジュラー性を持たせています。

APC556は、APCシリーズのアサルトライフル・バージョンとして2016年に発表されました。

APC556は、元々が銃器アクセサリー・メーカーの「B&T」なだけに、現代の特殊部隊では必需品のサプレッサーの装着を想定した作りになっていて、簡単に切り替え出来るガスレギュレーターが装備されています。

なのでサプレッサー装着時でも、銃の作動が不安定になる事はありません。

堅牢な作りで優れた性能のAPC556ですが、やや高価なのがウイークポイントな様です。

 

エアガンレビュー ダブルイーグル B&T APC556 電子トリガー電動ガン

 

Double Eagle  B&T APC556  FALCON DFCS 2.0

 

電子トリガー電動ガン

可変ホップアップシステム

全長   640mm(伸長時815mm)

重量   2920g

装弾数    180発

価格   49280円 (税込)
 

 

エアガンレビュー ダブルイーグル B&T APC556 電子トリガー電動ガン

 

外観レビュー

エアガンレビュー ダブルイーグル B&T APC556 電子トリガー電動ガン

 

このダブルイーグル製 B&T APC556は、B&Tの正式ライセンスを取得しモデルアップした、電子トリガーFalcon DFCS 2.0搭載の電動ガンで、多彩な射撃モードの設定が出来ます。

発売当初のロットは発泡スチロール的簡易ハードケースが付属していた様ですが、現在は普通の「箱」で売られていますね。

外観は実銃と同様に、アッパーレシーバーとハンドガードが金属製でロアレシーバーが樹脂製という構成です。

 

エアガンレビュー ダブルイーグル B&T APC556 電子トリガー電動ガン

 

アルミ削り出しのアッパーレシーバーとハンドガードは、トップレイルを含め綺麗な加工で接合部の精度も高く、仕上げ塗装の質感も良いです。

大体低価格帯の中国製は塗装が弱く、少し使用しただけでポロポロと塗装が剝げてしまう物も少なくありません。使い込まれた様な剥げ方なら良いのですが、ボロッと剝がれ落ちるので幻滅してしまいます。

このAPC556は、見た感じは塗装は大丈夫そうで良さげなんですがね~?。こればっかりは使い込まないと分かりませんね。

B&Tの正式ライセンスモデルだけに、ロアレシーバー部の刻印やアッパーレシーバー部のプリントの文字は正確に作られています。

ロアレシーバー部の「MADE IN CHINA」のシールを剥がすと、下から「SWISS MADE」の刻印が出て来ました。ん~にくい。って言うか、生産国がシールで良いんすか?(今更ですが)

 

エアガンレビュー ダブルイーグル B&T APC556 電子トリガー電動ガン

 

マズル先端のアルミ製フラッシュハイダーはイモネジで固定されていて、フラッシュハイダーを取り外せば14mm逆ネジ仕様になっているので、対応するマズルアイテムを装着出来ます。

取り合えず無難な所で、マルイのショートタイプ・サプレッサーを装着してみました。

ハンドガード先端に装備されているガスレギュレーター(ダミーパーツ)は、実銃の雰囲気を楽しむためにノブをクルクル切り替え出来ますし、なんなら取り外せますが、これは分解出来ると言う事だけで他に意味は無いのかな?

ハンドガード左右に装備されているマウントレイルは樹脂製ですが、固そうな素材ですし、ぱっと見の質感もメタル製と見分け難いほどなので、気になりませんね。

 

エアガンレビュー ダブルイーグル B&T APC556 電子トリガー電動ガン

 

フロントサイト、リアサイト共にフリップアップ式で、フロントサイトはダイアルを回して上下の調整が、リアサイトは左右の調整が出来ます。

 

エアガンレビュー ダブルイーグル B&T APC556 電子トリガー電動ガン

 

リアサイトのビープホール(覗き穴)はシーソーの様に前後に倒す事で、近接戦闘用と精密射撃用に切り替える事が出来ます。

 

エアガンレビュー ダブルイーグル B&T APC556 電子トリガー電動ガン

 

APC556はエジェクション・ポート以外は、完全なアンビ化が施されています。

 

エアガンレビュー ダブルイーグル B&T APC556 電子トリガー電動ガン

 

チャージングハンドルは、なんと!そのまま引っこ抜いて反対側に差し替えれば終了の、超簡単仕様です。

 

エアガンレビュー ダブルイーグル B&T APC556 電子トリガー電動ガン

 

チャージングハンドルを引くと、ダミーボルトのカバーがエジェクション・ポートの半分位まで後退して開き、開いたままロックされます。

中にはお馴染みの同軸タイプのホップアップ調整ダイアルがあります。

ボルト・リリースレバーを押し下げると、ダミーボルトのカバーが勢い良く前進して閉じます。

 

エアガンレビュー ダブルイーグル B&T APC556 電子トリガー電動ガン

 

4ポジションのテレスコピック・ストックは、引き出す時はそのまま引っ張るだけの簡単操作で、収納時にはストック・リリースレバーを押し上げながら縮めます。

ストックのバットプレートはラバーではなく樹脂製で、硬いです。

 

エアガンレビュー ダブルイーグル B&T APC556 電子トリガー電動ガン

 

ヘッケラー&コックMP5の様なずんぐりしたセレクターレバーは使い易いですが、セミオート・ポジションでレバーが真下に来ると、ちょっとグリップしてる手と干渉する感じかな。

 

エアガンレビュー ダブルイーグル B&T APC556 電子トリガー電動ガン

 

さすがに残弾確認用窓は無いですが、実銃B&Tマガジンを忠実に再現しているダブルイーグル製マガジンの装弾数は180発と、ノーマルのスプリングタイプとしては装弾数は多いです。

装弾数300発前後のゼンマイ式多弾数マガジンに比べれば少ないですが、ゼンマイは巻かなくて良いしジャラジャラと音はしないし、良いですよね。

ただダブルイーグルさんのM4系電動ガンって、微妙に汎用M4マガジンと相性が悪いんですよねえ。

ちょっとマガジン・キャッチに引っ掛かり難かったり、すんなり装着出来ない感じ。

なので事前のトラブル回避的に、無理してまでは装着しなくなります。

 

エアガンレビュー ダブルイーグル B&T APC556 電子トリガー電動ガン

 

バッテリーの収納スペースはアッパーレシーバー後部にあり、後端のフタをあけてバッテリーを収納します。

説明書には、7.4Vと11.1Vのリポバッテリーに対応すると書かれているので、フルオート時の発射サイクルやトリガーレスポンスに拘る方は、11.1Vのリポバッテリーがお勧めです。

バッテリーのコネクタはT型ですが、一般的なミニコネクタが使える様に変換アダプターが付属しています。

バッテリー収納スペースは狭いですが、スティックタイプのリポバッテリーなら大丈夫だと思います。

今回使用したバッテリーは縦17mm、横20mm位ですが、これでぎりぎりですかね。

バッテリー本体の長さは100mm位ですが、長さはまだまだ余裕があります。

まあ、配線も収納しないといけないので、スペースに余裕は有った方が良いです。

 

 

ダブルイーグル製 B&T APC556に搭載されている、電子トリガーユニット FALCON DFCS 2.0は3つの機能設定をする事が出来ます。

MODE1---1~5点バーストの選択(フルオートからバーストショットへ)

MODE2---トリガーレスポンスの感度設定

MODE3---ダブルショット(バイナリートリガー)設定

設定方法は動画で説明しています。

 

実射

 

綺麗な質感とリアルに重い重量で所有欲は満たされますが、ゲーム用にするには少し重いかな?
それでも比較的静かな射撃音で、11.1Vのリポバッテリーを使えばフルオート時の発射サイクルも秒間17発程度と速く、ダブルイーグル独自の電子トリガーユニットでバーストショットも楽しめるし、遊ぶには最高のアイテムかも知れませんね。

弾道は、適正ホップだと素直でフラットな飛びを見せてくれますが、マルイ製程の精度ではない感じですね。

距離12mの集弾性も、やや散らばり気味でした。

初速が少し遅いのも、ちょっと残念です。

無骨なスタイルながら、使い勝手が良い最新のライフルをモデルアップしたエアガンを手にする事が出来るなんて、良い時代になったもんです。

 

エアガンレビュー ダブルイーグル B&T APC556 電子トリガー電動ガン

 

距離 12m 半径2cm刻みの円 0.25gBB弾 
セミオート10発

 

DE B&T APC55629.5℃ 50%
0.20gBB弾 平均初速   80.6m/s 
1発目 80.6m/s 
2発目 80.7m/s 
3発目 81.0m/s 
4発目 80.6m/s 
5発目 80.0m/s 

 

DE B&T APC556 29.5℃ 50%
0.25gBB弾 平均初速   67.4m/s 
1発目 67.2m/s 
2発目 67.2m/s 
3発目 67.7m/s 
4発目 68.0m/s 
5発目 67.1m/s 

 

0.20gBB弾の初速は、0.25gBB弾での適正ホップ時の数値です。

 

2022/8/30 追記

 

やっぱりAPC556の初速が、やや低くいのが気になります。

ホップアップの掛け具合によっては、0.20gBB弾で 平均74.8m/s 0.25gBB弾で 平均62.2m/s なんて時もあります。

これはブローバックガスハンドガンと同じ位の初速です。

でフルオート時の発射サイクルは、11.1Vのリポバッテリー使用で毎秒17~18発と、他のダブルイーグル製品に比べると少し速い。

これは素人考えでも、空気圧縮ポンプのスプリングが弱いんだろうと思っちゃいますよねえ?

 

 

更に、なんとなんとダブルイーグル製B&T APC556は、QD(Quick Detachable)スプリング・システムではないですか!

つまりメカボックスを分解せずともスプリング交換が出来るタイプなのです。

内部カスタムに関してはズブの素人の私でも、スプリングのみを交換するカスタムが神をも恐れぬ悪行だと言う事は知っていますが、ここは交換せずにはいられますまい。

しかし全く知識が無いので、何を選んだら良いのか分からず。

まず最初に当てずっぽうで選んだのは、CNC Production M85 AEG 不等ピッチと言う物でしたが、装着して初速を計測してみると規制値ギリギリというかオーバーする時もあるので失敗。

次に選んだのが、ZC LEOPARD AEG 等ピッチスプリング M80でした。

で、組む前にスプリングは「ヘタらせろ」と聞いた事があるので、ボルト・ナットで縮めた状態で2日ほど放置しました。

 

 

 

ヘタらせたスプリングの長さを測ってみると、17.4cmから16.8cmに縮んでました。

それでも元々のB&T APC556のスプリングよりは長いですが。(写真上)

 

 

スプリング交換の手順は簡単で、まずレシーバー後端のバッテリー収納部のフタを開けてスプリングガイドと六角ネジで繋がっているフタを六角レンチで緩めて外します。

次にマイナスドライバー等で、メカボックスに引っ掛けてあるスプリングガイドを90度回して引っ掛かりを外すと、スプリングが伸びてスプリングとスプリングガイドが出てきます。

後はスプリングを交換して、同じ手順で元に戻せば完了です。

 

DE B&T APC55629.3℃ 56%
0.20gBB弾 平均初速   83.7m/s 
1発目 83.8m/s 
2発目 83.7m/s 
3発目 82.9m/s 
4発目 84.0m/s 
5発目 84.0m/s 
DE B&T APC55629.3℃ 56%
0.25gBB弾 平均初速   71.7m/s 
1発目 72.1m/s 
2発目 72.4m/s 
3発目 71.8m/s 
4発目 70.1m/s 
5発目 72.1m/s 

0.20gBB弾の初速は、0.25gBB弾での適正ホップ時の数値です。

 

取付け後早速初速を測ってみると、0.20gBB弾で平均83.7m/s、0.25gBB弾で平均71.7m/sと、0.20gBB弾で90m/s位を理想にしていたので、ちょっと低い値でした。

まあスプリングを交換しただけでは思い通りの数値にはなりませんです。

難しいですね。

フルオート時の発射サイクルは、秒間で1発減ったかな位であまり変わりませんでした。

 

交換前
距離 12m 半径2cm刻みの円 0.25gBB弾 
セミオート10発
 

 

交換後
距離 12m 半径2cm刻みの円 0.25gBB弾 
セミオート10発 

 

試しに12mの集弾性もテストしてみましたが、交換前と比べても同等か元気になった分暴れ気味に散らかるかも。

 

  
アマゾン 楽天市場 Yahoo!ショッピング 

 

 
アマゾン 楽天市場 Yahoo!ショッピング 

 

楽天市場でDE APC556をみてみる Yahoo!ショッピングでDE APC556をみてみる

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

 

ネットでの実売価格チェックはこちらから

レビューページ メニュー

〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

実銃のお話し

 

 MP5A5

1966年に開発されたヘッケラー&コック社のMP5は、それまで一般的だったオープンボルト式SMG(サブマシンガン)とは比べ物にならないほどの命中精度を持っていました。

ドイツ国内での法執行機関を中心に配備が進んでいましたが、1977年に起きたハイジャック事件を皮切りに、世界中に知れ渡ることとなり、1980年のイラン大使館占拠事件では、イギリスのSAS(イギリス陸軍特殊空挺部隊)が大使館に突入し、僅か15分でテロリストを制圧。

彼らが装備していたのもMP5であった事から、特殊部隊御用達の地位を不動の物にしました。

しかし1990年代になると9mmパラベラム弾を使用するMP5の威力不足が大口径大好きなアメリカ辺りから聞こえてくるようになり、それまでにもH&K社はアメリカ軍の要請で、MP5より構造が単純で安価なSMGの開発を行っていたと言う経緯もあり、それらを取り入れた45口径のSMG「UMP」を開発しました。

 UMP

クローズトボルトのストレートブローバックと言うシンプルな作動方式のUMPはレシーバーやマガジン等主要パーツを中心に繊維強化プラスチックを多用し軽量化と生産性の向上が図られ、海水などへの耐水性も格段に強くなりました。

ただ、どうしてもMP5の廉価版と言うイメージが付きまとってしまうためメーカーが思っていた程には、商業的なヒットには至っていません。

そんなUMPをリスペクトし現代版としてオマージュした(と思いたい)のが2019年にアメリカの銃器メーカーLWRCI(Land Warfare Resources International)社が発売した SMG 45 Pistol(民間用ピストルの名称)です。

UMPより角が取れてコンパクトになった印象のSMG-45ですがレシーバートップからハンドガード先端まで伸びるマウントレイルや独自のモジュラーアタッチメントシステムを搭載し、拡張性を持たせています。

そのため、剛性を高めるためか、レシーバーはUMPの樹脂製に対してメタル製になっています。マガジンはUMP仕様です。

操作系はUMPとAR-15系を融合させ、既存の銃器から持ち換えてもスムーズに慣れ親しめるPCC(ピストルキャリバーカービン)に仕上がっています。

 

 

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

 

Double Eagle LWRCI SMG-45

Falcon DFCS2.0搭載 電子トリガー電動ガン

可変ホップアップシステム

全長   440mm-670mm

重量   2,500g

装弾数    120発

価格   41,580円 (税込)
 

 

この銃の特徴
〇モダナイズドUMPと言えるPCCをモデルアップ
〇多彩な射撃モードが選べる多機能電子トリガー
〇コンパクトながら、初速も出ていて命中精度も上級です。(当たり個体か?)

 

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

 

外観レビュー

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

 

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

 

しかし、目新しい(と言っても実銃の試作品が公開されたのは2015年ですが)SMGが早くもモデルアップされるとは、ダブルイーグルさんもやりますな。

まあ既にG&Gが、PCC45と言うLWRCI-SMG-45に近い外観のモデルは出していますが、再現度で言えばダブルイーグルの方が格段に高いです。

 G&G PCC-45

ダブルイーグル製SMG-45のハンドガード一体のアッパーレシーバーはメタル製で、ロアレシーバーは樹脂製ですが、最初に見た時はロアレシーバーもメタル製かと思うほど違和感は無いですね。

よく見ればマットな塗装の表面のザラザラした質感が多少違うなと感じる位です。

特筆すべきは刻印の再現度で、ほぼ完璧に近いです。

実銃には有るはずの、ハンドガード底部のマーク・刻印が無い位じゃあないかな。

アッパーレシーバー左上に「MADE IN CHINA」のシールが貼ってあるのですが、剝がすと実銃通り、「MADE IN THE U.S.A」の文字が出てきました。

その瞬間、心の中で「ナイス!」って聞こえました。

マガジン・ハウジング左側にあるQRコード部分の「張り付けてある感」も実銃通り。

ただダブルイーグル製の物は、ただのペラペラのシールですが、実銃はもっとしっかりした物が、カッチリと張り付けてある様です。

私は何も知らずに、最初に剝がしちゃって・・・慌てて張り直しましたが。

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

ダブルイーグル製SMG-45には、ハンドガードの握り心地を良くするグリップパネルが2枚、ハンドガード底面用にハンドストップ付グリップパネルが1枚と、20mmマウントレイルが2枚附属します。(全て樹脂製)

これだけ揃っていれば、取り敢えずは不自由しないでしょう。

ただ、実銃を忠実に再現しての、独自のモジュラーアタッチメントシステムなのでM-LOK規格のアイテムを装着したかった方は残念!になります。

G&G製PCC45は敢えてのM-LOK仕様なので、さらなる拡張性を重視するならこちらを選択・・・なんてことも。

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

 メタル製アウターバレル先端のマズルキャップを外せば、14mm逆ネジになっているので、対応しているサプレッサー等を装着出来ます。

フロント&リアサイトは実銃と同様のMAGPUL MBUS PRO・・・みたいなタイプ。

フロント&リアサイト共に樹脂製の可倒式で、フロントサイトは調整ダイアルを回して上下の調節が出来ますが、工具無しで行えるのは、とても便利です。

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

リアサイトは二段式のビープホール・タイプで、精密射撃用のビープホールを前方に倒す事で、近接戦闘用ビープホールになります。

リアサイト右側の調整ダイアルを回せば、左右の調節が出来ます。

フロント&リアサイトを畳んだ状態でも、ピストルタイプのサイトが付いているので狙いを付ける事が出来ます。

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

ハンドガード上部にあるチャージングハンドルは、実銃と同様にそのまま引き抜いて、反対側に付け替える事が出来ます。

非常に簡単で便利なのですが、やや装着時の固定が緩い気が。

まあ、取り越し苦労かも知れないですが、もう少し固い方が安心かも。

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

今回レビューしているのは、見た目には民間用「ピストル」モデルになります。(まあ、実銃の民間モデルにフルオートは無いですが。)

アメリカでは銃身が16インチ以下のライフルは「SBR=ショートバレルライフル」に分類され、民間人の所持は非常に厳しく規制されます。

なのでメーカーは規制の緩い「ピストル」として販売しています。

ピストルにストックはありませんから、このSMG45に付いているのはストックでは無くあくまで、アームブレース(正式名はスタビライジングブレース)なのです。

アームブレースはストックの様な形をしていますが、下側は二又になっていて腕に挟んで、その上からさらにバンドを巻きます。

https://www.youtube.com/embed/aNYYKrZNLmM

ハニーバジャーのアームブレースを使った射撃シーンが4分30秒~からあります。

勿論エアガンではアームブレースにする必要は無いので、ただのストックですがバンドが付いているのは、実銃のSB Tactical製アームブレースに似せるためで再現度はとても高いですね。

アームブレースは実銃同様に折り畳む事が出来ますが、折り畳むと開かない様にテンションは掛かりますが、固定は出来ないので ちょっと不安定です。

ダブルイーグルでは、このアームブレースタイプの他にリトラクタブル・ストックモデルも販売されていて、説明書の中ではリトラクタブル・ストックモデルが載っているので、そちらがメイン商品なのかなあ?

リトラクタブル・ストックは単体で販売されていて、付け替えも簡単そうなので
その内、欲しくなるかも。

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

 

アームブレース後部のバットプレート、にバッテリーを収納します。

ロック解除レバーを押し下げると、フタが開きます。高い伝導率のシルバーコートの配線で端子はT型コネクタですが、国内では一般的なミニコネクタ用変換アダプターも附属しているので安心です。

バッテリーの収納スペースはストックチューブに入れるタイプよりは、かなり広いのでバッテリーの選択肢が増えるのは嬉しい限りです。

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

ボルトリリースボタンとピクトグラム刻印のセレクターはアンビ(両側)タイプです。

マガジン・リリースレバーはUMPと同様に、マガジンハウス後部にありマガジンをガシッと握りながらレバーを前方に押し、そのままマガジンを引き抜けるので、素早く操作出来ます。

グリップはAR-15タイプで、前後のラバーがしっとりとグリップ感を高めてくれますがグリッップ形状がややスクエアで、握りが太く感じてしまいます。

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

ダブルイーグル製SMG45には、標準装備のマガジン・リリースレバーの他にタクティカルタイプのリリースレバーが附属します。

これは標準装備のレバーに、ヘッケラー&コック社のHK45等ピストルタイプのアンビ・リリースレバーをくっ付けた様な形状をしていて、指で押し下げてもマガジンがリリース出来る様に、操作スタイルの様々なシチュエーションに対応したレバーです。

なかなか面白いアイテムですが標準装備のレバーはメタル製なのに、タクティカル・レバーは樹脂製なのは面白くないですね。

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

装弾数120発のノーマル・バネ押し上げ式UMPマガジンはシースルーウインドウタイプで、45ACP弾を模したダミーカートのシートが雰囲気を盛り上げてくれます。

それにしてもUMPのマガジンが、こんなに大きいなんて知りませんでした。

実銃だと、いくら45ACP弾を25発装てんすると言っても大きいですよね?

あと、ノーマルのバネ押し上げ式マガジンなのにローダーが附属していないのは不親切かなと。(まあ、国産の至れり尽くせりに慣れ過ぎか?)

「我が社の電動ガンは、初心者は買わんやろー!

買うとしたら中級者以上だから、ローダーぐらい持っとるやろー!」と、言う事なのかな?

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

チャージングハンドルを引くとエジェクションポートのダミーボルトのカバーが後退してエジェクションポートが全開になり、カバーは後退したままロックされます。

エジェクションポート全開って珍しいですよね?

でドラム式のホッフアップ調整ダイアルが出てきます。

カバーを閉じるときは、アンビタイプのボルトリリースボタンを押すとチャチーン!という気持ち良い金属音でカバーが閉じます。

これは癖になります。何気にチャージングハンドル引いて、ボルトリリースボタンを押す行為をやたら繰り返しそうで、怖いですね。

ダブルイーグル SMG45は最新FUCである、Falcon DFCS2.0を搭載していてセレクターとトリガー操作で、多彩な射撃アクションの設定をすることが出来ます。

① フルオート→1~5発バーストショット
② トリガー感度設定 (どれだけトリガーを引いたら作動するかの設定 3段階)
③ ダブルショットON-OFF(トリガーを引いた時と戻った時に弾を発射する
バイナリーショットのON-OFF)

設定操作は、B&T APC556と全く同じなので設定操作動画を載せておきます。

実射


大きくて長いUMPマガジンを別にすれば、コンパクトでスリムな流行りのPCCスタイルで、アサルトライフル等よりは取り回しも良くてSMGらしい軽快な雰囲気が伝わってきます。

バッテリーは、7.4V~11.1Vリポバッテリー対応ですが11.1Vのリポバッテリーをチョイスすれば、フルオートは勿論セミオート時のレスポンスも申し分ないですし、素早いトリガー操作にも追従してくれます。

11.1Vリポバッテリーでも、そんなに滅茶苦茶ハイスピードで回っていないのでトラブルも起こらないと思います。

しかしちょっとトラブル発生で、S&T製BB弾を使って撃つと数発撃った後に弾詰りが起こり、弾が出ません。

セミオート時よりフルオートで起こりやすく、100%詰ります。

チャンバーで詰ってるのですが、もしかしたらマガジンのBB弾押し上げ不良かな?

原因不明ですが、S&T製の0.20gと0.25gBB弾(全てバイオBB弾)で発生します。

試しに手持ちの、マルイ製0.20g、0.25g、G&G製 0.20g, HITCALL製 0.20g, 0.25g(全てバイオBB弾)で撃ってみましたが、これらは問題無く撃つ事が出来ました。

ん~BB弾の表面仕上の違いで、スムーズに流れない箇所があるのでしょうか?

まあ取り敢えずはマルイ製で撃てるので、やれやれです。

弾の飛びは、初速がやや高めなので力強く真っ直ぐに飛んで行きます。

特に近距離の集弾性は素晴らしく、12mの集弾性テストはずば抜けてます。

狙った通りに弾が飛んで行く様は、撃っていてもとても痛快ですね。

遠射では、最終的には散らばり気味ですが、それでも基本飛びは素直なので優秀だと思います。

実射性能は素晴らしく、バーストショット等多彩な撃ち方も楽しめますし拡張性もあり、色んなシーンで活躍出来る一丁。

後は多弾数マガジン等のアイテムが揃ってくれれば文句なし。

最近はダブルイーグルさんも優秀なエアガンを発売する様になって、昔ながらの縁日出店コスプレアイテム・クオリティのエアガンと2極化されてきました。

この2極化はエアガン業界随一と言っても過言ではないでしょう。

なのでダブルイーグルさんのエアガンを購入の際は、よく確認して下さい。

まあ価格が超激安だから、直ぐ分かりますが。

 

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

フルオートの回転スピードは、11.1Vリポバッテリーで秒間15発。
8.4Vニッケル水素バッテリーで秒間11発。
7.4Vリポバッテリーで秒間10発

 

ダブルイーグルSMG45 20.1℃ 36%
0.20gBB弾 平均初速   89.7m/s 
1発目 89.2m/s 
2発目 90.1m/s 
3発目 89.7m/s 
4発目 89.4m/s 
5発目 89.9m/s
ダブルイーグルSMG45 20.1℃ 36%
0.25gBB弾 平均初速   78.9m/s 
1発目 80.3m/s 
2発目 78.1m/s 
3発目 78.8m/s 
4発目 79.2m/s 
5発目 78.2m/s 
エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

距離 12m 2cm刻みの円 0.25gBB弾 
セミオート10発 

 

2022/5/4 追記

ダブルイーグル純正 SMG-45用 ACRタイプストック

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン
エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン
エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

ダブルイーグル製LWRCI SMG-45電動ガン用、純正ACRタイプ・ストックが別売オプションで販売されていますので交換してみる事にしました。

ストックの取り外しは、レシーバー後部のストックを固定している左右2本ずつのネジを外すのですが、このネジが日本ではあまり馴染みの無い、星形のヘックスローブネジ(トルクスねじ)に
なっているので、注意が必要です。

次にストック基部とレシーバー後端をガッツリ固定している六角ネジを外せば、ストックが後方にスルスルと抜けます。

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

後はストックに通してあるバッテリー用コードを引き抜けば良いのですがバッテリーが通してある通路は、割と大きな孔なので簡単に引き抜けます。

次にACRストックにコードを通すのですが、バッテリー用通路はストック根元付近が若干狭いので少し通し難いです。

そこが通れば後は広いので簡単に通せます。

ACRストックは、流石の純正品なので本体に難無くピタッと装着出来ます。

取り換え作業で難しい箇所は有りませんでしたね。

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

ストックはストック・リリースボタンを押してロックを解除する事で長さを調節出来ます。

ガイドナンバーは「6」まであるので、6ポジションになりますが、もう一段長く出来ますので、実質7ポジションかな?

それ以上ストックを引っ張ると、リミッターに引っ掛かって止まります。

チークピース・リリースボタンを押すと、チークピースを上下に調節する事が出来ます。

こちらも細かく4ポジションです。

写真の状態が、一番高いポジションです。

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

ストック・ロックボタンを押すと、ストックを右側に折り畳む事が出来ます。

折り畳んだ状態でも射撃する事は出来ますが、エジェクションポートはストックが塞いでるので、雰囲気的にはチョットですね。

あと折り畳んだストックをロック出来ないので、不安定感があります。

ストックにはQDスリングをワンタッチで装着出来る、QDスリングホールが両側に装備されています。

その他にも、スリングを通せる孔が2箇所装備されています。

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

ストックを一杯に引き出した状態でリミッターを押し込むとストックの可動部を引き抜けます。

バツテリースペースは、あまり広くは無いですがリポバッテリーのスティックタイプなら余裕でしょう。

エアガンレビュー Double Eagle ダブルイーグル LWRCI SMG-45 Falcon DFCS2.0搭載電子トリガー電動ガン

ストックの取り換えは簡単ですし、ACRストックにすると一気にタクティカリーな雰囲気になります。

精悍なスタイルになりますねぇ。

ストックが簡単に外せてバッテリーへのアクセスが楽ですし、各調節機能も充実していて、拘れます。

たまにはアームブレース・タイプとは違ったスタイルのSMG-45は如何?

 

  
アマゾン 楽天市場 Yahoo!ショッピング 

 

アッパーレシーバーが樹脂製のスポーツライン(廉価版)は、こちら

 アマゾン  楽天市場  Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングでSMG-45をみてみる 楽天市場でSMG-45をみてみる

 

エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン

 

ネットでの実売価格チェックはこちらから

レビューページ メニュー

〇実銃のお話し

〇データと銃の特徴

〇外観レビュー

〇実射性能

実銃のお話し

アメリカの大手サイレンサー・メーカーのAAC(Advanced Armament Corporation)がヘッケラー&コック社 MP5SDの後継を狙って、2011年に開発したのが元祖「ハニーバジャー」です。

ハニーバジャーとは、イタチ科の雑食哺乳類 ラーテル(日本名ミツアナグマ)の英名で蜂蜜や蜂の幼虫を好んで食べる事に由来しています。

世界一怖いもの知らずの動物としてギネスブックに登録されているほど気性は荒く、柔軟かつ頑丈な皮膚を持ち、コブラ等の神経毒にたいして耐性をもっていて、何でも襲って食べようとする貪欲なやつなのです。

そんな勇ましい名前を付けられたハニーバジャーは、短く抑えられたバレルと大きなサイレンサーの一部分又は大部分をハンドガードに包まれ、リトラクタブル・ストックを装備するPDW(Personal Defence Weapon=個人防衛火器)で、グループ会社のレミントン社と共同で開発した「.300ブラックアウト弾」(7.62×35mm)を使用します。

.300ブラックアウト弾は、AK-47が使う7.62×35mm弾とSR系の5.56×45mm弾を足して2で割った様な弾で、弾頭はAKと同じ7.62mmで薬莢下部分は5.56mmと同じ形状になっています。

5.56mmより威力が高いけどSR系と同じサイズで、違和感なく操作出来る銃作れる汎用性を持っています。

サイレンサー装着時に消音効果が高くなる亜音速弾なので、サイレンサーを標準装着するハニーバジャーには、まさにピッタリな弾ですね。

新しいPDWとして関心が寄せられたハニーバジャーでしたが、AACの親会社フリーダムグループの経営方針によって、ハニーバジャーの開発プロジェクトは凍結されAACの創設者でハニーバジャーの設計者でもあるケヴィン・ブリティンガムは解雇されました。

ブリティンガムは2016年に、新しく「Q LLC」を立ち上げ、新生ハニーバジャーを開発、発表しています。

AACの元祖ハニーバジャーは、プロジェクトは再開されたものの、頓挫している間にSIG SAUERからハニーバジャーと同じ様なコンセプトで、性能面でより優れているMCXが開発され、苦戦を強いられています。

エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン

DE-Airsoft Double Eagle Q Honey Badger 

FCU、Falcon DFCS 2.0(Digital Firing Control System)搭載電動ガン

可変ホップアップシステム

全長   610mm(伸長時705mm)

重量   2150g

装弾数     120発

価格   28,000円 (税別)
 

エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン
エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン

 

外観レビュー

エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン

さて、今回はDouble Eagle製 「Q CLL 新生ハニーバジャー」なんですがこのダブルイーグルって、このサイトでもレビューしてる通りコッキングタイプのエアガンなどは縁日の露店で、白い発泡スチロールのケースに入ってて~透明なフィルムが張ってあって~ケースの中の銃が見える様に陳列してるやつ。

そんなイメージしか無いのですが、今回のハニーバジャーは今時の真面な電動ガンっぽいです。

簡易版ですがガンケースに入ってましたし。

まさか全く別の会社って事は無いと思いますが。

エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン

ダブルイーグル社のマークも変わってるし、経営者が変わったのかな?

露店クオリティは存続するのか、気になる所です。

で、外観ですがレシーバー周りは雰囲気的に良く再現されていると思います。

材質ですが、レシーバーは樹脂製でハンドガードはアルミ製になります。

僅かにザラザラしたレシーバー樹脂部分はプラスチック然とした感じも無く、アルミ製ハンドガードとの相性も良くて、質感は良いですね。剛性感もあります。

刻印類は、セレクター部分以外は全てプリントなのが残念です。

使ってるうちに剝げてくるのは悲しいですから。

特に「Q」の文字は大きくて目立つので刻印がよかったなあ。

エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン

あと、実銃のセレクター表示は文字ではなくピクトグラムなんですが まあ細かい事を言えば、切りがないのでね。

セレクターはアンビ(両側)タイプなのですが、銃左側に比べると右側のセレクターが少し小ぶりなサイズなので、やや操作し難さがあります。

マガジンハウジングとマガジンのクリアランスは、やや緩い方なのでマガジンキャッチ・リリースボタンを押すと、マガジンは自然落下してきます。

エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン

ハンドガードも再現性は高いですが、バレル共に実銃より少し延長されています。

スリムなハンドガードは8角形で、上面はレシーバーから連なるトップレイルが伸びていて、その他の面にはM-LOK規格の孔が開けられています。

M-LOKの「M」のマークは実銃だとハンドガード底面にありますが、サイドにある方がカッコイイですよね。

トップレイル先端には、樹脂製フリップアップ式のフロントサイトが装備されています。

ドットサイト等を装着した時は、取り外さなくても折りたためば良いので便利です。

まあ、スッキリしたい場合は取り外せばいいですけど。

マズル先端のフラッシュハイダーは、側面の孔の列が実銃より少ないですが実銃の物とそっくりです。

実銃では、このフラッシュハイダーに被せる様に専用のサイレンサーを装着する事が出来ます。

フラッシュハイダーの根元の筋はサイレンサー装着用のねじ切りでした。

ダブルイーグル製はネジになってるか微妙。

そもそも、そんなサイレンサーは売ってないですし。

フラッシュハイダーはイモネジで固定されていたので、ネジを緩めて外そうとしましたが、これが固くてびくともしないので諦めちゃいました。

フラッシュハイダーを外せば14mm逆ネジなので、手持ちのサイレンサーが装着出来たのですが。

気合いが足りなかったか・・・・・。

エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン

気を取り直して、M-LOK対応マグウェルグリップを装着してみました。

本当はもっとマグウェルにくっつけて装着するのですが、ハンドガード底面の一番根本の孔は使用できない(実銃と同じ仕様)ので、少し離れてしまいました。

それでもコンパクトタイプのライフルなら、マグウェルグリップはフォアグリップより断然銃を構えた時のフィーリングが良いです。

因みにM-LOKとはModular Lockの略で、銃器メーカーのマグプル社が2014年に開発したアタッチメントシステムです。

スロット(孔)の規格は7mm×32mmで、スロットの間隔も決められているので複数のスロットをまたがった装着も出来ます。

アタッチメントの装着も簡単で、ナットが取り付けられたアタッチメントを表側から差し込んで装着し、ナットを締め付ける様に90度回せば内側でスロットとナットが嚙み合ってアタッチメントが固定されます。

ダブルイーグル製ハニーバジャーは、ハンドガードが樹脂製の、いわゆるスポーツラインモデルも発売されていて、アルミタイプより100g軽くて価格は2,000円位安いかな?

なので、より軽さを求めてる方は樹脂ハンドガードモデルを、M-LOKを多用するため堅牢さが必要な方はアルミハンドガードモデルが良いでしょう。

(樹脂製ハンドガードは真横と底面の列のみがM-LOK規格の孔で、斜めの列の孔では、M-LOK対応アタッチメントを固定出来ません)

エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン

チャージングハンドルも雰囲気的には実銃の物に似ていますがデフォルメされています。

リアサイトはフリップアップ式が装着されています。

エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン
エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン

フロントサイトは上下(エレベーション)の調整が、リアサイトは左右(ウインテージ)の調整ができます。

どちらのダイヤルもクリック感があって使い易いです。

リアサイトはビープホールタイプ(孔を覗いてフロントサイトと標的を重ねる)で大きい孔の近接戦闘用と小さい孔の精密射撃用を、シーソーの様に倒して切り換えます。

でもまあ、今時ですからドットサイトとか付けちゃいますよねえ。

エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン

チャージングハンドルを引くとダミーボルトが必要最低限後退して、ホップアップ調整ダイヤルが出てきます。

ダイヤルを上下に回転させて調整しますが、ダイヤルは丁度良い固さで回し易いです。

エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン

 ストック部分も実銃より少し長めに作られています。

ストック両サイドのリリースボタンを押し込むと、バットプレート部分が少し飛び出すので、そのまま引き出せばストックアームが伸びます。

ストックは3ポジションですね。

バットプレート部分は孔が開いてて下が割れてる奇妙な形をしていますが、これは実銃のアームブレース(正式名はスタビライジングブレース)を模したためこの様な形になってます。

アームブレースは柔らかいプラスチック製で、銃のグリップを握っている腕に挟み込んで、さらにその上からベルトを巻きつけて腕とアームブレースを固定します。
(ダブルイーグル製ハニーバジャーでは、素材が固く腕は挟めません)

実銃のアームブレースを使った射撃シーンが4分30秒~からあります。

なぜ実銃はストックではなくアームブレースを装着しているかと言うと、アメリカではライフルと呼ばれる物は銃身が16インチ以上なければいけません。

16インチ以下の物は「SBR(ショートバレルライフル)」に分類され規制が厳しくなり民間人が所持するための審査は、大変な手間暇がかかります。

これでは銃器メーカーとしては商売あがったりなので、規制を回避するために考えたのがSBRではなく、比較的簡単に所持出来るピストル扱いにしてしまえ!と言う事。

ピストル扱いにするには、ストックやフォアグリップが有ってはいけません。

なのでストックではなく、腕で保持するための道具としてアームブレースが装着されていると言う訳です。

実銃ハニーバジャーもSBR用ストックタイプとアームブレースタイプがあります。

しかしアームブレースは実質ストックとしても使えてしまうので、初めて発売されてから物議を醸し、取り締まるATF(アルコール、タバコ、火器爆発物取締局)の見解もころころ変わってきましたが、どうやらアームブレースを取り付けたハニーバジャーでも、SBR扱いになった様です。

今更規制対象にされても、既に所持してる民間の方々はいい迷惑ですな。

エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン

ストックのバッテリー収納スペースは幅が狭いので、小型な物が必要になります。

接続はT型コネクターですが、一般的なミニコネクター用変換アダプターも付属しています。

ただ収納スペース内にストックアームも通るので、バッテリーを収納したらストックアームはむやみに動かさない等、コードの断線・損傷には注意が必要です。

因みに写真に映っているバッテリーは、LayLax製T型コネクター7.4V1200mAhリポバッテリー17.5×18.5×93.0mmです。

エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン

マガジンはPMAG(マグプル社のポリマー製マガジン)タイプで装弾数は120発です。

格子状のデザインが特徴的ですね。

数字が割り振られているので、残弾確認が出来る窓付きタイプマガジンのモデルアップの様ですが窓は無く、ノーマルタイプとの合いの子的マガジンですな。

マガジン上部側面の使用弾薬に5.56×45とあるのは、ご愛嬌。(これじゃーSTANAGマガジンだ~)

正しくは、7.62×35です。

.300ブラックアウト弾」(7.62×35mm)を使ってる銃のモデルアップですから。

ダブルイーグル製ハニーバジャーには光センサー装備のFalcon DFCS2.0(Digital Firing Control System)というファイヤーコントロールユニットが搭載されていて、トリガーを操作する事で簡単に3つのモードを設定する事が出来ます。

MODE1---セレクター・フルオート時の設定をフルオート、1~5点バーストショットに変更出来ます。

MODE2---トリガーレスポンスを三段階から選べます。

MODE3---セミオート時のダブルショットのオン・オフが出来ます。

実際の操作方法は、動画にまとめました。

https://www.youtube.com/embed/d19lgiGiSfU

実射



ダブルイーグル製ハニーバジャーは、樹脂製レシーバー仕様しか無いのですが剛性感はありますし、コンパクトで軽く取り回しが非常に良いです。

実銃よりストックも伸ばされてるので、構え易く扱い易いと思います。

スリムなスタイルですがM-LOKで拡張性もありますし、電子制御トリガーでキレ感も良いです。

ダブルショットや選べるバーストショット等楽しい機能を搭載していてコストパフォーマンスが高い銃ですね。

ただ小さいバッテリーしか使えないのが残念な所です。

フルオートの連射サイクルは、11.1Vのリポバッテリーで秒間16発程度で、マルイの次世代電動ガンMP5と同程度。

8.4Vニッケル水素バッテリーと7.4Vリポバッテリーが同じ位の秒間12発程度でマルイ製スタンダード電動ガンより少し遅い感じ。

フルオートを多用するなら11.1Vリポバッテリーを使えば連射が気持ちいいですが銃を労わるならあまり使いたくないし、悩ましい所です。

連射サイクルが秒間16発程度なら11.1Vリポバッテリーでも大丈夫そうですけれど。

実射性能は一言で言えば良いですね。フラットで落ち着いた飛びを見せてくれます。

12mでの集弾性も素晴らしく安定感もありますね。

コンパクトで銃身も短いので、やや弾道も暴れるかなと思っていましたが以外に優等生でした。

楽しくて優等生だなんて、格好良すぎるで。

軽くて面白いので、実戦派なら存分に楽しめる銃ではないでしょうか。

エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン

リッチテキストエディタ, description, ヘルプは ALT 0 を押してください

Q ハニーバジャー22.6℃ 51%
0.25gBB弾 平均初速   78.4m/s 
1発目 78.4m/s 
2発目 78.2m/s 
3発目 77.7m/s 
4発目 79.3m/s 
5発目 78.4m/s 
エアガンレビュー ダブルイーグル ハニーバジャーSBR 電子トリガー 電動ガン

距離 12m 2cm刻みの円 0.25gBB弾 
セミオート10発

 

 

 

楽天市場でHoney Badger をみてみる Yahoo!ショッピングでHoney Badger をみてみる

↑このページのトップヘ