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エアガンレビューサイト「ガンネット」通信。

国内外製エアソフトガンを、詳細にレビューしています。

タグ:マルイ

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〇ノンフロンガスの利用は、環境に優しい選択肢

エアガンレビュー 特集 エアガン用ガスの今後 HFC134a HFC152a代替フロンからノンフロンガス HFO1234zeへ

ノンフロンガスは、主にガスガンに使用される環境に優しいエアガンガスとして注目されています。ノンフロンガスの使用により、フロンガスに比べて温暖化係数を低く抑えることができ、環境への配慮がされているという点が大きな特徴です。

このようなメリットがあるため、多くのエアガンユーザーがノンフロンガスを選択し、使用しています。

マルイ製「ノンフロン・ガンパワー」は、地球温暖化係数(GWP)がわずか1のHFO1234zeとLPGを独自に配合したガスです。

従来のHFC134aガス(GWP=1430)やHFC152aガス(GWP=124)と比較して、環境への影響が大幅に軽減されています。

このような低GWPのガスを使用することで、エアソフトガン愛好者も地球環境への配慮を実践できます。

(地球温暖化係数=二酸化炭素を基準「1」として、放出された気体の濃度あたりの100年間の温室効果の強さを比較して表したもの。)

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〇ノンフロン ガンパワーとHFC134aガスの違い比較

ノンフロンガンパワーと従来ガスガンに使用されてきたHFC134aガスは、その性質と用途において明確な違いがあります。

ノンフロンガンパワーは、特に環境への影響を軽減するために設計されており、温暖化係数が低く抑えられています。

一方、HFC134aガスは長年にわたってガスガンのスタンダードとして使用されてきた実績があり、安定した性能を提供します。

ノンフロンガスはメーカーによると、従来のHFC134aガスと比較して作動性や弾速が平均10%前後低下する可能性があります。

つまりHFC134aガスに比べるとガス圧が低いという事になります。

またHFC134aガスは不燃性であるのに対しノンフロン・ガンパワーは可燃性です。

ただ、通常のエアガンユーザーが遭遇するような状況では、可燃性に関するリスクは非常に小さいと考えられます。

しかし、安全な使用を確保するためには、常にガスの取り扱いには注意を払い、火気の近くでの使用や保管を避けることが推奨されます。

これにより、事故やトラブルを未然に防ぐことができ、安心してエアガンを楽しむことができます。

これらの違いを理解することで、ユーザーは自身のニーズと環境への意識に基づいて、最適なガスを選択することが可能になります。

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〇性能と使用感

「ノンフロン・ガンパワー」は、従来のガスと同様に注入式エアゾール缶で提供され、東京マルイ製のガスガンに使用されているゴムや樹脂のパーツを痛めない設計となっています。

エアガンレビュー 特集 エアガン用ガスの今後 HFC134a HFC152a代替フロンからノンフロンガス HFO1234zeへ

エアガンレビュー 特集 エアガン用ガスの今後 HFC134a HFC152a代替フロンからノンフロンガス HFO1234zeへ

これは、マルイ製ブローバックガスガンのV10ウルトラコンパクト、弾は0.2gBB弾を使用して、気温28.4℃ 湿度78%の中で約1秒間隔で全弾発射した時の初速の変化の表です。

初速とは弾の威力を、弾が銃口から発射された時の弾のスピードで表したもので、今回はm/sの数値です。(一秒間に進む距離を数値化したもの)

従来のHFC134aガスやHFC152aガスと比較して弾速が平均10%前後低下すると公表されている通り、ノンフロン・ガンパワーは少し低い値です。

ブローバックの感触も、少し弱く感じますね。ただ作動性が極端に低くなる事はありませんでした。

それに対して、ノンフロン・ガンパワーと同じHFO1234zeとLPGを配合したガスの、S&T製ダンガン ハイパーガスはHFC134aガスと同等の性能を出しています。

これは2つのガスの配合比率の違いによるものでしょうか?そこまでは記載されていないので、判りかねますが。

エアガンレビュー 特集 エアガン用ガスの今後 HFC134a HFC152a代替フロンからノンフロンガス HFO1234zeへ

こちらもマルイ製ブローバックガスガンのAKMを使用して、同じ様に計測したものです。

これもノンフロン・ガンパワーが少し低い値になっていますが、HFC134aガスよりガス圧が少し低いはずのHFC152aガスが高い数値になっているのは意外です。

🎯

〇まとめ

着々と進んでいるフロンガス全廃の動きは、環境問題の解決と安全性の向上を目的とした重要な転換点です。

ノンフロンガスの導入により、エアガン業界は大きな変化を迎えています。

ガスガンにおけるノンフロンガスの使用は、ガスの安定した供給と温暖化対策への貢献をもたらしています。

この変化は一時的に市場価格に影響を与えることがありますが、長期的にはノンフロンガスの使用がスタンダードとなり、エアガンの利用がより持続可能なものになると期待されています。

フロンガスの全廃は、一部のユーザーにとっては新しいガスへの移行が課題となるかもしれませんが、環境を考慮した製品の選択は、消費者の間で広く受け入れられるでしょう。

 

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東京マルイのGLOCKシリーズを愛用している方にとって、予備マガジンの選定はサバゲーの戦力に直結する重要ポイント。今回は、2024年にリリースされた 「東京マルイ GLOCKシリーズ ガスブローバック用 25連マガジン Ver.2」 をレビューしていきます。

〇製品概要

  • 商品名:東京マルイ GLOCKシリーズ ガスブローバック用 25連マガジン Ver.2

  • 対応機種:G17、G18C、G22、G34、G19(※G19はグリツプ底部から少し突き出します)

  • 装弾数:25発

  • 定価:3,980円(税別)

  • 発売年:2024年(Ver.2)

東京マルイ GLOCKシリーズ ガスブローバック用 25連マガジンのVer.2は、2024年のグロック17Gen5と同時にリリースされました。

グロック17Gen5は発売されるや否や、その作動性の良さが話題になりました。

当然この高評価には、Ver.2マガジンも一枚かんでいると思ってしまいますよね?

もしそうなら、従来のグロック・マガジンと互換性があるだけに、グロック17Gen4以前のオーナーにとって、使わにゃ損ですから、G17Gen4付属の(従来の)マガジンと比べてみる事にしました。

〇外観レビュー

 

外観はまあ、互換性があるだけに、そう変化はありません。

色はVer.1の方が黒みと言うか青みが強い印象。

背面の数字と文字が、Ver.1よりVer.2の方が細くなっていて、Ver.2では「AUSTRIA」の文字がありません。

因みに現在の実銃マガジンでは、ロゴの下には製品ナンバーが刻印されています。

Ver.2マガジンのマガジン・フォロワーは、実銃Gen5マガジン通りオレンジ色にされています。

Ver.1マガジンのマガジン・フォロワーも実銃Gen4マガジン通り黒で、お互い実銃を再現しています。

マガジン・フォロワーの溝で形状が微妙に違う部分もあります。

マガジン・ベースの形状も、お互いの世代通りの形を再現しています。

Ver.2マガジンの方がベース先端が出っ張っていて、先が細く削られています。

Ver.1のマガジンは、ガスをそのまま注入出来る仕様ですが、Ver.2はリアリティを優先してなのかマガジン・ベースをスライドさせてガスを注入します。

なのでVer.2のマガジン・ベース底面にはグロックのロゴがありますが、Ver.1は注入口があるため「TOYKO MARUI~」の文字が書かれています。

でVer.2マガジンでは、本体に「TOYKO MARUI~」の文字が刻印されています。

〇実射

 

まずマガジンに何グラムガスが入るか計測しました。

今回は、HFC-152aハイバレットガスをいれました。

Ver.2マガジンは、空268gで満注入は280g、12g 。

Ver.1マガジンは、空282gで満注入は291g、9gでした。

従来よりガス容量20%アツプというカタログ通りの数値でした。

マガジン重量そのものは、14g軽量化されています。

まあ、ガスの注入方法とか秤も精密な物ではないので、ご参考までに。

で、弾が出なくなるまで撃つと、Ver.2が106発。

Ver.1が97発撃てました。

まあ、20%ガス容量アップと言う程は増えてませんね。

 

計測 1回目 気温29.2℃ 湿度51%

 

計測 2回目 気温30.1℃ 湿度52%

で、今度はガスを満タンにして、グロック17Gen4でマガジンが空になるまで秒間2発の連射をして初速を計測しました。

一回目は気温29.2℃で、二回目は30.1℃の中で行いました。

これは個体差レベルだと思うのですが、Ver.2マガジンの方が少し低い数値が出てます。

まあ、連射時の冷えに対する強さは、同等の性能ですね。

グロック17Gen4で2つのマガジンの撃ち心地を確かめましたが、こちらもリコイルショックや撃ち心地は同等な感触でした。

〇まとめ

マルイさんからグロック17Gen5ブローバックガスガンがリリースされた時には、その作動性能が話題になりました。

ちょっと評判になり過ぎていたので、これはマガジンも秘密があるのでは?と思ってしまいましたが、ん~これは主に本体のアップグレードのお陰の様です。

Ver.2マガジンも細かい所はアップグレードされていますが、基本的にはVer.1マガジンと同等です。

Ver.1マガジンからの価格上昇分は、2025年6月23日(月) 出荷分からのブローバックガスガン価格改定で、たぶんチャラになる(Gen4とGen5が同一価格になる)のかな?

Gen3やGen4グロック17用には、外観の好みで選んで良いのではないでしょうか。

Gen5グロック17には、Ver.2マガジンが似合うと思いますけど。

 

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〇はじめに

エアガンの世界に足を踏み入れたとき、最初に触れるのはおそらく、BB弾だけ準備すれば良くて手軽に楽しめるコッキングエアガンでしょう。しかし、その後に興味を抱くのが「本格的なエアガン」として人気を集める、ガスガンや電動ガンのようなメカニズムを持つ銃ですね。一方、10才以上用エアガンで近年注目を集めているのが「10禁電ブロハンドガン」てす。このエアガンは、初心者にも優しく、手軽に楽しめるものとして、多くの愛好者を惹きつけています。

「10禁」とは、10歳以上が使用できるエアガンを指し、非常に低い威力でありながら、電動で動作することで、シューティング体験をよりリアルに感じさせてくれます。この「10禁電ブロハンドガン」は、エアガンとしての魅力だけでなく、その使いやすさや手軽さから、子供だけでなくおとなでも楽しむ事ができます。

外観のクオリティやエアガンとしての威力は、10才以上用コッキング・エアガンと同等です。

〇電ブロハンドガンとは?

エアガンにはさまざまな種類がありますが、気軽に使えて面白いのが「電ブロ(電動ブローバック)ハンドガン」です。このエアガンは、ブローバック(後退)機能を搭載した電動ガンで、リアルな撃発感を味わえるのが特徴で、特に10禁(10歳以上)用のモデルは、パワーが控えめでありながら、その動作のスムーズさと手軽さが魅力となっています。

10禁電ブロハンドガンは、主に以下の特徴があります。

  1. 電動機構
    内蔵されているモーターがトリガーを引いた際に作動し、BB弾を発射する。この電動機構により、コッキングガンのように手動での操作を必要とせず、より簡単に使用できる。

  2. ブローバック機能
    銃のスライドが後退する「ブローバック」機能があり、実際のオートマチック・ハンドガンのような感覚を楽しめる。特に、スライドが後退する際の感触は、エアガンを愛する者にとっては非常に魅力的で、撃った感覚がよりリアルになる。

  3. 低い威力(10禁)
    10禁モデルは威力が控えめで、初心者でも安全に使用できる。これは、青少年育成条例に基づいて日本国内で使用するために必要な基準であり、安心してに遊ぶ事が出来ます。

〇10禁電ブロハンドガンの魅力

  1. 手軽にリアルなシューティング体験ができる
    10禁電ブロハンドガンの最大の魅力は、その簡単さです。コッキングガンでは、1発撃つ度に手動でのコッキング操作が必要ですが、10禁電ブロハンドガンはその点が非常に楽で、電池を入れてトリガーを引くだけで、シューティングが楽しめる。

  2. 経済的で環境にも優しい
    10禁電ブロハンドガンは乾電池さえ交換すれば長期間使用できるため経済的で、高価なバッテリーを用意する必要はありません。

  3. 初心者にも扱いやすい
    特に10禁モデルは、初心者にも扱いやすい設計がされており、エアガンを初めて触る人でも、難しく感じることなく楽しむことができます。ブローバック機能も、ガスガンに比べて軽い反動なので、初めてでも十分に楽しめます。

マルイ ハイキャパ4.3のフルオート射撃

 

〇10禁デンブロハンドガンの残念な点

  1. 実銃の様な初弾装填の儀式が無い。
    簡単に撃てる10禁電ブロハンドガンですが、それは実銃の様に「スライドを操作して初弾をチャンバーに送り込まないと撃てない」と言う儀式が無い事になります。人によっては物足りなさを感じる部分ですね。

  2. マガジンにリアリティが無い
    グリップに動力源の乾電池を収納するため、マガジンを収納するスペースが無くなり実銃のマガジンとは程遠い形状の細長いマガジンになっています。

  3. スライドのブローバックは、のんびりとした動き
    スライドの作動は、それ程俊敏には動きません。これは電池の性能やコスト的にみれば理解しないといけない部分ですね。動いているだけまし的に考えましょう。

  4. 耐久性が
    10禁電ブロハンドガンは、コスト的に18禁電動ガンのような強靭なメカボックスが有るわけでもないので、やや貧弱な構造で故障率も個人的主観ではマルイ製エアガンの中では少し高い様に思えます。私の経験では、故障の原因は一択でモーターに付いているピニオンギアが割れたり緩くなったりして空回りするトラブルです。

モーターに付いているピニオンギアが空回りすると、トリガーを引いてもモーターがウイーンと動いている音がするだけで、全く作動しません。

こうなると修理に出すか、買い替えるか、腕に自信のある方は分解して、ピニオンギアを直すかになります。

モーターが空回りしている動画

マルイ製電動ブローバック HK-P30を分解修理してみた のページはこちら

〇結論 もうコッキングには戻れない

「もうコッキングには戻れない!」という言葉が示すように、10禁電ブロ・ハンドガンはその便利さ、リアルな動作、扱いやすさ、そして安全性を兼ね備えた完璧なアイテムです。これまでの手動コッキングに比べ、射撃の際のストレスがなく、連続して撃てる面白さとスライドが作動する撃ち心地感。初心者から上級者まで、どんなエアガン愛好者にもおすすめできるこのアイテムは、エアソフトガンの楽しいアイテムとして、今後ますます人気を集めることでしょう。

もしまだコッキング式のエアガンを使っているなら、ぜひ一度この「10禁電ブロ・ハンドガン」を手に取って、その心地よい世界を体験してみてください。きっと、もう戻れなくなることでしょう。

お勧め10才以上用電動ブローバック電動ガン


1. マルイ製 P99 DAO
ドイツ ワルサー社のポリマーフレームオートピストル。コンパクトでサイズ感がちょうど良く、扱いやすいのが特徴です。

ワルサーと言えば、ジェームズ・ボンドの愛銃はワルサーPPKが有名ですが、18作目の「トゥモロー・ネバー・ダイ」から4作ほどはワルサーP99が使用されました。

P99 DAOのレビューページはこちらから

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2. マルイ製 M9A1シルバーモデル
イタリアを代表するガンメーカー ベレッタ社のM92Fはアメリカ軍に制式採用されて有名になったハンドガンです。

そのアメリカ軍での名称がM9で、改良版のM9A1ではアンダーマウントレイルを装備しています。

M9A1シルバーモデルのレビューページはこちらから

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3. マルイ製 ハイキャパ4.3

コルト社を代表するハンドガン・ガバメント。

そのガバメントのマガジンを太くし装弾数をふやしたモデルがハイキャパです。オリジナルのガバメントよりガッチリとしたスタイルが特徴です。

ブローバック電動ハンドガンのハイキャパでは、別売で装弾数35発の専用ロングマガジンもあります。

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電動ブローバック電動ガンとは?

マルイ製 電動ブローバック電動ガンは、10才以上用の電動ガンで単四乾電池4本を使用して作動します。

モデルによっては、セミオートに加えてフルオート射撃が出来るタイプもあります。

外観のクオリティや威力は、10才以上用コッキング・エアガンと同等ですが内部構造は全く別物で、電動ガン独特の物です。

射撃に合わせてスライドが前後に作動する(ブローバックもどき)のが特徴ですが、作動スピードはマッタリで動きも短め。

それでも実銃と同じ動きをしてくれるのは、撃っていて楽しいですよね。

コッキングエアガンと違って、連続して撃てるのは面白いです。

実銃のお話し

1938年にドイツ国防軍に制式採用されて以来、第二次世界大戦終結まで120万丁が生産されたワルサーP38の後継機として1976年に「P5」1988年には「P88」を開発しましたが、どちらもライバルの他社製品に比べて高価だったのが災いしてか、商業的には失敗に終わってしまいました。

1993年にエアガン界では有名なウマレックス社に買収され傘下にはいると、1996年にワルサー社初のポリマーフレームオートである「P99」を開発しました。

このP99は、提携していたアメリカのS&W社の影響を色濃く映し出しているモデルになりました。

なので数年後にS&W社によるライセンス生産モデルとして発売された「SW99」は、P99と瓜二つ。

ドイツ本国では警察用拳銃として認定されていて、徐々に正式採用する部隊も増えている様。

P99はドイツ以外にポーランドでも生産されていて、軍や警察に制式採用されています。

 

ワルサーと言えば、ジェームズ・ボンドの愛銃ワルサーPPKが有名ですが、18作目の「トゥモロー・ネバー・ダイ」から4作ほどはワルサーP99が使用されました。

でもまあ、それ以降はPPKに戻ったので、P99はスパイ用としてはサイズが大きすぎたのでしょうね。

  

データと銃の特徴

 

 

東京マルイ P99 DAO 電動ブロ電動ガン

10才以上用電動ブローバック電動ガン

固定ホップアップシステム

全長   181mm 

重量   318g(電池込み実測)

装弾数    16発

価格   4,980円 (税別)

 

この銃の特徴
〇10才以上用で、セミ・フルオートが楽しめる電動ガン
〇射撃に合わせてスライドがブローバックするアクションがリアルで楽しい
〇マルイ製ならではの実射性能の高さ

 

 

 

 

 

外観レビュー

外観は10才以上用コッキング・エアガンと同じレベルで、全面的にプラスチック感が強いですが、仕上げ的にはとても綺麗です。

さすがマルイさん!といったところ。

モナカ構造のフレームも、貼り合わせ部分は比較的我慢出来るレベル。

刻印類は、電動ブローバック仕様な物もあるし省略部分もありますが、ワルサーP99の雰囲気は出してます。

まあ刻印自体の質感は、お察しの通り。

銃の左側は、モナカ構造のフレームを貼り付けるためのネジが見えるので、ちょっとチープ感が漂います。

フロント・リアサイトにホワイトの色入れはありません。

リアサイトには窪みがあるので、頑張って自分で入れられそうかも。

スライド後部には、機能はありませんがコッキング・インジケーターがあります。

実銃ではコッキング状態だと赤い突起が突き出て、コッキングしている事を教えてくれます。

このエアガンではスライド作動中は突起が隠れて、なんとなく雰囲気を味わえるギミックになっています。

マズルには、しっかりライフリングが再現されています。

アルミ製のインナーバレルは、バレル先端までは伸びていません。

けっこう奥の方に見えます。

スライドの作動量は、正確ではないですが18mm位かなあ。

短めです。

スライド以外に可動部分は少なく、ほぼモールドです。

グリップには、マルイ製電動ブローバック電動ガン独自のセイフティが装備されています。

このレバーをしっかり握りながらトリガーを引かないと銃が作動しません。

これは実銃からするとリアルではありませんが、子供もたのしめる安全性を考慮したと言う事で。

電源の単四乾電池4本は、グリップ底部から挿入します。

アルカリ電池指定になってます。

マガジンは細長く湾曲した、通称バナナマガジン。

マガジンのリリースボタン等はありません。

マガジンを最後まで押し込むと固くなって落ちない仕様。

限られたスペースにマガジンを通さないといけないので、こんな細くて湾曲しているのですが、雰囲気は出ませんよね。

しかも装填したBB弾が、今にも飛び出しそうで携帯するのは、ちと不安。

装弾数は16発です。

フルオート射撃では、16発は少なく感じるかも。

別売ですが、同じ電動ブローバックのハイキャパシリーズ専用ロングマガジン(装弾数35発)が羨ましい。

実射

電池を入れてマガジンを装填すれば、いきなり撃ててしまうのは電動ガンならではの、つまらなさ。

トリガーも電気スイッチ的で、撃ちました感の無さときたら。

それでもスライドが固定された電動ハンドガンより全然たのしい。

のんびりガシャコンと動くスライドに愛らしささえ覚える。

やはり一発ずつスライドを引いて撃たないといけないコッキングエアガンとは、軽快感が全然違います。

フルオートは秒間5~6発程度なので、頑張ればセミオートで素早くトリガーを引けば同じくらいのスピードで撃てます。

が、あまり早いトリガーアクションをすると無反応になる場合もあるので、実戦で2~3発ずつ撃つ人は、フルオートにしてトリガーコントロールで2~3発撃つのがスマートかと。

10才以上用と言えど実射性能が良いのは、マルイさんらしい。

性能が安定しているので、新しく銃を購入する時に心配が要りません。

その代わり外れ個体だったらどうしよう・・・・と言うドキドキも無いですが。

 

距離 10m 半径2cm刻みの円(横幅がA4サイズ) 0.12gBB弾
セミオート10発

(注:距離10mでは、コピー用紙を全く貫通出来ません)

CYMA MP-443 18.5℃  43%
0.20gBB弾 平均初速   42.5m/s 
  
1発目 42.46m/s 
2発目 42.72m/s 
3発目 42.32m/s 
4発目 42.60m/s 
5発目 42.25m/s 
  
計測機 XCORTECH X3200 

0.12gBB弾の初速は、適正ホップ時の数値です。

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10才以上用電動ハンドガン

電動ハンドガンは、季節を問わず実射性能が安定しているため、サバイバルゲームやシューティング体験を楽しむための人気アイテムです。

特に10才以上のお子様が使えるモデルでは、遊びながらも安全性や扱いやすさが重視されています。

それでは、どのような電動ハンドガンを選べば良いのでしょうか?

今回は、10才以上用電動ブローバック・ハンドガンのお勧めモデルとそのメリット・デメリットについて詳しく解説します。


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10才以上エアガンの選び方

1. 安全性を重視する

子供が使用する際には、まず安全性が最優先です。

国内の業界団体に所属しているメーカーの10才以上用エアガンは、発射時の弾の速度や威力は青少年育成条例の規制値以下に設定されていて、正しい使い方をすれば安全に遊ぶことができます。

マルイ製10才以上用電動ブローバック電動ハンドガンは、実射性能に関しては大きな差はありませんので、どれを選んでも安心です。

2.扱いやすいサイズを選ぶ

子供が使うため、手に馴染むサイズや重さのエアガンを選ぶことが大切です。特に、軽量でコンパクトなモデルは、長時間の使用でも疲れにくくなります。

握りやすいグリップや、トリガーの位置も確認しておきましょう。

これによって、より快適に操作でき、ゲームを楽しむことができます。

 3.メンテナンスのしやすさ

エアガンは、定期的なメンテナンスが必要です。

簡単に分解・組み立てができるモデルだと、内部パーツにシリコンオイルの注油ができるのですが、電動ブローバックモデルは通常分解は出来ません。

ほこりや砂は内部に入り難い構造ですが、遊ぶ時に内部に異物が入り込まない様に注意すれば長持ちします。

クリーニング出来るのは、バレル位でしょうか。

特に子供が使う場合、自分でメンテナンスを楽しむことができると、より愛着が湧くのですが。

10才以上用電動ブローバック電動ハンドガンのメリット・デメリット

メリット

1. **安全性**: マルイ製10才以上用電動ブローバック電動ハンドガンは、独自のグリップ・セイフティが装備されていて、安全に遊べる設計になっています。

2. **扱いやすさ**: グリップ内に単四乾電池を入れてBB弾を装填すれば、すぐに撃てるので子供でも簡単に扱えます。

3. **楽しさ**: 射撃に合わせてスライドが作動し、実銃と同じく連続して撃てるのでコッキング・エアガンより撃つ楽しさがあります。フルオートで撃てるモデルもあります。

4. **バリエーション**: 懐かしいモデルからサブマシンガンまで、多彩なデザインが揃っており、選ぶ楽しさがあります。

 

デメリット

1. **ランニングコスト**: 当然と言えば当然ですが、電池を使用するのでそれなりにコストはかかります。

2. **価格帯**: マルイ製モデルは比較的安価ですが、マルイ製コッキングエアガンよりも500円~1500円ほど高い価格帯です。

3. **耐久性**: 銃の機関部分は18才以上用ほど頑丈に作られていないので、過酷な使い方をすると壊れやすいです。

お勧めの10才以上用電動ブローバック電動ハンドガン

 

1. マルイ製 P99 DAO
ドイツ ワルサー社のポリマーフレームオートピストル。コンパクトでサイズ感がちょうど良く、扱いやすいのが特徴です。

ワルサーと言えば、ジェームズ・ボンドの愛銃はワルサーPPKが有名ですが、18作目の「トゥモロー・ネバー・ダイ」から4作ほどはワルサーP99が使用されました。

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2. マルイ製 M9A1シルバーモデル
イタリアを代表するガンメーカー ベレッタ社のM92Fはアメリカ軍に制式採用されて有名になったハンドガンです。

そのアメリカ軍での名称がM9で、改良版のM9A1ではアンダーマウントレイルを装備しています。

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3. マルイ製 ハイキャパ4.3

コルト社を代表するハンドガン・ガバメント。

そのガバメントのマガジンを太くし装弾数をふやしたモデルがハイキャパです。オリジナルのガバメントよりガッチリとしたスタイルが特徴です。

ブローバック電動ハンドガンのハイキャパでは、別売で装弾数35発の専用ロングマガジンもあります。

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最後に


10才以上用の電動ハンドガンは、子供が安全に楽しめるアイテムとして非常に優れています。安全性や扱いやすさを重視し、自分に合ったモデルを選ぶことで、より充実したシューティング体験を得ることができます。マルイ製の電動ハンドガンは、信頼性も高く、特に初心者にとっておすすめの選択肢です。興味のある方は、ぜひ実際に手に取ってみてください。楽しさとスリルが待っています!

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